YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
ひとつひとつ・・・
重ねてゆく毎日が、12月も10日を過ぎて、確実に来年へと近づいてきました。

京都ギャラリーaでの、「2017三尾忌ー三尾公三と教え子たち−展」盛況のうちに、今日無事終了しました。一抹の寂しさ覚えながら片づけ、白く戻ったギャラリーの壁を眺めて…次回は23回忌?など先輩らと話したりしながら…オーナーに感謝をのべて帰ってきました。
近くも、遠くからも、お忙しい中見に来て下さった方々、本当にありがとうございました!
(今日偶然ご一緒した、兵庫県立美術館学芸員K氏から、来年のコレクション展に三尾先生の絵を1枚出品予定と聞き、嬉しかったことでした)

私自身の、今年あと残すところの絵の搬入は、銀座ギャラリー枝香庵の「Xmas&はじめ展」(12月23日からで20日搬入)、「Ge新春展」(1月5日からですが、搬入は12月26日)となりました。
一つ一つ、小さくても心を込めての作品制作を、積み重ねて行きたいと思います。
私の絵にささやかにでも癒されて下さるように…
やはり、絵の持つ素敵な力を信じて…
| - | 00:43 | comments(0) | - |
名残りの海風

今、京都のギャラリーaに出品している10号作品「名残りの海風」
夏が去っていった後の、立ち枯れの夏草の生い茂る、かつてテニスコートだった場所に、優しく草をさざめかせる海からの風が渡っていく・・・
遠い記憶に何か見たことがあるような、切なさが胸をよぎって・・・
窓の向こうに、そんな風景を描いてみました。
(展覧会は10日まで)

土曜日はNHK講座のあと、年に一度の昼食忘年会を、生徒さんの幹事さんがまた段取りしてくれて、和気藹々と親睦を深めることができました。
最近入会の初めての方々も、もう10年を越した人も。
残念ながら参加できなかった方々、転居や体の事やご家族の事でやめていかねばならなかった方々の事も思いながら、私の手ほどきで絵を描くひと時を大切に思って下さってるその思いに応えねばと、またあらためて思ったことでした。

今日は朝から夕方までO大学授業日。
今年の授業もあと2週、玄関ホールに大きなクリスマスツリーがまた飾られて、暗くなるのが早くなって気が焦る帰り際に、その柔らかな光が、ほっと心を和ませてくれました。

| - | 22:57 | comments(0) | - |
毎日描き続けて…光に向かう

昨日から、京都での≪2017三尾忌−三尾公三と教え子たち−≫展始まりました。
私がギャラリーへ行けた夕方までにも、沢山の方々が見に来られたようで、ありがたいことでした。
出品メンバーで東京在住の先輩方も遠路駆けつけてこられて、夕方には懐かしい面々そろい、恩師との思い出を語り合うオープニングとなりました。
人との出会い、繋がりのありがたさを思います。
私は最新作の、「名残りの海風」…窓から見える草原に穏やかに渡る海風を描いた10号…を出品しています。12月10日まで、沢山の方に、亡き恩師の遺作や先輩方の作品と共に見て頂けたら幸いです。

そして画像は、12月23日、東京・銀座のギャラリー枝香庵で始まる≪Xmas&はじめ展≫へ出品する「宵のハーバーにて」15×45僖▲リル作品。これも新作、何とか完成して、今日画像をギャラリーに送りました。
年明け1月5日からの恒例「Ge新春展」への作品も、12月に搬入なので制作中。
今日もアトリエへ、そして父の病院へ(父の容態もずっと安定していて感謝)。明日はまた大学へ行ってからアトリエへ。
毎日…少しづつでも毎日…描き続け、絵の中に、大切な存在を想う光に向かっています。



