2009.01.19 Monday
大波乱1・17 コンサート- …2
あれだけリハーサルしてマイクチェックもされてたのに、竹下さんの声が割れるマイク異常に会場がざわめくと、すぐに割り込み放送、「火災が発生しました!すぐに避難して下さい!」。…え!?
最初は間違って流れた放送かと思ったり、最前列に座っておられた兵庫県知事に「避難訓練ですか?」と尋ねる方もいたようですが、次々入る放送が「18階で火災が発生しました。速やかに避難してください。」と具体的になるし、エレベーターが動かなくなってるとの事で、とにかく皆さん外へとスタッフ総出で誘導。緊張感が走りました。 高齢でせっかく並んでいい席座ったのにと、皆さんが外へ出て行ってるのに座りこんで一人残ろうとする最前列の女性に、舞台の上から「避難して下さい」とご自分もまだ逃げずに諭される竹下景子さんに、また感動しながら(竹下さんが時に涙しながら朗読される詩が心に響くのは、演技ではなく本当に、人への温かい心をお持ちだからなんだなと…)、駆け寄って行ってその方を避難ルートへ誘導しました。 外から見上げると、確かに18階付近から煙りが流れ出ていて、赤い炎が見えたと言う声も…消防車も次々到着して……とるものもとりあえず外に出て、高齢の方が多いのに寒い中どうなるかと心配しましたが、幸いそう長引く事なく「18階の火災は鎮火しました。」の放送。 もう諦めて帰った方もあったようですが、大半の方がやはり聞きたい、やって欲しいと会場に(また誘導に従って)戻られ、どうするのが一番いいかを話しあって、もう中止にして後日チケット代払い戻しをどうするかを考えた方がよいのでは…とも話しあってられた実行委員会面々。一応近くの阪急の喫茶店へマネージャーさんらと避難されてた竹下さんの「やりましょう」の一言で、再開決定。 左手のピアニスト・智内威雄さんも、戻ってすぐまた着替えて舞台へ。予定外の曲も弾いて下さったり…。 沢山の方が階段使って4階から降りたり、また上がったり…スタッフも情報に翻弄され走り回ったり…大変な事でしたが、忘れえぬコンサートとなりました。
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