YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
この海の上をずっと飛んでいけたら…

この海の上を、この青の空間を、ずっと飛んでいけたらいいのに・・・
そんな思いで、今日もアトリエで描いていました。

昨日はNHK文化センター神戸教室へ。
昨日も生徒さんらは、それぞれに描きたい絵を描きたい画材で。
本当にみ〜んな違う個性で素敵なんです。元気な人も、大病を乗り切った人や今もちょっと抱えながらの人も、麻痺が残る体で頑張る人も、み〜んな絵を楽しんで、かつ、とても前向きに熱意を持って描かれていて、一人一人に向き合いアドバイスしながら、いつもこちらが元気をもらっています。
終了後はギャラリー島田に立ち寄り、芦屋市立美術博物館へ。
コレクション特集「アーティストに学ぶ世界のみかた」と「具体美術協会/芦屋」。K学芸員さんとO学芸員さんの、それぞれの企画への熱い思いが伝わるギャラリートークを拝聴できて良かったです。この展覧会は6月9日まで。学芸員さんによるギャラリートークは、5/11,12,6/9,も14:00からもあるそうです。
| - | 00:09 | comments(0) | - |
新しい旅立ちへ
長くもってくれてた桜も、散り始め……新緑の季節へとうつりゆきつつありますね。
勤務していた大学も、地元の学校も、入学式も終わって新学期がスタート。そして卒業した学生たちは新生活を緊張と共にスタートしてるだろうなと、(みんな頑張れ!)と心でエール送りながら、私自身も前を向いて新年度のスタートです。
 次の個展やグループ展のための準備は、制作はもちろんのこと、具体的に美術館への大作(9月)や、少し前に打ち合わせした仙台の個展(8月)、銀座の個展(9月)少し先とはいえホームグラウンドの神戸の個展(12月)も、それぞれの会場を考えた上での展示プラン、構想、そこからまた画材の発注や、どんなフレームをつけるか(つけないか)考えて、計画的に進めないと。
 そして新たな出品依頼や仕事の依頼にも相談に乗りながら・・・なんだかバタバタ毎日が過ぎてゆきます。
 週に3日あった大学授業は退職したものの、来月は別大学での集中授業は引き続きあるので、つい、O大学の仕事終えたら時間ができるからと依頼頂いた展を受けて、今年は個展が各地で4つ企画頂き、グループ展も(海外にも出品することになりそうで)多数になってしまい、ちゃんとそれぞれに完成度のある作品展示しなければと、改めて心引き締めて毎日絵に向かっています。

*NHK講座の増設講座は京都・神戸ともに3月締切りまでに希望者が集まらず開設されないとのこと、ゆっくり考えていた方あればすみません。現在教える講座は満席、キャンセル待ちとなる状況です。。
| - | 13:24 | comments(1) | - |
青と白、白いガーベラの花言葉は…

4月になりました。
アトリエで聞いてるラジオ番組が、あれ?声が違う…と思うと、春の番組改編で長く続いていた番組がなくなったり、パーソナリティーが変わったり…そんな事から新年度がスタートしたことを実感したりしています。

寒い日が続いてつぼみがなかなか膨らまずにいた今年の桜も、先週から急速に暖かくなって開花し出し、我が家近くのハーバー前の桜たちも満開になった今日は「さくら祭り」。沢山の人で賑わって、私はまた防災ブース助っ人に呼ばれてお手伝い。暑いくらいになった日差しの元、炊き出しの豚汁は売れないのでは?の心配は、昼過ぎには完売の嬉しい誤算となりました。

何やかや身辺慌ただしかった3月でしたから、4月には本格的に8月9月の展のための制作にも取り組まねばと、大作の構想も練りながら小品制作。
ホワイトガーベラの花言葉は、希望・律儀・純粋…
白は青に似合うのです。

| - | 23:12 | comments(0) | - |
3月が終わります
新年度に向け、バタバタが続く3月後半、再び東京へ。
月曜、銀座のギャラリー枝香庵で個展の打ち合わせ。今年の9月の個展についてと、再来年の個展も企画して頂き感謝でした。
 それから、嘉門タツオコンサートへ。この1年2ヶ月謹慎を経て、反省と謝罪の言葉から始まったコンサートでしたが、満席の会場は温かい応援の声が飛びかい、大笑いさせてもらったり、じんときたり…私も応援する思いで駆けつけたのでしたが、また元気をもらいました。色々を乗り越えて、これからも元気で頑張ってほしい同級生に心からエール

