YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
未来郵便局からの手紙
先週大学が入試休みの日に、今年も六甲ミーツアートを次女と巡る事ができました。雨女二人が揃ったけれど、無事秋晴れ!日頃の行いが良かったかな?と苦笑しながら。
そして今年もまた、1年後に届けてくれる手紙を、私は次女に、次女は私に、書いて、「未来郵便局」で投函。
去年行った日が少し遅かったから、今週になってから、去年送った手紙がそれぞれに届きました。
次女からの手紙には、「お母さんが大きな病気やケガや苦労がなく過ごしてますよ〜に…危なっかしいしー笑」や、弟が今頃は就職決まってるかな、とか、姉はもう無事結婚して母さん初の孫ができてるとよいね(予言してる!)とか、兄弟への気遣いも書かれていて、またじんと来てしまいました。
感謝・・・
未来郵便局・・・素敵なアート作品です。
| - | 23:47 | comments(0) | - |
哀しい突然の別れ
誰もが信じられない思いで、その遺影を見つめていました。
私も、つい先月の、元永定正先生のくれない忌で、駅で一緒になり会場まで色々お話ししながら歩いたところでしたし、夏のギャラリー島田の個展にも来て下さったし・・・
でも、今から10数年前、ギャラリー島田が今の場所に(元町の海文堂から)移って最初の個展オープニングではちょうど芦屋市立美術博物館での展覧会されていてそちらのオープニングから団体で流れて来られ、具体の作家として現代美術で暴れたる精神で、私の具象絵画への批判とも感じられるパフォーマンスをされたこともありました。それから、何度となくギャラリーでお目にかかるうちに、徐々に私という作家もしっかり認識をして下さるようになって、昨年や今年の個展では、「井上さん、よお頑張ってるなあ」とにこにこ言って下さったり…
私に限らず、本当にこまめにギャラリーも見て回られ、1年中どこかで展覧会やパフォーマンスもされて、本当にパワフルで誰よりも元気で…
駆けつけたお通夜で左に同席した現代美術作家・榎忠さんは、「僕な、堀尾さんは死なへんと思ててん」思わず「私もです」と涙。
右に同席した具体の研究者・加藤瑞穂さんは「三日前に食事ご一緒してお話聞いたところなんです」「えっ!3日前?」
元気を貰った人達で、お通夜の会場は溢れかえって・・・

お疲れさまでした。ありがとうございました。棺の中のお顔にそれだけ言うのが精いっぱいでしたが、、、
堀尾貞治さん、どうぞ安らかに、休んでください。
(お通夜は5日、お葬式は6日に執り行われました)
| - | 22:53 | comments(0) | - |
青の時間
永年お世話になり、時にまっすぐに厳しい事も言って下さる稀有な存在であるS氏から、「ご参考までに」とお便りが届いた。それは、書籍の中の一つの章をコピーした物で見出しは「青の時間」。
読書家でもあるS氏は、時おりご自身が読んだ中からそういう私の指針となるような言葉のかけらたちを送って下さるのだ。(それはたぶん他の人へもだろう)

「ファーブルによると、人知れぬ山の中に、青の時間があるという。それは、夜の昆虫が眠りにつき、昼の昆虫が目を覚まし始める時間。その一時、地球は静まり、薄明の中で、青いのだろう。・・・」

日没直後と、日の出の直前に、隠れた太陽の光を孕んだ青が空一面を覆うひとときがある、ブルーモーメントと呼ばれるそのひと時には、中々出会えないけれど、父の病院へ急ぐ道で空を見上げてこれがブルーモーメントか…と立ち尽くしたことがある。
ファーブルが見た山の中の青の時間は、深い森の中、さらに静寂なものなのかもしれない。

