YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
久々の…休日のブランチ

今日は大手前大学で授業。また週5日教えに出勤の忙しい週がスタートしました。
何かと平日のみならず、土日も早朝から忙しい日々が続いた中、朝、比較的ゆっくりできて、朝昼兼用でのブランチを楽しむひと時は中々貴重…ささやかな幸せに感謝しつつ、運動会の翌日、昨日の日曜の遅い朝は、子供ら大好きなフレンチトーストにバナナジュースをミキサーで作り、デザートに梨を剥いてカフェオレと…

そのあと、神戸市立小磯記念美術館で開催中の、「亀高文子とその周辺展」へ行ってきました。
昨年春、思いがけず、兵庫県芸術文化協会から頂いて感激の涙、涙だった「亀高文子記念-赤艸社賞」…、それ以来私にとって、亀高文子さんがどんな画家だったのかもっと詳しく知りたいとずっと思っていたので、この展覧会を知ってとにかく行ってみなければと思っていたのでした。
その展については、また書きます。
そこにもまた、不思議なご縁を感じる出会いがありました。
| - | 01:49 | comments(0) | - |
ウギの素敵な空間

昨日、運動会の後に、ウキの店でまた素敵なラッピングのワークショップを1時半〜4時半開催していたY3仲間の親友・由季子に少しだけ会うために、ワークショップ終わり際にお邪魔しました。(皆さん目を輝かして由季子の話しを聞かれていて、楽しく盛り上がっていました。これまた由季子マジック)
ウギ(ウーバレゴーデン)は、ランチタイムとディナータイムの合間の静かなひと時。同じくY3仲間のアーティスト・デンマークのYUKOの作品が、天井空間にゆらめいていて、北欧調に素敵で…でも温かい空間…久しぶりにお邪魔して、しばし現実を忘れさせてくれる思い…でした。
「ここで、またゆっくり食事をしたいね…」
お互い忙しく目まぐるしい毎日で、親友で義理の姉妹であっても中々ゆっくり会えない二人、そんなことを言いあいながら、そのあと西宮ガーデンズの阪急にあるモーネ工房のショップコーナーへ、モーネグッズを運ぶ由季子を送って、別れた事でした。
| - | 23:11 | comments(0) | - |
運動会のお弁当

今日は息子の中学の運動会でした。

運動会は、もう何回めになるんだろう…今大学3年の長女の保育園時代から数えたら…なんともう22年め(!!!)
保育園と小学校両方の運動会があったのも9年続きましたから、31回め!?
そのたび、みんなで食べるお弁当を(何回か応援におばあちゃんが来てくれてその時は6人分)明け方から作ったんだなぁ…と振り返ると、ちょっと感慨深いものがありました。

今朝も、ゆうべ寝る前、午前2時半頃に下ごしらえ、鶏もも肉を切ってお酒とだし醤油に漬け込み、ご飯5合が朝炊き上がるようお米洗ってセット。
朝6時から、沢山のおにぎり(たらこ、鰹こんぶ入りと、青菜と梅の混ぜごはん
の3種類)
厚焼き玉子を焼いて、いったん皆の朝食準備。
それから下味つけた鶏肉に片栗粉まぶして油で揚げて竜田揚げを沢山。
小松菜ゆがいて、ごまをすっての胡麻和えなど作りました。
大学生の娘はおにぎり持ってバイトへ。高校生の娘はおにぎりとおかずを家に置いてやって受験勉強。
運動会のお昼には、主人と息子と3人、出場したリレーのエピソードなど聞きながらお弁当を囲みました。
暑かったけれど、こういう運動会応援ももうあと2回かなと…しっかり応援してきたことでした。
| - | 23:28 | comments(0) | - |
スタジオジブリ レイアウト展
連休最終日、前述の奥田くんの個展を見に行った時、その海岸通りギャラリーからすぐ近くだったので、サントリーミュージアムでのスタジオジブリ・レイアウト展へも行ってきました。
ジブリのアニメ作品が大好きでほとんど見ている我が家の子供たち、とても見に行きたがっていたので、連休、受験生もいるしどこへも行ってなかったことだし、せめてものお楽しみ?にと、久々に3人ともつれて。

