YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
急に寒くなりました
 少し前まで「10月とは思えない暑さ」と言ってたのに、なんだか急に「10月とは思えない寒さ」に。皆さん体調は大丈夫ですか?
インフルエンザも流行ってきているようで、気をつけないといけませんね。
 最近ニュースで頻繁に報道されるクマによる被害も気になっています。今年5月に個展をさせて頂いた秋田からのニュースが頻繁で、秋田でも山手の方だと思っていたら、結構街に近い場所でも。。突然襲われて山の中に引っ張って行かれて遺体で見つかるなど、本当に怖いですね。勿論、人による無差別〈初対面の女性を襲った)殺人事件が神戸であったりも、エレベーターに乗るのにも気をつけないといけないのかと、色々と悩ましい・・・

 そんな中、今夜始まった野球の日本シリーズ〈野球に興味ない方すみません)で、私はタイガース応援ですが、ホークスもともに、やはり両リーグ優勝チームはすごく頑張っているなと思います。見えないところで選手それぞれが人知れず沢山の努力・鍛錬をされてるからこそかと。野球に限らずスポーツは、私も学生時代にバスケット部で頑張っていて「なんでそんなに頑張れるんや」と(何の為に?)みたいに父に言われましたが、ひたすら何とか勝利を目指して頑張るスポーツは、頑張る人にも見る人にも、それが何の為とかでなく元気をくれるものだと思います。
 そしてそれは、絵にも言えること。
勝利とかでは無く、見る人の心に何かを届けられることを願ってひたすら描き続けることで、自分も元気をもらっていることに、日々感謝です。

| - | 21:52 | comments(0) | - |
深まる秋
まだ日中は暑かったりもしながらも、爽やかな海風に秋を感じられる日が増えてきましたね。

NHK講座生徒さんらの『彩洋会』展も無事終了。沢山の方にご来場頂き、作品に見入る方やレベルの高さに驚いたとの声もあり、色々な事抱えながらコツコツ頑張る生徒の皆さん(20代から80代まで)、また次へ向かう励みになったと思います。ご来場頂いた方々有難うございました。

京都市京セラ美術館でのGe展は無事スタート。私は水曜午後に会場に詰めていましたが、町中の喧噪を離れ(京都は駅も本当に人が一杯です)天井の高い静かな空間で、じっくり自作に向き合える貴重な時間でした。京都市京セラ美術館の2階会場前のホール天井には古くからの由緒あるステンドグラスとシャンデリアが、美術館大改装後も保存、そのまま大切に残されてありますので、写真を撮る方も時々おられます。Ge展はまだ日曜まで開催中ですので、展覧会へそれも見がてらお出かけ頂けたらと思います。最終日日曜は15;30までになりますので、ご注意を。

日曜は長女一家の近くの神社でのお祭りで子供神輿があり、天使1号2号〈6歳・2歳)のはっぴ姿の行列と、教え子夫婦の子供ら〈7歳・3歳)にもエール送って飛んで帰り夕食などを準備、我が家の前でのマリンフェスタに夕方花火も上がるので長女一家が来るのを迎えました。

秋は、芸術も、お祭りも、色々なイベント目白押し、ちょっと体がいくつかほしくなりながら、いよいよ12月の神戸の個展の準備も迫ってきています。
神戸新聞の奇数月の挿絵もまた締切り迫ってきて、色々に自分とも向き合い、絵を考える日々です。




| - | 13:00 | comments(0) | - |
10月になって早や1週間が経ちました
1昨日は中秋の名月。
昨日今日は、日本の研究者のノーベル賞受賞のニュースが続いて、心晴れやかになる嬉しいニュースは嬉しいですね。
ただ、とても大きな勢力の台風が(少し本州からは南にそれて行くようではありますが)近付いていて、小笠原諸島の方々大変そう…影響での風など、関東の方気をつけて下さいね。

