YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
素直な気持ちで・・・
金曜日、大学が終わってから、飛んで帰って京都・モーネ工房へ。

来年7月のY3(YUKO & YUKIKO & YOKO)展の打ち合わせで、その展示空間でYUKOの持ってきたデンマークの空気を運んできたような作品の一部を試しに天井からつるしてみたり、壁面を見ながら、私の絵画作品をどんな感じに(大きさを含め)YUKOの作品とコラボするかを、来年のY3ではプロデューサ―として関わりたいという由季子の意見を聞きながら考えたり・・・

学生時代のバスケット部コンパではキャンディーズや鬼のパンツやらされた(進んでやってた?)30数年来の親友3人トリオで、遠くデンマークに離れていても、会えば瞬時にあほなこと言い合える仲間ですが、こういう展覧会の話し合いは真剣そのものに、意見交換・・ピンと張りつめた空気が流れます。すぐ私たちに話しかけたくなるYUKOの息子ニコラスにはお絵かきをしてもらって・・(うちの息子が夏期講習でこれないことをものすごく残念がっていたけど、おとなしく絵を描いてくれてたのが、日本の子供より何倍もパワフルな怪獣のようなデンマークっ子ニコラスも成長したなあとちょっと感慨深いものもありました)

現代のアートの展覧会では、コンセプトをとかく難しい言葉で語りがちですが、このY3を始めた最初の趣旨も、アートを身近に暮らしに・・。
だから、来年の七夕の時期にするY3のテーマも、現実空間からはちょっと違う空間世界に入って、浸って・・癒されて・・寝そべって作品見られる「観測場所」も作ったりして、すなおにそのままに七夕に「星に願いを・・」でいこうか・・と。
そして、YUKOの作品・・トレーシングペーパーでできた美しい北欧カラ―の小さな沢山の文字たちを空間につなぎ引っ張る下の重しの石たちを、デンマークの展では海で拾ってきた石たちを使ったけど、とにかく数が多いし、日本に送るには重量がものすごくなるからちょっと無理、どうしよう・・どこかで拾って来れるかなという相談になって・・・そこで3人よれば文殊の知恵?・・3人ともに「それいいやん!」と鳥肌もので盛りあがったのが、
あとまだ1年あるし、モーネ工房に来る人も増えてるし、参加型という形で、石を募集して集めよう・・それに、その人その人の願いも書いてもらおう・・まさに沢山の人も参加しての[星に願いを」やん!絶対集まる!
多すぎたら下に並べてもいいし・・いいねえ〜・・・・

わくわくしながら、展覧会を企画できるのが本当に嬉しく楽しみになります。
国際的アーティストとして活躍するYUKO、デザイナーとしてももの作り工房モーネの主催者としてもファンが増える一方の由季子、二人とも本当に才能豊かでアイデアも一流で、いい刺激を沢山貰いながら・・充実した打ち合わせでした。

そして昨日土曜は、また朝から忙しく掃除や洗濯や制作や食事用意しながら、ちょっと持っていく食材も用意して、夕方、ギャラリー島田・ミニアチュール神戸展のオープニング大交流会へ。
途中、迷いに迷って見に来てくれたという、成安造形大学の教え子1年生二人が帰るところに出会って、うれしい・・はるばる滋賀からよく来てくれたね。
交流会では沢山の出品者の簡単な自己紹介、私も・・、また色々な出会いやつながりの連鎖・・
最後の片づけまではおれなくて心苦しかったけれど、九州から来てられた作家さん夫妻が私の出品作2点のうち「The Gate for freedom 」を買い上げてくださって作品についての色々お話もできて・・感謝・・

ちょっと疲れ気味の島田さんやウグイスさん心配しながら、とにかく私は、9月4日からの個展に全力投球していいものにすることがささやかなまた恩返しかなと・・がんばらなきゃ・・と思います。
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