YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
光る海を見つめて
寒さ厳しくなってきました。凛と冴えわたる空気の中、時おり雲間からさす光に海は目に痛いほど輝いて…光が強ければ強いほど、今はそこに哀しみを感じてしまいます。
不安定な天気とともに、心も晴れたり曇ったり。
一昨日は大学授業で、風邪ひきさんが増えた学生達を励まし励まし制作指導。
そして夕方、父が4年半お世話になった病院へ支払いにと、病棟へも上がりお礼のご挨拶に。エレベーター降りたら、、そして右の部屋に入ったら、まだそこに父がベッドで待っているかのような錯覚を覚え(困ったな)
昨日は雨が降ったりやんだりの中、明石市役所や、明石の年金事務所などへ諸々の手続きに。
市役所は、駅から南へ歩いて海の前をさらに東へ。
年金事務所は、逆に駅から北側、明石城のお堀端を西へ。てくてく歩いていると、32年前に、母が検査入院して末期がん宣告を受けた時、お腹の中に長女を抱えて九州からの祖父母たちを迎え、共に泊まったグリーンヒルホテルが目の前に現れて・・・えっ?
何だか記憶の迷路にさまよっているかのような、小雨の中の彷徨でした。

朝は美味しいコーヒーを、昨夜泊まった次女にたててもらい、コーヒーが好きだった父の前にも焼きたてトーストと共に(元気だったころは父は朝はコーヒーとパンとゆで卵サラダとミルクでした)そなえ、今日も役所や病院に走り、やっと少しアトリエにも行って絵の前に。絵に向かう時間は心落ち着きます。
絵の持つ力・・・感謝。

まだしばらくバタバタは続きます。連絡不行き届きやら、失礼もあるかと思いますがどうぞご容赦下さい。
| - | 22:30 | comments(0) | - |
2018.12月3日の朝に
 人が亡くなると哀しみに浸る暇もなく怒涛の時間が流れますね。
母の時もそうだった…
今日病院に会いに来る予定だった次女は間に合わなかった、お爺ちゃんごめんと涙…思わず抱きしめてやっと涙。
 夜中に一緒に病院へ駆けつけた息子、お腹が大きい(もう来月予定日)長女もその旦那さんもよく動いてくれて助けられました。
 長い病院生活だったけれど、12月3日の明け方に父は安らかに逝きました。
 31年前母が亡くなってからは一人娘の私が看取らねばと。
やっと果たし、通夜と葬儀(親族と父と近しかった方だけでの)の喪主も終えたけれど、また明日からも、仕事の前や帰りに病院へ走ってしまいそうな私です。
 今まで心配下さった方々、ありがとうございました。
| - | 01:21 | comments(0) | - |
乗っ取りに合った?
3日前にPCに不審なメールが届きました。
私の電子メールとデバイスをクラックしたハッカーだと。
私の連絡先全てを保存したしウイルスをインストールしたし、送信してほしくなければの600ドル請求。
私自身のアドレスが発信元になってるので慌てました。私からのメールだと思って友人知人が巻き込まれる事態になるのではと胸がざわつき慌てたのです。
けれど、システムエンジニア氏(長女の旦那さん)やプロバイダーに相談し、私のパスワードは変更されてないし心配ないとの事。同じ文面での相談が他からも今寄せられてるし詐欺ですとのこと。
こういうのに慌ててお金を振り込む人‐自分の知人たちに迷惑がかかるかと慌てる人もいるかと…
やめてほしいですね。本当に…皆さんもお気を付けください。。

さて、12月に入りました。
何だか一段と時間が飛ぶように過ぎてゆきます。
昨日はNHK講座へ。
やはり体調が心配な方、静養で休まれてる方、気になりながらの指導。
でも、絵がもたらす素敵な力は、必ず心身に良い物を目には見えずとも与えてくれる…、実際そういう力に自分自身元気を貰って生かされてきましたし、学生や様々な場所での生徒さんにも感じて実感してきました。
教室には来れなくても、無理なくで、絵に少しでも向き合って楽しんで頂く時間が持てますように・・・
| - | 11:30 | comments(0) | - |
冬に想う
毎日気温が下がって、季節は確実に冬に…
大好きな季節は、やはり、光が澄んで煌めいて、どこか物寂しい切なさが漂う秋なのですが、冬という字が好きで、冬にはまだ早い9月に生まれたのに次女の名前に…先に「いと」という音が決まって、それに当てはめてあまり凶運もたらさない文字でと考えるなか、一冬=いと、字体が美しいと決めてしまった…私なので、冬も好きなのです。
かつて冬には毎年行った純白の雪に覆われたスキー場は、世の汚れをすべて清らかな純白で覆うかのようで、心をリセットしてくれた…永らく行けて無いけれど、また行って見たいな…
そんなこと思いながら、もう11月も終わりに近づき、今年もあと1か月ちょっと、早いですね。
年明け1月9日からの、阪急梅田個展への絵の制作に追われつつ、今夜はそのチラシデザインをして下さってる方から校正のメール。
私が先に送ったメッセージも載せて、シンプルにアレンジして下さっていました。メッセージは以下に。

