YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
秋が深まってきました…それぞれに絵がこたえてくれたこと
7日土曜日は、NHK講座の生徒さんらの展覧会会場で、10時半から講評会。作品への思いを作者にひと言ずつ語ってもらって、私が講評して、ぐるっと全作品回りました。
毎年見に来てると言う方から、昨年の展覧会よりもまたバージョンアップしましたね、の声があったり、連休8.9日も沢山の方が見に来られたそうで、昨日10日最終日、父の病院へ行ってから搬出作業に駆けつけたのでしたが、良い雰囲気に無事終了しました。
「さあ、また来年の展に向けて頑張って描かないと」、生徒さんらの生き生きした表情が、充実した展覧会になった達成感を物語っているようで、、嬉しかった私でした。
見に来て下さった方々、色々に最初から最後までお世話になった「みなせ画廊」の皆さん、本当にありがとうございました!

月曜日は、祝日ながら大学授業はあり、午前中の2年生絵画基礎授業では、風景画の合評。合評後は、初めて油彩でモデルさんを来週から描いて貰うため前夜に作成した「油彩画を学ぶ」(わかりやすく油絵具の組成や溶き油の種類などの説明、扱いの注意など。祝日でも大学授業に出てきて良かったなと学生が思えるように…?夜なべして作りました)の教材プリント配布し講義後に実際に油彩での下塗り。皆熱心に取り組んでくれました。
午後の3年の具象絵画表現授業では、授業課題と並行し大作に取り組んで来た学生B君の作品が公募展に初入選の知らせ。本当に良く頑張っていたので、良かったなあ…!と。
地道な努力は、必ず絵に力を与えてくれます。


| - | 14:17 | comments(0) | - |
NHK文化センター神戸≪大好きな絵を描こう≫講座 作品展
今日は朝からNHK文化センター神戸の「大好きな絵を描こう」講座の年に1度の展覧会の搬入・展示作業でした。
元気な方々も、病気を抱える何人かの方も、それぞれにそれぞれの描き方で、本当に個性豊かに頑張られた作品が並びました。
(画材も、水彩・パステル・色鉛筆・アクリル・鉛筆細密デッサンなど色々)皆さん昨年よりまた確実に力を付け、絵を描く喜びが感じられる展覧会になっています。
神戸元町商店街の、西元町駅からすぐ、JR元町駅や神戸駅からは約8分。
「みなせ画廊」での「彩洋会」作品展、今日から10日まで(10:00〜18:00、最終日は16:00まで)
沢山の方に見て頂けたらいいなと思います。
講師・井上よう子も1点賛助出品しています。

展示後は大学へ走り夕方まで指導(そして今日も父の病院へ)。学生らも再来週の合評に向け制作よく頑張って、、、慌ただしくも清々しく絵のもたらす力をまた感じた一日でした。
| - | 01:13 | comments(0) | - |
心に響くということ
導かれるように、呼んで頂いての出会い、
知らない範疇であるがゆえの思いがけない気づきや、静かに何か新しいことに繋がる予感、不思議な感動の広がりを心に頂きました。
とにかく時間に追われる身、仕事と家事と父の事と、山盛りの雑用をこなすと、時間が取れたら、いや作ってでも少しでも絵の制作へと向かおう…そうしないと…と、思ってしまうのですが、お世話になった方や尊敬する方からお誘い頂いたら、何とか時間取ってでも行こうかと。
そして、そんな経験をさせて頂いたのがここ何件か続いています。
その一つ、先日日曜は、芦屋ルナホールでの文学サロン「富田砕花と谷崎潤一郎ー谷川俊太郎氏を招いて」へ。(昨年は須賀敦子さんがテーマでした)
恥ずかしながら、富田砕花さんは、名前くらいしか知らなかったのですが、肺を患い芦屋で療養して、芦屋が気に入り定住された事、芦屋や兵庫県下のそれは沢山の学校の校歌の作詞されてる事、谷崎氏と親交深かった事など興味深く拝聴しました。
芥川龍之介が自殺した後、雑誌に寄せた「芥川君を憶う(おもう)」という文章に、芥川龍之介が「草の葉」の中の「この上ない 幸福な 死の囁き」という詩に赤線を引いていた事紹介されていて、深い所で繋がっていらしたんだなと…文豪らの心の交流に思いを馳せていました。
そして86歳とは思えない谷川俊太郎さんの力強く心に響く詩の朗読、芦屋少年少女合唱団の清らかな歌声、心洗われ、わけもなく涙が溢れそうになるのをぐっとこらえて・・・こういうひと時をいただいた事に感謝。、

| - | 14:07 | comments(0) | - |
R氏の夢


7月末に個展を終えてから、8月は依頼頂いた50号を制作して31日にそれを納め、、9月に入ってからは静かな北欧の光描いた2点、そしてブルーの連作3点、空と海に輝く光、描いてきました。
(画像はその一つ、R氏は、数学物理学駆使して鳥のように空を飛ぶ夢を実現しようと図面を描いた、人物をリアルに描くために医学も勉強し解剖も…のあの偉大なる芸術家。わかりますね?)

