2011.11.27 Sunday
元永定正先生お別れの会
今日、宝塚ホテルであった元永定正先生お別れの会は、賑やかに楽しい事大好きだった元永先生らしく、500数十人が集まられての盛大な会でした。 司会は兵庫県美の河崎晃一さん、挨拶には発起人のお一人木村重信先生から始まり、兵庫県知事井戸さんもちゃんと?ご本人がご挨拶、安藤忠雄さんも見えて… 私は大きな明るい笑顔の元永先生の遺影に献花してもまだ、亡くなった実感わかないまま… でも奥様で自身も現代美術作家中辻悦子さんが、皆さんへの謝意を述べられてのご挨拶が、「私たちの生活はこの近くの借家の2階でスタートしました。あれから50数年…」に始まり、あの私も大好きな(お会いしてお話しするといつもホッとします)とても上品な語り口で、淡々と、去年から今年の最期に到るまでの病状や、作家として最期まで新作を神戸ビエンナーレに出され、再来年アメリカの美術館での具体展出品作品打ち合わせに向こうから二人来られてもちゃんと決め、その夜病状が急変して帰らぬ人となられたこと、最期までとても幸せな人生だったと思うと語られたのが、本当にとてもとても心に染み入りました。 去年先生大丈夫ですか?と聞いた娘の紅子さんが、入院中の先生がもう10分おきくらいに母に電話してきて母が困ってます、と苦笑されてたほど、悦子さんを愛してらした先生、その悦子さんにずっと支えられ最期まで本当にお幸せな人生でらした気がします。 合掌(:_;)
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