YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
「拠るべなき時代に」の本が届きました

 装幀に私の絵を使って下さった、ノンフィクション作家・後藤正治先生の新刊エッセイ集「拠るべなき時代に」、
表からぐるっと裏までのカバーには原画に忠実に、中表紙にはブルーのモノトーンで、絵を使って頂いていて…届いた包みを開けてちょっと感動でした。絵の微妙なブルーも再現されていて、出版元(株)ブレーンセンターHさんの「…穏やかな風景の中にどことなく儚い…今回のエッセイ集にうってつけの絵画…」との言葉も嬉しかったです。
「この数年、各紙誌の求めに応じて書いた時評、短い人物論、文庫の解説、書評、エッセイ…などを集めて収録した」(「本書への覚書」より)もので、一見分厚い本ですが、短編を少しずつ読んで行けるので読みやすく、そして何より後藤先生の人に寄り添う目線の文章がお人柄を映して優しく、深いので、ぜひ沢山の方に届くこと願っています。
(まだ書店には出ていませんがアマゾンでの予約は始まっています)

心配な事が続く中で、この本が届いて元気を貰い、NHK講座では病気抱えてる生徒さんの笑顔が嬉しく、そして一時命の危機だった先輩から無理かと思いながら送ったメールに病院の裏手の桜の携帯画像とともに、ありがとう、生きてて良かった…の返信が届いて…奥さんからも「こんなことが起こるなんて…信じられない」と回復の喜びの返信届き、奇蹟に涙。本当に良かった・・・!
一方で、今も消えそうな命を支える親友を毎日思いながら、
今日も祈る想いで光へ向かう絵を描いています。(春学期準備に大学へ走ったり、あちこちへ走り回りながらも、少しづつでも毎日祈る思いで・・・)


 
 


| - | 10:10 | comments(0) | - |
桜が咲き始めました
毎日、今にも消えゆきそうな命と向き合ってる友がいます。
できる限りの事をして、温かい「ありがとう」の連続に、心は晴天!と言ってる彼女だけれど、体は大丈夫だろうか…遠く想いながら空を見上げると、桜の木にいくつかの花が。
風に揺れるはかなげなうす桃色の花は、心配な日常の中にも春はもうやって来てることを気づかせてくれました。

土曜は、神戸市民美術展の審査へ。去年は中止になったので、それからずっと頑張られた方も多いのでしょう、一昨年の審査時より力作の出品多く、特に洋画は出品数が多くて厳選となりました。審査後は会場で配布のパンフに載せる講評(受賞の6作品に、審査員3人が2点ずつ担当。私はそれに加えて、今回総評も頼まれて)書きました。今日から始まっています。ぜひ沢山の力作を見てあげてください。
≪第46回 神戸市民美術展≫3月16〜20日 原田の森ギャラリー

日曜は、出品していた≪亀高文子記念赤艸社賞歴代受賞者記念展≫が無事終了。少し顔を出した時に、見に来て下さった方、病を抱えて来られた方ともお会いできて良かった…私がいない時に見に来て下さった方も、ありがとうございました。

月曜は、明石の亡き父の家と亡き叔母の家に、少し遺品を引き取って下さる方と共に(片付くのはまだまだ先は長い…)行き、帰り一人で父・母・姉の眠るお墓へも参ってきました。
お墓へ向かう道の横には、よく来たねと迎えてくれるかのように菜の花や野花が満開でした。

