YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
涙は拭いて風を見に行こう

色々に心配な事が沢山重なってしまったせいか、また仕事も夜中にずれ込み寝不足のまま…朝早くからバタバタ朝食準備し、娘や息子送り出してから、どうも身体が怠い…
やっぱり微熱。

何もかも忘れて安らかに時間も気にせずに眠ってしまいたい…
でも大好きな絵が描けるのは幸せ…、それが本当にできない苦しかった日々を思ったら…

洗濯や掃除や、次女の先日の写真撮影(成人式の振袖姿の前撮影)のセレクトに写真館に行くのや、明日のNHK文化センターで描いて貰うモチーフの植物を買い揃えるのや、色々を何とかこなして、夕食準備もして、アトリエに行けたのは4時半過ぎてから。

今日はなんだか昨日の気持ち引きずって、ちょっと切ない曲が走りながらの車やアトリエのラジオから流れるたび涙が出そうになりながら、香川小児病院へ送る絵は、悲しくならないよう気をつけて制作しました。

画像はちょっと暗くてわかりにくいけど、黄色の自転車や赤いカバンを放り出して「風を見に行こう」の作品。
次の作品は「空を見上げて」、ウインドミル(風力発電の風車)が立つ上に飛行船。満天の星降る「星に願いを」も…
同時進行制作中です。
| - | 00:25 | comments(0) | - |
ひたひたと冬の気配も感じるくらいに…

一昨日の雄琴は肌寒く、夕暮れの空と空気は急に冬の気配が感じられるようでした。

風邪で休む学生も増え、人知れず悩んでいた学生もいて…
帰り道に話しを色々してみたり…
自分自身の、一時あんなに頑張って入った京都芸大をやめようかと真剣に悩んだ時期があった、そんな経験も話してみたりして。
その子も絵を描く事は大好きらしいし、本当に自分がいいと思う作品描いていってみ、人の事は気にせずに…と。


昨日は、会いたがってくれていた末期がんの宣告された友人宅へやっとお見舞いに行ってきました。
残された日々を愛おしく抱きしめるようにして、忙し過ぎた今までの生活では考えられないゆっくりしたペースで過ごしている彼女と彼女の娘さん…、
24年前の母と私の姿に重なる…、ああ今日も生きていたくれてと、毎日神様に感謝していた。
1日1日が本当にかけがえのない「とき」だった・・
胸が苦しくなりながら、涙は必死で堪えて…、
共に行った友人と笑顔で沢山のおしゃべりをして、彼女もいっぱい笑ってくれて…のひと時でした。

一緒にバスケをした日々、遠距離恋愛の続け方も相談されたりして(1年浪人していた彼女はだから私とも後輩でも同い年なんだけど、さきに大学卒業した彼が名古屋に赴任、私は一つ上の彼は先に卒業して東京にいたので)、アドバイスした私の方は彼とはだめになったけど、彼女はその時の高校時代からの彼と無事ゴールインしていたこと、大学ではバスケの後輩だったけど、高校時代彼と軽音楽部でバンド組んでいた事なども、初めて聞いて・・・切ない・・
| - | 09:27 | comments(4) | - |

例年より気温高い日が続いて、やはりひたひたと地球温暖化を感じますね…。

空の雲も、先日までまだ夏のようなボリュームの雲が浮かんでいましたが、やっと少しずつ雲が高くなって秋の空になって来てるかな…

昨日はO大学で午前午後ともにモデルさん使っての授業。
ポーズ中出入り厳禁、モデルさん休憩時のみ、トイレも絵の具用の水くみも。もちろん遅刻してきたら次の休憩までシャットアウト。写真撮影禁止だから、携帯もしまって触らないこと。モデルさんに対するマナーを何度となくアナウンス。特に午後ヌードモデルは気を使うのでしたが、学生らも緊張感持って頑張ってくれて、授業終了時には「あー疲れた…でも頑張ったわ」
お互い疲れたけど芸術の秋、集中して頑張れるのはいいことですよね。

