YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
東京へ送る小さな作品たち

タイムリミットが迫ってきました。
明日は終日大手前大学、あさって火曜は片道2時間かけて滋賀県・成安造形大学。
とにかく今日ほぼ目処つけないと…(でも小さくても珠玉の新作送りたい…)
と、早朝から息子にお弁当作ってサッカー試合に送り出してから(今日は練習試合だし、来月の公式戦は応援に行くからとパスさせてもらい)アトリエへ走りました。

「ずっとずっと話していたね」
「大切な日」
「光り囁く中で…」

まだ仮称ながら、そんな3作品が形になってきました。まだフィニッシュと額装しなければ…
アクリルオブジェとともに、5作品。

東京・銀座のギャラリー枝香庵さんへ、12月3日2時までに届くように送ります。
間に合うかな…
| - | 21:51 | comments(0) | - |
i今出ている週刊新潮に三尾先生の展覧会が・・・
今書店や駅の売店でも出ている週刊新潮12月2日版に、少し前に書いた、岐阜県立美術館で1月末まで開催中の三尾公三先生の展覧会が、カラ―で3ページレポートされています。
その展覧会の開会式に出席した時、永らく三尾先生が写真週刊誌FOCUSの表紙絵を描かれていた時の編集者でいらした方とご一緒し、お話したのですが、
その新潮社I氏が送ってくださって、昨日届いて感激。

皆さん、岐阜の展覧会を見て頂きたいけれど、行くのは無理な方、ぜひ週刊新潮で、その会場の雰囲気を垣間見てください。
| - | 01:20 | comments(0) | - |
古い小学校の教室の光の中で…
昨日…
朝から大手前大学で授業後、また三尾公三先生の来年の展覧会実行委員会に出るため京都造形芸大へ。

阪急で京都・四条河原町に着いてから、時間が許す限りギャラリーも回って造形芸大へと思って急いだのでしたが、まず行ったのが、ここ、元・立誠小学校を会場にした、「ArtsBar@Rissei京都学生芸術作品展2010」
京都地域で芸術文化を学ぶ11大学の学生による合同作品展。

木屋町通り高瀬川沿いに四条から三条のちょうど真ん中辺り、この小学校は私が芸大生の頃は…というか最近まで確かに小学校として使われてたと思う、何度となく前は通っていた場所。でも入るのは初めて。

四条烏丸近くの明倫小学校は、もう何年か前から、京都芸術センターとして、現代アートの色々なイベントを開催されていて時々足を運んでいます。
古くからある小学校のしっかりした建物は、自分が通った所でなくとも、色んな記憶を呼び覚ますかのような、沢山の時代の集積した出来事が気配として漂うかの不思議な感覚があって、古いものたちはもちろん、新しいアートにも、その作品が持つものをより以上に見せたりします。(逆にあわない作品もありますが)

昨日は、空気が冷たかった分澄んだ光が静かな教室に差し込んで、それだけで絵になる空間が広がっていました。
なんだか…幸せだった小学校時代の、自分や友達やら亡き姉やらがその日だまりで笑い合ってる声もふと聞こえた気がしました。

この画像は3階の京都芸大の部屋。
実は、真ん中辺りのネイビーブルーの椅子は、プロダクトデザインで何人か出していた中の長女の作品です。

今日、父親の病院に付き添っていて、昨日、その頃、血圧が急に下がっていて、来てくれていたケアマネージャーさんに付き添って貰い病院受診していた事知り、それを知らずに京都へ行ってしまってた事・・、足がいよいよ大変になってきたけど、やはり高齢で色んな病気も抱えてるし、手術は無理と言うこと・・・、重く受け止めながら帰ってきて…
でも、家では思春期真っ盛りの息子や日々悩める娘らや、大きな子供らとの色々な悩ましい対峙…
(毎日大変な闘いが……といっても、もっともっと大変な闘いをしている人もたくさんいるわけで・・、blogに生々しい愚痴は書きたくないしタブーだと思ってもいて、かなり抑えているつもり。…ですが人間ができてないからつい書いてしまって削除した事も…。)
それぞれに自分が抱える問題が一番大変と思ってるわけで…
でもいい加減にして!って怒る時もあれば、真剣な聞いてやらないといけない(大きな深い問題を孕んでいそうな)時もあり、そういう時は真夜中だろうが日付が変わろうが聞いて話しすることに…。
でも私が忙しく遅くなる日が続いたりすると、会話の時間が持てずに息子や娘のイライラや返事もしない状態になることもしばしば。
(ほんとに身体がいくつかほしい…)
結局、中々誰に聞いて貰うわけにもいかない自分の問題は、やはりカウンセリングかな…?(行く時間があれば…)

