YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
無事、帰国しました。
初めてのアメリカ。滞在先のワシントン州のシアトル空港から南へ車で40~50分の辺りの風景は、自然も豊かで、走り抜けていく森はどこかデンマークの森にも似ていたり、草原に建つ家は、大好きなアンドリューワイエスの絵を思わせてくれたり・・・
babyのサポートに追われ、結婚式もあったりで、観光などは無理だったけれど(向こうの家族が美術館や動物園へ連れて行ってくれようとした、着いた翌日は、夜中ずっと泣き続けたbabyの為にぐったりの娘を仮眠取らせるべくシッターをし、その翌日は式の前夜祭と予行演習や準備に親族や友人30名ほどが集まり、さらに翌日は結婚式で150名の大集合にバタバタと参加等々・・・)
でも、また沢山のインスピレーションもらって帰って来ました。

日常から遠く離れ、これからの生き方について、また深く考える旅にもなりました。。。

車で移動中に車窓から撮ったり、夕方トワイライトのひと時に家の周りに一瞬出て撮ったり、山の中のガーデンパーティー、ウエディングケーキを取りに行く途中で寄ってもらった海辺、携帯のカメラに収められた沢山の画像から、また作品のイメージスケッチを描き重ね始めています。

娘の旦那さんの甥っ子の結婚式へのお祝いと、向こうの家族へのプレゼントに、持参した2枚の絵は、其々とても喜んでもらえて良かった・・・
娘も「母さんについていてもらって本当に助かった」と、お疲れ様だったけれど無事ミッションをこなせて良かった・・・
忙しい中で、滞在の部屋など準備し、温かくもてなしてくれたファミリーに心から感謝

| - | 14:29 | comments(0) | - |
明日からアメリカ・シアトルへ
8月7〜15日の父の初盆の供養も終え(13日には子供ら勢ぞろいでお墓参りも)少しほっとしながら、毎日アトリエで描いてきた9月5日から銀座ギャラリー枝香庵での「わたしの中の村上春樹掘櫂ぅ瓠璽犬帆郎遏彭現佗丙遒盍粟。(私は、17歳で自死した姉の生き様と重ねて読んだ「ノルウェイの森」のイメージで描かせて頂きました)、、、そして、10月の装丁画展への作品も8割描けた状態で、明日からシアトルへと旅立ちます。
長女とbabyのサポートですが(長女の旦那さんの実家へ。まだ生後6か月のbabyの長時間フライトに不安がる娘のため)、私にとっては初めてのアメリカ。そしてシアトルは海に面した街、絵のモチーフにも出会えるかな・・・いやbabyの事でてんやわんやかもですが、とにかく行ってきます。
21日から26日帰国まで、メールも電話も音信不通になりますが、ご容赦ください。
| - | 01:46 | comments(0) | - |
台風の中、終戦の日に
台風は日本海に抜けたようですが、まだ雨風は唸り続ける中、これを書いています。
今日は終戦の日、そして父の初盆の最終日。
父は士官学校から若き軍人としてビルマに行き、最悪の悲惨極まりない作戦として語られる「インパール作戦」に参加、数少ない生き残りとして収容所に2年間収監されてのち帰還したのでした。
インパール作戦の無謀さ凄惨さについて私が知る事になるのは、本当に最近になってからで、すぐそばで仲間が皆死んでいく壮絶な体験をしたのだろうと思います。そんなことも知らずに、父に、戦争実体験者として、子供らに語ってやってほしいと頼む私に「戦争は本当に行った者にしかわからん」と多くを語らずに来た父。それでも、死期が近いことを感じ取ってからは、少しづつ息子らに語って・・・
でも、戦争は絶対してはいけないと言う一方で、あの時代、教えられた精神にまっすぐに生きた事は間違っていなかった、という言葉には、複雑な思いがありました。
父の遺影に手を合わせながら、色々な思いが去来した、台風の中の終戦の日でした。
| - | 00:39 | - | - |
雪原

猛暑が続きますが、皆さん大丈夫でしょうか(汗)
大学授業は7月いっぱいで夏休みに。でも、色々な手続きや雑用、片づけ、etc.なぜか毎日走り回って?何とかそれでもアトリエに走って制作するひとときにホッと息をついて、、
暑い暑い中で、12月の個展に向けた作品たちの構想を練るうち、数年前に行った時のデンマークの雪原や、息子と二人で行った日本海側の雪原を描きたくなって、3部作で雪の風景を描いています。(この雪を見つめていた時、生き方について、厳しい寒さと自分自身とに向き合っていたのです)
息を詰めて、そっと薄く何回も塗り重ねていきながら描き出す淡い雪の色、空のかすかな光のグラデーション、やはり描くことは祈りに似て・・・

朝は、揃って並んだ3つの位牌…父と母と姉の…に手を合わせ、父が好きだったコーヒーを供えて、一日がスタートするのですが、父の初盆になるので、花や果物、野菜も小さなスペースながら供え、父が好きだったスイカも切って供えたり。
来週は子供たち揃って車に乗せて(babyも初めて)、お墓に行く予定が、台風接近…
永年、私は行かないといけないとの使命感(父からも言われて)でどんなに忙しくても、体調が悪くても、お盆にお墓の掃除をしてきたけれど、子供たちには、無理なら、お墓の前に行けなくても、遠くからでも、手を合わせて思ってくれる気持ちがあれば…故人を大切に偲ぶその気持ちの方が、大事と思っています。

| - | 10:40 | comments(0) | - |
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