2021.02.03 Wednesday
いちにち いちにち
今日、資料を探して本棚を探った時に、引き寄せられたように出て来た本。
10年前,40代で亡くなったデザイナ―柏木江里子さんが病室で描いた花のスケッチに,青木美詠子さんが言葉を添えた 『 いちにち いちにち 』 「 ただ 生きていればいいと 友が いのちがけで 教えてくれた そんな気がした 」 命の証を記すように描かれた絵に寄り添う言葉が、今、とても沁みた。 「 いちにち いちにち へいぼんな日を いちにち いちにち 過ごしている もし今日が最後だと思えば 誰しも つまらないことで 怒り合うことはしないだろう ・・・ 」 そして、 「デジタルカメラの最後に入っていたのは 病室からの空とつばめだった 」 との最後のページの写真に、昨年から今年、私が描いている絵に通じるものがあって…… この本のこと忘れていたのに… 不思議な気持ちと切ない気持ちが重なって… また天上にいった人たちを想い、そこにある光を想いながら、今日もアトリエに走って、絵に向かったのでした。
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