今日は、O大学伊丹キャンパスで授業後、何とか間に合って京都の個展二つのオープニングに駆け付けはしご。
無理な時は無理だけど、何とか行ける時には、お世話になってる先生や、いつも個展来てくれる芸大同級生の展覧会は行かないとと…いい刺激も貰いました。

明日はまた湖西・雄琴キャンパスへ。
多分、おごとおんせん駅からキャンパスへの、スクールバス走る道沿いの並木が、私の大好きな色づきかけの綺麗なグラデーションになってるかなって期待しつつ…
| - | 22:07 | comments(0) | - |
うつりゆく時のさなか

風に揺れる木の葉、
アトリエへゆく道沿いの若木。
ついこの間まで緑色だったのが、秋色に色づきかけているのに気づいて…つい見とれました。

このうつりゆく色が好き…
完全に紅葉する前の、緑から黄緑、うすい赤や黄色やらが、混ざり合って、グラデーションのようになっているこの時期の色が
とても好きです。

でもはかない
ほんとにいっときの色
だから余計に愛おしいのかも知れません。
| - | 23:10 | comments(0) | - |
やっぱり海が好き…

朝から秋晴れの昨日、。
ベランダから見えていた光る海…、
前夜遅くまで制作仕事をして疲れが残る身体、もう少し眠りたい欲求を何とか押しやり朝からバタバタと子供らに朝食作り学校へ送り出して、大量の洗濯。
どんよりと重い頭に、やはり元気をくれるのは、
沢山の洗濯物干しながら、爽やかな秋の空気と、遥かに輝く海…
あぁやっぱり海が好き…

昨日は午後から、神戸ビエンナーレを見に行って(まだ一部、後日また残りを見に行くつもりです)、神戸港から美術館までの短いクルーズ。
穏やかな波のゆれに身を委ね、海風にふかれながら、眺めた海…、どうしてこんなに癒されるんだろうかと自分でも不思議でした…

船と追いかけっこするように、頭上に飛ぶ2羽のカモメ、船上から見つめた流れゆく神戸の街、山の連なり…

デッキでの短くも、忘れられない…海と風に抱かれた…時間になりました。
| - | 15:49 | comments(0) | - |
空と海から…

昨日はO大学伊丹キャンパスで教える日でしたが、
出講前にも朝からアトリエへ、帰りも寄って9時半くらいまで制作しました。

来年1月納期のつもりだった、ホスピタルアートの5点の絵は、11月末にできれば…有り難いとの事で、急ぎ頑張ってみることに…

空から描き始め、ドリッピングやら重ねて行っています。2枚めには光る海も少し入り…

今日は朝から夕食準備もして、アトリエ寄る暇はなく、雄琴キャンパスへやってきました。
秋晴れの湖西、さわやかな季節です。
週末には成安造形大学主催一般の方の写生会もあり(雄琴の一駅京都寄りの坂本界隈)講評指導にあたることにもなっています。
| - | 13:22 | comments(0) | - |
誕生日に頂いた花束は…

大雨の誕生日に頂いた花束…
ペーパーバッグに入れ持ち歩いて帰って、しおれないようにすぐに水切りして花瓶に。
5日経った今日も、枯れた所取り除きまた水切りして水変えて…
まだ綺麗に気持ち和ませてくれています。
感謝…
| - | 13:20 | comments(0) | - |
また次へ…

大学それぞれに…家の事子供らの事、日々色々に…公私ともに忙しい…

でも…

次の制作にもかからないと日は刻々と過ぎてゆく…

で木曜金曜アトリエで水張りや地塗り。
そして土曜のNHKの教室のための沢山の花(モチーフ)準備にも走り、昨日はNHKへ。

香川小児病院のホスピタルアートの5点は心寄り添う絵にしたい…
これは紙の作品で、向こうでフレームに入れてくれるので、久しぶりにキャンバスやパネルに描くのではなく、紙をパネルに水張りして地塗り。

あと、年内はクリスマス展に2つ(ギャラリー枝香庵とアートスペース夢玄)参加するのと、年末に小品展(京都・ギャラリーなかむら)…
年明けにはまたGe新春展(池田・石橋)と、神戸の1.17コンサート終了記念展(芦屋)。

