YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
色々に今年の展覧会予定
決まってきました。
既に1月2月で個展・グループ展4ヶ所に出展していながら今年全体の展覧会予定をホームページにいまだアップできていませんが、大体何月頃といった感じだった幾つかの依頼も日程確定してきたので、近いうちにアップできるかと思います。とりあえずここに予告させて頂きます。
3月12日-24日 京都・アートスペース東山開廊10周年記念展(後期・48名出品)にSMサイズ1点出品
6月4日-9日 京都市美術館「Ge」(約40名の現代美術作家)展に大作2点。
7月9日-21日 京都・ギャラリーa「「BREEZE展」に3〜4点
出品者・赤松玉女、荒牧陽一郎、井上よう子、奥田輝芳、日下部直起
9月4日-12日 東京・銀座、ギャラリー枝香庵 井上よう子個展
10月19日-31日 神戸・ギャラリー島田 井上よう子自選展・・去年のようなすべて新作並べる個展でなく、今までを振り返って選び取った作品たちをという企画です。

来週にはデンマークに発ち気持ち新たに…、頑張りますので、それぞれその時々にご高覧頂けますようよろしくお願いします。他にもちょっと違う形で見て頂く機会ありそうなので、また随時お知らせしていきます。
| - | 00:28 | comments(0) | - |
祈り…

昨日、昨年亡くなられた松村光秀さんの「偲ぶ会」が神戸・ギャラリー島田でありました。
揺るぎない描写力に裏打ちされた自画像が、昨年夏ミニアチュール展に来られた時のそれから間もなく亡くなられるとは思わなかった穏やかな姿と重なって、松村先生ご自身がそこにおられるようでした。
3時過ぎ、集まられた人達の前で、銀閣寺の花師・佐野玉緒さん(私が海文堂ギャラリーで初めて個展させて頂いた頃はギャラリースタッフでらして、今は国内外でも呼ばれて花を手向ける一流の花方の道を歩んでおられます)が花を生け、野中久美子さんが能管を吹く…
ピンと張り詰めた空気、佐野さんが凛と背筋伸ばし花の余分な葉や枝を払う花鋏やナタの音、野中さんの時に空を切り裂くかの笛の音…
私はギャラリーであんなにもひとつになって祈りを捧げる光景を初めて見た気がします。

松村先生は、遠い過去、京都の住まいが火事にみまわれ、家と共に愛する奥様と子供さん3人を一度に亡くされた…そんな壮絶な悲しい体験された事を私が知ったのは、ギャラリーで時々お話するようになって大分経ってからの事でした。
一人生き残ったお嬢さんとギャラリーに来られお話する時は、いつもとても穏やかな松村先生でした。悲しみに満ちた過酷な体験はもちろんないほうがよいのだけれど、人を深く深くし、作品も高めるのでしょう…

展覧会は27日までギャラリー島田で開催されています。
(神戸・元町、ギャラリー歩歩琳堂でも27日まで。沖縄佐喜眞美術館での展覧会は3月13日から4月29日まで)
| - | 21:42 | comments(0) | - |
受け取る人が喜ぶ笑顔を思い浮かべたら心が温まる…

今日も寒いアトリエで無心に大作に塗りかさねる作業もしつつ、夜はなるべく微妙な年頃の息子と夕食一緒にして(自分の体調整える為にも)自宅で小品制作する事に。
個展や、美術館へ出す作品は、特定の人に向けた物ではなく、逆により普遍性を追求する思いがあるけれど、受け取る人が決まっていて、報酬などなくても、その喜ぶ笑顔を思い浮かべながら、その人に感謝しながら描く作業が、自分自身を癒してくれる、心を温めてくれる事、しみじみ思った昨日今日でした。
日々は生活にも追われ中々そういう事もできないのだけど…1年半位前にも、忙しい日々の中寝る時間削ってその人が喜ぶ顔思いひたすら描いた事がありました…それ以来かな…
| - | 22:54 | comments(0) | - |
「輝く海へ…」

2004年に展覧会の為に2回デンマークへ行った後の感動を翌年描いた「The way to Bright ocean」60号。問い合わせがあって久しぶりに引っ張り出し向き合いました。自分でも好きな記念碑的作品。
ちょっと日本離れて自分をリセットしたい出来事もあり、今後の作品の為の取材と、懐かしいデンマーク・フレデリスクベアの地で開催中のYUKO TAKADA KELLERの大きな展覧会空間に浸り癒されたいのもあり、3月あの輝く海と風の国デンマークへ思い切って行ってきます。
| - | 21:56 | comments(0) | - |
サッカー少年の朝ごはん。

昨日は、早朝からサッカー試合へ息子送り出し、私自身は午前中NHK文化センター神戸教室へ、和気あいあいとモデルさんを囲み描いて貰って、そして午後は大手前大学教育改革研修会議へちょっと遅れ駆け込み。全体での研修と質疑応答〜分科会〜また全体で分科会議報告と質疑応答。こちらは頭から煙が出そうになるほど考え話しあう内容、AMは右脳PMは左脳フル回転に使った感じでかなり疲れましたが、また充実した一日過ごせた事に感謝……7時頃帰ったら、サッカー4試合してきた息子と、一時帰宅の次女も、充実の?疲れかそれぞれのベッドで爆睡していて…それから焼肉の準備して3人で…私はまだちょっと食欲ないけど息子・娘は野菜もお肉もモリモリ食べていました。。食は大事。
画像は息子にした朝食、明太子のせご飯と味噌汁とプレーンオムレツ、ポテサラや人参サラダの三種盛りです。
今は掃除・洗濯後、一人で久しぶりにユーミン聴きながら、確定申告書類と格闘中…
| - | 14:58 | comments(0) | - |
真っ白いキャンバスに真っ白な心で…

