YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
雨のヨットハーバー…原画発送終えて

明日午前中必着が最終締め切りの、挿絵原画を、何とか日付が変わった夜中に描き上げ、少し寝て、朝から息子・娘の食事や山のような洗濯をしてから、梱包して発送してきました。
ちょっとホッとして、久しぶりにヨットハーバーの方へまわり、霧雨の中歩いて来ました。昨日から、それまでの長く厳しい残暑が嘘のように肌寒いほどの秋の空気。煌めく秋の光もいいけれど、しっとり微かな雨のハーバーもいいものです。寝不足の頭が、ひんやり冴える感じでした。
| - | 23:12 | comments(3) | - |
秋の気配…好きなんです
日中まだまだ暑いですが、朝夕のひんやりした空気、澄んだキラキラした光、秋の気配を感じるとうれしくなります。
生まれたのが10月だからか、暑い夏の後のホッとする清涼感、空気が澄んできて光がきらめいて、やがて木々が色づいてはかなげに落ちだす、ちょっとメランコリックに切なくなる秋が大好きなんです。
また新作が描けそうな…

などと想いに浸っている場合でなく、とりあえず目の前、後3日に締め切り迫った毎日新聞挿絵(次回は10月3日夕刊に載ります)を仕上げるべく、沢山のラフスケッチの中から3枚に絞りこんで詰めて行っています。

今週は、月曜祝日はまた息子のサッカー試合のお世話、火曜は成安造形大学、水曜は大手前大学、それぞれ後期立ち上がりは雑用も多くバタバタ走り回り…でした。成安で見晴らせる琵琶湖のたそがれ時が綺麗で、次の休憩時間に写真撮ろうと思っていたら、もう真っ暗でびっくり。日が落ちるのも早くなったナァと実感した事でした。
| - | 21:48 | comments(2) | - |
運動会さらにさらに続編

そして、5連敗していたヴィッセルは、なんと5-0で勝利!「この日、2得点を奪って得点王ランキング日本人トップに立った大久保(嘉)の陰で、ベテランMFの働きがきらりと光った。」
毎日新聞・翌朝日曜版の記事に深くうなづいていた私です。
神戸を長いトンネルの出口に導いたのは、34歳のMF栗原の、立ち上がりからの果敢な動き、前半5分の得点ゴールだったのです。
早い時点での先制点が精神面で大きい事は、息子達の試合で痛感。もちろんプロの事はわかりませんが、ベテランがここで何とかしなければ、との悲愴な決意は、会場で貰ったパンフレットへの事前単独インタビューにも、栗原は語っていました。
ものすごく疲れた1日でしたが、運動会でも、ヴィッセルの試合でも、清々しいものを貰った私です。
| - | 00:29 | comments(0) | - |
運動会さらに続編

実は昨日はまた、サッカー・ヴィッセル神戸のHome(ユニバ-)での試合チケットを譲って頂き、でも4時キックオフ。どう急いでも競技場まで1時間はかかるし、3時半終了予定の運動会が終わってからでは前半終わり頃にしか行けないし、誰か行けそうな人に譲った方がいいかなーと思ったのでしたが(正直なところ疲れ気味というのもあり…)、でも息子が「絶対行きたい!」断固として言われ、母は頭巡らし、着替え持参で運動会に。終わり次第泥だらけの体操着着替えさせ、西宮駅でも走り特急に飛び乗り、三宮駅でも地下鉄へ走り、なんとか前半15分は残す場に滑り込み。上位の名古屋グランパスに予想外?に先制点奪っていて、へとへとの母も一挙に息子と応援盛り上がりました。
| - | 23:55 | comments(0) | - |
運動会続編〜お弁当タイム

かろうじて校舎と円形ホール間の屋根のある日影スペースに、沢山の家族とひしめき合いながら場所を取り、ふれあい昼食タイム。ささやか恥ずかしながら我が家のメニュー。
タラコ・青菜・梅しそワカメの三色おにぎり。のり別添え。
鶏肉竜田揚げ・ネギとオカカ入りだし巻き卵焼き。
イカ・タコ・魚介類好きの息子の為に、イカ下足ガーリックオイル焼き(私の分 までパクバク食べました)
インゲンバター炒め
人参のグラッセ
そしてデザートに凍らせたゼリー(少し溶けてシャーベットみたいでおいしい、と息子)
| - | 23:29 | comments(0) | - |
炎天下、ガマン大会のような運動会