来年5月のGe展大作や、6月ギャラリー島田個展の構想にもかからないと…
(秋には京都・ギャラリーなかむらでも、個展企画頂いています)です。

金曜誕生日には大雨。
個展搬入日の台風といい、またまたつくづく雨女の私を痛感…
| - | 07:03 | comments(2) | - |
なんだか疲れた日は夕日に癒されて

東京の個展が終わり、帰った翌日土曜日にNHK文化センターの仕事があり 、日曜は次女の成人式の前撮り、
月・火・水曜は大学後期授業本格スタートで、木曜金曜に家の貯まった雑用と個展後の片付け、
土曜日はまた京都モーネ工房での特別講師、
10日月曜祝日も大学授業はあって、火曜水曜続け大学での教える仕事。

いまだ個展のお礼状もほとんど書けていない…

友人とお疲れ様会や小休止少しずつしつつも、何だか急に風邪ひき学生も増え、しんどそうな子が多かった水曜授業では、こちらが元気出さないとと思いながらも、何だかずっと走り続けてるような心身疲労感覚が…
授業が終わりかけの時間の、3階教室横・踊り場から
比叡山に夕日が沈んだ空の美しさに、ふと見とれ深呼吸していました…
| - | 06:58 | comments(0) | - |
寝不足でも朝からケーキを焼いたのは…

おとといの夜は遅くに帰宅したら、「裾あげお願いします」の書き置きと、制服ズボンが食卓に。
うーん、これからまだ家事も仕事も残ってるししんどいなぁ…でも成長期の息子、身長は刻々と伸び裾なおしも仕方ない…
仕事とで二時半過ぎまでかかって…

でも朝は早く6時半から朝食作りで起きて息子ら起こして…
大学行くまでにもう1時間だけ寝たいな…と思ったけれど、そうだ、今日は彼女にケーキを焼いて持っていくって約束してたんだ…

6歳下の京都芸大後輩で、大学で工芸教える、いつも元気のいいIさんが、乳癌の手術と治療をこの夏休みにしていた事、つい先日本人から聞いてびっくり。
夏休み前の最後の出講日には一緒に成績つけしたりしていたのに、全く知らず気づかずにいた私…
とにかく早期発見で手術も治療もできて、また元気に大学に出て来られた事を喜びながら、
病気がわかった時にはどんな気持ちだったかと…
一人息子(うちの息子のやはり6歳下で今小学3年、ずっと以前から小さくなったけどまだ綺麗な服やスキーの道具、スキーウェアなんかも譲って使って貰ってる)ちゃんの事も入院時は心配だったろうな…
胸が痛くなりました。

彼女が大好きで、以前はよく大学に焼いて行ってあげたバナナケーキを、もう長く焼いてなかったな…そうだ、元気出るように焼いて来てあげよう!
今、私にできる彼女へのせめてものエール…

先週そう言ってて…

材料準備しかけたら、あ〜ケーキ用バターが半分使われてる…
うーん、仕方なく、頭捻って急遽サラダオイルでできるリンゴとヨーグルトのケーキに変更。
こちらの方がヘルシーだしかえっていいかも…焼いて冷まして切ってラッピングして、何とか大学行くまでに準備して持って行ったのでした。