「サトミ(亡き姉)にもお母さんにも先立たれ、もうあんたにまで先立たれるのは嫌やから…身体だけは気をつけて元気でいてくれ…」と今日呟いた86歳の父親のために、いつでも飛んで行ける元気な私でいられるように、また微熱の続く身体を、近く検査受けにいかないといけないなと思います。
| - | 23:47 | comments(4) | - |
心遣いにその人の偉大さを感じる
世界的な画家であったにも関わらず、恩師・三尾公三先生は、じつに気配りの方でした。教え子の私たちにさえ、細やかに気を使って下さいました(といってもあまりの厳しさに、在学中はそう簡単に近づきがたいものがありましたが、ちゃんと努力を重ねてる学生の努力には応え、礼には礼を尽くす・・そんな感じで、社会人になってからは、教え子でも一個人として、若輩者にも礼儀をもって接して下さいました)。

私に芸大に行くことになった原因の一つの出会いだった、高校時代恩師の井上直久先生。あんなに有名に、売れっ子になられても、個展会場では、色々な方に丁寧に話をされ、先生の画集やマンガ本やカレンダーへのサインも、その方々にお話しをされながら、絵付きのサインを丁寧にされていくのですから、とてもまねできない・・

ギャラリー島田の島田さんも、ギャラリストとしても、文化人としても、神戸で一目も二目も置かれる存在であり、社長さんでありながらも、実に謙虚に若い作家にも接して、相談にも分け隔てなく時間さえあれば応じられる・・ギャラリーが扱う一作家にすぎない私の相談ごとにも(他の作家さんらも)、疲れている中これはちょっと深刻かと思われた事には、ちゃんと時間をさいて応えて下さったり・・・

三尾公三先生の遺作展の巡回展をどこかの美術館で実現できないか、相談させていただいた某美術館長Kさんや、美術館長クラスのOさん、Kさんらも、こちらの突然の相談にも関わらず、「お力になれず申し訳なかった」と言って頂いたりお便り頂いてこちらが恐縮。

人の上に立つ役職にあったり、著名な作家であっても、本当にいい仕事をされてるかたは、人に対する気配りや、思いやりや、そういうものをもつ人格者でもあるんだと・・・だから、人の心を打ついいお仕事をされるんだと、実感しています。

先日の、神戸夙川学院大学でのレクチャーは、自分自身が、絵描きになろうと思ったのは・・・から、医学と迷った挙句にから芸大にいくことになったこと、でも芸大に行ってからも自分は芸大にきてよかったのかと真剣に迷ってばかりだったエピソードや自分の初期作品から今に至る作品解説(PCスライドで指し示しながら、制作裏話や技法やら)、あらためて確認していくかの様な、とてもいい1時間半を過ごさせていただいたのですが、
そのお礼メールに対し、返して下さった後藤先生のメールにまた感動。

「・・・・
とてもいいご講義をありがとうございました。
井上さんの絵の世界のルーツが垣間見られたようで、1ファンとしても大いに有益でした。
今後ともお付き合いくださればと願っております。
・・・・」

著名な作家であり、大学学長もこなされ、先日私のレクチャー後も、この2〜3日は東京へ飛んでいかれていたとても多忙な後藤先生からの温かいメールに、感動でした。

よく個展会場でも、ギャラリースタッフに間違われることの多い私(作家としてのオーラがない?)先日の美術館ギャラリー会場でも、この作品の作家さんは・・と(たぶんアルバイトの会場スタッフかと思われて)尋ねられて「私がそうです」といって「え!?あなたがあの井上よう子さん?!」と驚かれて恐縮されたのが何回かあったのです。
毎日新聞の、陳舜臣先生の挿絵を連載していたことや、一昨年兵庫県芸術文化協会からの受賞をいくつかの新聞で大きく載せていただいたりがあって、
兵庫県下では「有名人」みたいに(全然そんなことないのですが)、美術に関係したり感心ある方々から言われることがあって、そんなときはそんなことなくてもちょっと面映ゆくうれしくも正直あり、でも、それで思いあがってはいけない、勘違いしてはいけない・・自分も常に謙虚にありたい・・自分が足元にも及ばない尊敬する方々のことを思って、肝に銘じています。

昨日は無事,盛況のうちに展覧会終了し、搬出作業してきました。
見に来た下さった方々、本当にありがとうございました!