先週は、NHK文化センター神戸教室での新規基礎講座もスタート。皆さん熱心に話を聞かれて実習へと歩み出しました。
土曜は引き続き「大好きな絵を描こう」講座。明日はそのメンバーの展覧会のいよいよ搬入展示を朝9時半から、そして11時に展覧会スタートです(14日まで)
どうぞ沢山の方々にご覧頂けますように。
皆さん年々レベルアップ、小さな作品〈小さくても細密に描かれた色鉛筆画やパステル画、楽しさ溢れる水彩画など)から少し大きめの水彩画・アクリル作品まで、本当に個性豊かにそれぞれに絵を楽しむ気持ちが伝わってくる作品達が並びます。私も1点賛助出品します。

今日は、Ge展出品の5枚組み大作を、美術運送が取りに来られて送り出しました。来週月曜に京都市京セラ美術館で展示作業。14日火曜スタート19日までです。こちらも是非沢山の方々に見て頂きたいです。私は15日水曜の午後、会場におります。

そして、12月神戸ギャラリー島田での個展準備も頑張らねばで…明後日はその打ち合わせ。

それぞれに沢山の方々に楽しんで頂けるように祈りながら・・・
| - | 21:51 | comments(0) | - |
9月の終わりに
季節が終わり、また始まります。
芦屋市立図書館での3ヶ月間の展示は無事終了。昨日搬出してきました。
沢山の方が見て頂いたようで、感謝。お世話下さった図書館ボランティアの方々にも感謝でした。

 4〜7月神戸のBBプラザ美術館『青とモノクローム』展に依頼頂いて出品した作品「 静かに 時は 流れる 」40号アクリル画 は、BBプラザ美術館コレクションとして収蔵されることになりました。
素敵な展覧会に呼んで頂いた事、トークイベントにも登壇したり、会場でお会いした谷五郎さんのラジオ番組に呼ばれ出演したり、思い出深い展になった上作品が収蔵され、この先美術館で大切に保管頂ける事、またコレクション展で見て頂いたりもできる事が、とても嬉しいです。
展覧会を企画運営し頑張って下さった学芸員小田さん、中塚顧問、作品を運ぶためにアトリエと美術館を往復して下さった高島副館長、他、スタッフの皆さんに、心から感謝で一杯…

 そして、今週から秋のNHK講座もスタート。今までの『大好きな絵を描こう』講座の継続の方々は、年に一度の展覧会『彩洋会』展が、以前告知したように9日から14日に神戸・元町のみなせ画廊で。私は「まだ帰れない』8号を賛助出品し、初日9日の展示作業からお昼頃までと、最終日搬出作業16時からの前14時頃からの2時間ほどは会場におります。

もう1つ、新規にスタートする『絵を描く基礎力をつけよう」の講座は、もう今週木曜2日からスタートします。
第1/第3木曜の13:00〜15:00で、半年間12回。
順に基礎力をつけていくカリキュラムなので、途中からの受講は不可としています。現在既に申し込みの方が結構おられますが、もし申し込みをしようと思っている方は、初日の講座日以降は途中受講できなくなりますので、ご注意くださいね。

 私自身、制作中の大作5枚組作品の搬入ももう目の前。教える仕事も、自分の作品でも、絵のもたらす力を伝えられるようにと全力で頑張りたく思います。
 急速に朝夕肌寒くなってきました。日中はまだ暑いけれど、季節の変わり目、皆さん体に気をつけてお過ごし下さい。
 

| - | 12:36 | comments(0) | - |
芸術の秋…やっと秋の気配?
まだ日中は暑いけれど、朝夕に秋風が吹くようになりましたね。エアコンつけずに眠れるようにもなってきて、やっと秋の気配?と大好きな季節到来を期待する私です。

昨日は朝からNHK講座(皆さんいよいよ迫ってきた展覧会準備頑張ってはります)後、ギャラリー島田でスタートした『せいくんの絵本出版記念展「ぼくのしゃべる手」ーせいくんの世界』展と、「今、ふたたび見てほしい上村亮太『アネモネ戦争』原画展」へ。どちらも沢山の人に見てほしい展覧会。

それからBBプラザ美術館「日本画との対話ー自然と人間」展{時間の都合で良い展覧会を駆け足でだったので、後日再訪します)

