YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
優しさにつつまれたなら・・・
かつて大学時代にユーミンと出会った・・・「ひこうき雲」や「かげりゆく部屋]「ベルベットイースター」「中央フリーウェイ」・・先日書いた「海を見ていた午後」や「カンナ8号線」なんかも・・
とにかく、並んだ言葉がいちいち胸に響いた・・・悲しいほどお天気・・とか・・
光があふれる場所にこそ音が遠ざかって悲しみが漂うこともあることを体験してもいたし。

ちりばめられた言葉や、タイトルに、ひとつひとつ絵が描けるような気がしたものでした。

変調された独特のメロディーにのって運ばれる言葉に、それがユーミンの日々の努力(友人たちの失恋や出会いや日々のエピソードにもできるだけ耳を傾け、時間がなくても海の見える公園で海を眺めたり映画を見たり音楽を聞いたり感性を研ぎ澄まし)に裏打ちされてのものであることは、ある雑誌のユーミン特集での彼女自身の言葉によって知るのでしたが・・・

昨日も一昨日も電車に乗る時に、また言葉が浮かんで書きとめようとするのに、いつものブルーのノートをかばんからだして家で見ていたためになくて、帰ってから書こうと思っていても、やはりそのときすぐ書き留めないと消えていってしまうのでした。(記憶力のなさに情けなくなりながら・・)
言葉ってはかない・・

今日は、朝からNHK文化センター神戸で「大好きな絵を描こう講座]、自分の個展も迫って大変な状況なんですが、この講座の方々の年に一度の展覧会の搬入も迫っていて、なんと個展搬入の前日。
今日もそれぞれの方の展覧会に出す作品の相談に応じ決めていったり、搬入の最終確認をしたり・・通常の絵の制作指導もしつつ大忙し。
でも、皆さん本当に熱心で一生懸命描いてはって・・・自分もがんばらないといけないなと、また思わせてもらうのでした。

そのあとギャラリー島田へ。今日スタートの片山みやびさんの個展。
芸大7年くらい後輩とはいえ、画家一本でやってるある意味私なんかよりよほどプロをいく彼女はもうすぐ文化庁から1年間デンマークへ子供らも一緒に留学するのです。
私も、展覧会でYUKO宅へ滞在させてもらったそれぞれ1週間から10日のデンマーク3回の経験でも、いっぱい涙を流してしまうほど感動の連続だった国。
今回もうすぐの私の個展にも、一昨年のデンマークでの風景が自分なりの心象風景になってたくさん登場するくらい。
きっと彼女の1年間はすごい体験になるのだろうな・・・がんばってほしいな・・
そう思いながらついいらぬ心配のよけいなこともいってしまった先輩でした。

ギャラリー島田の島田さんやウグイスさんと会ってもいつもホッとする私、帰ってまた個展準備しなければと思いつつホッとする友人にも会えて・・
なんだかまたユーミンのフレーズ

優しさにつつまれたなら・・

人は弱いけど、人に元気をもらって頑張れる、そう思ったことでした。

明日は早朝から息子はサッカー公式戦。今からユニフォームのゼッケンを縫いつけます。
昨日先生に背番号選ばせてもらえたとかで、息子が選んだのはやはりヴィッセル神戸の大久保と同じ13番。
「大久保選手くらいガッツでがんばりや」

明日は私は同じく早朝出発で京都モーネ工房でのワークショップへなので、遠くからエールを送ります。
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