最後に、「ふと、人間の魂にも、長い活動を経て、夜の時間も終わって永遠の眠りにつき、一方で、新たに昼の生命が目を覚まし始める、その狭間に、静かな青の時間があるように思えた。…」
という言葉が、心に沁みました。
| - | 00:08 | comments(0) | - |
物想う秋…絵のもたらす力
芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋、、、少しハーバー前の木々も色づいてきて、光が煌めいてきて好きな季節。一方で日が暮れるのも早くなって、朝夕肌寒くなってくると、何となく物寂しい季節でもあり、この季節になると心のバランスを崩す友人の事を思い出したり、姉が亡くなった遠い日をふと思い出したり…
暑い日々から急速に朝晩冷えて来たりで、体調崩す大学スタッフも続いて心配しています。
病院の父も先々週から熱が出て顔も赤黒く腫れて来たりで1週間点滴、心配しましたが、また少し落ち着いて点滴もはずれ、むせること多くなり食べられる物限られなどはあっても、病室で少ない言葉でも穏やかにやり取りできる事に感謝。
病気を抱える方々も、この気候の変化に体くれぐれも気を付けてくださいね。

私も、とにかく永年の睡眠不足がよくないと友人からも言われ、できるだけ夜は雑用や仕事も早めに片づけて休もうと努力。
でも、日々の仕事と病院通い、来年1月の阪急個展への書類(今月中締め切り)や来年度の某大学出講への書類(来月中旬締め切り)、並行して個展への新作制作、年末の銀座・ギャラリー枝香庵Xmas展やGe新春展、ニッコーチャリティー展への出品、いまだ続く亡き叔母の事後の書類あれこれなどなど、日々時間はやはり足りず・・・悩ましい

でも、アトリエで絵に、青に、向かう時間は、私自身にとってやはりかけがえのない時間。私の絵を楽しみにして下さってる方思ったり、絵を描く時間を楽しみにしてる学生や年配生徒さんら思ったり…絵のもたらす力をいつも思います。
| - | 14:10 | comments(0) | - |
心が温かくなりました。
朝夕急速に肌寒くなってきたここ数日ですが、心は温かくなることが続きました。

今日は先日お知らせしていたNHK講座の生徒さんたちの展覧会が無事盛況に終了。4時からの搬出作業に駆けつけたのですが、作業にかかる前に揃った生徒さんらから、まさかのサプライズ、私のお誕生祝い(還暦祝い)に見事なお花をプレゼントされ、ちょっと泣きそうに。(いえぐっとこらえて笑顔であいさつ)

ご病気やご家族の事やそれぞれに色々を抱えながら、絵に真摯に向かい、至らぬこともある私の指導に(ただただ其々の方に合った絵の描き方をと一生懸命に向き合ってることだけは確かですが)まっすぐに応えて頑張ってステップアップされていく皆さんに、いつも元気を貰うのは、私の方なのに…
今日もまたこんな有り難いサプライズ。
「年齢もお誕生日も伏せてたのに〜」笑って頂きながら、心は感謝でいっぱいでした。

先日お誕生日当日は、息子が食事を予約していて連れて行ってくれ(あんなに小さく泣いてばかりいて、少し大きくなってからも心配ばかりかけられた息子が…と、感慨深くちょっと涙)、今日は火曜しか休めない次女が京都からやってきて食事に。長女夫妻は後日にお祝いするねと。
色々あってきたけれど、今も色々に大変な事もあるのだけれど、こういう事を人生では先輩の方のほうが多い生徒さんたちにも、子供達にも、してもらえる私は幸せだなと、日々背筋伸ばしてまだまだ頑張らないといけないなと思った、心温まるでき事たちでした。
| - | 22:40 | comments(0) | - |
NHK講座の生徒さんたちの展覧会迫ってきました。
大学の新学期授業のあれこれ・台風・まだまだ色々ある昨年亡くなった叔母の後の手続き・病院の父の事・息子の事や娘の事・・・そして、来年年明け梅田阪急百貨店・美術画廊での個展もあっという間にやって来そうで俄かにバタバタが増し、飛ぶように時間が流れていく毎日。
(私のばたばたはいつもずっとでしょ?と言われそうですが(・・;))

