2009.07.16 Thursday
夏日の西宮- 祇園囃の京都
月曜・水曜は西宮のキャンパスで授業、もう梅雨は明けたのかな〜?と言いあいながら(まだみたいですね)、朝からむっと暑い上、遅刻学生も多くて……なんかダラけモード漂いかけのアトリエ教室で、せっせとなるべく明るく発破かけてまわるのも中々大変でした。
でも朝早くからでてきて、モチーフセットする私の横で「おはようございます!完成間に合わないかも知れないしもう描いていいですか?」と、チャイム鳴る前から元気に制作始める学生にはこちらも元気貰っています 暑い季節、何週か続けての静物画のモチーフは、鳥の剥製や古いミシンや牛骨など、腐らない物はそのまま設置しておけますが、色のアクセントになる果物(リンゴやレモン・オレンジなど)は、授業の終わるたびに冷蔵庫へ入れ、観葉植物は水道場へ運んで土が乾いているのには水をやり…学生数人ずつ囲めるように11ヶ所モチーフセッティングしているので、毎回朝一番早めに行っては冷蔵庫から果物を、水場から植物を運んでセットし、授業後にまたそれを先輩先生と片付けるのが中々大変なのです。 学生達が頑張って制作してくれたら報われるのですが…、頑張る学生・頑張らない学生、その格差は顕著です。 火曜は滋賀県のキャンパスで、ぺん画の合評。 半分徹夜して頑張ったんだろうな…と思われる作品も多く、中々力作揃い…一人一人本人にもコメントしてもらい、他の学生からの意見を聞いてから、私が講評する形で進めました。(若いY先生が、合評を見学したいと参加されました) その後、筆で大きな模造紙にのびのびクロッキーをして、成安の1年前期授業は無事終了。(どうしても完成できなかった2学生の為に来週も行きますが)大手前大学のほうは、インフルエンザの休校分で1週間伸び、8月1週目まで、まだ授業が続きます。 帰途、京都のギャラリーa(寺町二条下る東側)へ高橋雅史さんの展覧会初日に7時ぎりぎりに立ち寄ると、最寄りの地下鉄駅から地下道にも祇園囃しが…コンチキチン…寺町通両側にも提灯が下がり、四条の辺りのようには多くない道行く人にも普段とは違い浴衣姿の女性が…、京都の夏の風情がありました。
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