YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
カフェlokki 無事オープン
バタバタが続き報告遅くなりました。
娘のカフェlokkiは、7日に無事オープンできて、今日が3日目。
こんな状況で全く人が来ない事もあるのではと心配していた母の思いは嬉しくも裏切られて、今日も少しづつ入れ替わり立ち替わり密にならずにお客様が続いて、ありがたいことでした。
娘は閉店後も夜遅くまで翌日の仕込み、朝は早朝から準備に店へ走って、頑張っています。
私もこの3日は手伝い。昨日今日は閉店後にアトリエへも走り2時間制作、9時ごろ帰ってそれよりも遅い帰宅の娘の為に心づくしの夕食準備、お風呂を沸かして…
月曜には大学も春学期授業スタートなので、学生達と会うのも楽しみに授業準備も深夜に頑張って、、、娘と並走しています。
アルコール消毒や換気をし、間隔あけて座って頂くなどコロナ対策も気をつけ11〜18時営業しているカフェlokki, よろしくお願いします。
www.cafe-lokki.com

#カフェlokki #定食 #スパイスチキンカレー #苺のロールケーキ #スコーン #手作りプリン #ゆげ焙煎所のコーヒー #チャイ #自家製ジンジャーエール #自家製レモネード #自家製レモンスカッシュ #マスカットティー 


| - | 00:59 | - | - |
「lokki」


次女がずっと温めてきた、おなかだけでなく心も満たせる小さなカフェ「lokki」(ロッキ=フィンランド語でカモメ)が、オープン(4月7日)迫ってきて、昨日、「lokki」の為に描いた絵を設置してきました。
大空へ飛び立つ小さなカモメが次女のよう…

自分がかつて癒されてきたカフェのように、一人で入ってもほっこりできるような、しんどい日にはちょっと心が元気になって帰れるような、そんな店にしたいとのこと。
沢山の人に愛される店になりますように…祈りながら…
母にできるのはせめて絵で応援。
小さなお店で、こんな社会状況下(テイクアウトのお弁当もして、11時〜18時営業)心配ですが、こんな時だからこそ、心がほっとするその空間が温かく育まれますように・・・

#4月7日オープン
#lokki   #阪神西宮駅から7〜8分

| - | 09:56 | comments(4) | - |
「拠るべなき時代に」の本が届きました

 装幀に私の絵を使って下さった、ノンフィクション作家・後藤正治先生の新刊エッセイ集「拠るべなき時代に」、
表からぐるっと裏までのカバーには原画に忠実に、中表紙にはブルーのモノトーンで、絵を使って頂いていて…届いた包みを開けてちょっと感動でした。絵の微妙なブルーも再現されていて、出版元(株)ブレーンセンターHさんの「…穏やかな風景の中にどことなく儚い…今回のエッセイ集にうってつけの絵画…」との言葉も嬉しかったです。
「この数年、各紙誌の求めに応じて書いた時評、短い人物論、文庫の解説、書評、エッセイ…などを集めて収録した」(「本書への覚書」より)もので、一見分厚い本ですが、短編を少しずつ読んで行けるので読みやすく、そして何より後藤先生の人に寄り添う目線の文章がお人柄を映して優しく、深いので、ぜひ沢山の方に届くこと願っています。
(まだ書店には出ていませんがアマゾンでの予約は始まっています)

心配な事が続く中で、この本が届いて元気を貰い、NHK講座では病気抱えてる生徒さんの笑顔が嬉しく、そして一時命の危機だった先輩から無理かと思いながら送ったメールに病院の裏手の桜の携帯画像とともに、ありがとう、生きてて良かった…の返信が届いて…奥さんからも「こんなことが起こるなんて…信じられない」と回復の喜びの返信届き、奇蹟に涙。本当に良かった・・・!
一方で、今も消えそうな命を支える親友を毎日思いながら、
今日も祈る想いで光へ向かう絵を描いています。(春学期準備に大学へ走ったり、あちこちへ走り回りながらも、少しづつでも毎日祈る思いで・・・)


 
 


| - | 10:10 | comments(0) | - |
桜が咲き始めました
毎日、今にも消えゆきそうな命と向き合ってる友がいます。
できる限りの事をして、温かい「ありがとう」の連続に、心は晴天!と言ってる彼女だけれど、体は大丈夫だろうか…遠く想いながら空を見上げると、桜の木にいくつかの花が。
風に揺れるはかなげなうす桃色の花は、心配な日常の中にも春はもうやって来てることを気づかせてくれました。

