YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
雨は雪に変わり・・・
今日も舞い散る雪。寒い日が続きます。
雨だと思ったら雪に変わっていて、雪がまた霙になったりで濡れ鼠に…外に出て歩いていると、手足がどんどん冷えて痛くなってきます。アトリエも暖房があまりきかず、長時間行く時間がないので2時間ぐらいでとんぼ返りなのが、逆に丁度いい感じで。
身体が冷え切ると、なんだか色々に心配事も重たく感じて、胃がきりりと痛む毎日。体を温めないと…と、ちょっと余計に早歩きしたり、夜入浴前にもストレッチやらをしてみています。
忙しく走り回ってる時は、寒さは感じないのですが、でもやはり、このところの寒波には勝てない感じで…この辺でこんなだと、雪国と言われる所は大変だなと(デンマークでマイナス20度は経験しましたが)。体調不良や、病気と闘う方々は、余計に大変ですね・・・
この何年かぶりの大雪、大寒波、早く過ぎて行ってくれますように・・・

明日は、大学今期締めくくり授業、午前も午後も学生の作品に合評で真剣に対峙し、それからちょっと遠方へ走ります。
道の凍結など無きよう祈りながら・・・
たつの市の学校に絵を納める日も、その先にせまってきて、雪になったりせず、良い天気で行けますように。
| - | 16:51 | comments(0) | - |
毎日空と海を見つめて
先日は夜中に洗濯物干しながら、空と海を見つめ、寒さが厳しい分光が美しいと書きましたが、朝、明け行く海と空もこの季節は美しく変化するので、毎日見つめてしまいます。

朝、起きたら一番にリビングからベランダへの窓を開け、深呼吸。
そしてすぐに朝食用意、息子のお弁当がいる日はお弁当作りも、なのですが、その時の空と海の色がこの時期本当に美しい日があり、思わずカメラを慌てて撮りに走るもその色はまさに一瞬で変わっていき、中々あっと思った色は映せない。自分自身仕事への時間に追われているから、調理しながら窓の向こうに変化する色に心惹かれながらも手を止めるわけにも、じっと見入ってる暇もないのですが、その自然の色をなるだけ心にとどめて…毎日をスタートします。
もう少し日が長くなってくると6時ごろでもすっかり明るくなってしまってるから、まだ夜の名残りの群青色の空が、刻々と光を帯びて明るいブルーと、光のイエローとピンクにまじりあってくる空とそれを映す海の色の変化が、こうやって朝食準備の時に見られるのはこの寒い季節だけ。そしてそれが一瞬であるから愛おしく…昨夜もアトリエでキャンバスに何とかその色たちを表現できないかと…

ただ、今年の寒波は…一昨日から東京でも大雪、備えのない街中は大変。今日明日もケガや事故のないよう祈りながら、日本海側は延々と雪が降り続く予報。東北も。心配です。
そして草津白根山の3000年ぶりだという噴火。地下の変動に、また大きな地震が起こらないよう祈るばかり。

大学の今期締めくくりと新年度の準備、展覧会の準備、娘の事、息子の事、病院の父の事、亡くなった叔母の家の事、などなど、毎日色々に走り回りながら、自然の力の前には、なんてちっぽけな自分・・・
| - | 11:37 | comments(0) | - |
2018.1.17
3日前、冷え込みが厳しかった日、また病院から持ち帰った大量の洗濯物干しに真夜中ベランダに出て、心配な色々な事思いながら星を見つめていました。
寒さは厳しいけれど、星や夜の海の対岸の煌めきが美しく見えるのは凛と厳しいこの寒さがあってこそで…人生も同じだなと。

今日、1月17日は、昨夜から降り続く雨にけむる朝となり、23年経ったけれど忘れないで…の涙雨に思えました。
寒さは3日前よりはましでしたが、夕方まで降り続き、そんな中、震災追悼行事があちこちで行われ、地元西宮アミティーホールでは、「竹下景子 詩の朗読と音楽の夕べ〜1.17,3.11、そして4.14のために〜」
景子さんの朗読は心に沁み、神戸で、東北で、被災された方々の心の叫びが胸に響いて、気が付くと熱いものが頬を濡らしていました。
どんなに忙しい中でも、ずっとそういう事に寄り添う事を続けられる竹下景子さん、心から尊敬します。(3月10日には東北へかたりつぎにも行かれます)
今回も一瞬お会いでき、「よう子さん、今年は銀座で個展ね?、案内送ってね!」とエール頂いて、頑張らねばと。
9月の銀座の個展も、その前に7月の神戸の個展も、絵が少しでも色々な方の心に何か素敵な力を与えられるように…コツコツと想いを込めて毎日描く事、それが自分にできること。
渾身の作品たちを描き上げていくことが、私にとっての鎮魂の思いであり、今を生きる人たちへのエールでもあるのだからと。。。そしてそれが、私自身の生きる力の元にもなって…