大学秋学期の立ち上がり授業は其々順調にスタート、
今日は先に父の病院へ行き昼食の介助してから、大阪府枚方市までOS大学補講に出講、そしてアトリエへ。

とにかく、毎日、少しでも、毎日、絵を描くこと。
それはとても、大切なことなのです。
今日の作業が明日へつながり、今日はいつも時間が足りないけど、新しい色や形の小さな発見や疑問や答えの続きは明日必ず…と
そして教える中にも生きた指導となって・・・



| - | 23:53 | comments(0) | - |
芸術の秋
17日は台風近づく中、県立芸術文化センターでの公演「喝采」へ次女と。
心ひりひりする心理劇の、激しく罵り合うセリフの応酬にも、実力派男優陣圧倒する竹下景子さんに見入りました。
いつも、個展に来て下さる時には温かい励ましをこちらに下さるし、被災地にも。。。小さな体に秘めたパワー、強さと優しさ。心から尊敬する女性です。
楽屋に呼んで頂いたほんののひと時に,また沢山の元気を頂きました。(次の朝ドラではおばあちゃん役?それも楽しみです)

台風一過、晴れ渡った火曜日は、5〜6月「造形美術学概論」担当したOS大学の試験監督に。短期間だけど教えた学生たちを見守り、そして京都へ、静かで温かいリアリズムの林哲夫さんの油彩画(ギャラリー恵風)拝見。他3軒。(拝見したい展は美術館も他にも色々ありますが、中々時間は足りません)

そして木曜は、O大学秋学期初回授業へ。
スタート課題が「言葉のイメージ表現」で、その構想を練るにあたりぴったりだなと、大学から歩いて行ける大谷記念美術館で開催中の「ボローニャ国際絵本原画展」へ学生らを引率。世界中色々な国のプロもアマチュアも関係なく応募の中から選ばれた作品、技法も画風もバラエティーに富んでいて学生ら熱心に見入っていました。24日までです。

先日紹介したロバート・フランク展は、22日までになっていましたが、23日祝日までになりました。こちらも盛況の様子、学生らに勧めました。
芸術の秋、「六甲ミーツ・アート」、「港都KOBE芸術祭」も始まっています。

NHK講座の生徒さんらの展覧会も、10月5日からに、迫ってきました。
| - | 11:08 | comments(0) | - |
人のためになる事を 人知れずやっていく
前回、NHK朝ドラ「ひよっこ」の言葉を書きました。
実は大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも、毎回見れるわけではないけれど、結構引き込まれていて、ここ3〜4回の中で、この世では裏切者としてしか愛する人を守れなかった、いや裏切者として守り切った高橋一生さんの壮絶な演技に見入ってしまいました。
そしてまた、残された柴咲コウさん演じるヒロイン自身も、小さな頃から、「自分は、竜宮小僧になる!」と言ってきた…その竜宮小僧とは、、、人のためになる事を、人知れずやっていく、表立っては姿を見せない者らしい。
(NHKの宣伝をするつもりはないのですが、)
「人のためになる事を、人知れずやっていく」というとてもとても難しい事を、かっこよくではなくドロドロに傷つき、失敗を重ね、必死で…の姿に惹かれるのかもしれません。
現実社会、嘘があまりにも横行し、目を背けたくなってしまったりですが、竜宮小僧のように頑張る方々も、被災地や、身近にも確かにおられて、、、それが希望の光に思え、抱える目の前の事にいつも右往左往の私は、本当に時々、ささやかにですが自分でもできるお手伝い。。せめてもの。

| - | 00:29 | comments(0) | - |
悲しいことは自分でなしにしないと
NHK朝ドラ「ひよっこ」今週の
「悲しいことは自分でなしにしないと」
「だからあなたには幸せでいて貰わないと困るんです」ヒロインの言葉に深く頷いてしまっていました。
悲しみ苦しみを体験した人が、それぞれに、それぞれの形で報われていく…そうあるべき、そうあってほしい。でもそれには自分でも一歩を踏み出さないと…共感して見ています。

大学後期授業スタートも迫り、私の担当する授業3つとも履修希望の学生多かったようで頑張らなきゃと授業用プリント作成などにも追われつつ、毎日必ず絵も描いています(来年7月神戸・9月銀座でまた企画頂いてる個展へ、責任重大)