7月から始まって、かなりの混雑とは聞いていましたが、もうそろそろ大丈夫かなと思っていたのに、なかなか…すごい人でした。

簡単なラフスケッチのようなものばかりだと、そんなに見ごたえないのでは・・とかってに思っていましたが、目からうろこ・・・1枚1枚とてもよく描かれていました。遠近法をしっかり踏まえ、アングルも工夫され、・・

レイアウトという言葉を、普通名詞的感覚で判断していた私
アニメ映画の、絵コンテは、1シーン1シーンを流れで追う、ラフなスケッチで、それを元に、各カットの画面をきっちり設計したものがアニメーションの「レイアウト」だったんですね。
これがきっちりできていれば、キャラクターを描くアニメーター、背景を描く美術スタッフなどが、並行して作業が進められるというもので、実写映画の演出家とカメラマンの役割を合わせたような作業だそう。、
見ごたえがありました。

アニメーションを学ぶ学生は必見かなと・・そして、イラストや絵画を学ぶ学生にも見てもらいたい展です。

今日は、朝一番から大手前大学で、秋学期初授業でした。
ともに担当する廣田先生と、先日来メールやりとりして、授業内容やプリント原稿について詰め、準備を色々して、無事スタート。
履修希望の学生が、前期終りに確認したときよりもすごく増えていました。

大手前大学・アートセンターでのモンキーパンチ展もまだ開催中、連休中ははるばる東京から見に来たファンの方など、たくさんの人でにぎわっていたそうです。


| - | 00:49 | comments(0) | - |
芸術の秋- 駆け巡る展覧会3

モーネンスコンビスへ行った日に寄ったギャラリー高倉通(京都・三条高倉上がる、京都文化博物館前)では、
「ここから見えるよ2009永江弘之風景展」…成安造形大学イラストレーション領域准教授・永江弘之さんが、自身も住まう近江湖西の棚田や里山の風景をアクリルで色彩豊かに描かれています。27日(日)まで。11:00〜18:00最終日17:00まで

そしてギャラリー恵風(京都市左京区丸太町通東大路東入る一筋目角 2階 TEL075−771−1011)
水口裕務 展
画像の「蓮池」他、自然の光・水。営まれる時々を切り取り、そこに実在するかのごとく見せてくれます。
10月4日(日)まで
11:00〜19:00(最終日17:00まで)

翌日水曜日に行った、海岸通りギャラリーCASO
奥田輝芳 個展
「海嶺」というテーマで、具象と抽象のはざまを行き交うような…、抑えた色と線と点などが、感性で置かれ、、重なり合い、せめぎあう…でもとても静かな絵…です。
やはり10月4日(日)まで11:00〜19:00(最終日17:00まで)大阪市港区海岸通2-7−23
TEL06−6576−3633

この水口・奥田両氏は、京都芸大の同級生。なんと1年の総合基礎のクラスから大学院まで(奥田君は大学院の研究室は違いましたが)6年間ご一緒しました。

話ししていると、どこまでホントでどこからジョーダン??かわからなくってよく困らせられる、面白くておかしな人たちなんですが、作家としての仕事ぶりや作品は、とても…リスペクトしています。
| - | 18:25 | comments(0) | - |
かけめぐる芸術の秋…中で出会う素敵な展覧会 2

Niwa Style 2009 秋
ステーショナリー&インテリア雑貨 展

展覧会を重ねるごとに、見事に洗練されていく、にわちゃんこと丹羽裕美子さん。
出版された本や、現在彼女の仕事が取り上げられている雑誌や書籍も置かれた今回の展覧会も、とてもお洒落で…、何より彼女にしか出せないオリジナリティーが、バッグにもクッションにもキーケースにもあふれ、そして形自体は昔からある袋物さえもニワスタイルに変身させてしまうところがすごいなと感心しきりでした。

