2022.07.29 Friday
夏休みと蝉の聲
朝早くからけたたましい蝉の聲が一段と大きくなってきていて、
何だかここぞとばかりに、命のかぎりに、響かせてるように聞こえてきて、切なさを感じてしまいます。 もう先週小中学校などは夏休みに入ったようですが、大学は今週まで授業。 月曜に「絵画基礎」、火曜に「美術科教育法」、昨日木曜に「現代絵画表現」の合評会を無事終了。頑張って作品を仕上げて(中には徹夜に近い頑張りで)来た学生たちは、一様にちょっとホッとした表情で、帰って行きました。お疲れ様!やっと夏休みやね。元気で過ごしてね!声かけながら別れて・・ 少し前からまたコロナ感染者が急増の社会状況の中、学生の中にも、濃厚接触者やら連絡が入ってきて、何とか最終合評会が対面で終えられますように…と祈る思いでした。 自分の作品も、他の学生の作品たちも実際の作品を目の前にして、本人がコンセプトを発表し学生同士質問や意見交換をした上で講評するのは、時に作品に迫ったり離れて見たりしながら、微妙な重なりの色あいや、マチエール(画肌)や、オンラインでは感じ取れない沢山のものがあり、本当に対面授業の大切さを思うのです。1名だけやむなき欠席となった以外は全員出席で終えられて、本当に良かった・・・ 私はまだ今日もこれから別大学で留学生向け補講授業(来週も)あり、そして8月末に搬入迫って来た銀座の個展への準備に追われます。 夏休みどころではないなと苦笑しながらも、個展もこんなときだからこそ、静かに絵に浸って心ほっとするひと時を持っていただけたらと…無事開催を祈って、頑張りたいと思います。
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