2010.03.22 Monday
かえるちゃんの本
かつてはモーネ工房の一角に住んでいて、ステキなお昼のまかないを「かえる食堂」として出してくれていたかえるちゃんが、結婚して東京に移り住んで何年になるだろう… デンマークのYUKO-TAKADA-KELLER・モーネ工房の井上由季子・そして私井上よう子のY3展を京都・ギャラリーaでやった時には、会場に詰めてくれたり、展示作業に脚立の一番高くに上がって頑張ってくれたりもした…そんないつも心優しいかえるちゃんこと松本朱希子(まつもとあきこ)さんの作るお料理も文章にも、その優しさと、でも芯のしっかり通ったぶれない生き方がしっかりあって、最初の著書『はじめまして「かえる食堂」です』(主婦と生活社)は沢山の人の心を捕らえて、すっかり売れっ子に・・。 色々な雑誌への仕事も次々頼まれこなしながら、また新たな本が先日発売されました。(もう5冊め?) かえる食堂の小さな暮らしシリーズ3冊(筑摩書房)の2番め。 「好きな素材と台所道具で」 広島の実家から届く(もちろん普通にも手に入る)旬の素材や、好きな台所道具を使ってじんわり優しく美味しい料理の提案。 ブックデザインは井上由季子サン、写真は公文美和さん、素敵でないはずありませんね。 画像上は、右・牡蠣とねぎのオーブン焼き。左・牡蠣しゃぶ、のページ。 ごま油で炒めたレンコンとかつお節をまぜてみりん醤油をつけて焼く焼きおむすびや、水気を切った木綿豆腐に塩を振って薄く油塗った焼き網でじっくり焼き、手作り夏みかんポン酢で食べる焼き豆腐など、一見シンプルに見えるお料理も、なぜかとても懐かしい感じでおいしそうです。
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