…元気でいてねって思いを込めて…

早期発見でほんとによかった…
| - | 13:07 | comments(0) | - |
モーネ工房・グラフィック工芸コースでワークショップ

モーネ工房のグラフィック工芸コースのろ組(2年生)で、特別講師として年一回教えるのが、定番になって3年めだろうか…

モーネ工房・井上由季子(ずっとblog見て下さってる方はよく知ってられるように、高校〜芸大での親友であり、デンマークのYUKOと3人Y3仲間で活動もし、、義理の姉でもあります)から、私がX'masのY3展で作ったアクリル板を使った小さなフレームやオブジェ、オーナメントの制作指導を頼まれ、まず作品例をいくつか見せて、アクリル板のカットや接着の仕方、スリガラス状にする所と透明な部分の作り方、アクリル絵の具でのドロッピングなどアレンジ方法いくつか教え、後は自由にデザインしそれぞれの好きなように作って貰うのですが、
それがまたほんとに様々な発想で、形も色々に、個性豊かに制作してくれて…
今年もこちらが沢山の刺激を貰った事でした。
モーネに集うメンバーは、本当に年齢も住む所も(モーネの魅力で物凄く遠方から来られてたりも)、職業や生活状況もさまざまなんですが、皆さん、ピュアな感性でこちらの話す事残らず感じとって、そしてまた自分なりの感性で創作する…もちろん由季子サンの発信するものでより磨かれがあってでしょうが…凄いなって思います。

画像はその作品たち…

ワークショップに入る前に、まず由季子さんからの私の紹介と自己紹介。
絵かきとして簡単ではなかった道のりの事も少し話したりして(必ずその話しもしてほしいとこれも由季子さんらしい)

充実の三連休初日でした。
今日は祝日ながら、終日授業、学生もちゃんと頑張ってくれたから…
授業後いいひとときも…
休日にはならなくても充実の三連休最終日でした。
| - | 23:20 | comments(4) | - |
寝る前の爽やかなライム

今日朝から京都のモーネ工房でワークショップがあるから、早く寝ないとと思いながらも、ゆうべはその準備ほか、仕事のメールやらでまた日付が変わって2時頃にやっとお風呂に。
で、あと少しもうひと仕事あって、お風呂上がりに薄めのハイボールを作り、気分と頭をリフレッシュ。
東京の個展で竹下景子さんに頂いたライムの鉢植えに実っていたライムは、輪切りにして入れると、とても爽やかな香りで…
気持ちよくもうひと仕事して眠りにつきました。

今日のモーネでのワークショップ、
モーネンスコンビス(ギャラリー)での柏木江里子さんの展(泣いてしまった…)
についてはまた書きます。
今帰ってきて、さすがに体は疲れているけど、またいっぱいいい刺激、いい出会い、感動・・・
とても充実した時を持たせてもらったことに感謝・・・
モーネに集う人たち・・年代は様々・・ながら、ライムのような・青いさわやかな感性が共通してあるような・・・ふとそんな気がしました。

明日はアトリエで制作もしないと、明後日は祝日にも関わらず朝から夕方まで大学授業があるので・・・

今夜もシャワー浴びてからライム入りハイボールで、おやすみなさい。
| - | 23:00 | comments(0) | - |
元永定正先生
元永定正先生が、3日の夜亡くなられた事、昨夜知りました。
新聞発表は今朝の朝刊に、写真入りで大きく…

まだまだお元気でいて下さると思っていました。

京都芸大では、私が卒業した後に着任され教えられたから、私は教えて頂かなかったけど、恩師・故・三尾公三先生とは、現代洋画界の巨匠同志仲良く交流されてたし…
何年か前から、神戸のギャラリー島田での個展には(元永先生も個展されるギャラリーで)見に来て下さったり、成安造形大学で入学式後の教員親睦会でご一緒してお話ししたり…
元永先生もメンバーの現代美術家集団(私の学生時代からありかつては恩師三尾先生もメンバーだった)Geに、4年前に木村重信先生から推薦されて参加する事になってからは、その展覧会では有り難くも作品ご一緒し、新春展のパーティーでは、二次会のカラオケでデュエットさせて頂いた事もありました。(指名された私を、プロのように歌い慣れてられる元永先生が一緒に歌って助けて下さったのでした)

いつもダジャレ連発で楽しく明るい先生で、でも芸術の話しになると(芸術の話しでもダジャレでケムにまかれる時もあるのですが)急に厳しい表情と口調に、緊張し背筋が伸びた事も…
昨年11月のお誕生日を前に、米寿記念イベント(何年か前も、西宮北口の大ホールステージで、小山のり子さん司会で歌いまくり、大作ライブペイントもする元気なイベントされたのです)をまた舞台でされる予定が倒れられ、入院手術で心配しましたが、
病院でもいっぱい絵を描いて退院後個展されたり、兵庫県立美術館での子供向けイベントに奥様で現代美術家中辻悦子さんとワークショップされたり、
お元気そうで、ホッとしていました。

