YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
休日の朝は…

キャベツほか野菜たっぷりぶつ切りベーコンとのスープ煮に卵を落として半熟に…
あと娘と私はトーストとカフェオレ、息子はご飯に明太子乗せて…食べ盛りはご飯おかわり、海苔たっぷりと…
ちょっとは普段よりゆっくりのブランチ。

私は遅くに帰ってからも夜中に確定申告書類のための帳簿(昨年年内に済ませるべきものですね)整理に追われ、夜なべ仕事睡眠不足続いているから、息子を学校へ追い立てる早朝起きしないですむ休日朝はちょっとホッコリ。

でも…
「志望高校の倍率上がってる…」
思春期反抗期であまりしゃべらなくなった(以前はちょっとだまっときと言うくらいよくしゃべってた)息子がぽつり。緊張してるんやろな…
高校入ったらまた思い切りサッカーする、と、今朝も朝から自主トレーニング。多分それがいい気分転換。私も中3受験時代、バスケ部引退してからよく河原を走ってたっけ…。

高校受験まであとわすか、その前の中学卒業式までは、2週間切りました。

長女と9歳離れた末っ子長男の…、
あんなに泣き虫だったのが母を見下ろす体格になった息子の…卒業式ー
泣いてしまうかもしれません…
| - | 22:17 | comments(0) | - |
「ブルーは喪失と再生の色」

昨日書いた、神戸新聞の記事です。
「ブルーは喪失と再生の色…」
私が画集のどこかに書いていた言葉を、記者さんがちゃんと拾い上げて、作品写真に添えて下さったのが嬉しい…

思いがけず呆気なく大切な姉や母を失った自分が、その大きな大きな…本当に大きな…喪失感から、ブルーに浸る制作で再生した実感もあるから…

東北の方々や、大変な状況にある方々に、自分の絵が何かの役に立てたらと、少しでも役に立てたらと…
心から思います。
| - | 00:04 | comments(0) | - |
YOKO・Blue 2

ぬりあがった大画面。
| - | 20:07 | comments(0) | - |
YOKO・BLUE

大作に3回めの地塗りは、いよいよYOKOブルー。
と言っても、混ぜる量や色はその時の気分によって違うので、作品によりほんとに様々なブルーなんですが。
段々粒子細かいタイプのジェッソにして、ウルトラマリンブルーと混ぜながら…ここに今日はあとパープル系とかシアン系とか何色混ぜたかは企業秘密…なんて…

こうしてしっかり塗った上に、さらに今度は薄く透明なブルー、光と影、重ねて行きます。

今日はまた大切な忘れ物して(また届いていて感謝しつつバス営業所まで受け取りに)バタバタと忙しいスケジュールの中、自分で雑用作ってる…忘れ物多過ぎの私に自己嫌悪。
そこへNHKの年配教え子Tさんから「先生の展覧会の事と作品写真、今日の神戸新聞に載ってますよ」とTEL。また取材あるかもと言われてた月曜日、熱だしてギャラリー行けなかったので、わざわざ職場から知らせてくれたTさんにも、作家不在のギャラリーで写真撮って記事書いて下さった神戸新聞記者さんにも感謝…悪い事あればいい事も…ですね。
| - | 17:18 | comments(2) | - |
「大切なものは…目には見えないけど…」

昨日は朝から明石の父親に逢いに、バイトが休みの次女も成人式の写真をおじいちゃんに見せるため携えて、共に行ってきました。
寒いけど快晴、快速電車に揺られながら須磨海岸や舞子辺りの、車窓からすぐそこに光る海にまた癒されながら…

今年88歳になる父親が、色々病気を抱えながらも、ヘルパーさんたちに支えられ、元気な笑顔で米寿記念の俳句集の表紙絵(私の絵を使って)の相談できる幸せ…ヘルパーさん達に感謝でいっぱい。

人は大切にしてもらったら、自分も人に「大切」を返す…子供も大人も…。

全てのことにそれは通じることですね…

西宮に帰ってアトリエで…、
先日格闘して張った130号キャンバスに白色ジェッソを前夜塗った上にグレーで重ね地塗り。大画面に背伸びしたり椅子に乗ったりもしながら大きなハケで大胆に塗りたくるこのひと時は、結構快感なんです。
あと何回か重ねます。
| - | 20:41 | comments(0) | - |
元気出そうと牡蠣づくしの夕食に…