「井上よう子洋画展−愛おしい時の彼方へー
ブルーを基調にした静かな風景たちには、どれも大切な人・大切なことへの想いが込められています。忙しい日常の中でちょっと立ち止まって、見る人が其々の想いと重ねて静かな刻に浸って見て頂けたら・・・。」

年明け、公私ともに、なんだか色々の事が、大きな変化が、どっと重なってありそうな気配…心落ち着かない日々が続きます。
| - | 03:03 | comments(0) | - |
未来郵便局からの手紙
先週大学が入試休みの日に、今年も六甲ミーツアートを次女と巡る事ができました。雨女二人が揃ったけれど、無事秋晴れ!日頃の行いが良かったかな?と苦笑しながら。
そして今年もまた、1年後に届けてくれる手紙を、私は次女に、次女は私に、書いて、「未来郵便局」で投函。
去年行った日が少し遅かったから、今週になってから、去年送った手紙がそれぞれに届きました。
次女からの手紙には、「お母さんが大きな病気やケガや苦労がなく過ごしてますよ〜に…危なっかしいしー笑」や、弟が今頃は就職決まってるかな、とか、姉はもう無事結婚して母さん初の孫ができてるとよいね(予言してる!)とか、兄弟への気遣いも書かれていて、またじんと来てしまいました。
感謝・・・
未来郵便局・・・素敵なアート作品です。
| - | 23:47 | comments(0) | - |
哀しい突然の別れ
誰もが信じられない思いで、その遺影を見つめていました。
私も、つい先月の、元永定正先生のくれない忌で、駅で一緒になり会場まで色々お話ししながら歩いたところでしたし、夏のギャラリー島田の個展にも来て下さったし・・・
でも、今から10数年前、ギャラリー島田が今の場所に(元町の海文堂から)移って最初の個展オープニングではちょうど芦屋市立美術博物館での展覧会されていてそちらのオープニングから団体で流れて来られ、具体の作家として現代美術で暴れたる精神で、私の具象絵画への批判とも感じられるパフォーマンスをされたこともありました。それから、何度となくギャラリーでお目にかかるうちに、徐々に私という作家もしっかり認識をして下さるようになって、昨年や今年の個展では、「井上さん、よお頑張ってるなあ」とにこにこ言って下さったり…
私に限らず、本当にこまめにギャラリーも見て回られ、1年中どこかで展覧会やパフォーマンスもされて、本当にパワフルで誰よりも元気で…
駆けつけたお通夜で左に同席した現代美術作家・榎忠さんは、「僕な、堀尾さんは死なへんと思ててん」思わず「私もです」と涙。
右に同席した具体の研究者・加藤瑞穂さんは「三日前に食事ご一緒してお話聞いたところなんです」「えっ!3日前?」
元気を貰った人達で、お通夜の会場は溢れかえって・・・

お疲れさまでした。ありがとうございました。棺の中のお顔にそれだけ言うのが精いっぱいでしたが、、、
堀尾貞治さん、どうぞ安らかに、休んでください。
(お通夜は5日、お葬式は6日に執り行われました)
| - | 22:53 | comments(0) | - |
青の時間
永年お世話になり、時にまっすぐに厳しい事も言って下さる稀有な存在であるS氏から、「ご参考までに」とお便りが届いた。それは、書籍の中の一つの章をコピーした物で見出しは「青の時間」。
読書家でもあるS氏は、時おりご自身が読んだ中からそういう私の指針となるような言葉のかけらたちを送って下さるのだ。(それはたぶん他の人へもだろう)

「ファーブルによると、人知れぬ山の中に、青の時間があるという。それは、夜の昆虫が眠りにつき、昼の昆虫が目を覚まし始める時間。その一時、地球は静まり、薄明の中で、青いのだろう。・・・」

日没直後と、日の出の直前に、隠れた太陽の光を孕んだ青が空一面を覆うひとときがある、ブルーモーメントと呼ばれるそのひと時には、中々出会えないけれど、父の病院へ急ぐ道で空を見上げてこれがブルーモーメントか…と立ち尽くしたことがある。
ファーブルが見た山の中の青の時間は、深い森の中、さらに静寂なものなのかもしれない。

