YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
地球からの警告?
ネパール地震、増え続ける犠牲者、届かない物資や救援隊。海からの津波の恐怖を東北大震災で知ったけれど、雪山での雪崩、余震のたびにまた雪崩で救援も非難もできない沢山の方々の恐怖、胸が苦しくなる・・募金するくらいしか何もできない私は、日々父や息子の色々心配あっても今日もこうして絵が描けることに感謝しながら、祈るしかなくて・・。
エネルギーは阪神大震災の30倍、そして巨大地震はプレート境界より南側の浅い領域で起こるとの従来の考えと違う北側やや深い部分で起こっており「想定と異なる巨大地震が起きうるということ日本も教訓に」との地震学専門家の言葉が重い。
今までの知識で想定し「安全」と再稼働する原発は絶対ダメだと、地球が身をもって警告を発してる気がします。
| - | 00:35 | comments(2) | - |
5月になれば・・・
新年度の大学授業もNHK講座・美術館講座もすべてスタートし、大学生になった息子の色々な手続きやらのバタバタもありで、4月はまたアッと言う間に忙しく過ぎようとしています。
いつ急な連絡が入るかと落ち着かない日々は続き、仕事後に父の病院行っては色々に雑用こなし、今日も神様に感謝。
世間はもうすぐ連休ですが、父の事もあり旅行は無理だし、絵の制作をできるだけ頑張りたいなと(それも有難いこと)。

挿絵は考えてすっと描ける時と、考えても考えても迷路に迷い込むときは思い切って発想の転換して全然違う切り口で日付変わり明け方にできたり・・

5月になると、19日〜31日、毎年恒例となった京都ギャラリーaでのBreeze展(挿絵制作と並行して今小品制作中)。
陳舜臣先生の偲ぶ会や、それと同時に陳舜臣アジア文藝館本オープン、描かせて頂いた毎日新聞陳先生連載エッセー挿絵原画もまた1か月ほど展示されるので搬入するなど、色々に。
そして母の28回目の命日も。
もう母の亡くなった歳を越してしまったな・・
初めての出産と同時に母が亡くなって大きな不安と同時にあまりにもしないといけない事、残された父の事や祖父母の事など沢山に押しつぶされそうな思いでいた事思い出しながら、今まだ日々困ったことあれば相談してくる娘(長女はあの時の私の歳に)や息子らに、もう少し元気な母でいてやらねばと・・・
| - | 00:27 | - | - |
今年も審査員に…気を引き締めて臨みます。

県展の公募が始まりました。
今年も絵画部門の審査員,依頼頂き、務めさせて頂きます。
出品規定は、兵庫県立美術館、原田の森ギャラリー、各県民局、県民会館、
神戸新聞支社・総局、販売店(支局にはありません)、兵庫県内主要画廊、画材店で入手できます。
作品審査は、名前・年齢など一切伏せられ作品のみで厳正に審査します。知り合いや教え子もわかりません。
昨年、美術館講座の生徒さんが応募されてたのも知らず、後から入選聞いて、嬉しかった事でした。
作品受付は、7月18・19日、展覧会は8月1〜22日兵庫県立美術館王子分館「原田の森ギャラリー」です。

| - | 21:45 | comments(2) | - |
先が読めない不安と楽しみと…
小説の内容の予想外の展開にドキドキワクワクしたり、かなり自由にイメージしこの方向の読み解きでよいのかと緊張しつつ描いて送ったりしながら、150回を越えた「記憶の渚にて」白石一文さん連載小説の挿絵。
回数多く経てくると、以前描いたのと同じような絵になることないようにも気をつけ、時々今までの原画全て見返したりしながら、画材や色も工夫して変えていってみたりもしていて、そんな中ずっと使ってきた画材にも組み合わせで新しい発見があったりします。
新年度スタートして、教える大学学生や、美術館・NHK講座の生徒さんらにも、毎日休みなく自分も制作する闘いの中での発見や絵を描く楽しみを、色々な形で伝えていけたらいいな…そんな事思いながら今夜も描いています。

先が読めない不安は病院の父。いつ、どこにいても、病院からの急変の連絡がないか緊張の日々。でも今日も仕事終え病院へ行くと穏やかに話しでき、毎日色々頼まれて忙しいけれど神様に感謝・・・医師が不思議がる容態が続いています。

| - | 00:43 | comments(0) | - |
もうすぐ青になる
ホームページの今年の展覧会などをやっと更新できました。ご覧になって頂けると幸いです。
昨年発表の大作など、画像もまた追って追加していきたいと思います。
で、来月5月19日〜31日京都ギャラリーaでのBreeze展には、今、挿絵制作と同時進行で制作中の2点と、昨年神戸の個展に出した「もうすぐ青になる」を出品します。
今は赤だけど、もうすぐ青になる。未来に向かって行こう・・・
そんな思い込めた作品。
| - | 02:01 | comments(0) | - |
4月5日

>
>
> 昨日はNHK講座新年度スタート。新しい方々も加わるので良いスタート切れるよう準備したモチーフ抱え早めに行ってあたふたでしたが、心配していた闘病中の方も来られその笑顔にホッと。嬉しい出会いもあり驚いたり、帰りに寄れたKAVCでの素敵な展と、偶然会えて聞いた嬉しい近況、そしてギャラリー島田での爽やかな展…悲しい報せもあって西の空に手を合わせつつも、色々に心癒された日でした。
> 夜中また挿絵制作休憩にベランダに出ると、眼下の桜が雲海のようで、その上にふわり飛んで行きたい衝動にかられながら小説「記憶の渚にて」の時空に漂っていました。(この先もどうなっていくのか予想がつかない展開が楽しみでもあり不安でもあり…毎日緊張感持って描かせて頂いています。)
> 今日の雨でかなり散り父の病院への道も桜の絨毯ができていました。
| - | 23:22 | comments(0) | - |
四月になります。

ヨットハーバーの白いさくらたちがまた、咲きました。
昨日は病院の父の願いでまた、何とか薬や注射も、昼食も積んで、抱えるように車に乗せて、明石の家まで。
私が高速を運転中は急変に対処できないし、息子に父の横座って付き添い頼みでした。
父に言われるまま捜し物し持ってきたいもの積み込み、近くに独居で心配な叔母にもお寿司届けて、、、帰りは渋滞の高速を途中で降りて、小学校時代よく父とも歩いた芦屋川沿いをゆっくり走り車窓から花見もして父はとても喜んで、、私はいつ痙攣など起きないかはらはらしながらも無事夕方病院に帰って来れてホッと。そして夜中、昨日も今日も、静かに絵を描いています。
時間は本当に足りなくて、日々あっと言う間だけれど、今出来る事しておかないと後悔するかも知れない…でも、精一杯しても後悔は色々ある…母の時もそうだった…色んな事思い巡らせながら、色々に変わり目の季節、新しいスタートや切ない変化やら…の四月です。

| - | 00:13 | comments(0) | - |
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