一昨日木枠組み、昨日キャンパスを張り(キャンパスは各辺の真ん中引っ張り打ってはひっくり返して反対側引っ張り打って…とにかく専用引っ張り器で思いきり引っ張りながらひっくり返し続けるので、自分より大きなサイズはもう身体全部で足腰も使って、特に天井低い古アパートアトリエでは天井ぶつからないよう斜めに回転させるのがまた至難のワザ、頭に乗せたりもしつつ…)今日は朝から両腕両足筋肉痛。
頭も痛いのは支えたにしても中から痛いしなんで?と思ってたら、悪寒してきて熱測ったらあって…

明日は朝からまたNHK文化センター神戸で仕事、休むわけにはいきません。
で、今日は地塗りだけして早めに帰り、受験生息子大好きな牡蠣づくしのメニュー、貧血気味の私にもいいので。

食べる前に撮ったらよかった、
殻つき牡蠣(いつもはないけど今日売ってた)を蒸しガキに…
と、
牡蠣のレモンバター焼き、水菜をオリーブオイル・ニンニクと塩とあらびきブラックペッパーでマリネードした上にと。

食べ盛りの息子はしめに、先月白浜行きで買ってきた和歌山生ラーメンしてやって…。
美味しいって、久しぶりの息子の笑顔にこちらも元気に。
| - | 00:41 | comments(0) | - |
自分より大きい作品とまた格闘……

今年は6月に神戸・ギャラリー島田、9月に京都・ギャラリーなかむらでの個展を企画頂いてるのですが、その前5月には京都・ギャラリーaでのBreaze展と、京都市美術館でのGe展に出品依頼頂いていて、大学授業が休みのこの時期に頑張って制作をどんどん進めないと…

Ge展は天井も高い美術館で一人6〜7m使っての展示。なので大作に取り組みます。
一昨日163cm×194cmの木枠を、古い天井低いアパートのアトリエで、壁や天井にぶつけたり、私の背丈より大きな木材に振り回され(汗)ながら何とかトントンカンカン組み立てました。

この古いアパートの狭い入口から出るのかふと心配になって、キャンバス張る前に入口から階段まで運びだしてみてぎりぎり通りホッと。
無理なら1階だしベランダから出そうかとか…
以前伺った故・N先生のお宅は2階アトリエで、大作は階段降ろせないから2階壁から直接外に出せる細長い戸口を作ってあったっけ。
| - | 16:56 | comments(2) | - |
昨日の読売新聞に…

一昨日取材に来られ、プロデューサーTさんと出品作家としての私が色々話した記事、思っていたよりずっと大きくしかもカラー写真で掲載下さって、作品のブルーが結構ちゃんと(失礼、でも新聞紙面では、以前K新聞M新聞それぞれカラーで載せて下さった時もかなり実物とは違う色で…紙の色やインクの色で難しいんだろうなと…)出ていて嬉しく、
何より私が向こうTさんこちらで、私の頭の大きさが目立たない構図、有り難かったです。

昨日も、京都芸大へ走る前に、ちょっと芦屋・アートスペース高瀬舟に寄り、今回一緒に出品が嬉しい石井一男さんも来られ、取材してくれた読売新聞記者Sさんも掲載紙持ってまた来られ、和やかに楽しいひととき…
立ち去り難くなりながら、時間なく京都へと車飛ばした私でした。

今朝会うなりご近所さんが「井上さん新聞見ましたよ〜!ご活躍ですね」
新聞力に慌ててました。
| - | 00:06 | comments(0) | - |
京都芸大作品展〈3〉

陶磁器4回生作品の
タイトルは「そう遠くない記憶」だったか…ごめんなさいはっきり記憶もメモもしなかったけど、なんだか懐かしい自然物のような形態たちと、美しい色に、いいな…とやはり閉館間際に駆け巡りながら思わず立ち止まって見とれた作品。
| - | 00:09 | comments(0) | - |
京都芸大作品展〈2〉

彫刻棟・染織棟・アトリエ棟・新研究棟・体育館・中央棟・大学会館全て駆け巡り美術館へ走ったのですが、体育館裏から上がった所にあった「つちのいえ」にびっくり
つちのいえお披露目展を展覧会に合わせお茶会+演奏会されていて、寒いのに沢山の人がつちのいえにひしめき合っていました。
学生と先生混じったプロジェクト参加メンバー、井上明彦先生にお会いしました。
相変わらず学生と見間違う若々しさの明彦さん(娘ら在学中は学生らも「明彦ちゃん」なんて失礼ながら言ってたらしい)でした。

