YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
未来へ
 卒業式シーズン、今日もあちらこちらで卒業式。私が長年教えた大学の卒業式も行われ、最後に教えた学生らが卒業するので、おめでとうのメッセージを昨夜送りました。少し前に食事会するから先生もぜひ!と呼んでくれた学生に、他のメンバーにも伝えてねと。
「退職されてからも私たちの事気にかけて下さって有難うございました。先日の食事会も楽しかったです」との返信に成長を感じました。
 一昨年春に大学を去ってからも、『先生の娘さんのカフェに行くから先生も来れませんか?」(娘のカフェは一昨年末に有難くも惜しまれつつ閉店)と連絡くれたり、私の個展に来てくれたり、、。非常勤講師を掛け持ちでしていた私は、ゼミは持たなかったのですが、絵画の授業に加え、教職の授業で少人数で2年間担当したメンバーは、個別に話したり相談に乗る時間が多かった為、最後の授業では名残を惜しんでくれ教室で皆で撮った写真を今もアトリエに飾っています。
 もう就職が決まってる人もそうでない人も、これから世の中に出て、沢山の大変な事もあるだろうけれど、ありきたりな言い方ですが、夢や希望を忘れずに、未来に向かっていってほしいなと。そして、時々また絵を描いたり、創作をすることで心に深呼吸をしてほしい…創作活動を続ける人もそうでない人も…それは老いも若きも皆…絵が、創作が、もたらす素敵な力があります。

逝ってしまった人たちを思ったり、振り返ることが続いていた最近の日々でしたが、教えた学生達や、長女宅の天使たち、近所の子供達も、世界の子供達にも、穏やかな平和な未来を…と、また未来に祈っています。

今日発売の神戸新聞文芸ページに、また私の挿絵が掲載されています。
| - | 14:31 | comments(0) | - |
東へ西へ
春の陽射しを感じつつも、昨日は東京方面は雪。まだまだ寒暖差に注意ですね…
先週3日は東京へ。その日も冷たい雨が降り続く東京でしたが、銀座のギャラリー枝香庵で9月の個展の打ち合わせ。オーナー荒井さんとお会いするのは久しぶりで、お元気そうでほっとしながら、島田誠さんのご葬儀の様子も含め近況報告、諸々積もるお話もし、大切なひとときでした。
 その後、竹下景子さんが出演される舞台公演『海の凸凹』(作・演出 詩森ろば)へ。水俣をテーマに、故・石牟礼道子さん(役名は石邑美奈子)を景子さんが演じられて…けして過去の事ではなく、今も闘いは続くことに関わる方々の心の問題は、今の社会の中での様々な分断にも通じ、深く考えさせられました。
終演後、景子さんともまた少しお話しできて良かった・・・

 今日は東日本大震災から15年目の日ですが、景子さんは今年も「かたりつぎ−朗読と音楽のとき」へ、舞台公演中にも関わらず、7日は朝からいわき市の会場へ。朗読をこなされ夜7時のステージに東京へ戻られて、どんなに忙しくとも大切なことを大切にされる姿勢に、いつも本当に頭が下がります。
私も12年前、故・島田誠さんと一緒に東北被災地へ行き『かたりつぎ』も拝聴、それからコロナまで何年か、3月には東北へ飛んだのを思い出していました。
阪神間でも東北でも、風化させてはいけないもの、こと、があります。

NHK文化センター神戸教室第1第3木曜〈絵を描く基礎力をつけよう講座)と土曜〈大好きな絵を描こう講座)では、頑張る皆さん一人一人と向き合って、時々娘宅へも走り(天使3人皆元気)東へ西へ。もうあと搬入まで1ヶ月を切った秋田と京都のグループ展へ送る絵の準備も頑張っています。

*今月の神戸新聞文芸の私の挿絵掲載は、いつもの第3月曜日が新聞休刊日なので、18日〈水)となるそうです。
| - | 13:49 | comments(0) | - |
3月になりました
 中々降りてこずに心配した第3天使は無事降臨し〈ご心配頂いた方や、お祝いメッセージ下さった方々、有難うございました)、昨日はママと退院。上の二人の子を私がサポートし、パパが迎えに行って、無事帰宅。小さな小さな天使の寝顔には、皆が癒やされます。
 人の存在が、なんてはかないものであるかを知った15歳のあの日…昨日まで元気だった姉の突然の死…から、
だからこそとても愛おしいのだと、そんな想いを込めた絵を、描き続けてきました。
 昨日は、教会で、病気で右手が使えなくなったお二人の左手での演奏、祈りのようなピアノとフルートに心震えるひとときも。。
 それなのに、人が人を殺す戦争が今も続くことに、憤りと悲しみに胸が苦しくなった今日でした。