昨日は時々曇りの天気予報もなんのその、全くの快晴・厳しい暑さの中、息子の運動会ー子供達の座る場所の上には熱中症予防に薄いタープのようなにわか設えの屋根も今年は作られましたが、父兄観覧場所は、照り付ける陽射しの下、皆さん帽子やタオル、後ろに見てる人がいないか確認して日傘もさしたりしながらジリジリ焼かれる感じでした、でも、クラクラしながらも、子供達の一生懸命走る姿、時々間違えながらの可愛いダンス、やっぱりいいですね。
ここ西宮浜では、小学校・中学校合同でのマリナフェスティバルなので、兄弟姉妹のいる家庭は助かるのです。(越して来る前は、9月末〜10月は毎週末運動会。保育園・小学校・学童保育の市内連合運動会・地域の運動会…まだ中学校に入ってなくてもそれだけあり、平日働く母には休みなしになるきつさでした) 引越して来た時は、長女が小6、次女が小2、息子が保育園乳児部。あの仲島先生が朝礼台の上から組み立て体操の指揮をとってはったっけ…懐かしい…。翌年から、長女は中学校だったし、小学生の次女と一緒の運動会はとても有り難かった…保育園のもありますしね。
休日にまた早朝から家族みんなのお弁当作り、一日中炎天下での運動会は大変だけど、子供達の生き生き頑張る姿、リレーでバトンを落として一位から最下位に落ちても、練習ではうまくできてたのに本番緊張してダンスで固まってしまっても、組み立て体操で焦って逆立ちや上に立つのができなくて泣いてしまっても、純粋に頑張る姿には、その大変さにあまりある価値があります。
| - | 23:08 | comments(2) | - |
逃避行動

辛い知らせに体調が悪くなったのか、体調が悪いから辛い知らせに落ち込むのか…とにかく片付けねばならない事山積みながら、朝から次女のパスポート申請(来年修学旅行はなんとニュージーランド!)・大学の打ち合わせ・・から帰ってから、アトリエの片付けや書類整理などややこしい事置いといて、新しい小品パネルに下塗り。メディウム混ぜ合わせ、壁塗り職人のように、ひたすら汗滴らせながら木地を埋めて行く・・この無心の、でも愛おしみながら表にはでないところを何回も塗り重ねる作業はいい作品になるためにとても大切に思えるし、何か癒されるのです。
既に、頭を使って描き込むべき作品もあるのに…、これって逃避行動でしょうね。

昨日は次女の体育祭があり、日付変わって今日は息子の運動会。元気が出るお弁当作ってやるためにもう寝ましょう。
| - | 02:20 | comments(2) | - |
久々に湖西の成安造形大学で授業

何だか残暑まだまだ厳しいここ数日。京都から山科越え、琵琶湖を垣間見ながら湖西線で北へ20分。さらに雄琴駅からスクールバスで山手に行く自然豊かな中の成安の学舎は、少しは涼しいかと期待しましたが、暑い暑い。
後期から基礎造形実習にも色が入ってくるので、今日、初回授業は、授業の流れの説明と、簡単な色彩学の講義後、来週から同系色(類似色相配色)と反対色(対比色相配色)で、描き分ける課題のモチーフとしての風景スケッチの予定だったのですが、長く屋外でのスケッチは熱中症が心配で(カリキュラム組んだ時は、今頃は秋の気配のつもりで、こんなに暑いとは思わず…)まず、パネルに水張り。その後1時間ほどのスケッチで切り上げ、決まらなかった人は来週授業までにの宿題に。
前期と後期で担当クラスが変わるので、今日は新しいメンバーでお互いちょっと緊張…でも和やかにスタートできホッとした事でした。