土曜は、神戸市民美術展の審査へ。去年は中止になったので、それからずっと頑張られた方も多いのでしょう、一昨年の審査時より力作の出品多く、特に洋画は出品数が多くて厳選となりました。審査後は会場で配布のパンフに載せる講評(受賞の6作品に、審査員3人が2点ずつ担当。私はそれに加えて、今回総評も頼まれて)書きました。今日から始まっています。ぜひ沢山の力作を見てあげてください。
≪第46回 神戸市民美術展≫3月16〜20日 原田の森ギャラリー

日曜は、出品していた≪亀高文子記念赤艸社賞歴代受賞者記念展≫が無事終了。少し顔を出した時に、見に来て下さった方、病を抱えて来られた方ともお会いできて良かった…私がいない時に見に来て下さった方も、ありがとうございました。

月曜は、明石の亡き父の家と亡き叔母の家に、少し遺品を引き取って下さる方と共に(片付くのはまだまだ先は長い…)行き、帰り一人で父・母・姉の眠るお墓へも参ってきました。
お墓へ向かう道の横には、よく来たねと迎えてくれるかのように菜の花や野花が満開でした。

明日は大学の卒業式。そっと、見送ってきます。

| - | 01:36 | comments(0) | - |
心に寄り添うこと
6日土曜日、「かたりつぎ」がまた東北で開催されました。
去年は行けなかった(緊急事態宣言発令で無観客でになった)ので、今年は行かねばと思っていたけれど、NHK講座と重なり(NHK講座は、病気を抱える高齢の生徒さんも楽しみにして頑張って来られるから休むわけにはいきません)…講座後に飛んで帰ってPCでlive配信を拝聴しました。
7人の被災者の証言を朗読された竹下景子さん。毎年続けられる事に頭が下がりつつ、その、証言に心寄せながらの朗読は、それぞれに現場や、亡くなった息子さんとの最後のやりとりの言葉などが、リアルに伝わって、涙…。忘れてはいけない事をあらためて思いました。
1昨年に何度目かで走った被災地は8年経っていても未だ荒れ野も多くて…
年に一度行けるか行けないかの私に、「来てくれるだけでいいんです。忘れないで…また来て下さい」と言われた仙台のSさんの言葉、忘れません。
(先日の東北の地震には、Sさんにも、中学時代の親友Iちゃんにも、慌てて連絡入れました。無事だけど10年前の地震を思い出したと…。本当に怖かったと思います)
どんなに忙しくても必ず東北へ行き、被災者の心に寄り添って、自分も涙しながら朗読される竹下景子さん(今年は駆けつけられないと手紙を出した私に仙台から葉書も昨日届いて)、人としてのその生き方を尊敬しています。

そして、もう一人、尊敬する仲島正教先生の講演を、久しぶりにリアルで拝聴することができました。
3人の子も通った中学校に、もう20年くらい前?に、当時の校長先生が学校を美術館のように絵を飾れたらと言われ、PTA役員だった方が「画家さんいますよ」、私に声がかかり、子供らお世話になってる学校に役立つならと、120号の大作を寄贈したのですが、久々にその地元校〈この春から小中一貫の義務教育学校に)に講演に来られた仲島先生が、私の絵の事も紹介下さって、飛び入り参加で教員研修の講演を拝聴させて頂けたのです。
何度聞いても、仲島先生の講演には、本当に、感動するのです。(思い切り笑ったり、泣いたりしながら…)
引っ越してきた夏休みに、初めての転校に不安な長女のもとに、担任になる仲島先生からの「待ってるで〜!」の暑中見舞い、「先生に言われたから」と新学期始まる前に友達になりに来てくれた子たち(長女は今もその子たちと、皆お互いにもう結婚し子供を持っても仲良くしています)、忘れられない事は他にもいっぱい。
長女らを担任した後、教育委員会へ移動になられ、でも、子供たちを育てるためには、まず教師を育てなければと、若くして退職して若手教員の為のセミナーや、全国あちこちで講演をされて…
凄い先生なんですが、ちっともえらそうにしない…人として心から尊敬できる先生。私も子供も、他にもたくさんの人が、仲島先生との出会いで助けられてはるとしみじみ思います。