今日は父の病院行ってから、ウエディングドレス選びに行く娘に同行、幸せそうに楽しげな娘の笑顔が嬉しい、あなたのおかげやね、と彼に言うと、いや僕も彼女のおかげで幸せだからと返って来た言葉にじんと目頭熱くなりかけ…あぶないあぶない。母さん絶対結婚式当日は涙でぼろぼろやろなと、息子に言われてる私でした。

明日、あ、もう今日ですね、KIITOのロバート・フランク展会場で、PM3:00~4:00,ジャズの演奏があります。ラジオ関西の神戸ジャスフォニックにレギュラー出演の広瀬氏ほかが演奏。フランクの作品とジャズのコラボレーション。素敵な化学反応の予感。





| - | 00:59 | comments(0) | - |
奇跡の展覧会へ

神戸・KIITOで2日スタートしたロバート・フランク ブックス アンド フィルムス1947−2017神戸 展に行ってきました。
ヴィンテージプリントが8000万円もの値段が付きその保険をかけるだけで予算取れず美術館での展が不可能になったフランクは、でも若い世代にも見て貰いたいと、新聞用紙に印刷し展覧会後は廃棄するというユニークな形で(シュタイデル社と企画)世界50か国での展を実現。日本では東京芸大に続き神戸KIITOの2か所のみで実現。ボランティアスタッフにより運営、無料。素晴らしい…
本当に無料で見られるのが奇跡の内容の展覧会です。
22日まで。10時‐18時、会期中無休。KIITOは三ノ宮駅から南へ市役所横過ぎ国道渡って神戸税関の前です。

https://robertfrank2017kobe.tumblr.com
| - | 23:26 | comments(0) | - |
「ありがとう」を伝えて・・・
朝夕の風になんだか急に秋の気配を感じますね。
先週土曜は叔母のお通夜へ明石に金曜夜から帰って来た次女とともに行き、
日曜が仕事の次女をその夜は駅まで送って、日曜は愛知から帰ってきた長女を朝から駅へピックアップ、息子の運転で叔母の葬儀に間に合うよう再び明石へ走りました。
3人の子供らも私とともに、お盆のお墓参りやお正月やそのほかにも、明石の父の家に行くたびに、一人暮らしが心配な叔母の家にも顔出していたから、いつも朗らかに迎えてくれた叔母に、最後のお別れができてよかった・・・
来春結婚が決まった長女は、お料理上手な叔母にもっとお料理を習っておけばよかったとぽつり。
あなたが生まれてまだ1か月もしないうちに、母のお通夜とお葬式で、あなたは叔母さんの家に寝かせて貰って、母さんはお通夜の最中も2〜3時間おきに授乳に行ってたけど、あまりに泣き続け叔母さん困らせるから、結局ずっと抱っこして一晩中母の亡きがらの横で一緒に泣いてたんだよ・・・
そんな遠い日の事も思い出しながら娘に語ったりして、
叔母さん本当に小さい頃から今までありがとう・・・
棺にお花を、最後に叔母さんの世話をいっぱいしてくれた従姉妹らにも感謝しながら一緒に入れて、何度も何度も・・・呟いていました。

昨日は父の病院へ行くとボランティアさんたちが「お父様歩けたんですよ!」と。病室で取って下さったアイパッドの動画に、電動で体を持ち上げ支える歩行機の力と、前後からリハビリの方々、周りにボランティアさんも看護師さんも総出でベッドから病室の出口までの父の往復が映っていて、もう感謝でいっぱいになりました。こういう温かい方々のサポートで、末期がんを抱えながらも父は病状安定していられるのだとまたあらためて痛感した事でした。

今日は、個展後に希望頂いてお盆休みもなく描き続けた絵、何とか昨日額装も完成して届けました。
自分のブルーの絵を、楽しみに待っていて下さる事が、本当にどんな時にも励みと元気をいただくのです、個展の時の絵が届いたと、喜びの便りも届いて、感謝・・・。

| - | 23:14 | comments(0) | - |
残暑お見舞い申し上げます
残暑厳しい日々続きます。
体調を心配下さった方々有難うございます。
腕の腫れも引き、もう大丈夫かと。
時々体休める事もしながら仕事しています。

京都へ向かう電車に揺られながら、携帯から今これを書いていたら、叔母の訃報が届き…暫し固まってしまいました。
叔母さんごめん…
個展が終わったらまた会いに行くつもりが、体調崩したりして、、
意識が無くなってしまったからもう会いに行ってもわからないから、よう子ちゃんはお父さんの事あるから、と言ってくれる従姉妹の言葉に甘えました。
それでも命あるうちに、また三木の病院まで行こうと、来週行けそうな日を考えていた所でした。
叔母さん、もうしんどい思いする事なく、天国で好きなお酒を叔父さんと呑めるね…見つめる携帯の画面が滲みました。

電車から降り立つと、降るような蝉の声、精一杯の命の儚さを想わせるその響きが切なく…



| - | 10:59 | comments(0) | - |
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