今日は、O大学で、午前(2年生)も午後(3・4回生)もフル授業の忙しい日、午後、就職活動に悩む学生に、自分の話も含め、色々な長い話をしたりもしました。

、授業終わると同時に、息子の塾の個人面談に飛んでいき、帰って大急ぎで夕食作り・・・東京にもうすぐ送る小品も少しずつ進めつつ・・・
明日は祝日ながらS大学で授業です。
| - | 22:20 | comments(0) | - |
タイトルに込める思い
この左側の作品タイトルには、展示作業中から、出品者仲間にも話題にされました。

迷いに迷い、

「風は教えてくれるだろうか…」

「静寂が迫りくる…」

などなど色々考えたあげくに、やはりこの作品を描きながら塗りかさねながら、ある意味悲壮な感覚に囚われた想いを表すには、このタイトルしかないかな…と出品作品目録印刷のための締め切りギリギリ、えいっと送りました。

「生き方を教えてくれ」


絵は、発表した時点で、とても私的なものでありながら、公的なものになる。
見る人それぞれに、色々な物語を、思い描いてくれたらそれでいい・・
人の存在の切なさやはかなさ思いながら、見る人の心の中に広がってくれますように・・・。
| - | 00:21 | comments(0) | - |
早くも明日最終日
なんだか怒涛のように日々が過ぎてゆく…

月曜に熱で寝込んだあと、火曜に兵庫県立美術館ギャラリーに搬入・展示。
水曜は朝一番からO大学で授業後、翌日のレクチャー準備に追われ、
木曜は朝から夜中に仕上げたレジメ印刷などと家の雑事にも追われて…それから神戸夙川学院大学にてレクチャーへ。
金曜はまたO大学で朝一番から新しい課題への導入と色彩の基本的講義……終えて1時半から美術館に詰め、5時過ぎに出てから人と会うために三宮、そして梅田へ。

そして今日土曜、
朝からNHK文化センター神戸教室「大好きな絵を描こう」講座へ出勤、
(10代から70代までの方々が、本当に一生懸命描かれるので、こちらも元気をもらってできるだけの熱意でアドバイス)
ギャラリーヤマキファインアートに寄り、映像作家・林勇気さんの個展急ぎ拝見して、友人と待ち合わせてランチして美術館へ。

フルに出ているとやはり夜中と朝出る前に食事の段取りや洗濯やら片付けやら郵便物のチェックやら…公私ともの雑事にほんとに目まぐるしい事この上ない…
その上今週は、水曜には息子達の校外学習(要するに京都に自分らでプランニングしての遠足)もあり、早朝から手早く食べられるようなお弁当工夫していて私が大学に遅刻しそうになったり、いつでも授業参観も昼休み見学もできるオープンスクールデイも一昨日と昨日あったりして…(とうとう行けませんでしたが)とにかく頭がパニックになりかけるような流れ…
次女が手指の湿疹など酷くなりリンパ腺が腫れて、昨日は点滴受けたりもあったのでした…

時々空を見上げて深呼吸しながら…
時間ないな間に合うかな,体が3つくらいほしいな・・と焦りがピークの時は、(大丈夫、大丈夫…)と自分につぶやいてみたりしながら…

明日は早くも展覧会最終日。

でも沢山の方々が見に来て下さっていて嬉しい限り(懐かしい方々や、知らせてないのに来てくれた教え子や友人やらも…有り難いな…)です。
せっかく来て下さって会えなかった方々ごめんなさい。

明日終了・撤去始める4時までに沢山の方々が見に来て下さるといいなと思います。

画像は会場での私の作品コーナー。

右の5枚組が
「in transience〜はるかにゆきし道」

左側が、
「生き方を教えてくれ」
| - | 23:32 | comments(0) | - |
神戸夙川学院大学でのレクチャー
今日は、ポートアイランドにある、とても綺麗な、ある意味とても神戸らしい大学、神戸夙川学院大学の、後藤正治先生の芸術・文化講座に、ゲスト講師としてレクチャーをしてきました。

著名な作家でもあり、学長もされてる後藤先生の、私にも学生にもとても気配りされ優しく声かけされる姿に、あの、人を感動させる文章は、やはりこういうお人柄から生み出されるものなのだと、あらためて感動・・
温かく行き届いた配慮のなか、とても気持ちよくお話させていただきました。