また不死身のように、あのお元気なダジャレトークを聞かせて頂けると思ってた…

寂しいです。
| - | 17:31 | comments(0) | - |
講演とサイン会にて

後先になりましたが、これは土曜のBBプラザ美術館でのサイン会。
向こうからギャラリー島田の島田誠さん
ノンフィクション作家・後藤正治先生
画家・石井一男さん

「無垢の画家・石井一男 」展、会場入口前で。

石井さんは落ち着いて黙々と、時々会釈されながらサイン。
後藤先生は、先生の講演の後だし、それを聞きに来られた方に挨拶されては「あ、これはこれは」と知った方もおられてか色々に話しをされたりしながらサインをこなされ…(私がサイン求めると、「あ〜井上さん!、聞いて張ったんですか?お恥ずかしいなあ・・」と)
島田さんは、こんな慣れない事を…と何となく落ち着かずに、何人かにサインされては、ちょっと途切れるたびに席を立ち、またサイン求められて座り…
あんなに色々な場所で沢山の方を前に話したりして来られてるのに、サイン会というのは慣れてない落ち着かない…といった感じがおかしかったり(失礼…島田さんすみません)

三人三様でした。

後藤先生が石井一男さんを語った講演では、私は石井さん・島田さんと3人で並んで座って拝聴したのですが、

「初めて石井さんの絵に出会ったのは、島田さんに自分の文化講座に来て話して貰った時のスライド画像。
他の作家の画像に変わってからも、頭に石井さんの絵が焼き付き離れなかった。」
「「女神」「一人立つ」…石井さんの一連の作品タイトルは、島田さんあるいはギャラリースタッフとでつけられた物らしい…
でも私は「無題」でもいいのではないかなと思う…」
「石井さんの作品は、どれも…私は自画像だと思う」
そんな言葉が心に残りました。

そんな石井さん含め5人の作家と島田さんとの、その尋常ならざる人生らに共にあり続けた、簡単な言葉では言い尽くせない関係、ありよう、起こった事実、偶然で必然の出会いたち…それらを静かな筆致で島田誠の目線で書き綴られた「絵に生きる 絵を生きる」の本が、じわじわと売上伸ばしていると(当然ですね)毎日新聞でベストセラーの3位に入っていると聞き嬉しい事でした。
| - | 00:06 | comments(0) | - |
秋は急に…

日曜は、次女の来年1月成人式に先立ち、振袖姿での前撮り撮影(長女の時はせず、今回着物頼んだ店からのサービスで初体験)があり、着物や小物一式車に積み込み、当日も着付けしてもらう甲子園のNホテル美容室へ朝からバタバタと。

小柄で童顔で、久しぶりに会った中学時代の友達やそのお母さんに「Iちゃんは全然変わらんね〜」と言われたりの次女。
でも、綺麗にお化粧してもらって、長い髪を結って貰う姿を見つめながら、
幼い幼いイメージだった次女も、あぁ娘らしくなったなぁと、ちょっとじんと涙が滲んでしまいました。

午後、東京から戻って来る作品を受け取るため、お昼を食べる暇もなく娘と別れて私はアトリエへ。
有り難くも随分減って帰って来た作品受け取り、改めてまた感謝…
ギャラリーにも電話を入れ、
そして次の制作の準備へ…久しぶりに自分も美容院に行ってちょっと気分すっきり。(個展前に行きたかったな)

季節はどんどん巡ります…もう少しゆっくりと行ってほしいと思うのに、もう10月…
昨日、月曜は夙川べりやキャンパス界隈で屋外写生の指導しながら、肌寒いほどの風。
日が当たれば結構陽射しはきついから、風のあたらない日当たりよい場所では汗ばみ、冷たい風がずっと吹く場所では震えて…
学生にも風邪気味の人急に増えているし、私も気をつけないと…
皆さんも気をつけて下さいね。
| - | 22:51 | comments(0) | - |
横浜トリエンナーレも駆け足でつまみ食い

