YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
Breeze展無事終了に感謝
京都・ギャラリーaでのBreeze展無事終了、お嫁入した作品残し、片づけてきました。
あまり会場に行けなくて恐縮でしたが、沢山の方が遠方からも見に来て頂いたようで、来て頂いた方にも、接客頂いたオーナー村上さんにも感謝でいっぱい、本当にありがとうございました。
昨夜から今朝にかけて仕上げた挿絵1週間分を発送し、大急ぎで洗濯掃除もして父の病院へ行き、病状変化ないこと確認しあれこれ世話焼いてから、駆け足で夙川で故・須賀敦子さん(母の従妹になります)研究者の方の話も聞いて、京都へ・・という慌しい一日でしたが、色々に感謝・・そして今からまた次の挿絵の構想とスケッチ、頑張りたいと思います。
| - | 22:31 | comments(0) | - |
陳舜臣先生を偲びました
昨日は、陳舜臣アジア文藝館グランドオープンとお別れの会に参加、1月に亡くなられた陳先生を偲びました。
2006年9月から2008年1月に倒れられるまでの連載エッセー「海の世紀にて」挿絵を担当させて頂いた事は、私の画家人生の中でもとても大きなことであったと思います。
この会に合わせ展示の挿絵原画(芸大大先輩の日本画家・畠中氏の絵も)を見に入ったギャラリー室入口すぐ右手壁面にあった水彩画に「えっ?」しばし立ち尽くしました。
名前もタイトルもなしに飾られてた3号ほどの大きさのその絵は、倒れてベッドの日々になり大好きな海が見られない先生のために(住吉の高台のご自宅も窓から海が見渡せるから選んだと言われてた)、せめて絵で見て頂けたらと海と空と海鳥だけ描いて送った私の水彩画でした。
「とても喜んで、あなたの絵の海を眺めています」とまだお元気だった(先に亡くなられた)奥様が弾む声で電話してこられたのを思い出し、胸が熱くなりました。
息子の立人さんが見つけ出し持ってきた下さったようで、飾って頂いて嬉しいですとお礼申し上げたら、逆にお礼言われ、心に温かい物が流れました。

そこからホテルオークラでの偲ぶ会へ。
発起人の一人作家の浅田次郎氏が挨拶されたり、やはり発起人の筒井康隆氏・王貞治氏・田辺聖子氏らのお手紙が読まれ、陳先生のお人柄が偲ばれました。阪神大震災の後には愛する神戸の為、神戸の方々へ呼びかけられた先生の神戸新聞寄稿の言葉にどんなに励まされたかの方々の言葉、神戸市長・兵庫県知事も献花されて、その存在の大きさを思いました。
心からご冥福を祈りつつ、父の病院へと走った昨日でした。
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5月の風
ギャラリーaでのBreeze展。会場は5月の風を感じる爽やかな雰囲気になっています。
京都、寺町通り二条下る東側2階、京都散策がてらぜひお立ち寄りください。私以外の4人の力作もそれぞれさすがの見応えです。
私自身はあまりギャラリーに行けないので、すでに遠方から見に来て頂いた方もずいぶんある様で、恐縮しつつ感謝です。

緩和ケア病棟にうつってからずっと安定していた父の病状、少ししんどがる日(吐き気や頭痛)出てきて、毎日仕事後や仕事行く前や病院へ行きつつも緊張が続きます。

新聞連載の方は、またあらたに次の展開の原稿をある程度まとめて届けて頂いて、胸高鳴らせつつ拝読。小説のスケールの大きさに、唸りました。そのスケールに伴走できるよう、日々全力で取り組んでいます。
今までの掲載紙のコピーも(半分ほどですが)ギャラリーaさんに持って行ってあるので、ギャラリー行かれたらご覧になってきてください。
| - | 13:41 | comments(0) | - |
BREEZE展に搬入


| - | 00:33 | comments(0) | - |
ホームページの今年の展覧会と、作品画像を更新。そして次の原稿にドキドキ
とにかく日々の目の前の事に追われてしまって、昨年の個展も一昨年の個展も、画像をちゃんとファイリングできてなかったり、ホームページの情報も今年に入っているのに、今年の展覧会出品情報がまだあげられてなかったりでしたが、やっと更新できましたので、EXHIBITION頁で今年出品の展覧会を、GALLERY頁で去年の三木の美術館の作品やギャラリー島田の個展に出した作品の一部など、覗いてみて下さい。
待っていたかのように?仕事関連でHPを見て画集にない新しい作品確認いただけたり、もうすぐ挿絵の原画を1か月ほど貸出展示となった陳舜臣先生お別れの会がある陳舜臣アジア文藝館のスタッフさんが、掲示用私のプロフィール作成にHP情報引用し作られたり・・・
やはりちゃんと更新していかないといけないなと思ったことでした。

今日は台風一過の晴天の中、美術館講座へ。熱心な生徒さん達一人一人に(いつもながら時間は足りない)できる限りのアドバイス。そして夕べ何とか仕上げた挿絵原画をまた発送し、父の病院へ行って雑用こなし、帰ってから届いた次の小説原稿を読んでいます。
大好きな作家さんの小説を読者より先に拝読し絵を描く・・こんな幸せなことはないなとまたしみじみ思い、日々の色々な大変も乗り切れる思いで、胸高鳴らせ、でも緊張もしつつ読んでいます。
| - | 00:18 | comments(0) | - |
Breeze展 迫ってきました
「Breeze2015」 展
5.19(火)〜31(日) 月曜休廊  12:00〜19:00 最終日18:00
ギャラリーa
京都市中京区寺町通り二条下る東側2F TEL.075−241−4056
http//www.gallery-a.jp

赤松玉女(京都芸大大学院修了・京都芸大教授)
荒牧陽一郎(嵯峨美大卒後ウイーン・ハウズナーの工房にて学ぶ・無所属)
井上よう子(京都芸大大学院修了・無所属)
奥田輝芳(京都芸大大学院修了・京都造形芸大教授)
日下部直起(金沢美術工芸大卒・二期会会員)

この時期に、同世代画家でギャラリーにさわやかな風を・・とのコンセプトで毎年恒例企画下さっています。
実力ある作家さんらとの競演で、私もまた楽しみにしながら、新作2点の最後の仕上げ中です。(10号2点・4号1点の3作品を出品します)
ぜひ沢山の方にご高覧頂きますように・・・


| - | 22:53 | comments(0) | - |
嬉しい再会と出会い
今日は久しぶりに、三木市立堀光美術館へ。明け方まで挿絵制作したぼ〜っとした頭で朝から出かけましたが、いいお天気で、神戸電鉄に揺られながら車窓に流れる新緑の風景に気分もすっきり。
美術館では第17回アート・フェス公募展の最終日、隣の三木城址では別所公春まつりでにぎわっていました。
ちょっと仕事の打ち合わせの為に何とか時間作って行ったのですが、展覧会拝見して、館長さんに導かれ2階の収蔵作品常設展示室へ入ると、思いがけない再会。去年の個展後に収蔵頂いた2作品の一つ「Linked Ocean 〜Denmark」(92x183cm)が飾られていて・・感激でした。大切に飾って頂いていて感謝・・
そのあと、ギャラリー島田へ寄り、野田朗子ー光のなかのガラスー展に感動。清らかな・・うつろいゆく光を孕む、儚さの美・・出会いに感謝・・、そして帰って制作。

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