2011.03.03 Thursday
雛祭りの光と陰
数日前に桃の花や菜の花の束は、買ってきて、ベランダの白いホウロウの花入れに水を入れてドーンと入れたまま… ゆうべ、 「明日って雛祭りなんやね」ニュースキャスターの語りから次女が呟いて…はっとした。 娘ら小さな時はおばあちゃんも呼んだりして、雛ちらし寿司やハマグリの潮汁や、煮物や天麩羅も頑張って作ったりして毎年した雛祭り… 大きくなってからも、簡単にではあるけど、何日か前から雛飾りをして、ちらし寿司やちょっとご馳走作ってきてたのに…。 今年は長女は旅行中… 次女は大学から保育士免許の為の実習に神戸市西区の施設まで毎日出勤中で帰宅遅かったりだけど…帰宅した時おひなさま見たらちょっと気持ちホッコリするかな…と 私はまだ体調不良…だけど、今朝は熱もなかったから、とにかく色々考え過ぎないよう体を動かそうと、朝子供ら送り出してから、洗濯・掃除とアトリエへ運ぶ物纏めたりして、お花を花瓶に切って入れ、 お雛様用に桃と菜の花、 仏壇も綺麗にして桃の花、食卓にはローズ色のチューリップ、 母の遺影前には薄紫の小菊たち。 物入れから引っ張り出した小さな雛飾り。 次女の生まれた時にお祝いに貰った、一刀彫の人形と、亡き母が好きだった博多人形のまめ雛人形。 元々、悲しい逸話の多いお雛様たちだけど、 こんなに悲しげに見えたのは初めて… 冬に戻ったような空の下、アトリエへ走って制作…、中々進まない…今ちょっと小休止。 携帯についつい目をやる中毒症状に悲しくなる…。 置いてくる勇気も欲しい…けど、父親からの急な連絡あったらと思うとやっぱり手放せない。
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