昨日は3連休中唯一の休み。次女の誕生日だったので、西宮・大谷美術館にボローニャ絵本原画展を見に行ったり、次女が欲しがってたクラブで着るジャージ上下(中学では学校揃いのジャージ来てたので)をスポーツ用品店へ見に行ったり、ついでに息子がなくしたサッカーのレガース(すね当て)を買ったり、久々の家族団欒。
夜には次回毎日新聞挿絵の為の、陳先生の原稿、ちょっと遅れていたのがが担当記者Kさんから届き、今日からスタートの授業準備もあり、また深夜までバタバタでした。
| - | 22:54 | comments(0) | - |
神戸・北野クラブで教え子の結婚式

15日土曜日、人生の「ハレ」の場に立ち会わせて貰いました。

朝から、NHK神戸文化センターでの講座があり、家を出る前には朝食準備・息子のサッカーの試合の準備・試合前の昼食のおむすびなど準備してバタバタ飛び出し、これで結婚式に出て大丈夫だろうか?と、出てから服装見直す私でしたが、黒スーツのジャケットだけカーディガンに着替えて、上半期最後のNHK講座はまた、熱心に水彩や・パステル・色鉛筆、それぞれの画材でそれぞれの好きな風景や花など描かれる方々楽しく指導。
そして3時半からの大手前大学教え子のTさんの結婚式へ。

とても綺麗で幸せそうな彼女の姿に、こちらも幸せを貰う思いでした。
震災では大変な思いもし、数年前お父さんも亡くなられ、気丈なお母様と彼女が披露宴で見せた涙に、こちらも色々な想いが重なって涙…
| - | 23:22 | comments(2) | - |
たまに親子水入らずのひととき…

14日は神戸西の端、舞子にて、亀井純子基金15周年記念コンサートがあり、音楽好きの父を連れて行ってあげようと、もう7月の展覧会中にギャラリー島田で前売券を購入していました。
車で明石まで迎えに行って帰りも送り、敬老の日のプレゼントのつもりだったのですが、会場のシーサイドホテル舞子ビラ神戸へは、父の方が市民コンサートなど聴きに行き慣れていて、中にある「有栖川」という和食の店に予約を入れてくれていて、逆に夕食をご馳走してくれたのでした。
この店は、かつて母が生きていた頃に来た記憶があり、懐かしいとともに、以前の6階から3階に移ったとはいえ、黄昏れの海を見渡せる素晴らしいロケーション。今は明石大橋を望める場所でもあります。コンサートの前に、素晴らしい風景と美味しい食事のプレゼントにこちらが恐縮していると、「まあ、こんなひと時もなかなかないからな」との父の言葉にちょっとじんと来た私でした。
確かに、我が家に父が来ていても、仕事から慌ただしく帰宅した私はバタバタ夕食作りながら、子供達に片付けや明日の用意を声かけし、父と話しながらも子供叱ったり遅れて帰ってきた主人の食事の配膳にまたバタバタしたり…親子でゆっくり向き合うゆとりが中々ないのですよね…。
いいひと時をプレゼントするつもりが、逆にプレゼントされた感じでした。(行く前と帰ってからは、また大忙しでしたが…)