26日土曜まで、ギャラリーモーネンスコンビス2にて

http://www.maane.moon.com/
| - | 00:54 | comments(0) | - |
駆け巡る芸術の秋…中で出会う素敵な展 1
各ギャラリー、夏期休廊も終わって、力を入れて今年後半の展覧会を続々スタートされ、芸術の秋、普段以上に友人・知人作家や、知らない方々からも展覧会のご案内が沢山届きます。
とても全部は伺えないけれど、家の雑事や制作を少しこなしてから、一昨日は神戸・CAP House・ぶぶりん堂・ギャラリー島田など、昨日は京都・ギャラリー高倉通り・モーネンスコンビス・ギャラリー恵風など、巡って来ました。

モーネンスコンビスでは、
「紙の仕事」展
RARI YOSHIO ・toーKichi・白い立体・中村俵太・井上由季子

この画像の右壁面にはり込まれているのは、なんと色々な箱の裏側。持って来てくれた人の名前と元の商品名を小さく書かれています。
微妙に違う紙の色々が、派手な印刷のある表とまるで違ってなんてきれい…
また、新しい発見をさせてくれました。由季子マジックです。(井上由季子の展示コーナー)

26日(土曜)まで、12:00〜17:00
ギャラリーモーネンスコンビス
京都市上京区堀川通丸太町下る(株)エ-ワンテック本社ビル3階
TEL075−821−3477
http://www.maane-moon.com/
| - | 00:53 | comments(0) | - |
大切な人へ

今、大切な人へ、妹のような可愛い存在であり、かつ、幾度となく私を励まし元気をくれた大切な人の特別な日に向け、心を込めて制作中です。
まだまだ下塗り段階。
11月8日までに、間に合いますように!
| - | 02:56 | comments(0) | - |
秋色々・・・うれしかった手紙
目の前のヨットハーバーに続く緑も早くも秋色が混じり始めました

ゴールデンウィークならぬシルバーウィーク突入

でも我が家には無縁…かな

19日土曜・20日日曜は早朝から息子をサッカー試合に送り出して色々片付けてから応援に。
土曜日はNHK講座もあるので8時半キックオフから 9時過ぎまで応援してから急ぎ神戸へ行きました。

強いM中学とながらいい試合してるやんと思っていたら1点入れられ、私が行った後そのまま1−0で負けたそう…3試合して1勝2敗。
日曜はずっと応援。またまた強いN学院中学とで、ボロ負けだろうと言っていましたが1勝1分け。
1年生2年生みんなよく頑張っていました。
息子は途中きついファゥルにひっくり返ったり、ゴール前でPKを得るファゥルを誘い先輩のPK得点につなげたり…2試合目終わりにはまた相手と激突して足がつって動けなくなったり…(どんくさい…でも一生懸命ではありました)
何回かの惜しいシュートを逃しつつも、アシストなどでチームに貢献はしてたかな…と親バカおかんです。
私は基本的にスター選手でなくても、一生懸命自分の持てる力の限り頑張る選手であって欲しいし、帰ってきて足が痛い腰が痛い、練習がしんどいとか色々言うのは聞いてやるし、湿布してやったりもするけど「まず自分に厳しくなりや」…それだけはいつも言っています。

NHK文化センター神戸での講座は、この土曜が今期最終で10月からまた新しい半期が始まります。
そんな中、介護の為にお休みされるOさんと、お腹にベビーができたSさんが、出産を控えやめられる事に。
つまり最後の講座でした。
Sさんが最後に「忙しい先生に読んで貰うのが悪いけど…」と、カードに小さい字でびっしり書かれた手紙と、マリメッコの可愛い花柄コースター(私の好きな青色で)をプレゼントしてくれました。
こちらの方が、安産を祈って何かささやかにでもプレゼントしたいなと思いながら、バタバタの毎日で別れの日になってしまいました。
手紙には、何気なく誘われて行った講座だったけど、小・中・高・大とクラブ活動など全くやってこなかった自分が、「やっていて楽しいなと感じれるものに出会えたのはとても幸運なことだし、それも先生であったからこそ見つけられたのだと思います。」と書いてくれてあって、じんときてしまいました。
シモギシさん、有難う。
「本当に有難うございます」と書いてくれてたけれど、こちらこそ感謝です。
あなたが頑張って、ぐんぐんいい絵を描いてくれたのは、教える側もとても励みになりました。可愛い赤ちゃんが安産で生まれる事、そしてまた楽しんで絵を描いて行ってくれる事、心から祈っています。

