YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
友人たちのいい仕事 3
これもすっかり遅れてのエピソード。

21日春分の日は、法事でバタバタと忙しく立ち働いた後、夕方から西宮酒蔵通りにある北欧風カフェレストラン・ウーパレゴーデンで、モーネ工房の、グラフィック工芸コース修了生の卒業パーティーともいえる、在学生、新入生、関係者やスタッフやらでの、初めての貸し切り立食パーティーもありました。(お店の綺麗な画像は、モーネのnewsにもアップされています)
モーネの由季子サンが店舗デザインに関わり、デンマークのYUKOの作品が天井空間で揺らめいて癒してくれる(画像ではわかりにくいけれど、夜にはガラスにも映りこんでYUKOの月が実像と虚像の2つに…)ウーパレゴーデン=ウギの店も、早オープンして去年で5周年。
「新しい事を始めるのも大変だけれど、それを素敵に長く続けていく事はもっと大変な事だとつくづく思う。モーネもウギにはいっぱい学ばせて貰ってる…」
と最初の挨拶でウギの川浪さんにエールを送った由季子さんの言葉…心に沁みました。
義理の姉妹というだけでなく、グラフィック工芸コースには年に一度特別講師としてモーネに関わらせて貰ってる私なので、由季子サン・正憲サン夫妻がモーネにかける熱い思い、寺子屋の生徒さんたちとの温かな交流もまじかに見て来て知っているし、そして忙しい中でも卒業生のためにわざわざ作りはった陶器 ・五重丸…そのサプライズプレゼントに歓声があがれば、また逆に卒業生らからのサプライズプレゼントに由季子夫妻が感動したり…

YUKOの作品も、ウギのお店も、そしてモーネ工房の素敵でかつ人との温かなつながりを育む仕事・寺子屋やらの在り方に、心から感動しきりの夜だったのでした。
本当に友人たちのいい仕事には、いい刺激を貰ってばかり…

そして昨夜は、友人というか人生の先輩?…ギャラリー島田の作家武内ヒロクニさんを通じて知り合わせて頂いた、ミュージシャンでラジオ関西のパーソナリティ中村よおさんの、ジャズライブインソネ(神戸のジャスの老舗・ソネからのライブ番組)の、野球ナイターシーズン開始の為の一旦最終回。都合がつけば一度その場に参加してみたかったけれど、昨日・一昨日とまたちょっと熱が出て体調悪く、残念ながら伺えず…
でも、何回かはラジオで拝聴して…日曜深夜の(というか月曜早朝3時から5時の中村よおトオリヌケ)番組もですが、本当にいい仕事をされてるな…と、私の知らない音楽の世界でのプロフェッショナルぶりに尊敬しきり。


放送作家として、「ビーバッブハイヒール」「探偵ナイトスクープ」「クイズ紳助くん」「大改造ビフォーアフター」などなど手がける高校同級生の増山くんも…

仕事を真摯に前向きに頑張ってる…そして実際いい仕事をしている方々と関わっていられる自分の幸せを思います。
| - | 23:24 | comments(0) | - |
友人達のいい仕事 2

もっと早くにアップするつもりでしたが…この毎日新聞別冊と言うか、センバツ高校野球特集…3月20日(土)の表紙イラストは、京都芸大同期の友人のイラストレーター・尾中哲夫 氏 の作品。
昨年もそうでした。

ハガキ大でカラーでの…球児の一瞬・・動きを描き出したイラスト…

月刊ゴルフダイジェストの表紙も…

いい仕事してはるなって、見るたび思います。

友人たちの頑張り、いい仕事には、私もがんばらなきゃ…って本当に元気を貰います。
| - | 23:24 | comments(2) | - |
「その男 危険 榎忠」さんの祝賀会

昨日は、神戸芸術センターで、榎忠さんの、神戸市文化賞受賞祝賀パーティーがありました。
(画像はちょっとわかりにくくて恐縮ですが最後に、榎忠さん得意技の、大砲を打ったところ)

多分もう18〜9年も前に、ギャラリー島田の前身・海文堂ギャラリーで初めてお会いして色々お話ししてから、個展にも来て下さったり、私の個展のオープニングパーティーで私が忙しく来客の応対に終われている間に、ぽつんと座ってた次女の横に行って話しして下さったり…。、
帰途を急ぐ夜の京都駅で「よう子ちゃん!」って、呼び止めてくれて、尼崎まで並んで座ってあれこれ話ししながら帰ってきた事も…
そうそう、ウグイスさんも、何年か前に東京へ行く時に新神戸駅で偶然エノチューさんに会ったら、お弁当買ってくれて・・と言っていたっけ…
見た目とちがい(?)そんな優しいエピソードがいっぱい・・・
今年の1.17上屋劇場でのライブコンサートでは、忠さんの大砲が終わってしまった後に遅れて入って、残念がる私に「もいっかい最後に打ったるわ」と、本当に予定にはなかったもう一度の大砲を打って下さった…

やってる作品やパフォーマンス(昨秋、神戸ビエンナーレでのローズチュウの扮装ふたたびや、県立美術館での大砲打ちは記憶に新しいですね)は、いつも過激だけれど、ほんとにとても心優しい榎忠さんなのでした。

