2018.11.10 Saturday
哀しい突然の別れ
誰もが信じられない思いで、その遺影を見つめていました。
私も、つい先月の、元永定正先生のくれない忌で、駅で一緒になり会場まで色々お話ししながら歩いたところでしたし、夏のギャラリー島田の個展にも来て下さったし・・・ でも、今から10数年前、ギャラリー島田が今の場所に(元町の海文堂から)移って最初の個展オープニングではちょうど芦屋市立美術博物館での展覧会されていてそちらのオープニングから団体で流れて来られ、具体の作家として現代美術で暴れたる精神で、私の具象絵画への批判とも感じられるパフォーマンスをされたこともありました。それから、何度となくギャラリーでお目にかかるうちに、徐々に私という作家もしっかり認識をして下さるようになって、昨年や今年の個展では、「井上さん、よお頑張ってるなあ」とにこにこ言って下さったり… 私に限らず、本当にこまめにギャラリーも見て回られ、1年中どこかで展覧会やパフォーマンスもされて、本当にパワフルで誰よりも元気で… 駆けつけたお通夜で左に同席した現代美術作家・榎忠さんは、「僕な、堀尾さんは死なへんと思ててん」思わず「私もです」と涙。 右に同席した具体の研究者・加藤瑞穂さんは「三日前に食事ご一緒してお話聞いたところなんです」「えっ!3日前?」 元気を貰った人達で、お通夜の会場は溢れかえって・・・ お疲れさまでした。ありがとうございました。棺の中のお顔にそれだけ言うのが精いっぱいでしたが、、、 堀尾貞治さん、どうぞ安らかに、休んでください。 (お通夜は5日、お葬式は6日に執り行われました)
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