伊藤ルミさんのピアノと、ミハル・カニュカさんのチェロ、そのデュオコンサートが素晴らしかったのは言うまでもありません。
| - | 00:26 | comments(2) | - |
笑いとなみだ…感動に元気貰い
今日は前に書いた鍼灸院の後、見ておかないといけない展覧会5件をできれば回るつもりでした、が、どうしても聞きたい講演会が、頑張れば行ける場所・時間であるのがわかり、展覧会は3件駆け足で廻り、会場へ駆け込みました。
尊敬する仲島正教先生の講演、難病を抱えながらフルートで心に響く音色を届ける奥田良子さん、それをご主人奥田勝彦さんのベースギター(やしきたかじんさんのバックバンドのリーダーも永年勤めた方だそうです)が支えるデュオ、エスペランザとの「やさしさを風にのせて」ジョイントコンサート。
今や全国を講演で走り回る仲島先生が大阪で講演されるのを先生のブログで少し前に知り、場所はどこかインターネットで夜中に調べ、でもぎりぎりまで行けるかわからないし、予約なしで入れるのかもわからないままの当日駆け込み。無事入れてホッとしながら、講演前に私の座席近くの客席に来られた仲島先生に挨拶して驚かれ、さあ開演。
エスペランザ・良子さんの、音楽家としての夢を一時は断念し、先が見えずに真っ暗な気持ちで引きこもってしまった日々から、また今日、一生治らない難病と付き合いながら、そういう事を語り伝える事で、今苦しみと闘う人を元気づけようとの、美しいフルートの音色とともにのトークに胸が熱くなり…(ホスビタルアートとも繋がる気がしました)
続けて第2部、仲島先生のトークは、元気いっぱい!会場を走りまわって、私を含め聴衆達みな笑いに癒され、そして永年の教師生活の中での感動エピソードの数々には涙・涙…。
その中には、先生が小学校教師生活最後の担任クラスだった、長女のクラス・クラスメートの話しもあり、状況がありありと目に浮かぶだけに余計に涙が…。でも、そんな身近な状況だった私だけではなく、講演が終わって会場を出る時、「あかん、涙がまだ止まらん」と仲間に言うおっちゃん、鼻水すすりながらハンカチ離せないおばちゃん…多かったんです。

難しい人権教育でなく、「あーよかった、あなたが居て」って、我が子にも、友達にも、地域の人にも、お互いを尊重して言い合えれば、それでいいんだと言う先生の言葉は、いつも言われる「子供には心の温かい貯金が大切」ということや、「優しいという字は、憂うる人の横に人が寄り添う」「優しいと言う字は、百の愛が人に寄り添っているよ、とは教え子にも教えられた」の言葉たちと共に、また私の心に刻まれました。
頑張って行って本当によかったです。元気をいっぱい貰いました。
| - | 23:45 | comments(0) | - |
初体験、おそるべし鍼灸院!
大学の授業開始が来週に迫り、打ち合わせや、プリント作成などに追われ、秋の展覧会の絵の制作も…と、やらねばならない事山積みながら、先週からの体調不良に加え、日曜左腰をグリッといやな痛み。その後何か持とうとかがむたび「イタタッ!」。ギックリ腰未経験者ながら、絵かきや彫刻家や、周辺では若い頃からギックリ腰になってる人も多いので(腰に悪い体勢や、重い作品の取回し・運搬などからの、職業病でしょうね)、動けなくならないよう、無理な体勢なるべくとらず、風呂上がりには湿布もして様子見。それでも酷くなる感じに、授業スタート時に迷惑かけたくないし、思いきって鍼灸整骨院へ初受診。
電気で患部を温め、ウォーターベッドへ。これがすごい!温かいお湯が入ったベッドの中から、温泉のジャグジーのような、電気マッサージ機のような感触で、寝転んだ足先から腰、背中に首まで温水流が解きほぐしてくれる感じで、血行悪く低血圧の私の血の巡りがよくなった感じでした。その後院長先生に「肩もコリコリですね〜」と背中や腰を診ながらマッサージしてもらい、腰に湿布&テーピングで終了。明日も受診して来週に備える事に。元気で学生達の前に立つべく頑張るぞ〜阪神も2連敗から今日は勝ったし。(阪神ファンでない方ごめんなさい)
ちなみに、この院長先生、DJでTVや雑誌でも活躍の、UKさんのお兄さんだそうです。
| - | 21:49 | comments(0) | - |
教え、教えられ…