個展前からの疲れもピークに達してる感じで、どうしようかと迷ったのでしたが、個展最終日に横浜トリエンナーレに関わってる方からチケット頂いて色々解説もして頂いて、11月6日の終了までには多分忙しい毎日でまた関東へ来るのは無理だろうなと…、国立新美術館のあと、頑張って横浜まで。

横浜美術館、日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)、黄金町エリア他周辺地域、

全て見るのは疲れた体と新幹線乗るまでの限られた時間ではとても無理なのはわかっているので、まず横浜美術館へ。ざっと巡り、シャトルバスでBankART会場へ行き、惹かれる物だけみて新横浜へ行き新幹線飛び乗って帰ってきました。

でも、平日にも関わらず沢山の方々が実に熱心に見てられるのや、内容も成熟度を増している感じ。(多分3回めで6年め?)
神戸ビエンナーレもそうなってほしいものだなと…

画像の2作家名失念(¨;)…沢山の床上のガラス玉作品、ガラス玉を写す映像作品作者は別ですが、横浜美術館ではこの作品に惹かれました。
透明なアクリル板迷路に入り真ん中の電話に辿り着けば、タイミングが会えば直接本人から電話がかかり話しができる、オノ・ヨーコさん作品も人気のようでした。
BankART会場の3F奥、クリスチャン・マークレーの映像作品「時計」
様々な時代・国の有名な映画の時計の出るシーンを何分か刻みに24時間繋ぎ合わせた作品は、もちろんずっと見てはいられなかったけど、あ!あの映画だ…とほんの短いシーンに色々なシーンがフラッシュバックされたりするのが面白くオススメです。

夕べ夜、冷たい雨の中帰って家族の夕食作り、夜中またあふれた洗濯し、今朝は朝からNHK文化センター神戸教室の仕事。午後はBBプラザ美術館の石井一男展と後藤正治先生講演会に参加。石井さん、後藤先生、島田さんの本のサイン会もあり、その前後にそれぞれに色々お話しもさせてもらいました。

さすがにちょっと個展前からの寝不足、台風の日の展示からずっと目まぐるしい日々続いて、微熱が…。
また高くならないよう、気をつけて、元気に次のホスピタルアートの作品(1月まで)ギャラリー島田で来年6月個展に向けての作品作りもまた始めたいと思います。
大丈夫、色々に元気頂いて、気持ちが元気なので…
| - | 22:35 | comments(2) | - |
国立新美術館(東京・乃木坂)でモダン・アート、アメリカン展

先週東京行った時にエドワード・ホッバーのポスターを地下鉄駅で見て、28日からだから最終日終え帰る前に見たいと思っていました。

前に国立新美術館に来たのは、多分2005年の東京・青山での個展の時…?
まだできたばかりで、建物も話題になっていて、3階のボールボキューズのレストランには長蛇の列、見物客?見学客?でごった返していました。
昨日は静かに、でもそれなりにお客さんもいて、いい感じに見やすかったです。

フェルメールの室内の光、モネの自然の光、アンドリュー・ワイエスの静謐、そしてホッパーの空虚な切なさ…

時代も国も違えど、私の好きな…多分少なからず影響受けている画家たち
(今回の展覧会で出てるのはホッパーだけです。念のため)

中でもホッパーの絵を現物で見る機会少なく来ていたので、2点だけだったけど、見られてよかった…

あと、ジャクソン・ポロックがアクションペインティングへ行く前のやや具象混じりの初期の作品(珍しい!)や、クリフォード・スティルやフランケンサーラー。マーク・ロスコ。20世紀アメリカンシーンを網羅する、熱い抽象、冷たい抽象、
静かな抽象的具象のジョージア・オキーフも。
そして水彩のように色彩が重なり合うサム・フランシスも好きな画家なんですが「Blue」という作品が出ていて嬉しかった。
これだけの物集めたフィリップス・コレクション、凄いなと思った事でした。
| - | 21:17 | comments(0) | - |
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