美術館も駆け足で見て、油画科・構想設計・彫刻は、もちろんそれでいいのだけれど、ボーダレスの作品(キャプションよく見ないと専攻わからない)多くなってますね。

ビジュアルデザインも以前より手描きのイラスト作品増えた気がし、自分の仕事に近いもの(画材やコンセプト)駆け抜けながらも立ち止まって見ていました。
物凄い数の画鋲の作品もよく頑張ってましたね〜…
| - | 23:59 | comments(0) | - |
京都芸大作品展

車飛ばして、芸大校舎での展示と、美術館もなんとか滑り込みで行ってきました。
彫刻棟前からアトリエ棟を望む。
30年前制作していたのは4F部屋辺り…
何年か前から個展のようにひと部屋毎にの展示、部屋は壁もペンキ綺麗に塗って…
かつては搬入の朝、美術館行きトラック積み込む直前まで描いてる人、3日徹夜してそのあたりで死んだように転がってる人何人か必ずいて、前もって部屋片付け展示する事なんかとても考えられなかったなぁ…
| - | 23:36 | comments(0) | - |
ギャラリー・アートスペース高瀬舟にて

今日は、1.17の画家たち展初日で、午後ギャラリーに行っていました。入ってすぐ正面に「天国に近い場所〜and he has gone」.120号飾って頂いていて左側奥に4展。
ギャラリー入って手前左側から津高和一先生石井一男さん並び、奥の正面が杉山知子さん1.17震災後のやっと筆を握れた時の作品「たった1000軒の家」一部。

NHK神戸文化センターの年上生徒さんTさんYさん明石からはるばる見に来て下さって感謝、次の展の淡路の瓦作家・山田修二さんほろ酔いで打ち合わせに来られ、昨日搬入時に続き芸大大先輩の豊岡さん再訪て色々中身濃いお話、出会いに感謝。

4日にオープンしたてのギャラリーあしやシューレも歩いて行ける距離で、合間に美しい空間拝見しにいけました。Ge展でご一緒する松本威さんの展、明日まで。

読売新聞取材受け、明日、あ、もう今日の阪神版に記事載るようです。
でもこの絵の前でプロデューサー田平さんと話していて下さいと沢山写真撮られたのは、どうも夫婦漫才ののりに…でカットされるかも…

明日は「奇蹟の画家」石井一男さん1時頃ギャラリーへ来られるそうです。
| - | 01:24 | comments(0) | - |
「夢に漂う…(ある日の夢)」

昨年9月、東京・銀座、ギャラリー枝香庵での個展に出した絵ですが、明日搬入の芦屋での「1.17の画家たち展」に持って行く前に眺めるうち加筆してしまいました。

何かが増えています。間違い探しのように…
東京で見て下さった方は違いがわかるかな?
| - | 00:41 | comments(0) | - |
「魂と向き合う時…」

ほんとに寒い!とアトリエで震えながら、今日は古い大作を引っ張り出していました。
「魂と向き合う時…」
130号(163cm×194cm)

もう10数年前、京都のギャラリーなかむらで個展企画頂いた時の作品、今も色々あるけれど、末っ子出産と同時に主人が完全失業し借金まで抱えたり、亡き母方祖父が亡くなりその後の物凄くしんどいゴタゴタが、乳幼児3人抱えよく入院していた父親のケアもあり生活と闘う身に、避けようなく容赦なく降り懸かったり…
精神的にもう彼岸にいる母や姉の所にいってしまいたい思いで…でも絵を描く時間だけが睡眠時間削っても熱があっても唯一救いで…描いていた…
他にもバラ一輪乗せた柩とウエディングドレスのダブルイメージ「花葬」
悲壮感漂う個展情景を京都新聞山中氏が書いてくれたっけ…

5月の京都市美術館Ge展に出す大作用に、キャンバス張替えようかと出してみたものの、しばし見いって過去の色々な思いが去来してしまいました。
| - | 00:08 | comments(2) | - |
「遥かなる道へ…」

前にお伝えした、「1.17の画家たち」展
竹下景子さんの詩の朗読コンサートが、神戸では終了(次回からは東北へ3.11に)した事の区切りに、そのステージやリーフレットを飾った作家達の記念展。
いよいよ今週末土曜から。金曜に搬入してきます。

先週打ち合わせに行ったら、DM発注してる方がインフルエンザで倒れて連絡つかなくなってる…
で、DMも頂かないまま…
会えた方など一部の方にはリーフレットのコピー手渡したくらいなので、ここで再度ご案内しておきます。