自分が絵描きになろうと思ったのは・・などから、絵描きになるうえで影響を受けた大きな出会いやら・・・そしてPC画像を映しながらの代表作の、その時々の制作に込めた思いやエピソード・・・あらためて自分の作品や、絵描きになろうと思ったときのことどもに、向き合わせていただけた貴重なひとときを持たせて頂いたことにも感謝。

20人ほどの学生さんたちも、みなまっすぐにこちらを見て話に聞き入ってくれて、資料プリントを進んで配ってくれたり、終わってからすごく感動しましたと寄って来てくれたり、学長室までPCや資料やらの色々を何人かで運んでくれたり、とても素直な可愛い学生たちで・・・忙しい日々の中、準備に四苦八苦したものの(昨夜も明け方までレジメ作りで)、本当にいいひとときを持たせてもらったなと・・
帰宅後色々な雑用や、明日の大学授業準備、大量の洗濯をこなすともう日付は変わってしまいましたが、心地よい疲れです。
| - | 01:30 | comments(0) | - |
兵庫県立美術館ギャラリーにて展示作業

今日まだ少ししんどい身体で展示作業に行ってきましたが、気持ちは元気をもらって帰ってきました。

日本画・洋画といったジャンルも、所属団体やらの会派もフリーも全く関係なく平等に、一番上は70代から若くは30代成り立てまで(20代もいたかな?私はちょうど中間くらい)年齢層も幅広く、それぞれ精力的に活躍される女性作家の作品を、それぞれはっきり意見を言い合いながら配置も妥協なく時間をかけて決め、12時前から6時間かけての充実した展示作業は、中々大変だったけれど、気持ちいい疲れで終了。

学芸員Yさんや、学芸スーパーバイザーOさんも見に来て下さって…

とてもいい展示空間になりました。
会期が短いのがもったいないのですが、沢山の方々に見に来て頂けたらと思います。

第三回21世紀関西女性絵画展
11.17(水)〜21(日)
am10時〜pm5時(最終日は4時まで)
入場無料
兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリー
| - | 00:17 | comments(0) | - |
発熱・ふとんにくるまってた1日
昨日、何とか先日来頑張ってきた大きな作品を兵庫県立美術館ギャラリーにアトリエから送り出して、それからギャラリー島田にちょっと車で走り、帰って夕食準備するともう限界。
前日から精神的にしんどいことも重なり、朝から微熱で頭も体も重かったのですが、熱が上がって来てる感じで、とにかく後から帰る家族には書き置きして夕食セッティングして、ちょっと心配な父親にも電話入れて、布団にもぐりこみました。
睡眠3時間くらいの日が続いたり、寒いアトリエでの制作もあって、何とか完成して発送したとたんにダウン。

今日は、O大学は大学祭片づけで休講。
色々次の制作や、書かねばならない仕事や、気になることはとりあえず目をつぶって、今日は久しぶりに一日中布団の中。
こんなこと、ほんとに久しぶり・・・・
でも、起き上がるのも、鳴ってる携帯とるのもしんどいくらい熱も上がってしまっていて、お医者さんいくのもしんどくてとにかくトイレと水分補給に何とか起き上がる以外ずっと布団にくるまってかなり苦しかった・・
でも、やっと少し下がってきた感じです。

明日は、兵庫県立美術館ギャラリーで展示作業。
頑張ってきます。力ある女性作家たちの展覧会だし、きっといい展覧会になるものと・・・
水曜スタートです。
日曜日まで、沢山の方々に見てもらえますように・・

水曜は平常通りO大学で授業ですが、今週木曜は、あの「奇蹟の画家」を書かれた後藤先生に呼ばれて、ポートアイランドにある神戸夙川学院大学でレクチャー。
持っていくPC画像を、私よりはPCに強い(一応芸大デザイン科だし)長女にさっきチェックしてもらったり、そちらの準備ももうタイムリミットだな・・と。
東京銀座のギャラリー枝香庵さんからは、参加するクリスマス小品展の案内状が届き、オープニングへのお誘い。描きかけのそちらへの小品も早く仕上げないと・・

色々に気持ちはあせりつつも、とにかく寝ることは大事なんだなあと今日は痛感しました。
悩めること色々はまだまだ心痛い状況ながら・・
やっとブログも描ける状態に・・

| - | 00:07 | comments(4) | - |
尾中哲夫氏の展覧会 2

デリケートなタッチの、月刊ゴルフダイジェスト表紙の原画もますます磨きがかかってますが、大胆なタッチで盛り上がるマチエールの上に描かれたアクリルのラガーマンや高校球児のタブロー作品も迫力。
どちらも尾中君なのでした。
| - | 18:17 | comments(0) | - |
イラストレーター尾中哲夫氏の近作原画展