| - | 22:02 | comments(0) | - |
未来郵便局からの手紙…今年も
あの、不思議世界にいざなってくれる六甲ミーツアートももうあと2日になりました。その中にある≪未来郵便局≫(そこで投函した手紙が1年後に届く)に今年も行ってきました。(少し後先になりますが、今月始めに)
1年後…私も一緒に行った次女も、そして病院の父も、長女も、末っ子長男の息子も、どういう状況でいるんだろう…
遠く思いながら娘へ書いた手紙を投函し、帰って来たのでしたが、そのあとに、去年未来郵便局から送った手紙が届いて・・・、娘の言葉にまたじんときていました。
身近な存在でも、いえ、身近だからこそ、ありがとうの言葉、大好きだよという言葉は、大切だなとしみじみ思います。(共にくらす息子との間にも、お互いに「ありがとう」の言葉で、ふっと温かい空気が流れると感じることがあります)
思えば、長女も次女も、今年は激変といってよいほどの変化。去年この手紙を書いていたときには、思ってもいなかった・・・でも、どちらも前向きな前進。
親として心配は尽きないものの、それぞれ頑張っている姿はまぶしくもあり、、、
私も忙しく毎日追われるように下を向いて急ぎ歩きでなく、しっかり前を向いて頑張らないといけないなと思います。
急に寒さが増しました。
皆さん、風邪など気を付けて下さいね。
今日は、今から、京都へ絵を搬入してきます。
≪2017三尾忌=三尾公三と教え子たち=≫展は来週火曜から京都のギャラリーaです。
| - | 09:58 | comments(0) | - |
アンドリュー・ワイエス・・・思いがけない再会
先日、書店に立ち寄って、、それは何を探そうとしたのかも忘れてしまうほど何気なくであったと思うのですが、美術書のコーナーにて、引き寄せられるように「アンドリュー・ワイエス」の画集に出会い、固まってしまいました。
何を隠そう、私は、高校時代にこのワイエスの画集(それは古い物でしたが)を当時美術科教師で担任でもあった井上直久先生(今やイバラードの画家として有名ですね)に見せて頂いて、身体に電流が走ったような衝撃を受け、芸大を目指す要因となったといっても過言ではないのです。

こんな絵が描きたい・・・

そのワイエスとの、思いがけない再会。
学生時代に洋書店で買った古い画集は持っているものの、再会したそれは見るからに新しく、色も鮮明で、今までに大学や図書館で見た他の画集たちとも違っているし、何より見たことがなかった絵も載せられている。これは、無理してでも買いなさいと、神様が言っているに違いないと、そこに一冊だけあったのを買って帰りました。やはり最近出版されたばかりの物でした。

リアリズムの追求だけではなく、逝ってしまった人(彼の場合それは28歳の時、突然の事故で亡くなった父)を思う喪失感が根底にある
人の存在自体を描かずに,存在感を描いているものが多い、

ワイエス本人とも交流し取材したという著者の解説文に、高校生の私がワイエスの絵に惹きつけられたわけがあらためて分かった気がしました。
私の、芸大時代から今に至るまで、制作の原点にあるもの、何年の月日を経ても消えることのない大きな喪失感‐姉の死‐から2年後に出会ったワイエスでした、、、
今この時期の再会は、何か深い意味がある気がしてなりません。



| - | 01:33 | comments(0) | - |
2017三尾忌−三尾公三と教え子たち−展 出品します
三尾公三先生が亡くなられて17年。
偉大な恩師のこと、日々忘れることはありません。
絵を描きながら、迷いが生じると、三尾先生なら何て言われるだろう…
必ず思うのです。

その、三尾公三ゼミ(旧 京都芸大時代)の、リーダー的存在の川村悦子さん(現在京都造形芸大教授で、昨年西宮大谷記念美術館で個展された、大好きな先輩画家)が、先生と近しい教え子で三尾先生を忍ぶ展覧会を提案してくださって、京都・ギャラリーaさんが企画展として開催下さる事になりました。
私も、学部だけでなく、大学院時代も三尾公三研究室にて学ばせて頂き、三尾先生が辞められる時に卒業(卒業後も個展には来て頂いて)という、ありがたくも濃密な教え子という事で、お声がけいただき、出品します。