命を考える日が続きます。。
| - | 01:42 | comments(0) | - |
祈りと感謝の日々
 冬期オリンピックが終わります。フィギュアのペア、りくりゅうコンビの、大逆転の奇跡の金メダルには思わず涙…そして坂本花織選手は、その明るさでチームを盛り上げていたけれど、魔物がいると言われるオリンピックで金メダルを目指すプレッシャーに押し潰されそうになりながらの涙の銀メダルにもらい泣き、心から拍手でした。
 神戸っ子・坂本選手はシスメックス所属。シスメックス社は、兵庫県立美術館の隣に本社がある医療機器メーカーで、スポーツ選手のスポンサー企業としても尽力されているし、アートプロジェクトにも貢献…ギャラリー島田・島田誠氏に相談され、沢山のアーティスト作品をソリューションセンターへ収蔵された、素晴らしい会社なのですが、私がデンマークで見てきた海・光・風描いた作品を見て、壁画に依頼して頂き、2005年に横3m60cmの大作を描いて収蔵設置して頂きました。その壁画の一般公開の日に招待を受け、足の悪かった父を何とかエスコートして連れて行ったら、とても誇らしげに見入って本当に嬉しそうだった…坂本選手と共に表示されるシスメックス社の名前に、色々な感謝が蘇っていました。
 色々な方々への感謝と、まだ中々来ない第3天使の無事降臨、大恩人の島田誠さんの天国での安寧を神様に祈る日々です。

神戸新聞挿絵の締切りもまた迫って来ました。早く仕上げねば・・・
| - | 23:54 | comments(0) | - |
春のような日に
昨日と今日は、なんだか春が来たような暖かさでしたね。
でも、まだ2月。明日からはまた少し気温下がるよう、気をつけましょう。

TVつけると冬季オリンピックの映像が毎日流れてきて(そんなにゆっくり見てる時間はないのですが)やはりスポーツに一途に頑張る選手達の姿には、清々しいものを感じるし、雪原見ると、かつてスキーに行った時のことを思い出したりします。
芸大生になった頃は、中学・高校とバスケット部だった芸大生には珍しい体育会系(高校時代理系コースにいたのも異端児でしたが)だったものの、スキーはしたことがなく、なのに、ある時友人に「あと一人足りないから」と無理矢理連れて行かれ、全員スキー上級者に私だけが全くの初心者で…てっぺんまで行ってさあ滑れ〜と言われてもこけまくり。もう早く帰りたいと、2日目までは真剣に思ってたのが、3日目くらいから滑れるようになってきたら白銀の世界を風を切って滑りおりる快感に目覚め逆に帰りたくなくなって・・・それからは毎年行くようになったのでした。子供が出来てからも、抱っこして滑ったりもしてたな…
もう長いこと行ってませんが、また行ってみたくなりました。

スキー場は、晴れ渡る日は、本当に白と青の世界。白に反射する光の補色として、影は青紫に見えるんですね。
リフトに乗って山頂に上がって行く間に見渡す白銀の世界は美しく、時にウサギか何かの足跡が続いてたり、山頂からは遙か彼方まで山々が見渡せたり…
また雪景色も描いてみたいと思います。


| - | 22:59 | comments(0) | - |
2月は色々に変化の月
あっという間に2月。昨日は立春でした。
雪が舞う寒さの日があったり少し暖かな日があったり、寒暖差に体調も崩しやすい中インフルエンザも流行っていますね。皆さんくれぐれも気をつけて下さい。

 昨日の神戸新聞には、島田誠さんの追悼記事が大きく載り、先月取材受けた私や石井一男さんの言葉も載りました。本当に沢山の作家が助けられ、指針を与えて頂きましたし、文化、行政にも、多くの貢献をされた事、取材を重ね、限られた紙面にまとめられた津田記者、お疲れ様でした!
 島田さんってすごい方だったんですね…と、画廊主としてしか知らなかった人からの声が届き、まだこれからも沢山の方々に島田さんがやってこられた多くの事をもっと知って頂きたいなと。その為にも、私も頑張っていきたいと思っています。

