YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
ファミリークリスマス- できる幸せに感謝…

我が家はキリスト教ではないけれど、幼稚園時代、キリスト教の園で聖誕劇マリア様役をやらせてもらった思い出や、小学校時代に日曜学校-芦屋の聖マルコ教会へ通い、礼拝で神父様のお話を毎日曜日聞いた思い出が、私にX'masを特別な日にしている気がします。
それに、亡き母が、頑張ってチキンの丸焼きをしたり、寝てから枕元にサンタクロースからのプレゼントとカード、「あなたは他の子供が信じなくなりかけてもずっと信じてくれてて可愛かった」と、温かな思い出を作ってくれたから…、私も子供達に、お誕生日とはまた違う、ワクワクする心温まる日の思い出を、大人になった時にホッと思い出して欲しくて、ささやかに毎年、どんなに忙しくてもファミリークリスマスを熟して来ました。

派遣切りや内定取り消し、世間は厳しい風が吹き荒れていて、職を失いクリスマスどころでない方々も沢山…
先日の個展中も永年勤めた非常勤講師の仕事が無くなった先輩画家が、仕事ないかな…と。
そんな中、我が家も厳しいなりにゆうべもまた家族でX'masを祝えた幸せを思います。

〈ファミリークリスマスディナーメニュー〉鶏の足を焼いて、人参・インゲンのグラッセとエリンギのガーリックバター炒め添え、
ローストビーフとグリーンサラダ、
明太子+クリームチーズ・カッテージチーズのディップと偽キャビアをソーダクラッカーに添え、
バジル入りフランスパンにガーリックバター、
市販のサーモンやホタテとチーズのテリーヌや、ソフトサラミなど盛り合わせてのオードブル

TVは消して、X'masソングを流しての団欒の後、
皆寝静まってからの夜中、今年で最後のサンタクロース。
長女・次女にも順にしてきたように、末っ子息子にも小学生の終わりに「来年からはもっと小さい子供達の所へ行くからこれで最後です」の左手で書いたカードを添えて…もうわかってるんだろうけど…枕元に吊したビッグ靴下に、母さんサンタクロース最後のプレゼントを入れておきました。

来年からは、娘たち同様、サンタでなく「母」からのブレゼントに…
今年はたまたま水曜が休みの主人が珍しく早くからいたけれど、長女はバイトで遅く、来年は次女は大学受験直前、どんなX'masになるのかな…
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