2007.08.25 Saturday
空の広い場所で…
九州・鹿児島本線で博多から南へ、特急約40分の瀬高駅。そこから車で15分、過疎が進むこの地に、来春某大学ができる事に、期待がかかるそう。だけど、田畑の緑が広がり、有明海に面したこの、広々と街灯も少ない、自然な風景は、空が広く感じられました。 娘さん(母のいとこ)運転の車で迎えに来てくれたおばさんは、昔と変わらぬ優しさと賢さを感じさせる笑顔で、私達が見えると嬉しそうに手を振ってくれました。話しをしても、そんなに変わりはなく少しホッとした私でしたが、やはり高齢が為、記憶がもたないようで、息子の学年や、娘が大学・高校に入った話しなど、「大きくなったわねぇ」「よかったわねぇ」とひとしきり話しても、また10分毎位に同じ質問…、時々自分でも同じ質問した事に気付いて、「そのうち、あなたどなたさんでした?って言いそうね」とつぶやくおばさんに、「おばさんは大丈夫よ」と笑い返しながら、やはり年齢には勝てないけれど(私も日々若い時のように行かない事実感してるし)、亡き祖父や母の面影も感じるおばさんには、まだまだ元気で長生きしてほしいと、切に思った私でした。
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