 昨日はNHK文化センターの基礎の講座で人物クロッキーを、私がまずモデルになってから生徒さんらも順にモデルになってもらい、最初は1ポーズ5分で、数ポーズ後は3分で、速写訓練的に次々描いて頂きました。初めてクロッキーを体験した方が多かったけれど、ちょっとのアドバイスで皆さんポイントつかんで、モデルに立つのもすばやくフォルムを描くのも、楽しんで頂けてよかった、、クロッキーは目と手と頭のトレーニングなのです。
 2025年度も終わりが見えてきて、3月には2026年度の講座の募集が始まります。第一・第三土曜の『大好きな絵を描こう』講座は、継続の方が多く、満席が続く可能性がありますが、第一・第三木曜の『絵を描く基礎力をつけよう』講座は、半期ごとにのカリキュラムですので(継続も可能ですが)、4月から受講希望の方は、NHK文化センター神戸教室へお問い合わせ下さい。
窓口受付時間 9:30〜19:00〈日曜は15:00まで) Tel.078−360−6198

 4月10日〜27日京都・ギャラリーなかむらでの「Breeze展」(5人展)案内状に掲載の作品画像を25日までにと画廊から連絡頂き、間に合うかなの新作制作中。同時期秋田・ギャラリー杉での「それぞれの風景」展出品作も…頑張っています。
が、私事ながら、今月は長女が第3天使を出産予定で、無事に順調にと祈りながら、行ったり来たり落ち着かない日々。。色々出席依頼をお断りしたり…どうぞご容赦下さいね。
 
| - | 15:32 | comments(0) | - |
1月が終わります
例年のことながら、年が明けたと思ってから1月はあっという間に過ぎゆきます。

出品していた2つの展覧会は無事先週末終了。見に来て下さった方々有難うございました。

25日は、神戸新聞社での2025年神戸新聞文芸年間最優秀賞表彰式に、挿絵担当者として出席。俳句・短歌・川柳・詩・エッセイ・小説、それぞれの受賞者の皆様おめでとうございました。会場での挨拶でも話しましたが、「継続は力なり」、これからもどうぞ書き続けてください。
エッセイ・小説部門のお二人には、神戸新聞社から私の挿絵原画が贈呈されたのですが、とても喜んで頂けて良かった・・・
贈呈された以外の、昨年神戸新聞に掲載された挿絵原画は返却頂いたので、また個展で見て頂こうかなと思っています。(新聞紙上ではモノクロですが、原画はカラーなのです)

今日はまたNHK文化センター神戸教室へ。基礎を学ぶ講座、皆さん本当に熱心に集中して頑張ってくれました。お疲れ様でした。

そして、確定申告の季節、沢山の書類と対峙しながら、昨年は本当にあちこち色々な場所でお仕事させて頂いたことを思い返す時間でもあります。感謝…



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色々に動き出しています
 阪神大震災から31年、1月17日前後は、また色々な場所で沢山の方がそれぞれに想い、祈り、動いて・・・
 私は1月16日、神戸市東遊園地で行われた、慰霊と復興のモニュメントに新たなお名前を入れる式典に、竹下景子さんと共に参加しました。復興支援コンサート実行委員会代表を長年され昨年亡くなられた田平さんのお名前を入れるとのことで、そこで毎年チャリティーで詩の朗読をされ、東日本大震災後は東北へも行かれた景子さんとは、そのコンサートに私の大きな作品「天国に近い場所」をステージに飾って頂いたご縁でした。あの時も(それからもずっと)、島田誠さんがつないでくださったご縁なので、式典のあとは景子さんの希望でギャラリー島田へ車でご案内し、利他の人であった島田さんの思い出を、語り合うひととき。
島田さんもですが、竹下景子さんも、どんなにお忙しいときも、震災の日には毎年神戸へ来て被災者の詩の朗読をされ、亡くなった方々、残された方々の心に寄り添われる姿勢、人として尊敬しています。
 17日は、NHK文化センター神戸教室へ。お休みの方心配しつつ、出席の生徒さん達は、元気にモデルさんを描いてくださって良いスタート。それからまたギャラリー島田へ走り、毎年の1.17の献花のひとときに参加。今年は島田誠さんへの想いも込めての、静かに身の引き締まるひとときでした。

 出品中の展覧会2つは、Ge新春小品展(ICHION CONTEMPORARY・大阪市北区野崎町9−7)は24日まで。猛虎展〈ギャラリーなかむら・京都市中京区姉小路通り河原町東入る恵美須町424)は25日までとなりました。近くへお出かけの機会あれば、ぜひ覗いてみてください。
Ge新春小品展会場には、今日14時半から18時、在廊致します。