そんな榎忠さんが大好きなたくさんの人が集まって、とてもいいパーティーでした。
いつも、忠さんが飲みに行く所のスタッフや仲間達が総出演?で飲み物を出したり裏方も勤め、神戸市や兵庫県の偉いさんや、ギャラリー島田の島田社長、兵庫県立美術館の越智さん(館長補佐)も挨拶に立たれたり…挨拶されなくても各ジャンルで活躍する色々な方々がいらして、その皆さんがお付き合いでお祝いを言うのでなく、心から楽しげに参加されてる…そんな感じでした。
エノチューさんの人柄をうつすかのような…

そんないいひとときを持たせていただいて、エノチューさんに心からのおめでとう…と、感謝…。
| - | 21:15 | comments(0) | - |
友人達のいい仕事1- マツモトヨーコさんの絵画展

少し前に「偏愛京都」と言う、マツモトヨーコさんのイラスト&エッセイ集(小学館文庫)が発売された事を紹介しましたが、そのマツモトヨーコさんの絵画展が、今京都で開かれています。
きっと素敵な作品達が並んでいるはず…美術館や平安神宮、南禅寺なども近いギャラリーですから、京都へお花見など行かれる方は覗いてみられるといいですね。

4月4日(日)まで
12:00〜19:00日
29日(月)休廊・日曜は17時まで
ギャラリーモーニング
京都市東山区中之町207
TEL075-771−1213
| - | 00:22 | comments(0) | - |
西宮大橋上から芦屋浜を望みつつ車で走り…

花冷えどころではない、真冬なみ?のこの寒さはなんなんでしょう。
初夏のような陽気の日があったと思ったら、こんなに寒い日が続いたりして、(もう来週は4月だというのに)…なんだか本当に地球はおかしくなってるな…と。
今日は久しぶりの息子のサッカー試合応援。
先週も試合はあったのでしたが、法事があったため,
早朝から3種類のおにぎり作って持たせて送り出しただけで私は法事へ・・、で行けずでした。

こんな時期におかしいかなと思いつつも、じっと見てると体が冷えそうだし、ダウンジャケットを着て行ったのは大正解。それでもお母さん仲間で震えてたほど。
でも、天気はよかったので、試合してる息子らは、いい感じにのびのびプレー。息子もシュート2点決めていました。

思春期真っ盛り…春からは中2になる息子。
少し前まで、母にはなんでもよくしゃべる子だったのが、このところ口数が減り、言った事にちゃんと答えなかったり、何かいいかけてお姉ちゃん達のきつい突っ込みに(まあこれがやっかいではあるのです。今お母さんが話してるから横から言わないでと言ったりもするのですが)いらついて言うのやめたり…
ちゃんと向き合っていかないといけないな・・と思います。

春休みに入って、家族旅行でサッカー休んでる子もいて、我が家もいつも春休みには、年に一度、家族でスキーに白馬まで行くのを楽しみに続けてきましたが、昨年は父親の入院と思いがけないガンの発見やら色々大変でそれどころではなくなって行けず…
今年は、やっと次女の大学受験も終わって行くつもりが、皆それぞれに忙しく休みが合わせられなかったり…
でも、せめて何か、春休みに家族でを考えてやらないと行けないな…と、思春期真っ盛りの息子や、就職活動が中々上手くいかない長女や、一年間受験勉強頑張ってきた次女を見ていると思うのでした。
| - | 23:40 | comments(0) | - |
きたやま おさむ さん・・ 毎日新聞の記事に・・
昨日の毎日新聞に[ひと]欄に、きたやまおさむさんが取り上げられていました。

「「戦争を知らない子供たち」で71年にレコード大賞作詞賞を受け、「あの素晴らしい愛をもう一度」が大ヒットするなど時代の寵児に。その喧騒から逃れるように76年に留学した英国でフロイト派の精神分析学と出会った。以来、臨床の分析家として傷ついた人の心に寄りそうことを[主]、作詞活動を「従」に二足のわらじを履いてきた。
それだけに、学生時代に作った、ザ・フォーク・クルセダ―ズ以来の朋友である作曲家、加藤和彦さんの昨秋の自殺は二重にこたえたという。」

音楽には全く素人の私でも、冒頭の2曲は知っているし、この二人の名前くらいは知っていたのと、知り合った友人が影響を受けたグループであったことや、京都でお世話になっているギャラリーaさんの弟医師さんが、大学で同級生だったことも最近知って驚いたということも重なって・・すぐ目にとまり読んだのでした。
そうしたら・・
その上に自分が大学時代に影響を受けたフロイトの精神分析学(私はその後どちらかといえばユング心理学のほうへ・・)から精神分析の臨床と研究の専門家へ行かれたのをこの記事でしり、その上九州大学で教授をされていた・・九大は母方の祖父母の家のすぐ近くで、毎年夏休みに長期滞在するあいだに、何回も横や中もとおっていたし、祖父も毎朝ウォーキングしていたという、非常に個人的にながら慣れ親しんだ場所・・私の姉が、17歳で自殺をはかり亡くなってしまったのも、その九大そばの祖父母宅でした。