最後に、「ふと、人間の魂にも、長い活動を経て、夜の時間も終わって永遠の眠りにつき、一方で、新たに昼の生命が目を覚まし始める、その狭間に、静かな青の時間があるように思えた。…」
という言葉が、心に沁みました。
| - | 00:08 | comments(0) | - |
物想う秋…絵のもたらす力
芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋、、、少しハーバー前の木々も色づいてきて、光が煌めいてきて好きな季節。一方で日が暮れるのも早くなって、朝夕肌寒くなってくると、何となく物寂しい季節でもあり、この季節になると心のバランスを崩す友人の事を思い出したり、姉が亡くなった遠い日をふと思い出したり…
暑い日々から急速に朝晩冷えて来たりで、体調崩す大学スタッフも続いて心配しています。
病院の父も先々週から熱が出て顔も赤黒く腫れて来たりで1週間点滴、心配しましたが、また少し落ち着いて点滴もはずれ、むせること多くなり食べられる物限られなどはあっても、病室で少ない言葉でも穏やかにやり取りできる事に感謝。
病気を抱える方々も、この気候の変化に体くれぐれも気を付けてくださいね。

私も、とにかく永年の睡眠不足がよくないと友人からも言われ、できるだけ夜は雑用や仕事も早めに片づけて休もうと努力。
でも、日々の仕事と病院通い、来年1月の阪急個展への書類(今月中締め切り)や来年度の某大学出講への書類(来月中旬締め切り)、並行して個展への新作制作、年末の銀座・ギャラリー枝香庵Xmas展やGe新春展、ニッコーチャリティー展への出品、いまだ続く亡き叔母の事後の書類あれこれなどなど、日々時間はやはり足りず・・・悩ましい

でも、アトリエで絵に、青に、向かう時間は、私自身にとってやはりかけがえのない時間。私の絵を楽しみにして下さってる方思ったり、絵を描く時間を楽しみにしてる学生や年配生徒さんら思ったり…絵のもたらす力をいつも思います。
| - | 14:10 | comments(0) | - |
心が温かくなりました。
朝夕急速に肌寒くなってきたここ数日ですが、心は温かくなることが続きました。

今日は先日お知らせしていたNHK講座の生徒さんたちの展覧会が無事盛況に終了。4時からの搬出作業に駆けつけたのですが、作業にかかる前に揃った生徒さんらから、まさかのサプライズ、私のお誕生祝い(還暦祝い)に見事なお花をプレゼントされ、ちょっと泣きそうに。(いえぐっとこらえて笑顔であいさつ)

ご病気やご家族の事やそれぞれに色々を抱えながら、絵に真摯に向かい、至らぬこともある私の指導に(ただただ其々の方に合った絵の描き方をと一生懸命に向き合ってることだけは確かですが)まっすぐに応えて頑張ってステップアップされていく皆さんに、いつも元気を貰うのは、私の方なのに…
今日もまたこんな有り難いサプライズ。
「年齢もお誕生日も伏せてたのに〜」笑って頂きながら、心は感謝でいっぱいでした。

先日お誕生日当日は、息子が食事を予約していて連れて行ってくれ(あんなに小さく泣いてばかりいて、少し大きくなってからも心配ばかりかけられた息子が…と、感慨深くちょっと涙)、今日は火曜しか休めない次女が京都からやってきて食事に。長女夫妻は後日にお祝いするねと。
色々あってきたけれど、今も色々に大変な事もあるのだけれど、こういう事を人生では先輩の方のほうが多い生徒さんたちにも、子供達にも、してもらえる私は幸せだなと、日々背筋伸ばしてまだまだ頑張らないといけないなと思った、心温まるでき事たちでした。
| - | 22:40 | comments(0) | - |
NHK講座の生徒さんたちの展覧会迫ってきました。
大学の新学期授業のあれこれ・台風・まだまだ色々ある昨年亡くなった叔母の後の手続き・病院の父の事・息子の事や娘の事・・・そして、来年年明け梅田阪急百貨店・美術画廊での個展もあっという間にやって来そうで俄かにバタバタが増し、飛ぶように時間が流れていく毎日。
(私のばたばたはいつもずっとでしょ?と言われそうですが(・・;))

そんな中、やはり私が担当するNHK文化センター神戸教室「大好きな絵を描こう」講座の生徒さんたちの、年に一度の展覧会がいよいよ今週木曜からになりました。
皆さんそれぞれに、ステップアップして来られていて、絵を楽しみながらも本当に一生懸命に描かれた力作が並びます。
元町商店街に面した画廊ですので、お出かけついでにぜひ覗いてみて下さい。(私も1点賛助出品)

「彩洋会」第7回作品展
10月11日(木)〜16日(火)10:00〜18:00(初日は11:00〜。最終日は16:00まで)
みなせ画廊(書道用品の老舗「みなせ」さんの画廊で店の隣)
神戸市中央区元町通5−8−1 tel:078-341-2541
JR・阪神・元町駅西口より徒歩8分、JR神戸駅より徒歩9分。
阪神・西元町駅東口より東へすぐ。阪急・花隈駅西口より南へ歩道橋渡ってすぐ。
| - | 10:45 | comments(0) | - |
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