私は2009に松方ホール舞台に飾って頂いた「天国に近い場所」120号と、
新作でなくていいからあと3点との事で、油彩の懐かしい作品(ギャラリー島田前身海文堂ギャラリーでの個展に出した30号)「The Scene of another side」と
画像の10号「遥かなる道へ…」(昨年京都Breaze展東京ギャラリー枝香庵個展に出品)
8号「夢に漂う(ある日の夢)」(東京個展出品)
3号「The Last Scene〜遠い夏の日」も持って行くかも…
です。

芦屋方面行かれる事あれば覗いてみて下さると嬉しいです。
私は初日と最終日の午後にギャラリーに行く予定です。

2月11日(土)〜3月5日(月)水曜休み 10:30〜18:00
アートスペース高瀬舟
芦屋市岩園町1-24
0797−69−7337

阪急芦屋川駅、JR芦屋駅より10〜15分
イカリスーパー岩園店東隣り

「1.17の画家たち展」
津高和一
石井一男
井上よう子
杉山知子
伊津野雄二
国友なぎさ
| - | 20:08 | comments(0) | - |
寒いけど立春
季節がどんどん巡りゆく感じ…去年も書いたかな…
1月はいく、2月はにげる、3月はさる…
ほんとにそんな感じです。毎日時間に追い立てられるように…、
アトリエにも走り、ゆうべは節分の鰯や巻き寿司、豆も一応食べて(もう受験まで10日もない息子や明後日から卒業旅行の娘、毎年やってきた豆まきも堪忍してって感じでせず)
今日は立春、まだまだ寒いけれど…雪や点検で遅れがちなJRで朝から神戸、NHK文化センター。
年上の生徒さん達に元気をまた貰って…

今、遅れてる湖西線でおごとおんせん駅へ向かっています。
今井祝雄先生の退官記念展(今日から19日まで、成安造形大学内、ギャラリーアートサイト12:00−18:00 会期中無休・無料)「゛具体大学¨のころ」展
記念対談が今日16:00から17:30間に合うかな…

17歳(高2)から「人のまねをするな」の「具体」に飛び込み最年少具体メンバーとして揉まれながら、具体が芸大だったと言われてた先生の、作品群を前にのお話し、いつもお会いして話すときはとても穏やかながら、そのバイタリティーは凄く…その一端を拝聴してきます。
| - | 15:23 | comments(0) | - |
「1.17の画家たち」展

昨日は大手前大学伊丹キャンパスで授業してから、芦屋のギャラリー「アートスペース高瀬舟」に搬入打ち合わせに行ってきました。

「竹下景子 詩の朗読と音楽の夕べ」の舞台を飾ったり、チラシや詩集「明日への記憶」に作品提供した作家の展覧会です。
今度からは3.11に東北を励ましに行かれる竹下景子さん。1.17の詩の朗読の締め括りのひとつとして、ずっとやって来られて今後はまた東北へも行かれるTさんが企画されました。

出展作家…
津高和一(1.17で亡くなられた津高先生の展覧会は、今、芦屋市立美術博物館とギャラリー島田でも開催中です)
石井一男(あの清廉なる女神像「奇蹟の画家」さん)
杉山知子(現代美術作家でC・A・P・芸術と計画会議代表、実は私は京都芸大バスケ仲間なんです)

伊津野雄二(静謐で格調ある立体作品、詩も素敵です)
国友なぎさ(詩集「明日への記憶」挿絵担当)

と、私、井上よう子です。
松方ホール舞台で飾った「天国に近い場所」120号変形とあと3点を出品します。

ちなみに、去年できたこのギャラリーは、あの「ビゴの店」ビゴさんが、日本に来て初めて大きなパン焼き窯を備えオープンした店舗だそうです。
今は芦屋だけでも何軒かあるようですが、思い出深い場所が再生して痛く喜ばれて、ギャラリーオープンの日には深夜までビゴさんが歌って踊ってはったと昨日聞きました。

展覧会は、2月11日(土)〜3月5日(月)10:30−18:00(最終日17:00まで)
水曜休廊
芦屋市岩園町1-24 イカリスーバー岩園店東隣り

アートスペース高瀬舟
0797−69−7337

こんなメンバーでの展覧会ないだろうな…どんなふうになるのかと実はちょっとワクワク楽しみな私…
そして…沢山の方々に見て頂けたらいいなと思います。
| - | 22:19 | comments(0) | - |
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