2010.07.22 Thursday
多くを望みすぎるのかもしれない・・・・
今日は、ギャラリー島田にて、土曜からスタートする、夏恒例のギャラリー島田での祭典「ミニアチュール神戸2010」展の、展示作業でした。
ちょうど唯一大学出講のない木曜で、朝10時から2時半くらい汗だくになりながらタオルを首に巻きつけて、40点くらいは展示したかな・・ 今年はまた一段と増えての140名超える出品作家の約200点の作品。 出品したい方は増えていってるのに、展示に来られる作家さんがいつも決まった顔ぶれと+アルファくらいなのが、展示に関わるたびにこれだけの数の把握と管理、キャプション(題名や作家名、値段が書いてある物)作りも大変なギャラリースタッフに、皆さんちょっと甘えすぎじゃありませんか?とちょっと思ってしまうのでした。 もちろん私も、大学フル授業の日と重なったら行けなかったりもあったし、えらそうに言えませんが、でも、忙しい忙しい時間をさいてでも、外勤でなければこの面白い展覧会に参加させてもらえることに感謝しながら、「できる方は展示作業に参加してください」とのギャラリーからの出品要綱に応えて何とかして参加しようと思うし、神戸では、ギャラリー島田で出品できることがステイタスであるからと、参加したい、出品できた・・うれしいと、若手作家が言われたりするのをオープニングの交流会では聞くのに・・・ とちょっと複雑な気分でした。(作家が増えてるし新しい方が沢山来られてるかなと思って行ったので・・・・・) でも、いい展覧会です。 展覧会については、ギャラリー島田のHPをご覧ください。 本当に無名の若手作家から、有名な現代美術作家まで、ものすごくバラエティーに富んだ楽しさ。学生にも、明日の授業で見に行くよう勧めるつもりです。) 私は多くを望みすぎるのかもしれない・・・ 先日来、沢山涙を流したのも、結局、自分がこんなに色々無理いっぱいして一生懸命頑張ってるのに、どうしてそちらは一生懸命無理してはくれないのか・・とか、自分はこんなに大切に考えてることをそんなに軽く言えるのか・・とか・・ 子供らに対しても、ほかの、どうでもいいと思えない人や、身近にいる人や色々にたいしても、自分との気持ちの温度差があって・・・ 言ってしまったことへ帰ってきた反応に、耐えられなくて・・勝手に、悲しくなって、そしてそういう自分にも落ち込んで・・ 昨日、大手前大学授業後に、夙川短大で先生する友人に、夙川でちょっとだけ飲もかと誘ってもらって、家族の夕食準備に急ぎいったん戻ってから会いました。 私の忙しい日常をよく理解してくれてるから、わずかな空き時間を使って、近くで・・・そうか、近くでなら6時過ぎから3時間話しても、いつもなんだかわからない家族の雑用や子供らのことに追われてる時間内で帰れるんだな・・と、その配慮にも感謝。 もう30年以上の付き合いの友人だし、亡き姉と誕生日が同じの年上の友人は、(亡き姉さんのつもりで)何でも愚痴ったらいいで!・・みたいに・・ 私はてっきり来年卒業30周年の私たち学年の、京都芸大学年同窓会の相談(少し前に提案してはったし)だと思っていたら、私の先日のブログを見て心配して誘ってくれたとのこと。思わずまた目頭が熱くなってしまったことでした。 同級生かて亡くなったりしてるんやし、もうこの年齢、明日はどうなるかわからんねんから、今とにかく自分のやりたいことやって、頑張りすぎるな・・ 自分の子供のことでも大変やのに、人の子供の(学生ら)の心配までしすぎや・・ とにかくもっと寝なあかんで・・ 無理やと思う人とは一緒におらんでいいんちゃう?・・・悪い人ではないんやけど・・はそれは・・ちゃうで・・。 色々に、むこうの楽しい話も聞きながら・・・ 本当に友達はありがたい・・ 多くを(自分の理想を?)もとめなければ、もっと楽に生きられるのかもしれませんね。 でも、残された時間は、人の存在は本当に儚い・・と思うと、今やれることを精いっぱいやっておきたい自分もいて・・・ でも、きっと、自分だったら無理してでもこんなことするのに・・とか、自分はすごい無理して時間を作ってほんの少しでも・・と疲れてても行くのにな・・とかそう思う気持ちを、人に望むことが、私のいけないところかもしれない・・ そう思います。 明日は、朝から大手前大学で授業後、デンマークへ帰る前のYUKOと、モーネの由季子と3人で、来年のY3展の打ち合わせができるのがもう明日しかないし、また京都・モーネ工房へ走ります。 もうあと1カ月ほどにせまったギャラリー島田での個展への構想も、今日展示作業をしながら、頭の中で自作の展示プランを練っていました。 9月4日からです。 楽しみにしていてくださいね。
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