そして芦屋市立美術博物館『山崎隆夫 その行路ーある画家/広告制作者の独白」展のオープニングトークとレセプションに出席。〈芦屋市長とも初めてご挨拶しお話しました)
川原学芸員女史のギャラリートークが秀逸で、山崎氏がディレクターとして才能ある人たちに「ほん機嫌よう遊びなはれ」のかけ声で、アンクルトリスなど数々一世風靡する広告を生み出すのと並行して、洋画家として最後まで描き続けていた姿も知ることが出来ました。
芸術の秋、まだまだ行かねばならない展覧会目白押しながら、それぞれに充実の時間を頂きました。画廊でも美術館でも、展覧会の企画に携わるスタッフ・学芸員諸氏にあらためてエール。

そして美術博物館お隣の芦屋市立図書館にもまたちょっと寄りました。約3ヶ月間の井上よう子作品展示はもうあと少し…28日までとなりました。


| - | 22:28 | comments(0) | - |
講演を終えて…9月後半へ
 13日、無事はびきの市民大学での講演を終えることができました。
長年の大学授業もNHK講座でも実技指導中心で、何年か前に何回かはスライド(デザイン仕事をする長女作成)講演させて頂きましたが、自身でPowerPointを作成しては初。PCトラブルがあると困るなと思いつつでしたが、始めにちょっと画像が進まず慌てたくらいで、後は何とか全ての画像を見て頂きながらお話が出来て良かった…少女時代の話から、高校〜大学〜作家活動へ。波乱と出会い、絵が持つ力、「青」のもたらす力について、皆さん熱心に聴いて下さって、はびきの市民大学の方以外でも、私の告知を見て聴講申し込みをして来て下さった方もあり、ありがたかったことでした。
 2014年三木市立堀光美術館での大きな個展で、私の青の大作の前でずっと見つめておられた方ー抱えていた行き場の無い大きな悲しみが、この青の絵を見つめてやっと流れた気がすると言われたエピソードを、スライドの画像に組み込んでいたのですが、そのご本人が聴講に来て下さっていて驚き、最後の質問コーナーでその時の事をみずから語って下さって、心に残るひとときとなりました。感謝でいっぱいです。
 公演後の感想には、絵の持つ力を感じて下さったことや、絵を見たい、描いてみたくなった、自分も姉を亡くし悲しみの気持ちが大きかった時に青色を使った絵を描いていたこと思い出した、「ゆくべき道をさがして」の作品やデンマークの展覧会の絵が印象的でした、等々書かれていて、それぞれにしっかりと画像を見ながら話を聞いて下さっていたことが伝わって、嬉しかったです。
 村上春樹の「青が消える」を思い出したという感想もあり、以前から私の作品に少し村上春樹に通じるものを感じると言ってくださっていた河内厚郎学長が、「やっぱり!」と言われたことも、恐縮しつつ有難いことでした。
 講演に呼んでくださった、河内厚郎先生、色々と動いて下さったはびきの市民大学のTさん、他スタッフやボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。

 私自身これまでの来し方を振り返る良い機会となり、沢山の悲しみや困難の波乱もあった中で、出会いに助けられてきたこと、絵がもたらす力・青が持つ力を伝えようとしながら自分自身がそれによって助けられ、生かされて来た事を、あらためて見つめ直す事になりました。
 感謝を胸に、昨日も今日も、アトリエでまた絵に向かっています。
 
| - | 12:08 | comments(0) | - |
9月になりました
まだまだ暑い(というか一段と暑い?)ですが、でも時々朝夕にちょっと秋を思わせる海風も吹くようになりました。
私は四季の中では、秋が一番好きなんですが、昨年も暑い日が続いているうちに冬がやってきた感じで、そんなことにならないよう祈りながら…

さて、10月は芸術の秋、年に一度の彩洋会展(NHK文化センター神戸教室「大好きな絵を描こう」講座の生徒さん17名の展覧会、私は1点賛助出品)、私が参加しているGe展(京都市京セラ美術館に大作を出品)があり、そしてNHKで頼まれていた新規の講座も。それぞれに迫って来て(12月の個展準備も考えないと…)バタバタしています。彩洋会展は、生徒さんの中の頼りになる幹事さんらがしっかり頑張って下さっています。
以下に告知しておきますね。よろしくお願いします。