[「僕の仕事を百も承知で彼は暴挙に及んだ。それを僕は止められなかったんだから」
喪失感、無力感に圧倒され、「もう作詞はやめる」と口にしていたころ、3月末で九州大を定年退官すると知った地元のバンドにライブに招かれた。行くと、かつて自分が作った歌ばかり歌いまくっていた。本人も忘れかけていた曲を含めて18曲も。
「それで消えていた電灯がついたみたいになってね」
人は身に起きた不幸を飲み下し、心の胃袋で消化して、それを身につけることで乗り越える。その過程が自分にも起きたのだろうと分析する。」

ものすごくよくわかる気がした・・・
一番なんでも言いあえたはずの私が姉の自殺を止められなかった喪失感、無力感と、人の心に寄りそう精神分析の臨床医でありながら友人のそれをとめられなかったきたやまおさむさんのその思いが・・・
そして、私が、そこに今までいた大切な人の存在や気配を、絵に描くことで
悲しみを消化して身につけて乗り越える過程を経てきたんだなということが・・
実感をともなって重なってみえたのでした。

「立ち直るきっかけを作ってくれたバンドと4月8日に東京、10日に大阪でコンサートを開く。そこで発表すべく作詞中の歌の題名は「早く逝こうとする君」。傷ついた人へ語りかける歌にするつもりだ。親友を止められなかった精神分析家の務めを果たすために。」

病気での死や事故死も、もちろん大変悲しいことだけれど、自殺というのは、本当に、あとあとまでも、何年何十年たっても、身近な人の心に、悲しみに加えての後悔や無力感やらたくさんの消えない傷あとを残すのです。
勿論本人もものすごく辛くてのことなんだけれど、残された人たちにも・・・

だから、それだけはしないで・・
一人でかかえこまないで、親しい人に話をできるだけ聞いてもらって・・
急がずゆっくり前を見てほしい・・
自分をとても大切に思う親や兄弟や友人やらがいることに気がついてほしい・・
そう思います。

きたやまおさむさんのコンサート・・・聴いてみたくなりました。

| - | 01:53 | comments(0) | - |
今日もお弁当持参で…

冷たい雨が降り続く中、今日もお弁当持って(と言っても、ゆうべの夕食の煮物やらとタラコおにぎりの簡単な…)朝から制作へ…。

大きな作品は、やはり時間的も絵の具もたっぷりいるわけで、182cm×223cmの画面と、先日作った変形細長パネルとに向き合いながら、間に合うかな…とやや気持ちは焦り気味。
あぁ、こうしなかった方がよかったかな…と画面の構図を見つめて10分くらいじっくり考えたり、大きな刷毛で薄く色を重ねるうちに、うんいいかんじ、見るひとも気持ちいい作品になりそう…と気持ちが上向きになったり…
やはり絵は、描いている中からまた様々な発見があります。
毎日・・毎日は無理でもあまり日をあけずに、描いていかないといけないなと、つくづく・・・

昨日は突然やって来られた先輩I先生、合いカギで急に扉が開いての予期せぬ事に私も「キャッ!あ……こんにちは…」
「わ!、びっくりした〜、あぁよう子ちゃん…。頑張ってるなぁ」
お互いびっくり。
新年度の授業のために前年度の片付け(実技授業の後は、いくら持ち帰るように声かけしていてもそのまま色々おいていく学生もいて悲惨な散らかりようです)を少しずつしておこうと何かのついでに来られたようで、私も一緒に担当させて頂くので、急遽、隣の教室の片付けモードに・・。
初回授業のデッサンはどんな感じでするかなど、打ち合わせもできたのでよかったのですが、制作はその時点でストップ。
今日は、清掃業者がそろそろワックスかけの準備にかかりかけてきて…

家の制作室に持ち帰れる大きさでないだけに、ワックスかけて使用できなくなるまでに仕上げてしまわねば…
空と海のブルーの広がりと水平線から広がりゆく光…それらはそれぞれになんとか出てきました。
| - | 00:25 | comments(0) | - |
娘が借りてきたTHE BEATLES

THE BEATLES LIVE AT THE BBCという2枚組のCDを、先日図書館へ行った次女が借りてきました。
数年前に久しぶりに私が買った、ザ・ビートルズ 27×No1 hits on 1 CDというCDを、昨年の受験勉強中もずっと聴いていたのでしたが。

かつて私の高校時代に…ビートルズ大好きだった人の影響で、何枚かのLPレコードを買って聴いていたり、ピアノ弾きながら歌ってみたくて楽譜も買って「ミッシェル」や「ヘイジュード」やら何曲かを練習して歌ってみたりもしていました…
HELP!も好きだったけど、ストロベリーフィールズフォーレバーや、ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードみたいな優しい曲や、イエスタデイやミッシェルなど切なくなる曲が好きでした。

そんな、30年以上前に自分が聴いたビートルズに、今その同じ年頃の娘が、はまって聴いているのをなんだか不思議に思います。
| - | 23:35 | comments(2) | - |
かえるちゃんの本

かつてはモーネ工房の一角に住んでいて、ステキなお昼のまかないを「かえる食堂」として出してくれていたかえるちゃんが、結婚して東京に移り住んで何年になるだろう…
デンマークのYUKO-TAKADA-KELLER・モーネ工房の井上由季子・そして私井上よう子のY3展を京都・ギャラリーaでやった時には、会場に詰めてくれたり、展示作業に脚立の一番高くに上がって頑張ってくれたりもした…そんないつも心優しいかえるちゃんこと松本朱希子(まつもとあきこ)さんの作るお料理も文章にも、その優しさと、でも芯のしっかり通ったぶれない生き方がしっかりあって、最初の著書『はじめまして「かえる食堂」です』(主婦と生活社)は沢山の人の心を捕らえて、すっかり売れっ子に・・。
色々な雑誌への仕事も次々頼まれこなしながら、また新たな本が先日発売されました。(もう5冊め?)