心配な事が色々重なって、沈みがちだった心に元気を頂いて感謝…でした。
| - | 00:19 | comments(0) | - |
寒い日々が続きます。気を付けて…
昨日は新年最初の大学授業でした。
窓の外には時おり雪が舞う寒さ。でも、学生たちは一人を除いて元気な顔を見せてくれて、今月末の合評に向け、作品制作ラストスパート。指導にも熱が入りました。

今日は送る絵にフレームをあつらえに額縁屋さんに行ったり、役所や郵便局や病院やら走り回った後にアトリエへ。アトリエで年末から描きだしてる作品制作にかかったものの、暖房があまりきかないアトリエ、手足が冷え切って…でもその作品の原風景デンマークは、マイナス10~20度だったなと。
(そのあと父の病院へ,夕食介助は温かい病室で。)

9日の毎日新聞、≪がん患者の心に寄り添う≫という記事に目が留まり読んで、精神腫瘍医という言葉がある事を知りました。
がん患者やその家族の心のケアを専門に行う精神科医・心療内科医のことをいうらしい。
ノンフィクション作家・稲垣麻由美さん(著書に精神腫瘍医を描いた「人生でほんとうに大切なこと」(KADOKAWA)など。)の、「1年半近くの取材の中で、がん体験の苦しみを経て新たな人生の扉を開いた方々と出会った。こころの痛みに寄り添う医師たちがいることを伝えたい」という言葉が、心に響きました。
| - | 00:07 | comments(0) | - |
天国へ旅立ったKさんへ
 昨夜、お電話を頂いて、元旦の朝に、旅立たれたことを知りました。
 一昨年NHK講座を闘病の為に退かれたけれど、また戻ってきたいと思ってますのでと奥様から聞いてたし、いつでもKさんの席は開けて待ってますよと伝えていました。
 6日土曜に今年初めの講座で他の生徒さんら教えながら、また一度お便りしようと思ったところでのお電話は偶然とは思えず…でした。
昨夏の私の個展には奥様の介添えで坂道を上がって見に来て下さって、とても顔色も良く、きっとお元気になると思っていたのに…。

初めて教室に来られた時は、脳出血の後遺症が残ってるから鉛筆や筆がしっかり握れないし、言葉もはっきり言えない事もあると思いますが、どうぞよろしくお願いしますと、送り迎えの奥様から聞いたけれど、毎回とても楽しそうに、色鉛筆も絵筆も握って絵を描いてくれたKさん。こちらがびっくりするほど、とても細かい鉄橋や電車の線も描かれ(教室展にも素敵な作品出品)、意思疎通も全く問題なく、いつも笑顔で皆さんを逆に癒してくれる存在でした。

ご冥福をお祈りします・・・
そんな言葉だけでは言い尽くせないものがあります、よく頑張られましたね。。。。
天国でもにこにこと、絵を楽しんで描いてくださいね。
私も、絵の仲間たちも、あなたの事、ずっと忘れません。。。
| - | 13:03 | comments(0) | - |
2018年
やはり今年もぎりぎりになってのお節料理を作りながら2017から2018へ。
ベランダの向こう、海の向こう左寄りに、はるかに小さくユニバーサルスタジオの花火が上がるのが見えて、次女と明けましておめでとうを言い合い新年を迎えました。
ささやかに正月しつらえをして、息子と次女で(長女は結婚相手の実家のアメリカへ旅立って)屠蘇の杯でお祝いをし、お節と白みそのお雑煮(2日はお澄ましで)。
それからお節を少しずつ詰めて、父の病院へも持って行き大みそかに飾っておいた小さな正月飾りとでささやかに病室もお正月気分に。父も孫相手にほっこり笑顔でしばし話もでき、今年も何とか…良かった…。。

2日は明石へ、父の家と昨年8月亡くなった叔母の家、気になっていても日々忙しく過ぎてゆき、行っても片づけるほどの時間も取れないけれど、崩れたり何か異常はないかせめて点検だけでもと、何か力仕事いる事態もあるかと、息子と次女も一緒に行ける日を模索してこの日に…で走りました。

そんなこんなで年賀状は今頃まだ書いています。早々に下さった方々、まだ先になりますがごめんなさい。
今年も、こんなバタバタでスタートの私ですが、今年もどうぞよろしくお願いします。
病気や困難を抱える方々にも少しでも良い年に…社会も弱者に優しい方向へ…と祈りつつ
| - | 22:56 | comments(0) | - |
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