2017.11.28(火)〜12.10(日) 
12:00~19:00(最終日18:00まで) 月曜休廊
京都市中京区寺町通り二条下ル東側2F 
Tel 075-241-4056 ギャラリーa
http://www.gallery-a.jp

≪2017 三尾忌−三尾公三と教え子たち−≫


ご高覧下さい。
10人が1人1点ずつ(10号くらいの大きさ)の作品出品します。
姿なき恩師が見に来られる気がして、そして、尊敬する先輩方に囲まれる展でもあり、緊張しながら出品作を制作中です。
間に合うか…?ちょっと焦りつつ。。。

| - | 01:34 | comments(0) | - |
11月になりました
本当にあっという間に日々が過ぎてゆきます。

季節外れの台風が2つ通り過ぎて、
叔母の後片付けの事で明石に叔父や従姉妹らと集まるために走り、
病院の父の所へも。
そして大学に出す書類に追われ、毎日の制作も(これだけは外せない、
というか、描けない日があると、それが一番こたえるので…)何とか少しでも・・・

急激に寒い日があったりで、学生にも風邪ひきさんが増えています。
インフルエンザも早くも流行り出したところもあるそう、皆さん気を付けて下さいね。

先日そんなバタバタの毎日の中、思いがけずハロウィンのお菓子を学生や助手さんがくれたり、「先生もします?」と仮想のカチューシャ渡されて写真撮ったり、ひとときほっこりを頂き感謝。。。
(ただ、街に繰り出し仮想を楽しむ人たちの一部マナー違反はいけませんね。)

芸術の秋、あちこちでアートイベント。1日〜5日は、神戸文化祭。あちこちでフラッガーと言われる参加者が旗をあげ、既に巡ってられる方もあるよう。
ギャラリー島田も参加されてます。
先週末から展覧会始まった中島由夫さんは、2004年コペンハーゲンの在デンマーク日本大使館での私の個展オープニングパーティーに、ご家族そろって参加下さったりもしたスウェーデン在住のビッグアーティストなんですが、明日、いえもう今日ですね、3日のPM3時からギャラリー島田個展会場で、パフォーマンスされるそうです。
| - | 00:40 | comments(0) | - |
台風一過…制作中の絵

一昨夜から昨日明け方までずっと、窓や玄関扉がドーンドーンと定期的にドキッとするほど鳴り響く暴風雨(台風来ると我が家は海風直撃なので)、短い睡眠後に朝からは晴れて来たから大学へ走ったのでしたが、電車が止まっていて来れない学生や、2時間遅れで電車の延着証明握りしめ疲れ切って来た学生、教室にも雨漏りで大きな水たまり発見し雑巾で何度もふき取ったり、色々に台風の影響がありました。皆さん大丈夫だったでしょうか?
友人夫妻、モーネ工房の引っ越しも日曜台風直撃のさなかで、心配していましたが、無事夜中に走って到着し、昨日今日片付けに追われている前向きな様子のメール返信に、ホットしました。
地球温暖化に伴い、台風が大型化する傾向、(少し前のアメリカでのハリケーン被害も沢山の犠牲者に胸が痛みました)今後一層気を付けていかないといけないなと思います。

画像は今制作中の珍しくブルーの少ない絵、まだモチーフが加わります。。草原の自然の色たちのせめぎあい、そこに吹く海からの風、描きたくなって。
でも、同時進行で、やはりブルーの絵たちも描いていっています。