かえる食堂の小さな暮らしシリーズ3冊(筑摩書房)の2番め。
「好きな素材と台所道具で」

広島の実家から届く(もちろん普通にも手に入る)旬の素材や、好きな台所道具を使ってじんわり優しく美味しい料理の提案。
ブックデザインは井上由季子サン、写真は公文美和さん、素敵でないはずありませんね。

画像上は、右・牡蠣とねぎのオーブン焼き。左・牡蠣しゃぶ、のページ。

ごま油で炒めたレンコンとかつお節をまぜてみりん醤油をつけて焼く焼きおむすびや、水気を切った木綿豆腐に塩を振って薄く油塗った焼き網でじっくり焼き、手作り夏みかんポン酢で食べる焼き豆腐など、一見シンプルに見えるお料理も、なぜかとても懐かしい感じでおいしそうです。
| - | 21:59 | comments(0) | - |
しがみつきぽよん

「しがみつかれたら、ラベンダーの香りと適度な重みでリラックス」
と言う謳い文句、
「ぽよんの顔を首の後ろにあてて腕を前にたらしてご使用ください」
という使用方法の、「しがみつきぽよん」をプレゼントして頂いて…、たぶん私を知る人は、ぽよんって、あなたにピッタリやんって思うでしょ?…癒されています。
先日美容室でも、肩マッサージしてくれたら「井上さんこってますね〜。最近マッサージした中で、こんなにこってるコリコリの肩、初めてです」
と言われたのです。
今、私の肩の上で、コリコリの心をほぐしてくれています。
| - | 21:12 | comments(0) | - |
走ってばかりの一日・・春の嵐の中出会いと別れと・・
昨日土曜は、朝から今期最後のNHK文化センター神戸で教え・・来季に向けて、見学に来られた方もあったりでバタバタ。
そして、12時半に終了と同時に飛び出して、ポートピアホテルへ。
大手前大学卒業式。
4年のゼミは持っていないのですが、選択授業(表現技法)でこの1年受け持った4年生もいるし、ほかにも1年や2年の時に教えたりしてるので、今回大手前大学の方は、非常勤講師は必ずしも出席しなくてもよかったのですが、せめての祝福を言ってお別れをするために1時始まりの式に2〜3分遅れたくらいで駆け込み参加。
式後、普段とは見違える?晴れ着姿の教え子たちに請われ、一緒に写真に入ったり各ゼミごとに別れて絵画専攻の学生たちに一緒に卒業証書を渡すときに、私が共に授業をしている大学の先輩H先生が、「今月もうずっと休みなしで・・」とおっしゃっていて、今の大学のおかれた厳しい状況と、過酷な営業活動など思い、専任の大変さを思ったりしながら頭が下がる思いでした。

それからまた2時半にはとびだして・・・。

駅や階段でも走ってばかり・・・の忙しくあわただしい1日・・・・・
でも、「春の嵐」のような、雨と風にふかれながら・・
昨日もまた、貴重な色々な出会いに・・巣立ちを送る別れに立ち会えたことに・・感謝・・・でした。



| - | 02:29 | comments(0) | - |
絵と向き合う時間

一人きりで絵と向き合う時間は、私の心をすごく落ち着かせてくれます。

前後に色々な事を集中してこなしてのひとときだけど、(なんにせよ大切な時間は、そうやって何とかやりくりして作り出すものだし…)
こういう時間が持てた今日…
色々に感謝…
| - | 00:06 | comments(0) | - |
今日は大学で大工仕事

今日は、朝から木材を買いに行き、自分の背丈以上の角材8本や板材など車に積み込んで、大学へ。
サイズを計算してのこぎりで角材・板材を切り、変形細長パネル作りに組み合わせてボンド付け。重いブロックも沢山運んで重しに乗せたり、力仕事をこなしました。

自分でも男らしい?仕事っぷりやと思いつつ…

長年(中学・高校・大学と)バスケで鍛えた体力・腕力には自信があったのでしたが、
先日来、また体調不良続き、作業こなせるか自分でも不安になっていました、何とかできてひと安心。
5月3日搬入の京都市美術館でのGe展に出品するため、4月に授業が始まり立ち上がりの怒涛の日々になる前に、何とか形にしておかねばなりません。

小さな作品達は、日々夜中に家で、時間は本当に少しずつながらも制作できますが、大作は、やはり大学の仕事が休める春休みや夏休みにしか、時間も場所も確保できず制作できません。でも、大学も休み中のメンテナンスや諸々で入れない日もあり、予定してたら使えなかったりで、計画的に早めに進めないと大変な事に…
かつ、春休み夏休みは、母の立場としては子供らの事も色々あり、いつも綱渡りの制作です。
| - | 00:33 | comments(0) | - |
昨日は京都にて…