そんな中、やはり私が担当するNHK文化センター神戸教室「大好きな絵を描こう」講座の生徒さんたちの、年に一度の展覧会がいよいよ今週木曜からになりました。
皆さんそれぞれに、ステップアップして来られていて、絵を楽しみながらも本当に一生懸命に描かれた力作が並びます。
元町商店街に面した画廊ですので、お出かけついでにぜひ覗いてみて下さい。(私も1点賛助出品)

「彩洋会」第7回作品展
10月11日(木)〜16日(火)10:00〜18:00(初日は11:00〜。最終日は16:00まで)
みなせ画廊(書道用品の老舗「みなせ」さんの画廊で店の隣)
神戸市中央区元町通5−8−1 tel:078-341-2541
JR・阪神・元町駅西口より徒歩8分、JR神戸駅より徒歩9分。
阪神・西元町駅東口より東へすぐ。阪急・花隈駅西口より南へ歩道橋渡ってすぐ。
| - | 10:45 | comments(0) | - |
YUKO TAKADA KE LLERの作品に癒されて

京都芸大同級生で永年の親友、YUKO TAKADA KELLERの美しい個展が、京都・ギャラリーなかむらで先週火曜から始まりました。
オープニングのその日は明石の父の家での所用もありましたが、明石へ行ってからとんぼ返りで京都へ走り、何とか駆けつけて、繊細に空間を彩る作品たちに癒されました。心ボロボロになってた時に、思い切って息子連れデンマークに飛んで行って、YUKOの作品の下で涙して心立て直した…あの日を私は忘れません。
沢山の方が、YUKOの作品空間に浸ってみて頂きたい・・・
芸大同級生の中でも、とりわけパワフルに、国際的に、活躍し頑張る彼女は、今回も個展と並行して、デンマークからの先生方案内したり、デンマークと日本・美山の交流にもボランティアで貢献していて頭が下がります。
ラジオ取材が入ったり、デンマーク大使ご夫妻も来られたりは、人徳ですね。
ただ、私以上にフル回転睡眠不足の毎日を過ごすYUKO,倒れないでねと祈りながら。

YUKO TAKADA KELLER Exhibition「花鳥風月」
2018.9.25〜10.21
ギャラリーなかむら
京都市中央区姉小路通河原町東入恵比須町424番地ABSビル2F
Tel 075−231−6632





| - | 23:06 | comments(0) | - |
あなたがいて良かった
なかなかゆっくりブログを書けないままに日々が飛ぶように過ぎてゆきます。

20日(木)は、西宮北口の絵本カフェで、仲島正教先生のトークがあって、ぎりぎり大学授業開始が翌日からだったのでアトリエで制作から聴きに駆けつけました。
仲島先生は、20年前の夏休み(今、そうか、もう20年も前なのかとあらためてびっくり)私たち家族が西宮浜に引っ越してきた時の、長女の担任でした。
思春期の度重なる転校が、本当に辛かった私は、子供らにはそんな思いさせたくないと、思春期になるまでに定住できる場所にと思っての引っ越しでしたが、2歳と7歳の末息子と次女と違い、長女はもう小6での転校で、少し心配していました。そこへ、まだ小学校の2学期が始まる前に、近所の同級生という子らが、遊びに来てくれました。ちょっと驚いていると「担任の仲島先生から言われてん、遊びに行ったれって」「この街は、出来立てで、転校生ばかりやから大丈夫やで」「私も半年前に引っ越してきたとこ」口々に言ってくれて長女もほっと和み、なんて有り難かったことか。仲島先生自身からも、温かい暑中見舞いが娘に届き、新学期が始まる前にこんなにサポートして頂いて…と感謝でいっぱいになりました。
そんな仲島先生が、定年には程遠い若さで職を辞して、教育サポーターとして若手教師を育てるセミナー(子供を良く育てるためにはまず教師を育てねばと)を開催されたり全国講演に飛び回られるようになったのは必然の事だったのでしょう。
小学校で、近くの幼稚園で、大阪のホールで、仲島先生の講演を聞くたび、もう感動の涙、そして涙だけでなく思いっきりの笑い(忙しいのです)
今回は、とても久しぶりにお話が聴けて、「成長しない子はいない」大修館書店発行の仲島先生の本と、「楽しい子育て」国際エンゼル教会発行の仲島先生のお母様の本(この春亡くなられたお母様はやはり偉大な教育者でらしたようで)もゲットできて、この忙しい(時々落ち込んだりの)毎日を乗り切れる元気を頂いた思いでした。
仲島先生の「あ〜よかったな、あなたがいて」「あなたのために」という気持ちが大事、という事、教育の現場だけでなく、家庭でも大切という事、また深く心に響いたことでした。

