2010.05.14 Friday
子供も大人もほめられたら元気が・・
こんな時間になって、色々な雑用や仕事もやり終えて、家族の寝息が響く中で、すぐ寝なきゃ(6時過ぎには起きないと・・やし)と思いながらも、ついやっと一息・・・ってPCに向かっています。
今日は息子の中学2年担任の先生の家庭訪問。 木曜しか大学やNHKの仕事の休みの日がないし、ピンポイントでの希望で申し訳なかったんですが、ちゃんと応じて来て下さいました。 前にも書いた気がしますが、実はこの先生、私が大手前大学で教えた学生(芦屋市立美術博物館でのイベントに頼んだら、快くボランティアで駈けつけてくれたり、3年前のギャラリー島田での私とデンマークのYUKOの2人展も、搬出など手伝ってくれた可愛い学生たちの中の一人、そのお母さんが私にそっくりだったらしいのですが・・・)と、中学で同級生だったことが、昨年の家庭訪問、、そのあとの教え子とのやりとりなどでわかって、なんだか母のように慕ってくれてた教え子と重なって、新卒で慣れない教師生活に右往左往しながらも頑張って2年めに息子の担任に、そして今年もまた担任になったT先生、ついつい会うたびに[頑張ってくださいね、何か母たちが動いた方がいいようなことが起こった時には行ってくださいね」と、エールを送ってしまうのでした。 今日は、家庭訪問も4日目最終日。しかもうちの後はかなりあいて後一軒になってたので、学校からの連絡プリントには、「一人10分くらい、玄関先でのお話でお願いします」となっていましたが、どうぞゆっくり一休みして行ってくださいと上がって頂いて、息子のこと、そのT先生と同級生のともに小野市出身のUくんの話、そしてかつて私も大学出てすぐ中学で教師となり担任もしたので、[経験が全くないから本当に何から何までわからないことばかりで」といわれるのが「すご〜〜くわかります!でも、年配の先生に、経験は大事で自然と慣れてくるけど、最初のころのひたむきさや頑張りは若い先生ならでは・・自分らもそうやったなと思いながら今はその点では逆に負けると言って頂いて・・」 そして、「1年目は本当にわけわからないまま・・2年目に・・君(息子)ら担任させていただいて、3年目の今年は少しはわかってきたかな・・」というT先生に、 「最初の1年2年、は経験して(1年のサイクルや学校の仕組みがやっとわかってきて)の進歩が著しいです・・先日の参観授業も、T先生昨年より本当にゆとりを持って、子供らの気持ちつかみながら授業されてるなって感心して見てました」 とてもうれしそうだった25歳好青年のT先生。 思わず、尊敬する仲島正教先生のHP、若手教師を育てるセミナーもされてるし、見て見られるといいですよと、勧めてしまいました。 T先生、頑張ってくださいね! 子供はほめて育てましょう・・とよくいいますが、(私が怒るとよく息子がコマーシャルの真似して「お母さん。子供はほめて育てましょう・・やで」と言ってました)、大人だってほめられると頑張ろうって気になりますよね。 先日京都で廻った画廊で、私の芳名帳へのサインを見て、[井上よう子さんてあなたでしたか・・よくあちこちで名前と作品は見るけどお顔が結びつかないでいて・・」と昔からある現代美術画廊オーナーに言われてうれしく元気がでたり、一緒に授業担当する大先輩画家先生に、[井上さんのおかげで授業アンケートの学生評価がアップしてる・・さすがや・・」とか、たよりにしてるようなこと言っていただくと、日々の忙しさ大変さも吹っ飛んだり・・ 大切な友人に、自分を大切に想ってもらえることも、ときに自身喪失して落ち込んだり悩んだりの「自分」という存在を、どうでもいい存在ではない、大切な存在だと思わせてもらえることで、つまりはほめてもらってるような、尊重してくれることでの元気をもらえてる・・そんな気がします。 弱い自分がそういうほめてもらうことで元気に頑張れてることを思うと、(85歳の父親も、ほめてもらうのはうれしいからな・・とちょっと俳句の会の講師をしたりして、先生、先生、と引き立ててもらうことに元気をもらうと・・) 子供たちにも、学生たちにも、もっともっとほめてあげないといけないな・・とちょっと反省。 でも反省を忘れて、ついつい目の前のことで、お小言言ってしまうのでした。 と、今日も反省・・・・・
| - | 03:17 | comments(0) | - |
|