昨日は、京都のギャラリー3ヶ所と、大阪の画材店で下塗り用メディウムなどを買う為に回る予定でしたが、井上実家と一緒になったモーネ工房に、おばあちゃんに会いに行く次女を連れ急遽立ち寄りました。
引越し当日手伝えなかったけれど、寺子屋メンバーなど沢山の助っ人達で手は足りていると言ってくれていた由季子サン…
でも、寺子屋も、本の仕事も、モーネ工房の通常業務を忙しく同時進行しつつの引越しは本当に大変…少し痩せた感じの井上兄も、朝電話で話しただけで実家のご両親が大変でそちらへ行って会えなかった由季子サンも、そして血圧が上がっていてお医者さんへ行ってきたと言う井上母も、皆とても身体が心配な事でした…(画像はモーネの小さな陶器達の制作の現場、井上兄とスタッフTさんが忙しく制作中でした)

差し入れをして、おばあちゃんと北野天満宮へお礼参りする次女(学業の神様だから、受験前に井上母がお札やお守り頂いてくれていたので)をおいて、私はアートスペース東山へ。
嵯峨芸術大学を退官された名誉教授、二科会会員の黒川彰夫先生の個展。
私の個展も一度企画頂いたこのギャラリーの開廊7周年記念展でもあります。(今の厳しい社会状況の中、ギャラリー本当に大変そうですが、真面目に頑張っておられます)
黒川さんは京都芸大洋画の大先輩。
大学在学時代ではもちろん重なってはいませんが、恩師・三尾公三先生を通じて有り難くも集わせて頂いてきた京都画壇の重要な画家のお一人。(次に伺った森田康雄さんもそうです)

抽象だけれど、優しい色調…ブルーやパープルが基調になっていて…コンストラクティブだけれど曖昧な境界線が空気を感じさせる…そんな画面に囲まれているとなぜかホッとします。
ギャラリーで同席した教え子さん達に「この人は井上よう子さん。有名な画家やで」「いやそんな…黒川先生の芸大の後輩です」
「後輩やけど先輩踏ん付けて飛び越えて、よっぽど有名で立派に活躍してんねん、ハハハ」
いえいえそんな〜と言いながら、冗談半分にもいつもそんなふうに言って下さる有り難い先生なのでした。
その後、本能寺会館1Fの蔵丘洞画廊、「森田康雄 展」へ。
独立美術協会会員・倉敷芸術科学大学教授。
久しぶりに拝見した個展でしたが(ギャラリーaさんでのグループ展ではご一緒したりもしていますが)、いつものパリのエスプリを感じさせる画風に、今回は藤田継治のような乳白色のマチエール(画肌)が加わって…そして、三尾先生も大切にされた作品の「格調」…が増して来られた気がしました(一回り上の大先輩に偉そうに批評してしまいすみません)

最後にギャラリーaさん、展覧会のない週で、開いてないかなと思ったけれど、ちょうどBreeze展で私の絵を買って下さった方が取りに来られるからとオーナー村上さんがいらしてて、しばしお話しして…本当に、いつも私のよき相談相手、京都でのお姉さんです。
次女と合流して、閉店ぎりぎりの大阪の画材店に駆け込み寄って帰宅。

ちょうどギャラリーaに四国今治から来られた村上パパさん(久しぶりにお会いできました)に讃岐うどん頂いて、それをさっそく息子の大好きなざるうどんにし、冷凍していたゆでたほうれん草をバター炒めにしてからたっぷり卵と溶けるチーズとでチーズオムレツにして、大急ぎの遅めの夕食。また夜中に洗濯しつつ、色々な事に想いを巡らし、次の制作も考えたりした濃い一日でした。
| - | 22:47 | comments(0) | - |
雨の物語

今年の「現代の洋画」に載せる作品画像、先日預け先のギャラリー島田で撮影させてもらったポジができて…。
印刷にたえる画像になってるか心配だけれど、締め切り迫り送りました。

「雨の物語」8号。

何年か前、デンマーク、コペンハーゲンのカフェから出ようと扉を開けたら、目の前に広がった雨の風景…
涙雨と言うけれど、雨に濡れ続ける情景は、街も泣いているかのようで…

目の前にいた人々やらは霞んで、
落としても振り返る事すらせずに去っていった人を思わせるかの、ブルーの傘だけを描いています。

見る人それぞれに…心にある雨の物語に…続きを想い描いてくれたらいいと…
| - | 12:26 | comments(2) | - |
Blue ブルー…心もブルー…
先生、本当にブルーが好きですね…
お母さん、またブルー…

作品にもBlueを一番よく使い、家のカーテンやクロス類、バスタオルなどもブルーやブルーストライプ。
着る服もブルー系統か、或は色味のない無彩色(白・グレー・ブラック)がほとんど…