昨日始まった、デンマーク在住の親友作家YUKO TAKADA KELLERの美しい個展については、また後日!
| - | 23:49 | comments(0) | - |
エール
先週金曜日は父の病院とアトリエ後に、放送作家(ビーバップハイヒールなど書く)で小説家の増山実氏の新作小説についてのトークに駆けつけました。高校の同級生なのです。
彼は日本の近代史の中で知られずにいる事、犠牲になった人たちに光を当て、綿密に調べての史実にフィクションを織り交ぜて素敵な小説に仕上げた3小説を上梓してきていて(こんな事が西宮で、東北で、宝塚であったんだと驚きながら胸にじんと迫る壮大なストーリーでした)、今回のもそうらしい。そしてこれは恋愛小説でもありますねと既に読んだ方が発言されていました。
この新作は、尼崎の小さな映画館から、はるか南の炭鉱の島のジャングルの中にかつて実際にあった映画館へと繋がっていくようです(まだこれから読みます)
最初のページを開くと、
「音ひとつしない映写室の暗闇は、まるで深い海の底に沈んだ貝の中のようだ。」
何て美しい…
「波の上のキネマ」集英社刊行。沢山の方に読まれますように…
頑張る同級生に、その美しい文章のファンの一人としても、心からエールを送ります。

土曜日のNHK大好きな絵を描こう講座では、来月に迫る展覧会に向けての作品を生徒さんそれぞれに頑張られていて、また一段とステップアップした良い展覧会になりそうだなと思いながら、其々の方に私なりに心込めた指導でエールでした。。
(長く来ておられた方が今月で退会する挨拶を教室後にしに来られて…寂しい事でしたが…教室には来られなくとも、どうぞ絵を描き続けてくださいね…)、

| - | 01:18 | comments(0) | - |
個展終わり…秋…胸に響く言葉
10日に個展終え搬出作業、11日夜遅く無事帰って来て山盛り届いていた郵便物やメールに目を通すのに追われ、昨日12日には郵便局に持ち帰られてた荷物を受け取ったりギャラリー島田に報告に走ったり、父の病院に行ったりでバタバタ。
今日はギャラリーから絵が届き、アトリエにも走ったり…なんだか急に秋めいた風に吹かれながら、土曜はNHK講座(生徒さんらの展覧会迫って来てます)来週は大学の秋学期もスタート、あたふた準備したりしています。

個展では、懐かしい再会、新しい出会い、懐かしい方同士の偶然の邂逅など、色々な事が起ります。
久しぶりにお会いできたノンフィクション作家・立石泰則さん(小説家・白石一文さんの友人で、以前の私の三木市立堀光美術館での個展やギャラリー島田個展にも、関西の取材とひっかけて見に来て下さっています)が、私の絵についてFBブログに書いて下さった言葉に、思わず目頭が熱くなりました。こういう方々との出会いに、私は救われているなと(絵に生かされているなと)しみじみ感じます。、、、以下に部分を引用させて頂きます。

「…前略…私が井上さんの作品が好きなのは、人間的な暖かさに溢れていることはもちろんですが、他人へのいたわりや思いやり、そして人間を信じる気持ちが感じられるからです。
 どんなに社会や国家に失望させられても、無責任な人たちに出会って不愉快な思いに晒されても、井上さんの作品に接するたびに、それでも社会を人間を信じたいという思いにとらわれます。…後略…」
| - | 21:57 | comments(0) | - |
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