YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
潔い生き方
月曜に、1.17コンサートに行った翌日火曜日は、成安造形大学授業がなかったので、アトリエで制作してから、夕方、ギャラリー島田の火曜サロン、開催中の展覧会の「「永田耕衣」を語る」、へ駆けつけました。

前日のコンサート会場で東京から駈けつけて来られてた、銀座・ギャラリー枝香庵の荒井さんとまたお会いでき、しばし歓談。
石井一男さんや武内ヒロクニさんの個展も手がけられてるギャラリー枝香庵さんで、今年9月に個展させていただけるのが嬉しい私なのですが、買い上げて下さった作品を、「今3点かけて眺めているんですよ」とあちらも嬉しそうに言ってくださるのが、本当にありがたいなと思ったことでした。

永田耕衣さんは、俳句の世界では稀有な存在・・・会派やらに一切属さず、独立独歩、「耕衣の前に道なし。。耕衣の後に道なし。。」(ちょっと言葉違ってたらごめんなさい)を貫いて、孤高を守った潔さ・・
恩師・三尾公三先生に通じる生き方に感じ入りました。
恥ずかしながら、今回の機会まで、全くその存在すら知らなかった私・・ギャラリー島田で25日まで開催中です。ギャラリー島田のHPで、展覧会案内も、ウグイスブログで火曜サロンの様子もしっかり見れるので、ぜひ覗いてみて下さい。

水曜は大手前大学で授業、
木曜、父親の病院診察日で、病院から共にサンドイッチランチ食べてから、俳句をたしなむ父は興味あるかもと、明石まで送る途中に北野・ギャラリー島田にまた立ち寄りました。
「俳句する人ならもちろん知ってる。現代俳句ともいうべきか・・どの流派にも属さずに・・たしか震災で奇蹟的に助かったんだ・・」父の方から火曜サロンで学んだことをまたおさらいさせてもらいながら、ギャラリーに入ると、「や・・・これはいいな・・・。こんな絵も描いていたのは知らなかった・・」痛く感じ入ってくれて・・案内して良かった・・・

金曜は大学授業後、京都まで高速を車飛ばし、京都市美術館で今日までだった、成安造形大学の卒業・進級制作展へ。
昨年より展示の仕方、見せ方に工夫した作品が多かった・・
若さゆえのどきっとさせる作品などもあっていい刺激?、、、、やや稚拙な作品も、もうプロとして仕事できるなという作品も、玉石混合ながら。。
その後、ギャラリーモーニングさんの藤本明子さん(京都芸大後輩、もうすぐ大阪・梅田・茶屋町の、ギャラリー4匹の猫での「春待ち展」でご一緒します)の個展にも駆け足で寄って、帰宅し大急ぎで夕食準備でした。

昨日土曜は、早朝からまたお弁当も作ってやって、息子のサッカー公式戦応援に。前夜の日本代表の試合同様、接戦の攻めては攻められての試合。前半終了間際に1点先制し、そのままいってくれと祈りつつ声援したけれど、後半に相手チームに入れられドロー終了。。。。う〜〜ん。。。

その後は、いい制作をするための心の栄養日に決めて、新開地に待っていてくれた友人と合流して、KAVC(神戸アートヴィレッジセンター)のKOBE:HEART〜神戸をうたう写真家たち〜を見に行き、一見して神戸を感じさせることはなくても、深い思索のある写真作品達に対峙。
この展のタイトルは、震災後に、神戸を元気づける音楽のチャリティーコンサートから始まった・・・そのことをつづられた、ミュージシャン大塚まさじさんのメッセージ文が、見落としてしまいそうなほどのさりげなさで掲示されていて・・そのことにも感動。
そして、パルシネマにて、映画2本・・「おかん」「川の底から」
どちらも親子の絆を描いた作品に、ぼろぼろに泣いたり笑ったり・・


永田耕衣さん、三尾公三先生、拝見した写真作品の一部や、映画のシーンや・・・
潔く生きる・・ということを思っていました。

子供のころ、弱いものいじめする子に立ち向かっていったりする私を、「よう子ちゃんは、ほんとに竹を割ったような性格。女の子にしとくのはもったいない」と助けてあげた男の子のお母さんから言われた私。。。
今は潔よく生きているだろうか・・・・反省しきり・・・
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