今日も気がつけば、ブルーストライプのシャツブラウスに、ブルーのセーター、眼鏡もイヤリングもブルーでブルーの車に乗って…

ブルーは気持ちを鎮静化するらしい…
でも今日は全く駄目。

水、海や空や、朝の光…共通する爽やかなイメージの一方で、ブルーな気分、マリッジブルーやマタニティブルーと言われるような不安感・憂鬱、悲しみのイメージもブルーで表現される…考えてみれば不思議。
ブルーな気分で体調が悪いのか、体調が悪いからブルーな気分になっているのか…
それもよくわからなくなって、とにかく気分を変える為に、やらねばならない事を後回しにして、微熱でちょっとしんどかったけれど、今日は髪を切りに行きました。

高校時代、好きだった人にふられたと思ってーふられたわけじゃなかったのは随分あとになってわかったのでしたが。結局、とことん悲しい思いをする前に、自己防衛作用が働いてしまうのか、遠ざかってしまった…ああ似たような事が大学時代にもあった…ー長かった髪をばっさりとショートカットに切った事がありました。
あの頃は、なぜか、女の子は失恋したら長い髪を切るっていう事になっていた…あれは少女漫画の流行りだったんだろうか…
今はあまり聞かない気がするのですが…

高校時代の恩師・井上直久先生が、
失恋と言うのは、相手からふられた時じゃない。自分がその人を恋するのをやめた時が本当の失恋…

そう言われた言葉は明言だと…遠く懐かしい思い出。
そしてこの言葉は、創作活動にも通じるのでした・・
| - | 21:58 | comments(0) | - |
教え子達の卒業式に…
今日は、成安造形大学の卒業式でした。
琵琶湖を臨む大津プリンスホテルでの卒業式と卒業祝賀パーティー。
その後の、京都四条木屋町での2次会にも参加しました。

成安では1年生の基礎造形実習を担当しているので、教えた子らが4年になって卒業式で見送るのは去年が初めて。そして、イラスト科の学生は(成安に行きだして2年めからイラスト科1年を担当したので)今年が初めての卒業生。1年生で教えてからも、学内で会うと話したり、個展に来てくれてた学生も多く、会うと「お母さ〜ん!」って抱き着いて来てくれる子もいて(北海道から沖縄まで、遠くからの下宿生が多くて、1年入学時も、大学でのオカンと思って困った時は甘えてくれていいからと話していたのでした)、感慨深いものがありました。

とても素直な子供らしい(って失礼かな)学年カラーで、それでいて頑張り屋さんが多くて、どんどんグループ展もしたり、4年になって個展もしたり…
この不況、就職難の中、イラスト科から卒業してやって行けるのかを心配するのですが、他の科よりいい40%ちょっとがきまってきてるようで、あっぱれ。
個展から、東京にも繋がる画廊に声かけられてる学生もいて…
まだまだ失敗しても大丈夫、若いんだからどんどんトライして、自分の世界を広げて行ってほしいな…って…
楽しみだな……って思いながら、たくさんの娘・息子たち(?)とハグして別れ、今、帰途です。
| - | 23:40 | comments(0) | - |
雨上がりのヨットハーバーにて…2

冷たい風にどんどんうつろいゆく空を見ていると…

人間の存在のはかなさと、その関係の危うさ…
握りしめればあっけなく壊れ去ってしまいそうな…

もまた、切なく想ってしまうのでした。

自分が住む海近くのこういう好きな風景たちを、この9月の個展には、色々にスケッチして回ってそこから色んな想いをのせたシーンへと、展開してみようかな…
| - | 00:39 | comments(0) | - |
雨上がりのヨットハーバーにて昨夜のギャラリーでの愛の涙を想う…

昨日も今日もとても冷たい雨でした

夕方雨が上がった頃、新年度S大学カリキュラムに関するメールを送り終え、展覧会関係の色々な雑務と発送に郵便局へ走ってついでに買い物も済ませ、その帰り道…、ふと歩きたくなって久しぶりにヨットハーバーの方へ…
やらねばならない事に追われる時間の中で、ほんの10数分だけど、自分を取り戻し、自分と向き合える時間…冷たい風が気持ちを凛とさせてくれました。

昨夜は、ギャラリー島田でのトークサロンにお手伝いがてら参加。一昨年亡くなった、高野卯港さんの追悼画集出版記念展で、卯港さんの人となりやギャラリーとの出会い(武内ヒロクニさんと同じくY氏の紹介によるそう)、生前に望まれながらしてあげられなかった事、他の作家との事も織り交ぜながら、島田さんがとつとつと語られ、来られていた東京・大阪の画廊(卯港さんヒロクニさん石井さんの展覧会をギャラリー島田から後にされるご縁がつながった画廊)や神戸の近くの画廊の方々が、出会いの不思議…、ご縁が不思議に繋がっていったり…のこれらは偶然ではなく、必然なのだと思えると言われたのが、私にもとても実感できる…不思議なくらい今の自分に繋がる思いでした。

