YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
デンマークギャラリー SPOT 6

これは、北側の小部屋。
ギャラリーSPOTには、メインの大部屋と、北側と東側に小部屋があり、計3ルームでの広々とした設置になります。
YUKOの「Ice globe」が天井からかかり、その影が美しい壁と反対側の壁に、私がデンマークへの旅立ち直前まで四苦八苦で描きあげたドローイング小品たち…
わざとランダムな展示にして軽やかさを出しました。
| - | 23:54 | comments(2) | - |
デンマークギャラリーSPOT 5

ギャラリー空間へ入って少し進み、左側を振り返るとこのコーナー。右に白いフレーム作品「遥か風の旅」左に紺色のフレームの3点、大きめ10号が「約束のしるし」
あいだの窓辺には、由季子の小さな陶片のフレームが、北欧の光にあまりにも溶け込んで、まるで居場所を見つけたかのようでした。
| - | 23:42 | comments(0) | - |
デンマークの展覧会 4 YUKO の作品に

今回の展覧会の、YUKOの作品。見る角度によって様々な見え方をするので、2次元画像では全てを伝えられませんが…

「Past the thorny path」

今回の展覧会は、3人が今年50歳になる、記念すべき展覧会でもあり、3人ともに、幾多の色々な試練もあり、それを乗り越えての「今」があり、親の心配を抱えながらの現在進行形…

今回の展覧会の中央に設置した、彼女のこの大きな空間造形は、それら諸々を象徴したかのような「いばらの道」

奇しくも、20日夜、私と由季子とわが息子がデンマークに着き、21日ギャラリーSPOTに陳列へ向かった朝、YUKOの携帯に、日本のお姉さんから「父、危篤」の連絡入り、中心になってキュレートしてくれてるYUKOが、翌日日本へ飛んで帰ることに…

夜遅くまでかかってYUKOの作品を(本当は翌日もゆっくりかけてするつもりでしたが一番展示が難しいデリケートな作品なので、本人がいるうちに…と)3人で一つ一つかけて行きながら、「まるで3人で祈りながら、一つ一つ千羽鶴をかけているような気がした…」と、YUKOが日本に飛び立ってから、言った由季子の言葉が印象的でした。
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