2010.09.08 Wednesday
個展4日目・・・不思議なめぐり合わせを神様に感謝・・
あっという間に個展も4日目・・
連日、懐かしい教え子が来てくれたり、新聞を見てきて下さった方、ギャラリー前を通りかかって、思わず作品に引き込まれて・・という方、HPを拝見して是非見てみたいと思っていて・・来てみて実物はすごくいいですね・・と、じっとじっと長く見つめて下さる方・・ 大好きな先輩や神戸の親類や、、友人や、友人の友人も・・・・ ありがたく元気をもらっています。 個展突入までのどたばたと、突入後も、帰ってからは洗濯などの家事・翌日の子供らの食材準備など、そしてメールも頻繁に入って来て、やはりゆっくり眠ることはできずにいて、かなり心身ともにぎりぎり状態・・ でも、毎日色々に、前向きな励ましをもらっているおかげで、倒れずにいられるのかも・・、心が体に及ぼす力の大きさを感じます。 今日は、ギャラリー開廊前に、島田さんが立ち上げられた神戸文化支援基金への、西川千鶴子さんという方(ごく最近亡くなられました)の遺志による寄贈の受贈式がありました。 個人的にはおつきあいはなかった西川さんですが、ギャラリー島田の火曜サロンを私がお手伝いできたときなど、何回となくお顔を合わせていて、今年になってからも、一度サロンで気分悪くなられて、裏にお連れして介抱したり、次にサロンでお目にかかったときに、「その後体調は大丈夫でしたか?」と伺うと、「前はお世話かけてごめんね〜。ありがとう、もう大丈夫」と元気にされてたりで、まだごく最近お会いした感覚だったのに、亡くなられたこと聞き愕然。 ・・・生前、キャリアウーマンの走りで、独身貴族、ものすごく多趣味にアクティブに色々なことをこなされ、 10年ほど前に乗馬中の落馬事故によって障害を負われてからも、色々なことに挑戦されていて、物事に何事もはっきりとものいう性格から、けむたがられたりわがままと見られたりしながら、いいものはいいとはっきりされていて、もし私が死んだらギャラリー島田の文化的活動に寄付するとおっしゃられていたそうで、突然の死であったにも関わらず、従兄弟の方がちゃんとその遺志を具現されたことは、すごいことだなと感じいりながら、その受贈式に立ち会わせていただきました。 実は19年前、ギャラリー島田の前身、元町の海文堂ギャラリーでの初個展を企画していただいたときが、亀井純子さんという方の純粋な遺志により、遺族の寄付があって、若手芸術家支援のための「亀井純子基金」のまさに立ち上げのときだったのです。 そういう、一市民の方の、純粋な芸術支援の思いによる今の世の中では奇蹟のような、一縷の希望の光を見るかのような、記念すべき基金のたち上げに、今回また立ち会わせて頂けたことに、とても不思議なめぐりあわせと、幸せを思ったことでした。
| - | 00:09 | comments(2) | - |
|