日暮れがまた徐々に早くなってきました。夕方6時半、少し前だとまだまだ明るかったヨットハーバーがもうすっかりたそがれ…
昨日の午後、息子のサッカー練習に、また人数分の保冷剤を持って見に行った時には、じっと立っていられないほどの暑さでしたが、確実に季節は巡り、秋は近づいていますね。
1昨日はまた、朝からサッカー部役員の運営会議に出て、夕方は京都で親族の集まりがあり、昼、時間はあまりなかったのですが、この日以後はまたずっと、平日も土日もスケジュール詰まるので、教え子2人とランチの約束を決行。それぞれ東大阪と大阪から西宮まで来て貰い、私が会議後飛んで帰って子供ら(家にいたりクラブへ行ってたり3人3様)の昼食準備整えて車で絵まで迎えに走り、ウギの店に案内しました。
彼女らは、私が大学院出てすぐ中学で美術教師をした時、授業でも教え、美術部顧問と部員の関係でもあり、共に合宿にも行ったメンバーで、思えば24年の付き合い。とは言っても間は中々会う時間もなく、私の個展や先々月の2人展など遠いところ来てくれていてもゆっくり話す事も出来ず申し訳なかったので、タイトなスケジュールの中、何とか3人都合がついたので来て貰いました。
あの頃の事を思出すと、本当に大変な事ばかり次々よくあんなにあったなあと今でも思いますが、美術部の子と担任を持った子らは、若くて未熟で一生懸命だけがとりえの私でも、とてもなついてくれて、可愛い生徒達でした。
今も、私の中では中学生のイメージそのままながら、私と11才しか違わないし、それぞれに30代後半(!)になり、話していると、教えられる事も多いのです。
今回は、その一人が、10年前から目の難病と戦っている事を初めて知りました。学生時代からいつも笑顔で和ませてくれる彼女、(泣き顔を思い出せない…見せた事ないんじゃないかな)今回もさらっと、飲み薬に目を留めて尋ねた私に「言ってなかったっけ?」と病気の事語り、「やっと国の難病指定になってね〜そんな病気持ちも全部わかった上て引き受けて貰えてよかったわ〜」と、2年前結婚したご主人の事も明るく言う彼女に、胸が熱くなりました。
Y子ちゃん頑張ってね、私は病気の事はよく解らないけれど、進行したりだけはないようにと、心から祈っています。
| - | 18:38 | comments(2) | - |
美術と音楽が出会う場所
現在、兵庫県立美術館で10月8日まで開催中の「巨匠と出会う名画展」。川村記念美術館は、現代美術の質の良い展覧会をされるので、見に行きたいとこれまで何回か思いつつも、場所が千葉県の割と不便なところ故にまだ行けずにいましたが、今回美術館大規模改築による休館のため、屈指の所蔵作品がやって来るという、関西では最初で最後の機会と聞き、是非行かなくちゃと思っていました。
そして、その開催記念イベントとして、「美術と音楽が出会う場所〜名倉誠人マリンバコンサート&現代美術トーク 共演:渡邊一毅」
私がお世話になっているギャラリー島田の企画協力、先日15周年と書いた亀井純子基金の助成で,先日(9月1日)夕方から開催されると聞き、何とか時間やりくりして展覧会を見て、そのコンサート&トークも聴いてきました。
とてもよかった・・当日並んで1人1枚限定の整理券を入手(定員250人を早々と越えてしまい、あきらめねばならなかった人も多かったよう)したかいは充分ありました。
作曲家が元にした実際の作品、クレーやミロやポロックの画像を大きく写し出しながら、学芸員が美術的見地から、名倉さんが音楽的見地から話しをされ、そしてその曲の演奏。
なるほど、絵のイメージと重なる・・
その解説の中には、さっき見た展覧会の中の作品もあり、実際の大きさやマチエール(画肌)の記憶も鮮明で…

なかでも、最後に名倉さんのマリンバと、渡邊さんのクラリネットの、ウ゛ィレム・デ・クーニング作品イメージから触発されて作曲家が作った曲の演奏は、物凄い緊張感。
デ・クーニングの、ダイナミックに異素材の絡みあう作品エネルギーそのままに、ビンビンと聴衆を捕らえ、演奏終わっての拍手なりやまず・・・