人の心に寄り添う事…それは、とても大切で、、、
ちょっと色々な事がまた身辺にもあって、一層思っています。




| - | 23:42 | comments(0) | - |
告知遅れました、「亀高文子記念赤艸社賞歴代受賞者作品展」明日からです。

直前の告知ですみません。
明日5日〜14日、「亀高文子記念赤艸社賞歴代受賞者作品展」が開催されます。
1年に1人の歴代受賞者30名が、1人1点出品、
私は2008年の受賞者として依頼受け、画像のS100号「追想〜光へ」(2010年の作品に2020年今の光への想いを込めて加筆)を出品します。

以下、案内文より
『(公財)兵庫県芸術文化協会は、明治から昭和にかけて女流画家として活躍した兵庫県文化賞受賞者・故亀高文子のご遺族の寄付をもとに「亀高文子記念ー赤艸社賞基金」を設置し、同女史が創立した「赤艸社女子洋画研究所」にちなんで名づけました。
平成4年度より洋画の創作を通じて県民文化の高揚に功績があった女流洋画家を顕彰しています。
このたび、平成4年度から令和2年度の歴代受賞者の作品を一堂に展示します。
2021.3.5(Fri)~14(Sun) 10:00〜17:00
兵庫県民アートギャラリー大展示室  兵庫県民会館2階
神戸市中央区下山手通4-16-3 入場無料         』

お近くへ来られることあれば、ご高覧下さい。
私は初日の5日と11日、14日、のお昼頃、会場に行っております。
| - | 23:53 | comments(0) | - |
届けられた「ちょっと いい話」…
文藝春秋社から「オール讀物」3・4月合併号が届いて、「え?」「何?」と不思議に思いながら開けると、付箋がついたページ「ちょっと いい話」に、ノンフィクション作家・後藤正治先生が、私の絵の事を書いて下さっていました。有り難くて…じんと来て…少し長くなりますが、以下に転記します。

「 ≪ ちょっと いい話 ≫  ノンフィクション作家・後藤正治

神戸の下町に暮らす画家、石井一男さんを主人公にした拙著『奇蹟の画家』を刊行したのは十余年前の事。ギャラリー島田を主宰する島田誠さんと知り合い、紹介してもらった画家であったが、もう一人、親しくさせてもらってきた画家に井上よう子さんがいる。
 淡い空色の、あるいは深い海のブルーを基調に、幾条にも差し込む光の帯が綾なす絵は美しい。遠い記憶に誘われるような風景絵で、個展でひと目見て魅了された。
 以降、何点か購入させて貰い、拙宅の居間や仕事場に掛けているのだが、石井さんや井上さんに出会う以前、絵を買いたいと思ったことはなく、老年になって覚えたささやかな趣味ともなった。
 夕食をともにした日もあるが、井上さんの人生にも痛切な出来事があったようで、美しい絵のモチーフには喪失と再生が込められているように思えた。エッセイ集の挿画にも使わせていただいた。
 井上さんに私的な頼みごとをしたことがある。
 個展で、遠くの海岸線を走る犬の図柄の絵を見て思い至ったもので、その絵はすでに購入済の赤い印が打たれていた。私は犬好きで、「ゴロ」と呼んでいたシーズー犬がいる。ずっと前に死んでしまったのだが、ふっと、もう1枚、同じような構図の絵を描いていただくことはできないでしょうか、と。
 快諾をいただき、暫くして、「海岸線を走るゴロ」が送られてきた。十六号大の絵で、広々とした大空に白雲がたなびき、下方には横にひと筋、海が走り、茶色の砂浜が広がっている。その上を、ゴロと思しき小さな犬が駆け、後方から人の影が追っているー。
 この絵は台所の壁に掛けてきた。就寝前、焼酎の水割りを手に、ぼんやりと絵を見やっていると、かすかに語りかけてくるものがある。一日の中、私のささやかな良きひとときともなっている。
 縁とは不思議なもので、もとをたどれば、神戸でたまたまの出会いがあったおかげである。もともと趣味の乏しい男で、本を読むぐらいしか能がない。いつも、ご趣味は?と問われると困ってしまうのだが、先般、某新聞社の文化部記者に問われ、「絵の鑑賞」という言葉が口に出て自分でもびっくりした。赤面気味ではあったが。」

一日の終りにゆっくりと絵を眺め、それが良きひとときとなっている…
そんな風に絵を眺めてもらう事、それは絵を描く者にとって何よりの幸せ
温かなものを心に頂いた思いで、今日も絵に向かっています。
| - | 01:48 | comments(0) | - |
大切なことは…
本当に大切なことは目には見えない
星の王子さまも、小津安二郎監督も、言っていました。