明日集荷に来る作品に少し手を入れて乾かしておいて、夕方、芸大同期のスポーツイラストレーター尾中哲夫氏の個展へ走りました。

6日から始まっていたのに、明日までの作品が仕上がりそうになかったら石橋まで行くのは無理かな…と、なんとかぎりぎり駆け込み。
芸大ラグビーOBでは知らない人がいない現役ラガーマンでもある尾中氏、卒業後も、毎年4芸大祭のOB戦に休まず出場し続けてるのは彼くらい。他にも芦屋のラグビー倶楽部や宮古島でもラグビーしたりしてるのが凄いです。それだからこその、迫力でラグビーや他のスポーツも、臨場感、動き…が描き出せるのでしょうね。
やはり芸大ラグビー先輩や同輩が会場に。
私の後ろの外のテラスでは、作品も本人もそっちのけで煙草吸うから外でと飲んでる方々も…
さながら、彼のお店(週一回のパスタ屋もやってはるけど、パスタなしのワインバー?)状態。

もう明日までですが、池田市石橋の「Gallery173」
TEL072−763−3326
阪急石橋駅西口より徒歩2分。

明日は最終日で12時から18時です。
| - | 18:04 | comments(0) | - |
黄砂霞む神戸…自分の心も霞み…

夕方車を運転しながら、なんだか黄色く霞む遠景神戸…こんな季節にもひょっとして黄砂ってあるのかな…?
そんな事を思いながら、アトリエでなんとか最終段階にまで持ってこれた作品と向き合い、ひととき大切な時間も持てて、それから帰って聞いたニュースで黄砂がやってきた事を報じていました。

やっぱりそうだったんだ…そう思いながら、
昨日見た映画や、今日の出来事や…
色々な事に自分の今の生き方はこれでいいんだろうか…などと悩み迷いだすと、私の好きな凛と澄み渡ったブルーの風景より、今の私は黄砂に霞むこの状況に近いのかも…霞む神戸を思い出しながらふと思っていました。

でも、そんな自分に、温かい思いや言葉を注いでくれる友人がいるから頑張れる。
今、色々大変な問題で闘っている友達がいて…
遠く離れて何もできないんだけれど、いつも貴女の事考え、心配してる仲間がいることを忘れないで…って、ただそれだけを伝えたい…そう思います。
| - | 01:28 | comments(5) | - |
北海道から届いた風景

これが森口ゆたかさんからの画像。
メール見直したら北海道大学でのシンポジウムで行かれたのでした。

季節・天候・時刻…色々な条件が重なり合って、この美しい風景…
見に行きたい!と思ったけれど、きっと同じようには見られないのでしょう…

一期一会

森口ゆたかさん、本当にありがとう。
またきっと、この風景は、私の作品に生きてくれます。
| - | 22:23 | comments(0) | - |
火曜、冷たい空気に澄んだ湖西からの眺め

(アップが遅くなりました)
火曜日はまた、滋賀県雄琴の成安造形大学にて授業だったのでしたが、駅からのスクールバスから見える並木道が、また今年も色づいてきました。

5回めのこの仰木の里の秋から冬。
京都からトンネルをくぐって山科に出ると一段階空気がひんやりと…
そしてさらに湖西線に入ってからのトンネルを抜けておごとおんせん駅に着くと、また一段階気温が下がる感じなのです。

その分、空気が澄んでくるようで、対岸の風景や琵琶湖の色がとても美しく…
授業の合間に教室から出た階段の踊場からの風景に、寒さに引き締まりつつ、しばし目を奪われました。

先日は、大手前大学の授業中に、「まさによう子さんの絵の世界が目の前に広がって…」と、
北海道の大学に呼ばれレクチャーされていたらしい、現代美術作家でホスピタルアートのNPO代表、森口ゆたかさんからの、石狩平野の冷たく美しい朝焼けの風景画像が携帯に届いていて、それをわざわざ送って下さる彼女の思いとともに感動…

冷たい空気の中での
凛とした風景…大好きです。
| - | 22:12 | comments(0) | - |
アトリエで製作中の作品 2

昨日はO大学は入試で全学休校。
朝から雑用に追われながらも、朝一から午前も午後もびっしり授業の普段の月曜に比べると、随分気分的には楽。

親友で、義理の姉妹でもあるのに、お互い忙しく、中々二人だけでゆっくり会って話す機会のない(家族みんなで会うとか、ワークショップを一緒にするとかでは時々会いつつも)、モーネ工房・由季子さんと、梅田の阪急百貨店・美術画廊で開催中の井上直久先生の個展会場で待ち合わせ。