神戸出身、ニューヨークを拠点に国際的活躍のマリンバ奏者・名倉誠人氏と、やはり神戸出身、2005に東京芸大音楽学部出てまさに今から国際的に活躍が期待される渡邊一毅氏、2人の競演をまた聴きたく思った方は多かったはずです。
| - | 19:04 | comments(0) | - |
ちょっと今頃夏ばて・・・
今週9月3日から、下2人の小学校・高校は新学期スタート。同じ3日の毎日新聞夕刊に、ちょうど1年・12回目の「海の世紀」挿絵も無事載り、NHK文化センターの生徒さんの展覧会も4日・昨日終了、無事搬出を済ませてきました。
秋〜冬の3つの展覧会の作品構想〜制作や、まだわからないけれど、表紙絵を描かせてもらうことになるかもしれない、某出版社の仕事の構想、もうすぐ始まる大学それぞれの授業の準備など、色々がんばらねばならないのですが、どうも体が・・思うように動かず・・今頃夏ばて?
3週末連続で暑い中立ちっ放しでのサッカー応援が響いたのか・・たくさんの仕事はあっても、大学へ毎日出講している日々に比べ、家での仕事が多く、つい今仕事と並行してやってしまおうと、家中のカーテンを洗ったり、6人分の布団干したり、ダニが気になるクッションやマット類を干して、体に無害でダニよけになるハーブスプレーをしてクリーナーもかけたり(我が家はみなひどくはないけどアレルギーが多少あり、この蒸し暑い日々で、子供らも湿疹がまた出たりしていたので、いつも清潔に。だけは気になって)
暑い中あせってやりすぎたのか・・

夏休みは、朝食が終わるとすぐまた子供らの昼食準備もあり、それが片付いたらおやつ〜夕食と、世のお母さん方みな、本当にごくろうさま〜〜なのですが、子供らにとったら、たとえば小5の息子にとったら、小5の夏休みは一生の中で今しかないわけで、そのときそのときをやっぱりいい時・思い出つみ重ねて、大人になって何か大変な事にぶち当たったときにも、小学校時代の夏休みは楽しかったなあ・・と、気持ちがほっと和めるよりどころとしてできるだけたくさんいい思い出残ってくれるといいなあと(尊敬する仲島先生も、心に貯金がいっぱいある子は困難にあっても乗り切れると話してはりました)、家に私がいるときの昼食は、子供ら大好きな夏定番のそうめん、冷たいざるうどんに枝豆とか、山芋とろろたっぷりのぶっかけそばとか、チャーハンとサラダ、フレンチトーストとミキサーで氷たっぷり入れて作りたてのシャリシャリシャーベットのようなバナナジュース・・などなど、簡単だけど夏らしいメニューで日々頑張ってみました。
給食が始まって、昼にさあ仕事がもう少しできると思っていたら、暑さがこたえ日中体のだるさに、やはり夜中に何とかこなすという情けない状況です。
| - | 23:55 | comments(3) | - |
ライオンズ杯準決勝惜敗・悔い無し3位
夏休み最後、この週末土日もまた、息子はサッカー三昧。昨日は私はNHKの講座の仕事があり、早朝から皆の朝食と息子・娘におにぎりやら昼食準備、息子にサッカー練習試合の準備整えさせて,飛び出したのでしたが、今日は先週・先々週から勝ち残って来たライオンズ杯の準決勝。もちろん役員として行くため、また早朝からお弁当作,息子と友達を車に乗せ、行ってきました。
相手は強豪・夙川。多分、我がチーム・西宮浜セレステには、向こうは悠々勝利のつもりだったのでしょう。互角に競り合う試合展開に向こうのコーチらは選手らに怒号連発。一方こちらは、準決勝まで来たのが儲けもんなので、コーチも母達も、温かい目線。前半1点後半1点入れられ負けたものの、こちらも惜しいシュートが何度もあり、内容は互角に思え、決勝でその夙川が強豪・仁川に勝ち優勝したので、我がセレステチームも優勝の可能性も夢ではない実感に、表彰式後にコーチと共に3位のメダルをかけての記念撮影には、みな全力で頑張って悔いなし!のいい笑顔が輝いていました。
夏休みのしおりの締めくくりに、「西宮浜で1・2・3・4年も6年も、とったことのないライオンズでのメダルを、初めて、5年の僕らが銅メダルを獲得しました。それが夏休み一番の思い出になりました。」
と書いていた息子です。
| - | 21:20 | comments(4) | - |
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2007 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