YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
大切な人へ……2

島田悦子さん企画の「ポーセリンペインティングおしゃべりな器」展。
今の季節にぴったりの、爽やかなグリーンの模様や植物の上絵付けされた、西洋磁器たち。
1Fギャラリーの、自然光が注ぐ窓辺に置かれたCUP&ソーサー達が、素敵に輝いていました。
作者の林星江さんは、神戸大丸でインテリアコーディネーターをされていた方で、今は緑陰小舎というポーセリンアートのアトリエを主宰されているそうです。

悦子さんは、私がギャラリー島田の前身である、元町にあった海文堂ギャラリーで初個展をさせて頂いた18年前から、個展の度にお世話になり、励ましても頂いてきた大切な人。そして、林さんは、悦子さんの大切な友人だそうです。
悦子さんの林さんへの思い、林さんの悦子さんへの思い…
大切な人への思いがこめられて、一層素敵な心地よい空間になっています。
| - | 22:49 | comments(0) | - |
大切な人への想いがこもる展覧会

昨日は、朝から大手前大学授業、帰りに神戸・ギャラリー島田へ。
気になっていた届け物…
それは、闘病中の島田夫人へ、ささやかな心尽くしの贈り物。でも、行ってみると、また入院されたところでした。私にはただ祈る事しかできないのが切なく…
その悦子さんが初めて企画された展が1Fギャラリーで始まっています。
| - | 13:11 | comments(0) | - |
西宮-奈良-京都- Hawaii?に旅して
昨日はGe展最終日。京都市美術館に2時過ぎに行って、4時から搬出作業。

「いつの日か来た道」の絵が好評でした。(感謝・・)
この広い空間に吸い込まれるようだと。

実はそのタイトルは、あの絵を悩みつつ制作している時に、放送作家の友人がブログに書いたショートエッセーに出て来た言葉。何だか切なくなるようなそのフレーズ。思い出がフラッシュバックするような、でもちょっとシュールで不思議なそのエッセーに、絵とは違う情景ながら、深いところで同じ感覚があって、タイトルに使わせて貰えるようお願いしたのでした。

私の絵は、先に言葉が浮かんでイメージが広がる場合と、先にイメージ画像が浮かんで、後からぴったり来るタイトルを模索する場合とがあります。ピッタリくるタイトルが見つかると、そのイメージでまた、最後の描き込みが深まるのです。
今回は、後者でした。

そのタイトルをくれた友人も、終了直前ぎりぎりで見に来てくれました。

“この広い広い空の下、果てしなく続く道は、今まで歩んで来た道かも知れないし、これからずっと行く道かも知れない…そして置かれた椅子は、そこに居た大切な人の存在…゛

短く解説する私に、「これはいい絵やな…」と、やはり短い、でも一番の褒め言葉がうれしかった事でした。

実は、インターネットで思いがけなく知った、恩師・三尾公三先生の小さなペン画の展覧会が、奈良・生駒のギャラリーCLASSさんでやはり昨日最終日だったので、京都へ行く前に、まず西宮から生駒へ。(初めて見るペン画ばかりで拝見できてよかった!)そして、何年ぶりかの近鉄特急で(指定席で30分の小旅行)急ぎ京都へ回り、京都市美術館へ行く前にモーネへ。
赤澤かおりさんの「Hawaii BOOK」というハワイ大好き本-まだ全部は読んでいませんが、海や空の美しい写真やとても美味しそうな食べ物の写真が、とても魅力的-の出版記念展。沢山のハワイアンのレコードジャケットや、コレクションのアロハシャツからリメイクのバッグやスカートなど、ギャラリー空間がまさにHawaiiになっていました。(17日まで・詳しくはモーネホームページhttp://www.maane-moon.com/)

朝、西宮から、奈良・生駒〜京都〜Hawaiiまで、旅した気分の一日。
| - | 00:16 | comments(0) | - |
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