そして、途中もとても熱心に話を聞かれていた某大学M先生が、サロン終了後に、卯港さんの記念すべきある作品をそっと購入希望され…島田さんとお話されながら先生も涙…そして島田さんももらい泣き…
それは後に残っていた私・ウグイスさん・卯港さんの奥様Kさん・Mカフェのマスターだけが聞いたのでしたが…
そこには、とても深い深い奥様への愛のエピソードがあって……
そして、きっとM先生は、島田さんのお話の中で、それまでに色々な女性も登場する卯港さんの日記に、奥様と出会ってからは「Kは天女だ」(それ以上の女性はいないと言う最上級の言葉ですね)
色々な難しい状況を経て何とか入籍されたこと、でも8年の結婚生活で59歳で亡くなった卯港さんの無念が描かれているかの最後の作品であること…それらに自分の結婚にまつわる困難と奥様への想い、ご自分の抱える苦しみを重ねられたのだろうなと胸が熱くなりました。

「絵にそれだけの自分の思いを重ねられるって凄いことだよね」
Mカフェマスターの言葉も心に残りました。

帰り道、ウグイスさんと、時を経て人が再び出会うことも、神様がちゃんと時期を考えてひきあわせてはるんじゃないかな・・などと話しながら・・
| - | 22:38 | comments(0) | - |
初心に返る 3

これは、大学院1年の時の、制作展(年に一度、京都市美術館での、京都芸大進級制作・卒業制作作品展)出品作品。
「誰もいないお茶への誘い」
音楽学部の指揮の先生が、一目惚れして下さって、恩師・三尾公三先生に、学生作品だけど買わせて貰えないかと言って下さって、有り難くも買い上げて頂いた
…あの合田史郎先生は、卒業後に個展お知らせしようと芸大に聞いたら別大学に移られたとかで、住所もわからないまま…今はどうしておられるんだろう…

長谷川洋子から、井上よう子に作家名を変えてしまったから、もう絵をやめてしまったのかと思ってられるかも知れないな…
やっぱり作家名は変えない方がよかったのかも知れないと、時々作品発表しだした最初の頃のイメージのまま、長谷川洋子さんといまだに言われる方があり、考える事があります。
でももう井上よう子で25年…
(今、若手のコラージュ作家・長谷川洋子さんが活躍されてるし、ややこしいですね)

とにかく、名前がどうのより、いい作品を描くこと…まだまだそれです。

教えながらも、日々自分もまだまだ学ぶ事がいっぱい。
| - | 00:08 | comments(0) | - |
初心に返る 2

初めての個展に出した中の1点、80号(145.5cmx112.1cm)の油彩。
「残影」シリーズの3。
高校時代に衝撃を受けたアンドリュー・ワイエスの影響がまだある…今見ると気になる部分は多々ある…でも頑張ってたなって…
あれから29年もやって来ての今の制作を反省しきり。
| - | 23:39 | comments(0) | - |
初心に返る…

大学4年の終わりに、初めての個展をしました…

1981年の1月6日〜11日
京都寺町三条下る
ギャラリーF
長谷川洋子 個展

当時の色々な資料を保管されてる方が、仕事の資料調べの合間に情報誌・プレイガイドジャーナルに載ってたその初個展の活字情報を見つけてメール下さってびっくり・・・感謝・・・
帰宅後に当時のファイル引っ張りだしてみました。

今日は、NHK文化センター神戸での講座でまた熱心に頑張る方々を和気あいあい指導させて貰って、その後ギャラリー島田でお預けしている「雨の物語」作品を写真撮影。(今年も「現代の洋画」に掲載する作品ポジの依頼があって、この一年の作品の中で考えてそれに)スタッフウグイスさんが「雨の日に雨の物語…ですね」
石井一男さん現象から引き続き多忙に目まぐるしいギャラリー島田、体を心配してしまう島田さんもウグイスさんも、元気に(気が張って?)頑張ってられて、来週火曜のマコトサロンのお手伝いすること伝えしばし歓談。それから、今週引っ越しをして大変なモーネ工房まで、少しでも手伝いに車を飛ばそうかと思ったのですが、電話連絡がとれず、夕方になって行っても不在だといけないし、とりあえず元町の美味しい焼豚(新生公司)を買って明日着くエクスパックで送って帰宅したのでした。

高校3年の時、両親を安心させるべく医大を受けようと一旦理系コースに入っていながら、やはり絵が描きたくなって芸大受験への進路変更を許して貰った私は、大学4年の夏、大学出てすぐ、絵を書き続けるにしてもちゃんと安定収入を得て両親をサポートしていきたいと、大阪府の教員採用試験を受験、一次…そして二次も無事受かり合格通知を受け取っていました。
けれど、世界的な画家・三尾公三先生について指導頂いていて、秋には初めてトライした全国公募の独立展にも入選を果たし、自分の作品が初めて東京都美術館、大阪市立美術館、京都市美術館に巡回展示され、ともに初入選果たした友人は大学院の試験を受けると・・・。
物凄く迷ったあげく、後悔したくないと、両親に「あと2年大学に行くわがままを許して欲しい。もし大学院に受かればだけど…。」頼み、大学院受験。
外部からも内部からも受験するし、希望の教授の研究室に入れるのはわずか二人(洋画の教授は5人で、合計は10人)。ともに学ぶ友人もライバルとなり厳選で発表はドキドキものでしたし、仲間が落ちて複雑でしたが、大学院に無事合格。その大学院試験に挑んだ100号作品2点や、初めて独立展に入選した作品、そして展のためにあらためて渾身の思いて描いた作品たちを並べた初個展…
22歳、若かったけれど、とにかく初めての個展に必死で毎日とことんまで頑張っていた…今と違って朝から晩まで毎日絵を描けた、思えば幸せな日々でした…
なけなしのアルバイト料はたいてギャラリーも借り、案内状も一番安上がりの一面一色刷り(好きなブルーで)。
展覧会後、疲れで高熱にダウン・・・、1週間病院で点滴となりました。(昔から自分の体力わきまえずに突っ走ってしまう人でした)
会期中すでに安静を言われて、親友の由季子・・あの今のモーネ工房の・・にギャラリーに詰めてもらったり・・ 
そうそう、高熱で搬出もできずに、同級生二人・・・今や洋画家として東京や京都の百貨店で展覧会する水口裕務クンと、現代美術界ではもう有名人になって国立国際美術館でも展覧会があった今村源クン・・・に頼んでやって貰ったのでした。

