2007.09.13 Thursday
笑いとなみだ…感動に元気貰い
今日は前に書いた鍼灸院の後、見ておかないといけない展覧会5件をできれば回るつもりでした、が、どうしても聞きたい講演会が、頑張れば行ける場所・時間であるのがわかり、展覧会は3件駆け足で廻り、会場へ駆け込みました。
尊敬する仲島正教先生の講演、難病を抱えながらフルートで心に響く音色を届ける奥田良子さん、それをご主人奥田勝彦さんのベースギター(やしきたかじんさんのバックバンドのリーダーも永年勤めた方だそうです)が支えるデュオ、エスペランザとの「やさしさを風にのせて」ジョイントコンサート。 今や全国を講演で走り回る仲島先生が大阪で講演されるのを先生のブログで少し前に知り、場所はどこかインターネットで夜中に調べ、でもぎりぎりまで行けるかわからないし、予約なしで入れるのかもわからないままの当日駆け込み。無事入れてホッとしながら、講演前に私の座席近くの客席に来られた仲島先生に挨拶して驚かれ、さあ開演。 エスペランザ・良子さんの、音楽家としての夢を一時は断念し、先が見えずに真っ暗な気持ちで引きこもってしまった日々から、また今日、一生治らない難病と付き合いながら、そういう事を語り伝える事で、今苦しみと闘う人を元気づけようとの、美しいフルートの音色とともにのトークに胸が熱くなり…(ホスビタルアートとも繋がる気がしました) 続けて第2部、仲島先生のトークは、元気いっぱい!会場を走りまわって、私を含め聴衆達みな笑いに癒され、そして永年の教師生活の中での感動エピソードの数々には涙・涙…。 その中には、先生が小学校教師生活最後の担任クラスだった、長女のクラス・クラスメートの話しもあり、状況がありありと目に浮かぶだけに余計に涙が…。でも、そんな身近な状況だった私だけではなく、講演が終わって会場を出る時、「あかん、涙がまだ止まらん」と仲間に言うおっちゃん、鼻水すすりながらハンカチ離せないおばちゃん…多かったんです。 難しい人権教育でなく、「あーよかった、あなたが居て」って、我が子にも、友達にも、地域の人にも、お互いを尊重して言い合えれば、それでいいんだと言う先生の言葉は、いつも言われる「子供には心の温かい貯金が大切」ということや、「優しいという字は、憂うる人の横に人が寄り添う」「優しいと言う字は、百の愛が人に寄り添っているよ、とは教え子にも教えられた」の言葉たちと共に、また私の心に刻まれました。 頑張って行って本当によかったです。元気をいっぱい貰いました。
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