そして、多くは語られなかったけれど、介護でしばらく休みますと言われたオカザキさん、家でまた少しずつでも描いていくつもりだとおっしゃっていたし、いつでもわからないことあれば、講座は離れても遠慮なく聞いてきてくださいねと、言ってわかれましたが、いつも明るく、でも教室でも家でも、細かい風景を頑張って描き重ねてらした努力家。
色々なストレスが、絵を描くことで、少しでも癒されること、祈っていた私です。
| - | 01:07 | comments(0) | - |
ルパン三世のモンキーパンチ展、大手前大学で開催中
これも書くのが遅れましたが、先週土曜日12日に、モンキーパンチ展が大手前大学アートセンターでスタート。
初日のシンポジウムに参加し、モンキーパンチ(加藤一彦)氏と倉田よしみ氏(漫画家・味いちもんめ作者)らのお話しを聞きました。(いずれも大手前大学教授)

こういう第一線で活躍中のプロに授業で教えて貰えるんですから、学生達幸せだなと思いつつ、でも中にちゃんと有り難み感じずにサボる学生もいる…と、授業サポートする先生から聞いているので、もったいないな…とも。
中にいる時はわからなくて、大学出てから凄い人から授業受けてたんだ…と実感する事は、私達にもあった事で、あまり偉そうには言えませんが…。

画業40周年になるモンキーパンチさんの初期から最近までのの作品や原画、めったに見られない等身大の、墨筆で大胆に描かれた作品(ルパン三世やじげんやらのキャラクター)やラフスケッチも展示されています。
ファンの方々や、マンガ・アニメを勉強する学生には、無料でこれだけ見られるのは貴重な機会かなと思います。
ちなみに、世界各国で、日本のアニメで最も知名度が高いのは、ルパン3世(ベネチア映画祭で受賞したジブリ作品かと思っていましたが、それより上にランクされるそう)だそうです。

10月3日(土)まで
10:00〜18:00 入館無料
大手前大学 アートセンター
阪急夙川駅・阪神香櫨園駅・JR桜夙川駅よりそれぞれ徒歩7分

*追伸・・・ 新しく入った情報です・・モンキーパンチ先生のサイン会が、26日(土曜)12:30〜13:00 アートセンター会場内であるそうです。
図録を購入された方の中で希望者、先着20名(11:00から受付)だそうです。
| - | 19:49 | comments(0) | - |
左手のピアニストと、NHKのアナウンサー
書こうと思いながら、はや1週間経ってしまいました。
先週土曜日、雨の中、神戸・ギャラリー島田での土曜サロンがありました。

普段は、火曜サロンとして、不定期ながら月2回くらい、ミニコンサートや講演や勉強会、ときには落語会などもされたりしているのですが、わたしは火曜は滋賀県のキャンパスへ教えに行っていて参加できないので、大学が休みの時や、たまにこうして土曜日などにサロンが開かれるときには、お手伝いも兼ねて、極力参加します。(子供の病気や父の入院やらがなければですが・・)

先週土曜の195回サロンは、
語りとピアノ演奏による怪談〜小泉八雲その深淵なるまなざし〜
智内威雄 & 今城和久(NHKアナウンサー)