翌日火曜は、冷たい雨の東京で、7つの展覧会を駆け巡り、、
まず恵比須の東京都写真美術館。見たかった「木村伊兵衛展」と「記憶ーリメンブランス」
それから六本木、森美術館「MUCA展」
竹橋へ、東京国立近代美術館「中平卓馬 火 氾濫」展、「MOMATコレクション」展
上野 東京都美術館「印象派 モネからアメリカへ」展と、教え子二人が出品の「2024独立春季新人選抜展」
アウトプットが続くとインプットも大切、色々に刺激をもらって…先へ向かいます。

そして昨日水曜は、Hくんから「先生食事しませんか」と誘われて何か相談でもあるかな?と出かけてみたら、教え子(20年前に教え二人の子育てする夫妻から10年前の教え子アーティスト、同僚若手先生となった教え子など)9人が集まって私の大手前大学退職お疲れ様会のサプライズ!
楽しく飲食の後は、青い花束やプレゼントももらい感激で思わず涙・・・みんな立派な大人になったね…感謝でいっぱい
それぞれに頑張る彼ら彼女らに、何か力になったりもできるように、これからも頑張って行かねばと、あらためて思ったことでした。

| - | 00:03 | comments(0) | - |
春の嵐
ブログを書こうと思いながら、PCのインターネット状況が悪くてつながらなかったり、またバタバタと個展後も東京へ飛んだりもしていて、気がつけば2週間💦
個展後にダウンすることもなく元気に次へと動き出していますので、ご安心下さい。
NHK講座もいつも通り土曜に楽しく教えさせて頂き・・・皆さん継続されたりで、今の私の講座はほぼ満室との事。ただ、新しく開設したいと言われている、午後(同じ第1第3土曜の午後13〜15時)の講座と、京都教室の第2第4火曜の15〜17時の講座は、まだ入会希望がないとのこで、もしかすると開講されないかもしれません。私はその分制作しますが、(今年もあと3つ個展ありますので)もし考えてられる方あれば、お早めに今月中にNHK神戸は078 360 6198,京都は075 254 8701へ、お問い合わせ下さい。

私自身どんな時も絵に元気をもらってきたので、絵を描く楽しさ、少しでも多くの人に知ってもらえたらと思っています。

昨日はお彼岸の中日。春分の日で、両親と姉が眠るお墓へ、一人で参ってきました。電車に揺られて車窓から海を眺めてる間は良かったのですが、ついたら雲行きが怪しくなり、風もビュンビュンと。お墓をきれいにして風に飛ばされないようにお花を入れ、手を合わせ、雨まで降ってきたけれど、あまりの風に傘も飛ばされそうでさせずになんとか駅へ。
でも、お墓に向き合い、3人に語りかけると、なんだか心が落ち着くのです。きっと個展も見守ってくれてたかなと。

その後は急ぎ京都へ。京都市立芸術大学で、この春退官の同級生先生らが展覧会やトークショー。
神戸のギャラリー島田でも発表してるからお互いいつも個展で会っている重松あゆみさんの美しい展覧会とトークに、一緒になった同級生らと再会したり、色々に遠い日や来し方を思う日となりました。


| - | 14:52 | comments(0) | - |
個展あと4日となりました
3週目に入った個展、もう初日に来て下さった方との会話が遠い日に感じられるほど、日々色々に、懐かしい人や新しい出会いの方々と、絵について語り合ううちに、絵に、新たな見方が加わったり、自分で意図していたメッセージや込めた想いにさらに、自身でも気づかなかった、ある意味深層心理だったかものことがらにあらためて向き合うことになったり・・・
日々感謝です。そんな個展も、後4日となりました。

そして、本当に、絵は、ゆくべき場所を知っているのかもしれないと、
あらためて思うことが起こったりしています。

今日もこれからギャラリーへ。あと、土曜日曜も14時からギャラリーにいっております。よろしくお願いします。
| - | 11:04 | comments(0) | - |
個展1週目終わり2週目へ

京都ギャラリーなかむらへ、連日沢山の方々ご来場頂き、感謝です。
京都は外国人観光客も格段に増えていて、こんな店あったっけ?の新しい店も増えたりして、、街はかなり変化してきていますが、画廊の中にいると、もうはるか40年前の、恩師・三尾公三先生はじめ蒼々たるメンバーの先生方が個展されたり集ってらした頃と変わらない雰囲気のままで、中村社長から懐かしい話や知らなかった裏話を聞かせて頂いたりもしています。

今回、横約2メートルの大作2点があるので、その前で絵のブルーに浸って頂くうち「なんか、涙が…」と目をうるませながら、遠いけどやっぱり見に来て良かったと言われた方もあり、一方で、小さい作品たちに、そのタイトルに、色々な物語や自身の遠い記憶が呼び起こされるようだと言ってくださる方もあり・・・