恩師、三尾公三先生没後17年に先生を偲び教え子の展覧会をしようと、大好きな先輩・川村悦子さん(去年、大谷記念美術館で大きな展された画家)の発案で11月末から12月に、京都ギャラリーaでグループ展にお誘い受け出品します。
また詳細告知しますね。
| - | 22:04 | comments(0) | - |
温かい人のつながりが積み上げてゆく 大きな力
13日は、公益財団法人神戸文化支援基金設立25周年記念交流会が神戸北野ガーデンで開催されました。何それ?と思われる方もあると思いますが、「神戸文化支援基金」は「市民自らが文化を支える」という旗を揚げて日本で初めての市民メセナとしての基金で、その発端となったのは、亀井純子さんという名もなき若い女性が遺された1000万円を、若き芸術家の支援をされていた純子さんの遺志を生かせるよう使ってほしいと、ご主人・亀井健さんが島田誠氏(現・ギャラリー島田社長、元・海文堂社長)に託したところから始まるのです。それは、ちょうど私が初めて海文堂ギャラリーで初の画廊企画での個展をして頂いた時と重なり、基金立ち上げの寄付を募ってらしたけれど、乳幼児を抱え生活費もぎりぎりの貧乏絵描きには寄付はとてもできずに歯がゆい思いでいたら、純子さんの活動など紹介する小冊子がギャラリーに積み上げられ、「あなたも1冊1000円のこの冊子を買えば寄付したことになりますよ」それなら何とか!と買った遠い思い出。。。。
そこから沢山の方々の寄付、志縁により、25年の間に公益財団法人にまで育てられました。それは、凄い事、奇跡のような事だと、、
毎年、兵庫県下で行われる音楽・美術・舞踊など若々しく実験的な芸術表現活動に総額200万(20万/件)の助成をされてきています(来年度の募集ももうすぐ始まります)
温かい人のつながりが、積み上げてゆく大きな力を(そしていまそれを支える若きスタッフらの力も)、しみじみと感じながらの素晴らしい交流会でした。

そしてその翌日は、京都モーネ工房のギャラリーでの、最後の展覧会の最終日に駆けつけました。全く違う形ではあるけれど、温かい人のつながりがつみあげてきたものは、モーネ工房でも…。去りがたい人が、溢れかえっていました。
あの場所で10年を終えて、四国へ移転するモーネは「つづく・・・」
東北大震災の年に、モーネ工房主催(高校時代からの親友)井上由季子がプロデュースしてくれ、デンマーク在住のやはり芸大時代からの親友YUKO TAKADA KELLERとの「星に願いを」展を、皆で天に祈る思いで開催したこと、何度かワークショップもさせて貰った事など、色々な思い出が蘇り、空間を見つめ、モーネの井上夫妻に感謝しながらの帰途でした。。。

父の病院へ、アトリエへ、大学へ、走り回りながらも、行くべき時には行かねばと、何とかどちらも行けて良かった。その後あった事もまた後日・・・
| - | 00:51 | comments(0) | - |
秋が深まってきました…それぞれに絵がこたえてくれたこと
7日土曜日は、NHK講座の生徒さんらの展覧会会場で、10時半から講評会。作品への思いを作者にひと言ずつ語ってもらって、私が講評して、ぐるっと全作品回りました。
毎年見に来てると言う方から、昨年の展覧会よりもまたバージョンアップしましたね、の声があったり、連休8.9日も沢山の方が見に来られたそうで、昨日10日最終日、父の病院へ行ってから搬出作業に駆けつけたのでしたが、良い雰囲気に無事終了しました。
「さあ、また来年の展に向けて頑張って描かないと」、生徒さんらの生き生きした表情が、充実した展覧会になった達成感を物語っているようで、、嬉しかった私でした。
見に来て下さった方々、色々に最初から最後までお世話になった「みなせ画廊」の皆さん、本当にありがとうございました!

月曜日は、祝日ながら大学授業はあり、午前中の2年生絵画基礎授業では、風景画の合評。合評後は、初めて油彩でモデルさんを来週から描いて貰うため前夜に作成した「油彩画を学ぶ」(わかりやすく油絵具の組成や溶き油の種類などの説明、扱いの注意など。祝日でも大学授業に出てきて良かったなと学生が思えるように…?夜なべして作りました)の教材プリント配布し講義後に実際に油彩での下塗り。皆熱心に取り組んでくれました。
午後の3年の具象絵画表現授業では、授業課題と並行し大作に取り組んで来た学生B君の作品が公募展に初入選の知らせ。本当に良く頑張っていたので、良かったなあ…!と。
地道な努力は、必ず絵に力を与えてくれます。


| - | 14:17 | comments(0) | - |
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