神戸にもゆかりのある小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の「怪談2」に触発され、魅了されたノルドグレン(フィンランド)が、左手のピアニスト舘野泉氏のために作曲した曲を、やはり左手のピアニスト智内威雄さんが弾き、八雲の怪談3つを、NHKアナウンサー今城さんが朗読するという、新しく面白い試み。
小泉八雲の本は小学校時代興味深く読んだことがあり、ただ怖いだけでなく、何か深い哀愁のような魅力があり好きでした。

今城さんは、毎日NHKの夕方の「ニュース神戸から」でキャスターを務めてられる方、見慣れたお顔、見慣れた声で、とてもすっきりと耳に響く朗読。
なんだかありありと情景さえ目に浮かぶような語りで小泉八雲の世界にひきこまれました。
(でも、終わったあとは、とても気さくな明るい方でした。)

智内さんは、なんだかとてもご縁を感じてしまうのですが、昨年9月のわたしの個展中に火曜サロンで演奏されて、つまり私の絵に囲まれた空間での演奏・・それがサロン出演としては2回目でらしたのですが、3回目にお会いしたのは、忘れもしない大ハプニングがあった今年の1.17コンサート。竹下景子さん詩の朗読と音楽のコンサートで、私の大作を舞台に飾って頂いたステージで、ボヤ騒ぎの避難のあと、何とか戻られた観客の心を癒したのが、智内さんのピアノ演奏でした。
つまりまた、私の絵の前で演奏して下さったわけで・・
その後、兵庫県立美術館のホールでの演奏もきかせていただき、今回で5回目。
順風満帆にピアニストの道を歩んでらした中で、突然のジストニア発症、右手が使えなくなるという大変な挫折、でも左手のピアニストのための曲に出会い、限られた左手のみだからこそ、曲の持つメッセージ性がより鮮明に伝えられる・・と、左手のみの演奏で「左手のピア二スト」として再スタート、でも聞いてる側は、とても片手とは思えない幅がある演奏をされるのです。
挫折を乗り越えての活動に、何か自分と重なる共感も感じてしまうのかもしれません。
そして、彼もまた、演奏後はとても明るく気さくなトーク。
同世代の今城アナウンサーと、とてもいいコンビネーションでした。
去年の個展でのサロン演奏時には、マネージャーだったK子さんが、奥さまになられたのも、うれしいことでした。

智内さんのお父様は、かの有名な画家の。智内京助さん(私たちの学生時代、宮尾登美子の「蔵」の装丁画などで一世を風靡されていました)なのですが、それを言ったら、個展中だった作家・松岡美子さんが、ミーハー状態で話しかけてられたのがほほえましかったです。

また、何か、ご縁がありそうな気がしています。
来年9月に、ギャラリー島田でしていただく予定の私の個展中に、またサロン演奏して下さることになったりして・・なるといいな・・。

| - | 23:40 | comments(0) | - |
18回めの誕生日
9月17日は、次女の18回めの誕生日でした。
ささやかに、でも心を込めて祝いました。
18年前の7月、8ヶ月の大きなお腹を抱えて、神戸元町・海文堂ギャラリー(ギャラリー島田の前身)で初めて個展をさせて頂いた・・・
22年前、長女の出産と時を同じくして母をガンで亡くし、父の看護にも追われて、もうこのまま2度と絵は描けないのかもと思ったつらい日々の中、何とか寝ずに少しずつ描いた小さな作品を20年前に島田さんとの出会いで拾い上げてもらい、個展の企画をしていただいて、本当につらかった日々のなかで一筋の希望の光をいただいた思いで2年間準備しての個展。お腹にはこの子がいて、時々元気よくお腹の中からけっとばしてくれたっけ・・懐かしく思い起こしてもいました…、
わたしが一人娘だったために、母亡きあと、父のこと、母の両親である祖父母のこと(母もまた一人娘でした)すべて考えて行かねばいけないことの責任の大きさと重圧に、産後の不安定な心身が押しつぶされそうな思いで、娘にこんな思いはさせたくない、相談しあえる兄弟姉妹を作ってやらねばと、4年を経て、途中病院にもお世話になって、やっと待ち望んでの次女。
二度と無理かと思った個展への制作と、おなかのなかの新しい命/次女の存在が、生活のための仕事も長女の世話も、入退院繰り返していた父のこともこなしながら、の大変な日々に、希望を与えてくれました。
感動の日々だったものの、個展の無理がたたってか妊娠中毒症状が出て、、暑い8月中水分制限されたり、色々苦しいお産だったけど、小柄ながら元気に生まれて来てくれて手に抱いた時は、本当に感激だったな…
来春、無事に桜咲く事祈るばかり…受験生頑張って!
| - | 01:11 | comments(0) | - |
後期・初授業後ー湖西の空見上げホッと一息…

