2008.06.27 Friday
父が緊急入院…体が2 つ欲しい
今日は唯一、昼間に家で作業できる日で……、秋の21世紀女性作家展DM用写真と略歴や、7月3日からの京都アートフェア2008に出す、10号の作品、今週中に送らねばならないそれらの発送準備や、8月のデンマークでの展覧会の時に今度こそ寄って下さいと言って下さってる、スウェーデン在住のN先生へのお便り(先々月に神戸で個展され帰国されてから、お便り頂いていたのに、忙しさで今ごろになり、展覧会日程やOpeningをお知らせ)など、バタバタこなしていっているさなかに、西宮病院へ3ヶ月置きの検査と投薬受けに行ってた父から電話。「緊急入院になった…」 本当にちょうど居る時でよかった…そして、本人が電話できる状態でよかった。 昨日も大学からの私の帰宅は夜9時。明日も朝一番から大学で授業。授業中は電話にも出られないし、実技授業だから、3時間半はぶっ通し。今日でなければ連絡つかず、父も困ったはず。 父は、21年前に母が亡くなった後は、持病の糖尿とリューマチが悪化して一時は我が家で寝たきりになりかけ、その後も入退院を繰り返して、ひとりむすめの私だけが頼り。乳飲み子を抱えての病院通いや介護は、正直言葉で簡単には言えないほど辛い日々もあり、私が厳しい生活の中、流産したりしても何とか2人目3人目を産もうと思ったのは、子供に私と同じ思い、親の事を相談でき、ともに協力できる兄弟姉妹がいてくれたら…と辛い思いをさせたくない一心でした。 でも、ここ数年は、俳句の会で講師を頼まれたり、シルバー世代の国際交流の会で代表頼まれたりと、引き立てて下さるお友達や後輩の方々のおかげで、凄く元気になり、逆に私を心配したりしてくれながら、我が家と明石の住まいを行ったり来たり。 4年前、我が家から元気に明石へ戻ったとたんに「家の中でこけて動けなくなった。腰の骨が折れたみたいや…」との電話に、とにかく救急車呼ぶよう言って、風邪で熱出してた私が何とか車飛ばして病院へ駆け付け、それから2ヶ月半の長い入院はあったけど、その後は心臓の検査入院くらいで、2年ぶりくらい。 定期的に病院にかかりに我が家へ来ても、今月84歳になったとは思えないと子供らとも言ってたのです。 父も入院させられると思ってなかったので、急ぎ病院へ駆け付けてから明石の家へ車飛ばし、父が色々持ってきてほしいというものを揃え、冷蔵庫の生ものは冷凍できる物は冷凍し、棄てたり、持ち帰りできるものは纏めて、生ゴミともとも持ち帰り、野菜などは隣りに住むおばさんに申し訳ないけど…って引き取って貰い、郵便物などもかき集めて病院へとんぼ返り。 そして遅くにやっと帰宅。 とにかくこれからしばらくは、出勤前や後に病院に寄る日々が続きます。あぁ、体が2つ3つ欲しい… でも、まだまだ元気でいて欲しい… 私の一番のサポーターの(私の受賞や展覧会を、いつもだれよりも喜び、楽しみにしてくれる)父です。
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