彩洋会展
10.9(木)〜14(火)10;00〜18:00(初日11;00〜。最終日16:00まで)「みなせ画廊」神戸市中央区元町5−8−1 Tel.078−341−2541
JR・阪神元町駅西口より徒歩8分、阪急花隈駅、阪神西元町駅より2〜3分、JR神戸駅中央口より9分 元町商店街に面した画廊です。

Ge展
10.14(火)〜19(日)10:00〜18:00(入館17:30まで。最終日15:30まで)
京都市京セラ美術館 本館 入場無料
*私は15日〈水)の14:00〜18:00に会場にいる予定です

NHK文化センター神戸教室の井上よう子担当新規講座
「絵を描く基礎力をつけよう〜鉛筆デッサンから人物の描き方まで〜」
10月から来年3月まで全12回、第1/第3木曜日13:00〜15:00(受講料48,048円)
お問い合わせはNHK文化センター神戸教室 Tel.078−360−6198

 ↑現在担当する講座はずっと満席なので、何か新しい講座を短期でも良いので考えてもらえませんかとNHKの担当者さんから相談されて、それでは基礎を学ぶ講座はどうでしょうと。これから絵を描いてみたい方、描いて来たけどさらに基礎力をつけたい方、色々な創作の基礎になる力を楽しくつけて頂けたらと。
持ち物はF4・B4サイズくらいのスケッチブック。鉛筆〜4B,2B,B,HB,H,2Hの6種以上。練り消しゴム。消しゴム。カッターナイフ

 もうすぐ13日に迫るはびきの市民大学での講演でも、NHK講座でも、絵を見に来て下さる方々にも、絵がもたらす素敵な力を、色々な形で伝えて行けたらと願っています。
| - | 12:53 | comments(0) | - |
日々感謝を忘れずにいたい
神戸新聞文芸の、9月掲載の挿絵はなんとか仕上げて発送…今回もとてもセンシティブな内容で、深く考えさせられました。。

水曜は、懐かしい高校時代のバスケット部仲間3人で母校〈大阪府立春日丘高校〉近くでランチ。高校時代の思い出も、それからのことも、色々に話すと時間はあっという間、それぞれに親を看取り、色々な波乱もあり、、でもこうやってそれらをわかり合える友がいることに感謝。
 
昨日は、ちょうど神戸大丸で始まっていた高校時代の恩師・井上直久先生の個展に、我が家に泊まった友人と行き、先生にはお会いできなかったけれど、二人とも井上直久先生との出会いがあったから芸大に行ったんだよねと、あらためて言い合いながら絵に見入ったことでした。友人を見送って、またアトリエへ。
今日も、京都での講演会を聞きにと、高槻の後輩の個展拝見に行った後はアトリエへ。100号に向き合って・・・(10月京都市京セラ美術館でのGe展出品作ですが、100号2枚と60号3枚の組作品、間に合うのか?と焦りつつ)
色々な場でー作品を観たり、話を聞いたり、友人との対話もー刺激をもらったり、考えさせられたりしながら、そういう機会を与えてもらえてることに、やはり感謝なのでした。

明日はまたNHK文化センター神戸教室へ。年に一度の展覧会迫って来た生徒さん達と向き合います。
先週、お休みしてた二人の方が来られて、お元気になって良かったなと思ったのでしたが、うちお一人はまだ大変な闘病中で、お顔だけ見せにきてくれたとのこと…短時間で帰られ…無事に治療終えて元気になられることを、心から祈っています。
| - | 00:19 | - | - |
5月35日とは・・・
8月も後半になりましたが、まだまだ容赦無い暑さ続きで、体調崩してる人もいますが、皆さん大丈夫でしょうか?