個展あっという間に1週目は終わり、明日から2週目に突入です。

| - | 01:27 | comments(0) | - |
個展無事搬入・展示完了しました
京都ギャラリーなかむら個展の展示が、無事完了しました。
個展は20日からですが、明日はNHK講座、明後日は防災のイベントに実行委員として関わっているため、早めに搬入させて頂きました。
自ら釘打ちして展示作業して下さった中村社長と、頼りがいあるスタッフHさんに心から感謝。130号から小品まで22点、沢山の方にご覧頂けますように・・・
私は個展会場には、火・木・土・日曜14時からいる予定です。

井上よう子展
2021.2.20(火)〜3.10(日)11:00〜19:00月曜休み
ギャラリーなかむら
京都市中京区姉小路通河原町東入恵比須町424番地ABSビル2F
TEL075−231−6632

#喪失と再生のブルー #青 #記憶 #存在と不在 #光 #空 #海
#風
| - | 01:15 | comments(0) | - |
光 見つめて…

 時間に追われて毎日があっという間…の中で、2月になりました。
先週は、33年間務めた大手前大学での最終授業でした。
その前の週に、それまで言わずにいた学生らに退職伝えると、え〜〜?!そんな〜!まだいて下さいよ〜なんて可愛いこと言ってくれたりでしたが、最終日にいつの間に用意したのか、みんなで撮った写真をフレームに入れて、その裏に寄せ書きして感謝のメッセージ。じんときて目頭が熱くなりました。
先生方も、昼休みに昼食とってた共同研究室で、先輩で学部長のH先生が「ちょっと集まってください」との声掛け。皆さんからプレゼント贈呈されて記念撮影。
学生からのも先生方からのも、まったくのサプライズ。感激でした。
 非常勤だから、他の大学授業も掛け持ちしたりしてましたが、一番たくさんの授業を本当に長く任せていただいてきて、、その間には遠くは阪神大震災、近くはコロナ、、私事でも本当に色々な波乱があり、でも、温かい先輩後輩先生たちや、学生たち(手を焼いた子も、心配だった子も色々に)のおかげで乗り越えてこられた気がします。感謝はこちらこそ。。。。
これからも個展に行きますと言ってくれた学生らに、絵を描くことで生きてこられた私は、絵のもたらす素敵な力を伝えられるように…願いながら、描き続けたいと思います。

*画像はもうすぐに迫ってきた個展に出す新作「光 みつめて…」

NHK文化センターは定年はないので、頑張る生徒さんらに元気を頂きながらこれからも頑張って指導させて頂きますし、依頼受け担当講座が増えます。また追って告知しますね。


| - | 23:26 | comments(0) | - |
届けたい想い

 個展迫る中、5点出品していた秋田のギャラリーへ、先週木曜1日だけ行ってきました。
タイミング悪く強烈な寒波、雪と風で飛行機が飛ばないかもとの航空会社から通知あり、キャンセルすべきかぎりぎりまで悩みながら空港へ。飛んでも仙台空港へ又は伊丹空港へ戻るかもとの条件付きで乗り込んだ飛行機はひどく揺れ、酔ってよれよれになった私でしたが、降り立つと、雪の厳寒の秋田の風景に、また背筋を正された思い…忙しい時間を何とかしてでもやはり来てよかったと。
 昨年秋田の個展時に、取材下さった秋田さきがけ新報のH記者が、今回も私がいるときにと取材にきてくれて、18名の女流作家展ながら、私の秋田の風景からの作品取り上げての記事を、カラー写真で次の日朝刊に…また来年5月の秋田の個展を楽しみにしてるとの言葉に感謝でした。
 彼女の「雪の秋田の風景もぜひ見にいらしてください」との言葉が、今回の秋田行きへの背中を推してくれたのでしたが、同時期に神戸のギャラリー島田では1.17から「ときひらく」展に出品し、阪神大震災時、東北の震災時、そしてこのお正月からの能登半島地震被災地に心を寄せてのメッセージ(私や他の作家たちも)が絵とともに展示されていて、大きな災害が起こると無力感に苛まれることもあるけれど、どんな時も、絵が、アートが、人の心に生きる力を与えると信じてます、と伝えました。
 今、被災地でなくても、冬の秋田は住まう人には大変な事が多々あると思いますし、秋田も昨夏の大雨でまだ復旧されてない地域もあるのですが、帰宅後届いた彼女からのメール、「寒い中お越しいただきありがとうございました。雪も風も人間にとって厳しいものですが、この自然の静謐さが、作品のインスピレーションになればうれしいです」
 色々に感じることがあった今回の秋田での風景(やはりデンマークの雪景色に通じる)から、また思いを込めて描いていきたいと思います。

*画像は秋田ではなく、以前からシリーズで描いている身近なハーバーの海に続く道と光、少しずつイメージを変えて…迫る京都個展へ出品します。



| - | 12:09 | comments(0) | - |
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< April 2024 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