2010.11.25 Thursday
古い小学校の教室の光の中で…
昨日…
朝から大手前大学で授業後、また三尾公三先生の来年の展覧会実行委員会に出るため京都造形芸大へ。 阪急で京都・四条河原町に着いてから、時間が許す限りギャラリーも回って造形芸大へと思って急いだのでしたが、まず行ったのが、ここ、元・立誠小学校を会場にした、「ArtsBar@Rissei京都学生芸術作品展2010」 京都地域で芸術文化を学ぶ11大学の学生による合同作品展。 木屋町通り高瀬川沿いに四条から三条のちょうど真ん中辺り、この小学校は私が芸大生の頃は…というか最近まで確かに小学校として使われてたと思う、何度となく前は通っていた場所。でも入るのは初めて。 四条烏丸近くの明倫小学校は、もう何年か前から、京都芸術センターとして、現代アートの色々なイベントを開催されていて時々足を運んでいます。 古くからある小学校のしっかりした建物は、自分が通った所でなくとも、色んな記憶を呼び覚ますかのような、沢山の時代の集積した出来事が気配として漂うかの不思議な感覚があって、古いものたちはもちろん、新しいアートにも、その作品が持つものをより以上に見せたりします。(逆にあわない作品もありますが) 昨日は、空気が冷たかった分澄んだ光が静かな教室に差し込んで、それだけで絵になる空間が広がっていました。 なんだか…幸せだった小学校時代の、自分や友達やら亡き姉やらがその日だまりで笑い合ってる声もふと聞こえた気がしました。 この画像は3階の京都芸大の部屋。 実は、真ん中辺りのネイビーブルーの椅子は、プロダクトデザインで何人か出していた中の長女の作品です。 今日、父親の病院に付き添っていて、昨日、その頃、血圧が急に下がっていて、来てくれていたケアマネージャーさんに付き添って貰い病院受診していた事知り、それを知らずに京都へ行ってしまってた事・・、足がいよいよ大変になってきたけど、やはり高齢で色んな病気も抱えてるし、手術は無理と言うこと・・・、重く受け止めながら帰ってきて… でも、家では思春期真っ盛りの息子や日々悩める娘らや、大きな子供らとの色々な悩ましい対峙… (毎日大変な闘いが……といっても、もっともっと大変な闘いをしている人もたくさんいるわけで・・、blogに生々しい愚痴は書きたくないしタブーだと思ってもいて、かなり抑えているつもり。…ですが人間ができてないからつい書いてしまって削除した事も…。) それぞれに自分が抱える問題が一番大変と思ってるわけで… でもいい加減にして!って怒る時もあれば、真剣な聞いてやらないといけない(大きな深い問題を孕んでいそうな)時もあり、そういう時は真夜中だろうが日付が変わろうが聞いて話しすることに…。 でも私が忙しく遅くなる日が続いたりすると、会話の時間が持てずに息子や娘のイライラや返事もしない状態になることもしばしば。 (ほんとに身体がいくつかほしい…) 結局、中々誰に聞いて貰うわけにもいかない自分の問題は、やはりカウンセリングかな…?(行く時間があれば…) 「サトミ(亡き姉)にもお母さんにも先立たれ、もうあんたにまで先立たれるのは嫌やから…身体だけは気をつけて元気でいてくれ…」と今日呟いた86歳の父親のために、いつでも飛んで行ける元気な私でいられるように、また微熱の続く身体を、近く検査受けにいかないといけないなと思います。
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