私は相変わらず走り回っていて、土曜は兵庫県立美術館での藤田嗣治と国吉康雄の展へ(オープニングには呼んで頂き行ったのですがバタバタだったので、じっくり拝見しておこうと)、日曜には芦屋市立美術博物館で開催中の具体の展覧会(これも2度目)企画した学芸員・大槻女史の講演を拝聴しに行き、それから長女宅へ届け物に走り、、
月曜は早朝に家を出て、神戸空港から東京へ。竹下景子さん出演の舞台公演へ。
 『5月35日」というタイトル。皆さん、その意味がおわかりでしょうか?
1989年6月4日、中国で起きた天安門事件は、今なおその6月4日を悼む言葉を口にする事さえ許されず、5月35日という隠語に。
荘 梅岩・作『5月35日』は、2019年香港初演は演劇賞5部門受賞したのに、2020年中国政府が香港国家安全維持法を施行し香港では2度と上演できなくなり…でも、2022年Pカンパニーにより日本で初演が実現。高い評価を受け、今回手を加えて再演されました。
 純粋に民主主義を訴えて、他の学生と共に殺された高校生の息子を、30年後、癌で余命宣告を受けた夫婦がせめて息子の死んだ場所に火を灯して祈りたい…その思いさえ弾圧をうける、、これは過去の事では無く、今も現実にある事で…それに対する沢山の心からの悲痛な叫びを竹下景子さんが熱演、心にずしんと響きました。忘れてはいけないことがある、無かったことにしてはいけないことがある…
 〈終演後、少しまたお会いでき、感動を伝え、そして先月個展にまた青い素敵なお花を贈って下さったお礼も伝えたことでした)

よく火曜には、森美術館で開催中の『藤本壮介の建築展』ー万博の大屋根リングのプラン・設計をした人ですが、それまでの沢山の国内外の場での設計や構想を見せ・伝え・考えさせる壮大な展覧会で、ついしっかり拝見するうち2時間もかかった展覧会は初めてかも。。見れて良かった

そして、先日の上京時は時間とれずにあきらめた東京都写真美術館もなんとか拝見。30周年記念TOPコレクション『トランスフィジカル」と、「ルイジ・ギッリ終わらない風景』展。ルイジ・ギッリは、モランディ〈好きな画家です)のアトリエも撮影していて、風景も、引きつけられる写真が沢山ありました。

時間は限られているけれど、創作活動を続ける中、自分自身を深める時間も大切だと思っています。
そして、昨日。今日はアトリエへ行って描きかけの絵を描いたり、またもうすぐ締切りの、次の神戸新聞挿絵のラフスケッチなど、色々に追われています。
| - | 14:31 | comments(0) | - |
立ち止まり振り返る、そして前を向く
 表題にした言葉は、先日東京・武蔵野美術大学市ヶ谷キャンバスギャラリーで拝見してきた展覧会のタイトルなのですが、まさに今の美術界の流れにも、私にとっても、的を射貫かれた感じでした。
 自身が出品してた銀座のギャラリー枝香庵に詰めて、来年9月の個展打ち合わせもさせていただきましたが、開廊20周年記念の年。私がお世話になり出してから10数年を振り返りながら、良い展覧会にしたいなと。
 翌日巡った美術館それぞれに、例えば東京都現代美術館は開館30周年記念のコレクション展で、美術界の流れを振り返る「9つのプロフィール1935>>>2025」
その後行った、武蔵野美術大学の展は、表題のタイトルで、美術の現在地を探るー1970年代の表現とその精神性でしたし、最後に行った国立近代美術館も、コレクションで近代から現代をたどる展示。

振り返ること、しっかり過去を見つめ、そこにあった事を知ることはとても重要で、そしてそこから前を向くのがまた大切な事。
それは、美術業界のみならず、この季節に語られる戦争のこと、原爆のこと、すべてに通じることだなと思ったことでした。

東京から帰ってから、時間の許す限り案内状頂いてる展覧会や、是非聴いてほしいと言われた講演会など、行けるときには行っておかねばと走り回っています。
そして明日は、両親と姉の眠るお墓へ息子といってきます。
逝ってしまった人たちを思う季節ですね。

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