明日は大学の卒業式。そっと、見送ってきます。

| - | 01:36 | comments(0) | - |
心に寄り添うこと
6日土曜日、「かたりつぎ」がまた東北で開催されました。
去年は行けなかった(緊急事態宣言発令で無観客でになった)ので、今年は行かねばと思っていたけれど、NHK講座と重なり(NHK講座は、病気を抱える高齢の生徒さんも楽しみにして頑張って来られるから休むわけにはいきません)…講座後に飛んで帰ってPCでlive配信を拝聴しました。
7人の被災者の証言を朗読された竹下景子さん。毎年続けられる事に頭が下がりつつ、その、証言に心寄せながらの朗読は、それぞれに現場や、亡くなった息子さんとの最後のやりとりの言葉などが、リアルに伝わって、涙…。忘れてはいけない事をあらためて思いました。
1昨年に何度目かで走った被災地は8年経っていても未だ荒れ野も多くて…
年に一度行けるか行けないかの私に、「来てくれるだけでいいんです。忘れないで…また来て下さい」と言われた仙台のSさんの言葉、忘れません。
(先日の東北の地震には、Sさんにも、中学時代の親友Iちゃんにも、慌てて連絡入れました。無事だけど10年前の地震を思い出したと…。本当に怖かったと思います)
どんなに忙しくても必ず東北へ行き、被災者の心に寄り添って、自分も涙しながら朗読される竹下景子さん(今年は駆けつけられないと手紙を出した私に仙台から葉書も昨日届いて)、人としてのその生き方を尊敬しています。

そして、もう一人、尊敬する仲島正教先生の講演を、久しぶりにリアルで拝聴することができました。
3人の子も通った中学校に、もう20年くらい前?に、当時の校長先生が学校を美術館のように絵を飾れたらと言われ、PTA役員だった方が「画家さんいますよ」、私に声がかかり、子供らお世話になってる学校に役立つならと、120号の大作を寄贈したのですが、久々にその地元校〈この春から小中一貫の義務教育学校に)に講演に来られた仲島先生が、私の絵の事も紹介下さって、飛び入り参加で教員研修の講演を拝聴させて頂けたのです。
何度聞いても、仲島先生の講演には、本当に、感動するのです。(思い切り笑ったり、泣いたりしながら…)
引っ越してきた夏休みに、初めての転校に不安な長女のもとに、担任になる仲島先生からの「待ってるで〜!」の暑中見舞い、「先生に言われたから」と新学期始まる前に友達になりに来てくれた子たち(長女は今もその子たちと、皆お互いにもう結婚し子供を持っても仲良くしています)、忘れられない事は他にもいっぱい。
長女らを担任した後、教育委員会へ移動になられ、でも、子供たちを育てるためには、まず教師を育てなければと、若くして退職して若手教員の為のセミナーや、全国あちこちで講演をされて…
凄い先生なんですが、ちっともえらそうにしない…人として心から尊敬できる先生。私も子供も、他にもたくさんの人が、仲島先生との出会いで助けられてはるとしみじみ思います。


人の心に寄り添う事…それは、とても大切で、、、
ちょっと色々な事がまた身辺にもあって、一層思っています。




| - | 23:42 | comments(0) | - |
告知遅れました、「亀高文子記念赤艸社賞歴代受賞者作品展」明日からです。

直前の告知ですみません。
明日5日〜14日、「亀高文子記念赤艸社賞歴代受賞者作品展」が開催されます。
1年に1人の歴代受賞者30名が、1人1点出品、
私は2008年の受賞者として依頼受け、画像のS100号「追想〜光へ」(2010年の作品に2020年今の光への想いを込めて加筆)を出品します。

以下、案内文より
『(公財)兵庫県芸術文化協会は、明治から昭和にかけて女流画家として活躍した兵庫県文化賞受賞者・故亀高文子のご遺族の寄付をもとに「亀高文子記念ー赤艸社賞基金」を設置し、同女史が創立した「赤艸社女子洋画研究所」にちなんで名づけました。
平成4年度より洋画の創作を通じて県民文化の高揚に功績があった女流洋画家を顕彰しています。
このたび、平成4年度から令和2年度の歴代受賞者の作品を一堂に展示します。
2021.3.5(Fri)~14(Sun) 10:00〜17:00
兵庫県民アートギャラリー大展示室  兵庫県民会館2階
神戸市中央区下山手通4-16-3 入場無料         』

お近くへ来られることあれば、ご高覧下さい。
私は初日の5日と11日、14日、のお昼頃、会場に行っております。
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