YOKO'S SCENE

仙台三越での個展は、初めてながら、思いがけず高校時代の恩師・井上直久先生が隣で個展開催(アートギャラリーは２スペースあって…）。搬入展示の日から会期中もずっと、毎日お互いの会場を時々行ったり来たりしてお話したりできたのが、とても嬉しいサプライズ、幸せな時間を頂きました。
仙台在住の友人も、遠方からまた教え子も、駆けつけてくれたり、ギャラリーの常連の方や、ほんとに偶然、青が好きな方が青い絵が目に入って…や三越に買い物に来てたまたま私の絵に出会って下さったり・・加えて井上直久先生の絵を見に来て私の絵にも惹かれて下さった方々など、色々に新しい出会い。ありがたいことでした。

また台風接近で、最初、ちょうど２７日帰る時に直撃かも…とハラハラしながら台風情報をこまめにチェック、なんとか遅れてくれて今日無事飛行機は飛んで、帰ってくることができました。

２６日には、ギャラリーはお任せして、仙台〜石巻〜女川〜南三陸までまた、レンタカーを借りて数年ぶりに走り、少し前に見たドキュメンタリー映画『生きる』の舞台・石巻市大川小学校にも行ってきました。
忘れてはいけないこと、記憶を風化させないように、助かる命もあったことなど色々に考えながら、手を合わせ、見つめてきました。以前走った時より、道は整備され防潮堤も完成して風景は変わっていましたが、未だ工事中のところも。

沢山のこと、考えさせてもらった１週間を胸に刻み、また次へ進みます。
企画して下さって、ずっとサポート下さった秋田ギャラリー杉さん、色々動いてくれた三越アートギャラリーのスタッフさんたち、そしていっぱい懐かしい話も画材についての話もして下さった井上直久先生に心から感謝！

近づいてきました。
仙台個展への作品は、少し余裕を持って送らないとと思っていたら、台風がやってきて、ひやりとしましたが、無事発送。台風も去って行ったので、無事到着を祈りながら、仙台から帰ったらすぐに送らねばならない作品＿台湾へ送る20号2点、京都市京セラ美術館「Ge」出品の100号2枚(後2枚は既にほぼ完成）の制作に追われています。

お盆のお墓参りは本当に暑かったけれど、長女一家(5歳児も1歳児も）4人と次女と私で。お墓を水かけながらきれいにして花をいけ、お線香立てて皆で手を合わし、墓地を後にしたら急に風が吹いてきて、天国から父・母・姉がありがとうと言ってくれたようでした。。
ちびっ子たちにはお墓参りだけではかわいそうだなと、前もって予約して須磨シーワールドへ。須磨海浜水族館が大改装し、大きくなって新しくオープンしたのが6月で、大変な人でしたが、海水浴場も見渡せる場所でイルカのショーや可愛いペンギンたちが見られたり、水中を見上げる大水槽の前でブルーの空間に浸れたのは、子供らだけでなく私にとっても中々刺激的で、絵につながるインスピレーションがわいたりでした。
（その日これなかった息子も、翌日お墓参りに行ってくれたようで「色々報告してきたよ」と。良かった・・・）

今日はNHK文化センター神戸教室へ。
生徒さんたちの年に一度の展覧会も10月に近づいてきて、それに向けて幹事さんら動いてくれていて（まとめ役のTさん、会計のAさん、案内状原稿作成のMさんご苦労様！）、皆さん一段と制作にも気合いが入ってましたが、いつもながらとても和やかに良い雰囲気で、こちらも元気もらいながら指導。これも絵がもたらす素敵な力ですね。
しばらくお休みされてた方も元気に復活されて良かったなと。

あっという間に8月も中旬へ(💦）
本当に暑い暑い日が続きますが、夏休みモードの親子連れでショッピングモールは賑わい、海にはヨットが沢山（練習？）、夏真っ盛り。
でも昨日は立秋。もう残暑なんですね。

お盆のお墓参りのスケジュールを娘らと相談しながらも、私は迫る仙台三越の個展準備にもラストスパートで、あと1週間で発送。作品チェックし、出品作品リストをメール添付して送り、さらに次に迫る9月銀座個展への準備も。
いつもながら、うっかり者の私は、何か忘れていることがありそうでギリギリまではらはらドキドキしながら頑張っています。

そんな中、今日はまた九州で大きな地震。
被災された方を思いながら、地元の防災実行委員に関わりながらも実際今南海トラフ大地震が起こったら…ちゃんと備蓄も準備も少ししかできていないなぁと。
被災された方々の被害が少しでも少なくと祈ります。
皆さんどうぞ気をつけて、いつ来るかわからない自然災害(地震に限らず最近の劇的な大雨も）備えて備えて行きましょう。