 今年の展覧会の予定を、ホームページの展覧会のページにアップしておりますが、4月は京都・秋田でのグループ展、7月は京セラ美術館でGe展、9月は銀座で個展。そして12月はギャラリー島田で個展。その間には引き続き神戸新聞の挿絵、2カ所の美術展での審査員依頼受け、やりとりも始まって、色々に動き出しています。

 
| - | 12:29 | comments(0) | - |
絵がもたらす素敵な力を伝えたい
もう、何度も、何度も、書いてきていますが、あらためて・・・
絵が、アートが、もたらす力 それは本当に必ずあって、私自身それに生かされてきたし、沢山の人にそれを享受してもらいたい、そんな想いで、絵を描き続け、教える場では伝えたいと思ってきました。

昨年12月の個展後半に、ギャラリー島田のオンラインストアに預けていた小さな作品も観て頂き、求めて頂いた中で額装を希望された〈それはボードに描いたもので額装無しだったので)絵2点に、年末年始もアトリエ走って裏面にパネルを貼り付けたり額縁発注もして、額装を完了、近くギャラリーから発送してもらいます。
既に発送して頂いた作品たちが「届きました!大切に飾ります」とか、飾った写真添付して「嬉しいです」とメールが届いて…そうやって、作品を喜んで頂き、大切に毎日見て頂くことが、私には生きる力になっていますし、そして、願わくば、絵を見て頂いた方にも、求めて頂いた方にも、絵がささやかにでも力を与えてくれますように・・・と願っています。アートがもたらす素敵な力を時々実感しながら、これからもそれを伝えていきたいと思っています。
| - | 01:49 | comments(0) | - |
新年になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。
昨年末は悲しい締め括りとなりましたが、栄光教会での島田誠さんのご葬儀には、300名入れる礼拝堂に入りきれない方があふれるほど、沢山の方々の感謝の思いが満ち満ちた温かな式となりました。
 式を司った牧師様はかつての元町画廊のオーナーの息子さんだとかで、異例な私的ゆかりのお話、喪主をされたのは長男さんでなく次男の陽さんで、それは、東京の長男さんよりそばにいたから。そして「ギャラリーの仕事も家庭でもサポートしてきた妻に」と喪主挨拶の途中でマイクを渡されるなど、異例づくしなのも、自由な考え方の島田家らしいもので・・・
自称雨男だった島田さんでしたが、29日当日は晴れ渡り、青空の下、かつての神戸高校・大学の合唱仲間の方々や教会の方の荘厳な合唱に送られての出棺、神様から祝福をもって昇天されてゆく。。まさにそんな感じで、涙で視界はにじみましたが、かけつけてくれた息子〈彼も小さい頃から島田さんによく心配して頂いたので)とお見送りしました。

 そして大晦日はささやかに恒例の筑前煮や柿なます、子供ら向けにミートローフを作ったりし、鳥取から次女夫婦が仕事後にやってきて共に年越しそば、元旦を迎え、お雑煮で祝ってから食材を車に積み込んで長女宅へ。息子夫婦も来て総勢9人大集合。賑やかに過ごし、夜、次女夫婦が鳥取に帰る車を見送りながら、長女宅の天使一号は号泣。幼き魂は、遠い日の純な想いを思い出させてくれます。2月に天使3号が生まれる予定で、さらに賑やかに忙しくなりそう…

2日からは、書類仕事と、今年のスケジュールをにらみながらの色々予定作成。
展覧会は、既に12月から始まっていて1月は8日〜25日にオープンの京都・ギャラリーなかむらでの「猛虎展」(熱い阪神タイガースファンの中村社長が、阪神がリーグ優勝すると開催、今回が5回目)に、沢山の作家さんと共に一人1点出品していて、
13日から24日は、大阪・ICHION CONTEMPORARYにて、Ge新春小品展|一画一音
に、20年ほど前の作品を2点出品します。安藤忠雄さん設計のビルのギャラリーに合うかなと、ブルーストライプのクロスの上に夫々リンゴ、レモンと積み木のみの、かつて恩師・三尾公三先生や現代アートを少し意識しての作品。会場には、13日と21日の14;30〜18;00におります。

NHK講座での指導や、7月京都市京セラ美術館でのGe展、9月銀座での個展、それぞれに、今年もしっかりと向き合い頑張っていきます。(それが島田誠さんへのご恩返しでもあると…)
今年もどうぞよろしくお願いします。

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