今日から成安造形大学後期授業がスタートしました。いくら色々な事を掛け持つ身でも、今日担当の学生にとったら、週に一度の大切な基礎造形実習。しっかりと中身の濃い物にしなければ…と。

昨日は朝から先端医療センター病院で父の検査・診察に。混み合っていて、予約時間を1時間過ぎて昼過ぎてからやっとの診察。
先々週ちょっと心配な感じもありましたが、陰りは小さくなってきていて、「いいですね。じゃ、次は少し間開けて、一ヶ月後に検査でもいいでしょう」との医師の言葉にひと安心。

それから明石へ送って行き、叔母の家にも顔出して叔父の仏前に手を合わせ、帰途にギャラリー島田へ届け物して帰ったのは5時。
夕食準備までに少しと、夕食や片付け終えてから遅くからとで授業準備・プリント作成など頑張って、また睡眠不足ながら、2時半頃に準備完了。万全の態勢で授業に臨みました。

後期はまた違うクラスを担当するので、新しいメンバーとお互い緊張感?の中、まっすぐこちらを見つめる真摯な目に手応え。…いいスタートを切れたかなと思います。

授業を終えて見上げた、湖西の夕焼け空にホッと一息でした。
| - | 00:32 | comments(2) | - |
作品をこわす快感?

昨日は百花繚乱展の搬出でした。
沢山の(約5000人!)ご来場者だったようで、実行委員の方々もとても喜んで報告下さいました。
案内状も出さなかったのに、このブログ見て来てくれた先輩、友人たちも、本当に有り難かった…有難うございました。
この画像は、もう搬出直前、「壊していいよ」と作者に言われて、嬉々としてハンマーで作品をたたき壊している坊や。これも予定されてたいた事なのかも…その場限りのインスタレーションらしい風景でした。(トンカチ持って嬉しそうな坊やのかわいかった事)
何年か前、芦屋市立美術博物館での堀尾貞治さんの展覧会で、そこら中覆われてる模造紙を、どんどんびりびり破いて剥がして行っていい参加型パフォーマンスに、小さかった息子が喜んで走り回ってビリビリと破いてたのを思い出しました。
美術館で「こわす」「やぶる」…普段は絶対やってはいけない事、怒られる事をやれる…快感!なんだろうな

その息子のサッカー試合で、昨日早朝からまたおにぎり作って送りだし、途中応援に行ってからの搬出でした。前夜、ギャラリー島田さんの土曜サロン(それについてはまた別に書きます)をお手伝いして帰って、皆が寝静まってからまた絵を描いていたら、ヴィッセル神戸とガンバ大阪のサッカー試合が始まってしまい、結果はわかっていたのについそちらにも時々目が行って、惜しかったなぁヴィッセル…なんて寝たのは3時過ぎ。朝は6時起き。居眠り運転に要注意ですね。
| - | 21:17 | comments(0) | - |
百花繚乱展会場にて 3

外側回廊にも作品があります。
サンダル履きの片足があったり、電柱やこたつがあったり…作品と思わずに通り過ぎてから、後戻りして見直す人が何人もいて、可笑しかったです。
| - | 14:36 | comments(4) | - |
百花繚乱展会場にて 2

反対側にも沢山の作品。縦5m位あるものも、床の上の小さなオブジェ…
本当に色々です。
だまし絵展の流れもあり、毎日沢山の方が、みえられてるようです。
| - | 14:30 | comments(0) | - |
百花繚乱展会場にて