あのころに帰りたい…とは思わない。
それなりに大変な日々を過ごしてきての今の自分があると思うから…

でも、ひたすらに描いたあの頃の作品に・・、とことんまで描いたまっすぐな想いに…、立ち返り考えさせられています。
| - | 23:55 | comments(2) | - |
今年も本当にささやかに…ひな祭り・・でした
もう一昨日となりましたが、今年も何とかバタバタの中で、赤いお米を入れて炊いたご飯でちょっとお祝い気分も出してのちらし寿司と、母が好きだった小さな博多人形の豆雛とでささやかにひな祭りの夕食をしました。

最近普通の主婦の方々が、料理blogから次々本を出されてる(出版社が次々アプローチされてる)のをたまたまつけたTVで知り、お料理も写真(カメラワークも中々のもの)も素敵で、私なんかのお料理アップしたらひんしゅくものだなぁと思いましたが…
我が家のお散らしの卵は、薄焼きでなくふんわり焼いてわざとざっくり、子供も私もその方が好きで…錦糸卵とは言えませんし、お洒落じゃないけど…我が家流です。あとは、白菜と人参と豚肉を甘辛く炊いたおかずとお吸い物で・・

色々な事が…画家としての仕事、教師としての仕事、母としての主婦としての…、この時期にしなければならない事、考えておかねばならない事など、あまりに山盛りで、時々また落ち込んだり、あー体があと3つくらい欲しいなぁ…と思ったりしながら、今日も走り回っていました。
今から洗濯物も干して、サッカーの早朝練習に行く息子は6時起きなので少しは寝なければと思いつつ…

先日、いつも私のblogを見て下さってる方から、「よう子さん、お風呂入る時間あるんですか?」と聞かれました。
私、化粧は下手でも清潔好きなんで、ちゃんとお風呂は入ってますから…安心して下さいね。
今もお風呂上がり、自分へのご褒美に軽い発泡酒でほっと一息、そしてワインも飲みながら(酒飲み?)、次の京都市美術館への大作のプランを練りつつ洗濯物干して…しばし寝ます。

先日書いたような心の揺らぎ・悩みには、忙しく走り回る方がいいのかも知れませんね。
そして、温かい友人からの、心のこもった言葉に、何より励まされている私です。


| - | 03:31 | comments(2) | - |
心が揺らぐとき・・
人間って弱い・・
だから愛おしい存在なんだって思う・・・

いつもしっかりインタビューに答える上村愛子選手がオリンピックで涙とともにの「なんでこんなに一段一段なんだろ・・」の言葉にぐっときた人は多いはず・・(私もそのひとり)

でもでも・・・、
自分のこととなると・・
自分があまりに、ことあるごとに、何気なく言われたことなどに、心が揺れたりしてしまうのが、ほかの人からは実際よりしっかり者にみられていたりもするだけに、情けなくなってしまいます。

今日もそんなことがあって、ちょっと落ち込んでいます。

すごくしっかり、その都度的確な判断を下して、人から何か言われても、気にせず突き進める人もたしかにいる・・・尊敬してしまいます。

大学時代に、「今、自分がしてることで、離れていく友達がいたら、それはそれまでの友達、それだけの関係やったんやって、自分は思うし、それでいいと思う」って言った友人(デンマークで活躍する作家でY3仲間のYUKOですが)の言葉に、強いな・・・私にはとてもできないと・・。
でも、そんな彼女でも、(本当にばりばりと異国で自らの道を切り開いて、今や、デンマークやベルギーやらで、若手作家の展覧会のキュレートもしたり、企業メセナの助成金とりつけたり、大使館の芸術に関する相談に乗ったりもしている強いあねごでも)やっぱり、ときには私など親しい友達には弱い気持ちやゆれる思いを(ちらっとだけど)見せることもあって、だからこちらもほっとして、自分の弱みをさらけ出せたりもするのでした。

自分が今、抱えてることがたくさんあるから、今日、この時に、私は何をするべきなのか、今こういういき方はこれでいいのだろうか・・優先すべきことは・・?・・目の前のことに追われつつ、たくさんのやらねばならないこと、考えねばならないことを書きだしたりしつつも、
今日はちょっとしたできごとと、中途半端なお天気に、
心もどんよりと・・
ざわざわと・・
揺らいでしまっていました。

| - | 00:56 | comments(2) | - |
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< March 2010 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