アトリエで、130号(163cm×194cm)木枠にキャンバス張り(またちょっと筋肉痛)、真っ白に地塗りを施しました。
真っ白な大きな画面に向き合うと、心も静かに澄んで来て…
じっと見つめていると、描きたい風景がそこに微かに浮かんできて…、何とかそれをまた手探りしながら掴みとりたい…
先日は心身限界だったようで人前で初めて意識無くしてぶっ倒れて後輩達に迷惑かけ、自宅まで送り届けて貰う事態になって、倒れた床にぶつけたらしいおでこのタンコブの痛みと自己管理への猛反省で、昨日今日は心も痛かったのでした。
自営業は、ちゃんと心身管理できてないといけませんね、今日はお医者さんで久しぶりの沢山の血液検査も受けてきました。
有り難くも春からも色々に頂いてる沢山の仕事に元気に取り組めるように…
| - | 00:13 | comments(0) | - |
育ち盛りのお弁当

夜中2時3時まで仕事していても、早朝6時には起きて息子のお弁当作りの毎日。時々は「今日は学生食堂で食べてね」と500円玉渡す日もあるけど、高校1年育ち盛り、サッカー朝練へも行くし、なるべく身体に良い食材たっぷりで作ってやりたい。
彩りとバランス考えるのは、絵と通じるものがあります。
世間は三連休?でも、今日も早朝からサッカー試合でお弁当作りでした。
明日はやっとオフらしいから、今夜はゆっくり仕事や読書して寝過ごしても大丈夫かな。
| - | 19:05 | comments(0) | - |
何もかも白く…

今朝はヨットハーバー前も雪です。今も降り続いています。何もかも白く美しく覆いつくしてくれるかのような雪…
| - | 07:25 | comments(0) | - |
偶然は必然…全ては決まっている事なのかも…
今日は寒空の下、息子はまた暗いうちから早朝練習へでお弁当作って送りだし、私はO大学で3人の先生と相談しながら、沢山の作品チェックし成績評価。
大学帰りに寄ったギャラリーで不思議に出会った人と人が色々に繋がっている事がわかり、「凄い偶然の連鎖ですね…」という私に「いや偶然は必然なんですよ」と言われました。
たしかに…人の出会いも別れも、偶然のようでもそれは実は決まっていた事なのかもしれない…
昨年お父さん亡くした親友が、ホスピタルアートのプロジェクトの中で病院の霊安室にかけるブラインド制作を依頼され、父に感謝と祈りを捧げる思いで優しさに満ちた白いトレーシングペーパー半透明の濃淡のブラインドを人知れずの涙と共に作りました。この時期にこの仕事…父に導かれた気がすると言う友人にホスピタルアートプロデューサーMさんが「全ては決まっているのかも知れません。神様のなされる事はすべて理にかなって美しい」と言われたと。その言葉聞いて、思わず私も涙ぐみながら、たしかにそうかもしれないと思ったことでした。
| - | 22:11 | comments(0) | - |
次の制作へ…

今日は今期大学の最終授業が無事終わりました。
まだ学生作品チェックや、成績つけや会議に出ていくのはあるけど、とりあえずこの1年の全カリキュラムをこなせてホッとしました。先日来熱がある身体で無理しての授業もあり、今後しばらくは自分の体調ペースで制作やらできるなと。帰りにアトリエに寄って、次の大作の為にまた自分の背丈より大きな木枠組み。無心でできる作業が時に疲弊した心を助けてくれます。
| - | 00:04 | comments(0) | - |
節分にささやかに祈る事

昨日は立春前日の節分。穏やかな日和に感謝しながら、京都市美術館まで成安造形大学卒業制作展(もう8年ほど非常勤講師として教え、春からの来年度も出講依頼頂いてるし)見に行き、私も小さなSMサイズの、輝く海にウインドミルの回る「祝福5」を出品するチャリティー展に顔出して(アートスペース東山、10日まで11:00−18:00最終日17:00まで 京都市東山区三条通神宮道東入る)、友人彫刻家個展などあと3軒ギャラリー巡って帰宅。息子とささやかに節分の夕餉。
寿司屋さんの陰謀と思いつつも(子供の頃はなかったし)恵方巻を南々東に向かって…ささやかに福を呼びこんでくれるように祈りながら…鬼の嫌う鰯を塩焼きにしてたっぷりのポン酢おろしで。しろ菜とうすあげの煮物(亡き母がよく作ってくれた)や好物サーモン造りちょっとなどと頂きました。毎年私が娘・息子らにハッバかけてやってきた豆まき、今年はさすがにできず…去年の節分はどんなだったかな…
何だか日々あっという間なのに去年の事がすごく遠くに感じられます。
| - | 21:48 | comments(0) | - |
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