二人が出会ったのは、大阪府立春日丘高校1年5組、
井上直久先生が、金沢美大を出て2年間広告代理店でデザイナーされてから、高校教師として地元に戻られ初めて担任を持たれたクラスででした。
井上先生25歳、私たち15歳…

あれから由季子サンとは共にバスケット部に入り親友に…まさか芸大にも共に入り義理の姉妹にまでなるとは予想もせず…
井上先生には、今日今から授業する、滋賀県のS大学に呼んで頂いたり…

あの30数年前出会いからの…色々な繋がりや、出来事…

人の出会いや巡り会わせって、やっぱり運命のようなものがあるんだろうな…
いったん遠く離れて関わりないような軌道が、
ものすごく長いスパンでまた巡ってきて絡み合うなんて事もあったりするのも…
そんな事を思ってみたりしながら、また午後は制作へ。
ベニヤ板一枚分(縦182cm横91cm)のパネル作品。
未完成。

これと、先日上げた5枚組作品を来週、兵庫県立美術館ギャラリーへ出品します。
| - | 12:29 | comments(0) | - |
アトリエでの制作

blogに画像が送れなくなってかなりたつ…
容量オーバーも削除したのになぜか届かない…
久しぶりに試しに送ってみます。
アトリエで制作中の、組み作品です。
| - | 17:39 | comments(5) | - |
「現代へのまなざし三尾公三展」へ岐阜に…
ここ数日は本当に濃い時間をあちこちにとんで行って過ごし、blogを書く余裕もなくでした。

土日は息子のサッカー公式試合、土曜はまた接戦で…前回とは反対にPK戦に泣いてベスト4ならず。
翌日曜は5位決定戦でまた接戦0-0、PK戦で勝ち、行けるかと(5位までが阪神大会へ進めるのでした)望みを繋ぎかけたけどもう1試合勝たねばならない試合をひどくなった雨の中、どろだらけになりながら惜しくも負け、6位に。皆とても悔しそうでした。(息子はその夜から久しぶりに熱を出してしまい翌日学校休みました)

土曜は午前中は息子ら中学の秋の文化祭のようなマリナコンサートもあり、それを終えてからサッカー部選手と父母たち、(校長先生らも)は会場校へ急いだのでした。

日曜は試合を雨の中応援してから友人の音楽のイベントに駆け付け…

月曜は朝から夕方まで大手前大学で授業したあと、岐阜へとんでいき、
火曜朝から、岐阜県美術館での「没後10年・現代へのまなざし 三尾公三展」の開会式に、何人かの京都画壇の先輩・同輩画家、三尾先生と懇意にされてた写真家・建築家諸先生らとともに参加。
東京から来られてた、三尾先生の一番弟子・佐々木豊先生や、かつて三尾先生が表紙を描かれた写真週刊誌・フォーカスの新潮社の方、この展覧会を生前の三尾先生にお約束して10年ごしでやっと実現できたと、熱い思いで東奔西走して来られた岐阜県美術館学芸員・廣江さんらと、美術館レストランでランチをともにし、それぞれの三尾先生とのエピソードを興味深く拝聴したり来年の京都造形芸大での巡回展にもって行く作品の選定や相談をしたり、濃密な時間…

何日分かのエネルギーを使った感じ…
でもそれはとてもいい意味での…

昨日水曜はまた朝一番からの授業こなし、アトリエで短時間ながら制作。

今日は朝から子供らの病院に付きそったり自分もかかり、先日連絡頂いたT社会長さんが岐阜への留守中子供らに電話下さってて慌てて連絡取り、送って貰う作品の手配にギャラリー島田へとんぼ返りしたりのまた慌ただしい一日でしたが、夕食準備して飛びだして、先日書いた、神戸大丸でのマツモトヨーコさんの展覧会に夕方になんとか行けて、いつもながら美しい色彩感覚と一つ一つにお洒落なタイトルと画風…いい刺激を貰った上にとても久しぶりのメンバー4人でのガールズトーク(いつのガールズ?)
いい時間…でした。

身体的にはいっぱいいっぱいだけど、精神的にいい時間を持たせて貰う事で、気持ちが上を向いてくれる、そういう時間をくれる友人に、心から感謝…
| - | 23:46 | comments(0) | - |
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