兵庫県立美術館ギャラリーで開催中の百花繚乱展会場に、今日は10時 〜13時まで詰めています。
自分の作品前に人だかり?じっくりと見て頂き有難うございます。
| - | 12:44 | comments(0) | - |
セプテンバートワイライトには「ミッシェル」が似合う…

セプテンバーと言うと、竹内まりやのそのタイトルの曲が過ぎり、切なさを誘う…
それは同世代だけかもしれませんね。
でも、何となく夏が終わって秋めく9月は、物思いの季節…
色々な心配を胸に、時々は空を見上げて、深呼吸…

昨日はビートルズのリマスター盤CDが発売され、お祭り騒ぎだったそうですね。予約だけで100万枚を突破していると聞きびっくり。でも私も大好きで、高校時代におこずかい貯めては何枚もLPレコードを買いました。
ギターで弾いて貰ったり、自分でもピアノで弾き語りのまね事して一人歌ってみたり…

世代を超え国を越えての、たくさんのファンがいるんですね。

切ないセプテンバートワイライトには、ミッシェルの曲が似合う気がしました。
| - | 02:18 | comments(0) | - |
携帯が壊れて…

先週。突然携帯の。受信メールが全て消えてしまいました。
慌てて色々触ったり、マニュアルを見てもわからず、docomoショップへ。
中の機械部分が壊れて来ているんだと思うし、とりあえずすぐにバックアップしないと、受信トレイだけでなく、電話帳やらデータも消えて行く可能性があると言われ、慌ててバックアップCDを作って貰い、それを待つ間に。出費は厳しいけれど、あまりにも携帯にお世話になってる身ゆえ(このblogが書き込めるのも携帯があるおかげ)、逡巡しながら覚悟を決めて。えいっと。
そしたら画像やら大き過ぎたり…
当分試行錯誤は続きそうです。

ちなみに 画像は。先日の我が家の夕食。
今話題の食中毒レストランが出していたと同じような成形肉サイコロステーキ。
しっかりしっかり火を通しててよかった…
| - | 03:06 | comments(0) | - |
風になれ…

百花繚乱展出品の
「風になれ」

やがて静かに風が吹く
輝く明日の海に向かって
まっすぐ
たしかに
飛んでいけ
| - | 23:54 | comments(5) | - |
NHKの後、百花繚乱展会場へ

今日は朝からNHK文化センター。先日いい形で展覧会を終えて、皆さん清々しい表情で来られていました。
展覧会に参加されなかったKさんIさんもまた制作頑張ってられたしよかった…

終わってからギャラリー島田へ寄り、1Fボロフスキ-・グラス・アート展と、B1F松岡美子さんの個展を拝見。今年度後半のスタートにふさわしいいい展覧会でした。

それから兵庫県立美術館ギャラリー、百花繚乱展会場へ。
だまし絵展が凄い人気で、駐車場へも長蛇の列。周辺の駐車場へ回ってやっと駐車。
会場で、見に来て下さってたギャラリー島田・島田さんとお会いする事ができ、お元気な姿にひと安心。。でもギャラリー夏季休廊2週間の間、あちこちへの旅はやはり、天国へ見送られた悦子さんとの思い出が追いかけ、センチメンタルジャーニーでらしたよう…

大切な人を亡くした大きな悲しみは、時にふいに胸に迫り、とめどなくあふれる…
痛いほどわかる私です。
| - | 23:18 | comments(0) | - |
目の前で工事中…ちょっと怖い

我が家のベランダ前の工事、6階の高さよりやや高い位の位置に人が…
なんだか家の中まで見られそうな恐さと、あの人、落ちないだろうか…という怖さがあります。
| - | 22:10 | comments(0) | - |
百花繚乱展 展示風景
無事壁面レイアウトができたら、まず壁面設置の作家達が大まかに割り当てられた場所に作品を並べました。
壁面が決まってから、立体やインスタレーションの作品達が入る…その前の会場展示風景です。
京都芸大の先輩や後輩作家さん達、Ge展の作家さん達など、次々出会い、話したりしながら…
皆さん力作ぞろいです。

忙しく動いて下さってた世話役の作家さん達、昨年ギャラリーでお世話になった学芸員さん、お疲れ様でした!

