YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
ホテルのような…

先端医療センター病院は、「ホテルのような綺麗な病院」とお聞きしていたのですが、まさに、その通り。
ポートライナーの「先端医療センター前」駅から直結して2階フロント・総合受付へ繋がっていて、1階にはセルフサービスのカフェテリアがあり、中庭に面していて大きな一枚ガラスから自然光がふんだんに注がれとても明るいです。(回りにあまり店もないので、患者や家族だけでなく、医師や看護士達、先端医療センターの研究棟の職員の方々など、お昼時は凄い混みようでした)

5階の病棟は、廊下の天井が、ガラス窓になっていて、昼間はやはり自然光が上から注がれて、建物自体が新しい上に、病院特有のあの閉塞感がなく開放感があります。
先端医療での放射線治療や、手術や、1週間から10日の集中的な入院で、長引く入院は中央市民病院へ移ったり、元にいた病院に戻ったりになるようなので、病床は多くはありません。

重大な病気を抱えた患者さん達が、自らの存在をかけた治療に来る…そのしばらくの滞在を、心地よく過ごせるように…そんなホスピタリティーに溢れる場所です。

それだけに、簡単に個人で訪れる事ができないのか、色々な治療方法の選択を話し合い、先端医療センターへ打診してくれた西宮中央病院のN医師が、「中々敷居が高い病院なので、すぐに診て貰えるかわからない」
と、何回か電話して下さっていました。本当に有り難い事だったと思います。

今、2人に1人がガンになると(3人に1人がガンで亡くなる)言われる日本。
辛い事が多い闘病の中、心地良い場所で最新の医療を受けられるという機会が、狭き門でなく、多くのガンと闘う方々に与えられるようにと思ってしまいます。

でも、どんなに心地よくても、やはり自宅が一番のようで、父も治療を無事終えてまた退院する日を(予定通りに週末にと心に決めて)心待ちにしているようです。
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