最近、TVや新聞の報道も、ネットニュースも、SNSで発信されることも、
情報過多に溢れる全ては勿論把握しようもないのだけれど、
私などが目にするものだけを見ていても、いったい何が本当なのか、どれを信じたら良いのか、、本当だと思って見ていた情報が翻ることがあまりにも多くなっていると感じています。
フェイクニュースなどは言語道断ですが(こんな事もできるのかと愕然、それ程の技術を人を貶めるのでなく役立つことに使ったらいいのにと哀しく)政治家の言葉の軽さにも…行動の軽率さにも…。
長く続くコロナ下で、皆不安な毎日を過ごす中、日本の社会を動かしている人たちの信じられない行動がよけいに不安を増幅させている気がします。勿論頑張ってくれている人も沢山いる、そう信じて(信じたい)いますが。

医療の現場、介護の現場、本当に大変な状況がずっと・・・
学生にも、コロナでバイトが無くなって学費が払えるかを悩んでいたり、いえコロナだけでなく、今こうしている中でも、命の存続と闘う人もいて…
大切なことは、目には見えないけれど、それを思いやる、想像してみる、そういうことなのではないかな…と。
大切なことを見誤らないように、あらためて思う毎日です。

月曜は卒業制作展搬出後片付けを手伝いながら、卒業迫る学生の卒業後の悩みに耳を傾け、火曜は確定申告へ。水曜は別の大学補講へ(言葉の壁のある留学生と翻訳アプリも駆使しながら意思疎通💦)。木曜はアトリエで制作後、京都大丸で始まったチャリティー展会場へ顔を出してきました(6階イベントホールで22日まで)
私に今できる事は、感染症対策をしながら、学生にもNHKの生徒さんにも、自分の絵にも、とにかく誠実にむきあって行く事かなと思います。
| - | 00:36 | comments(0) | - |
カレンダー

1月4日のブログでお知らせした、yukkelcreation(デンマークのYUKOが企画運営)から発売の私の絵のカレンダー、私も実物見るために申し込み届くまでドキドキ(アメリカの会社で作って送られて来るのですが、流通もコロナの影響で遅れ、1か月かかると)でしたが、いつも印刷物(連載挿絵の時も、個展DM作成時も)で出すのが難しいと言われる私の絵のブルーも綺麗に再現されていて、紙質もしっかり良い感じでほっとして、自宅にもかけています。
予想以上に沢山の方が…個展に来れなかった人、東京や広島の方、遠くアメリカからも申し込んで下さったり、個展に来て下さった方も…(YUKOから連絡ありました)頭が下がる思いです。
ありがとうございます。
上に書いたように、申し込んでから届くまで1か月ほどかかるようですので、遅いなと思って待ってくださってる方、すみません。もう少しお待ちくださいね。もう今年も2月半ばですが、新作画集のような感じで楽しんで頂けたら幸いです。

毎年の事ながら、年が明けたと思ったら1月2月あっという間に過ぎて行きます。
先週無事今期大学授業は終了…と言いたいのですが、まだ別の大学での補講が(中々入国できなかった留学生たちがやっとそろって)今月はあり、依頼受けた絵と、7月個展へ向けての制作と、確定申告書類作成と、色々にばたばたと忙しく日々は過ぎて行きます。
でも、こうして、毎日、少しでも絵が描けることに感謝。。。
大変な状況下にある人も、少しでもしんどい事の少ない日々となっていくことを毎日祈りながら…
| - | 00:03 | comments(0) | - |
いちにち いちにち
今日、資料を探して本棚を探った時に、引き寄せられたように出て来た本。
10年前,40代で亡くなったデザイナ―柏木江里子さんが病室で描いた花のスケッチに,青木美詠子さんが言葉を添えた
『 いちにち いちにち 』

「 ただ
  生きていればいいと
  友が 
  いのちがけで
  教えてくれた

  そんな気がした 」

 命の証を記すように描かれた絵に寄り添う言葉が、今、とても沁みた。

「 いちにち
  いちにち 
  へいぼんな日を

  いちにち 
  いちにち
  過ごしている
  
  もし今日が最後だと思えば
  誰しも
  つまらないことで
  怒り合うことはしないだろう  

  ・・・   」

そして、

「デジタルカメラの最後に入っていたのは
 病室からの空とつばめだった 」

との最後のページの写真に、昨年から今年、私が描いている絵に通じるものがあって……      この本のこと忘れていたのに…
不思議な気持ちと切ない気持ちが重なって…
また天上にいった人たちを想い、そこにある光を想いながら、今日もアトリエに走って、絵に向かったのでした。



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