今、兵庫県立美術館・本館企画展示で開催中の「だまし絵」展は、連日たくさんの方が来られ、土日には、駐車場も満車、チケット売り場も長蛇の列で中々入れないくらいだったそうです。
その「だまし絵」展を見がてら、ギャラリー棟へも回って(入口エレベーターが違うので、ご注意)、「百花繚乱展 2009」を見にきてくださいね。
私のブルーの作品、「風になれ」・・どこにあるでしょうか。

「百花繚乱展」は無料ですが、「だまし絵展」チケット買われた方は、1階カフェでそのチケット見せると、コーヒー・紅茶などが250円になるそうです。
(2階レストラン(1階のカフェとは違います)には、私の作品2点が常設展示されているので、もし行かれた方は、それもご覧になってみてくださいね。)
| - | 10:33 | comments(0) | - |
百花繚乱展・搬入- ハプニング
昨日、兵庫県立美術館ギャラリーに搬入してきました。

重いパネル(今回のパネルは、亡き三尾公三先生から頂いた、貴重な何枚かの一枚で、私が作ったパネルに比べたら格段にしっかりとした物なので…)を何とか一人で車に積み込み、10時前には美術館へ。
会場のギャラリー(ギャラリー棟3階)で受付済ませ、作品の梱包もといて指定の壁面へ運び、展示も早く済むかと思いきや、思いがけないハプニングが…。

何だか壁面が多く設置されてるなと思ったら、前の展示のままだったようで、業者の方々が急ぎ壁面を移動。作品も一旦外回りへ。
1時間ほど待たされて、イライラピリピリされてる方もありましたが、あの高い天井から下がった大壁面を、上手く天井レールのコーナーで曲がったりしながら移動させて行くさまは、めったに見られないだろうなと…見入っていた私でした。
(もし上のレールが老朽化して外れたら…あの巨大壁面が倒れてきたりしたら怖いな〜なんて思いながら)
| - | 10:11 | comments(0) | - |
搬入迫り制作- そして神戸で搬出

先日お知らせした、兵庫県立美術館ギャラリーでの「百花繚乱展」搬入が、二日後に迫り、制作追い込みです。
幅が120cm、高さ180cmのパネルは、美術館では大きい感じはしない大きさですが、家では場所をとって大変。今までは大作は、前もって年間計画を立てて、大学の春休み夏休みに、何日か広いアトリエ教室の一角に通って、パネル作りから地塗り、大体の着色までさせて頂いていました。
最近は、大学も受験生を集めるためオープンキャンパスが増え、使うわけに行かなかったり、私も雑事に追われてうまく画材を運べる日がとれなかったり…
で、家の狭いスペースを何とかやり繰りしつつ、ツギハギの時間をやり繰りしつつの制作となりました。

平らに置いた絵を下からのアングルで撮った画像です。(兵庫県立美術館本館で開催中の「だまし絵」展とリンクさせて…プチだまし絵…と言ったのがお分かりになりましたか?)

そして今日は「大好きな絵を描こう」展の最終日で、5時から搬出作業でした。
ギリギリまで制作し、ご飯もセットして飛び出し神戸新聞ギャラリーへ。
皆さんで何回も記念撮影もして、撤去作業の後は、同じフロアの和食レストランにて打ち上げ。
沢山の方々が見て下さったようだし、中々レベルの高い教室展だと言って頂いたり…、和気藹々いい雰囲気、いい笑顔での終了で、本当によかった…。皆さんお疲れ様でした。
そして、何かと便宜をはかって下さった、カルメニ事務所ギャラリースタッフのMさん・皆さん、本当にありがとうございました。
| - | 23:57 | comments(0) | - |
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2009 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