YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
エール・・・
先週金曜日は父の病院とアトリエ後に、放送作家(ビーバップハイヒールなど書く)で小説家の増山実氏の新作小説についてのトークに駆けつけました。高校の同級生なのです。
彼は日本の近代史の中で知られずにいる事、犠牲になった人たちに光を当て、綿密に調べての史実にフィクションを織り交ぜて素敵な小説に仕上げた3小説を上梓してきていて(こんな事が西宮で、東北で、宝塚であったんだと驚きながら胸にじんと迫る壮大なストーリーでした)、今回のもそうらしい。そしてこれは恋愛小説でもありますねと既に読んだ方が発言されていました。
この新作は、尼崎の小さな映画館から、はるか南の炭鉱の島のジャングルの中にかつて実際にあった映画館へと繋がっていくようです(まだこれから読みます)
最初のページを開くと、
「音ひとつしない映写室の暗闇は、まるで深い海の底に沈んだ貝の中のようだ。」
何て美しい…
≪波の上のキネマ≫集英社刊行。心からエールを送ります。

土曜日のNHK大好きな絵を描こう講座では、来月に迫る展覧期に向けての作品を生徒さんそれぞれに頑張られていて、また一段とステップアップした良い展覧会になりそうだなと嬉しいことと、長く来ておられた方が今月で退会する挨拶をされて寂しいことと…でした。教室には来られなくとも、どうぞ絵を描き続けてくださいね…、心でエール。

| - | 01:18 | comments(0) | - |
個展終わり…秋…胸に響く言葉
10日に個展終え搬出作業、11日夜遅く無事帰って来て山盛り届いていた郵便物やメールに目を通すのに追われ、昨日12日には郵便局に持ち帰られてた荷物を受け取ったりギャラリー島田に報告に走ったり、父の病院に行ったりでバタバタ。
今日はギャラリーから絵が届き、アトリエにも走ったり…なんだか急に秋めいた風に吹かれながら、土曜はNHK講座(生徒さんらの展覧会迫って来てます)来週は大学の秋学期もスタート、あたふた準備したりしています。

個展では、懐かしい再会、新しい出会い、懐かしい方同士の偶然の邂逅など、色々な事が起ります。
久しぶりにお会いできたノンフィクション作家・立石泰則さん(小説家・白石一文さんの友人で、以前の私の三木市立堀光美術館での個展やギャラリー島田個展にも、関西の取材とひっかけて見に来て下さっています)が、私の絵についてFBブログに書いて下さった言葉に、思わず目頭が熱くなりました。こういう方々との出会いに、私は救われているなと(絵に生かされているなと)しみじみ感じます。、、、以下に部分を引用させて頂きます。

「…前略…私が井上さんの作品が好きなのは、人間的な暖かさに溢れていることはもちろんですが、他人へのいたわりや思いやり、そして人間を信じる気持ちが感じられるからです。
 どんなに社会や国家に失望させられても、無責任な人たちに出会って不愉快な思いに晒されても、井上さんの作品に接するたびに、それでも社会を人間を信じたいという思いにとらわれます。…後略…」
| - | 21:57 | comments(0) | - |
銀座での個展、始まってます

9月1日から無事銀座の個展はスタートし、楽しみにして下さっていた方々、懐かしい再会や、新しい出会い。感謝の連続です。
ただ、今季最大の台風がやって来て、昨日いったん帰宅の予定が新幹線は夜になっても動かず、泊まるところも何件か当たるもいっぱいで、遅くに心配して連絡くれた友人宅へ泊めて貰って…何とか今日帰宅。友達のありがたみが身に沁みた事でした。(早朝、起こさないように「本当に、ありがとう」の書置きを残して、そっと出発)
帰ってくると、わが家付近は木が倒れたり海の船が火災になったり、結構大変な事になっていて、TV報道にまた心配メールや電話頂き恐縮でしたが、我が家も、病院の父も大丈夫でほっとしています。皆さんは大丈夫でしょうか?

明日はまた、銀座の会場へ向かいます。新聞取材も来て下さるので遅れないように・・・

| - | 22:06 | comments(0) | - |
井上直久先生と茨木市、古希の展

銀座の個展への作品30点を何とか発送して、井上直久先生の茨木市立ギャラリーでの個展最終日ぎりぎり駆けつけました。
井上直久先生70歳、茨木市も市制70周年の、記念の展。
教えて頂いた懐かしい春日丘高校美術室の絵に涙出そうになりながら(もう私たちが通った校舎は建て替えられて今は新しい校舎になっているので今は無き美術室なのです)、懐かしい絵から最近の絵まで(ギャラリーでも描かれていて最新作も誕生)じっくり拝見しました。スタジオジブリと出会われた、宮崎駿さんとのツーショット写真も。
担任して頂いた時は、直久先生25歳、私たちは高校入りたて15歳でした。
あの日があるから今の私がある…感謝は尽きません。
成安造形大学の非常勤講師にも呼んで下さって、短い期間ながら大学でご一緒できたのも、幸せな事でした。
直久先生の影響は多大で、先生との出会いから画家やクリエイターへの道へと進んだ同級生、後輩たちは多いのです。そして其々に活躍してる人も。

先生と話して作品にふれて、また元気をいただいて、、、いざ、銀座へ。
| - | 23:30 | comments(0) | - |
台風一過…温かな月の光
物凄い暴風雨に、夜から明け方まで凄い音が続き、ガラスが割れないかと怖くなるほどの台風でしたが、我が家のある団地内で屋上がひどい破損した棟があり、ニュース報道、テレビや新聞でそれを見たからと、心配してメールやメッセージ下さった方々、ありがとうございました。我が家は大丈夫です。
でも、自然災害はいつ起こるかもわからず、とどめようもなく、怖いですね。
先月の大雨からまだ復旧作業に追われる方々もあり、胸が痛みます。

銀座の個展搬入まで1週間を切り準備に追われながら、他にも色々な事が重なって降りかかって来て、体調不良も重なり、ついつい下を向きそうになるのを、いやいやいけない、と気持ち切り替えて、父の病院へ向かいながら空を見上げたら、真ん丸お月様があたたかく光っていて…その光は皆平等に静かに照らしてくれていて…ちょっと心がほっとしました。

先月の神戸の個展のサブタイトル「光はそこに」もうすぐの銀座の個展は「そして光に向かう」・・・いつの日も光は静かに、心癒してくれるのですね。
| - | 22:46 | comments(0) | - |
秋の気配
ここ3日ほど急激に海風は涼しくなり雲は空高くなって秋の気配。夜中に洗濯物干していると、りりり…と虫の声。
(そういうタイトルの歌も好きでした。今でも時々聴いています)
秋にうつりゆく季節、そして空気が澄んで光が煌めいてくる秋、が好きなのです。自分が生まれた季節だからか…でも、遠い日、姉が亡くなったのも、母の死の宣告を聞いたのも秋で、何年経っても、切ない思いが去来します。(毎年この季節に書いてるかもしれませんね…でも何だか遠い記憶を振り返る事、増えてきた気がします。年齢のせい?)
先日、お墓を掃除し娘・息子と手を合わせながら、このお墓に眠る祖父母・母・姉の事、優しかった人たち…忘れてはいけない事、思っていました。

個展は近づき、間に合うのかと思いながら今日もアトリエで絵を描いて…でも、昨日・今日は大手前大学のオープンキャンパスにもちょっと顔出して。
スタッフとしてキャンパス案内などしてる学生にお菓子を差し入れたり、特別イベント・漫画家先生(「味いちもんめ」の倉田よしみ先生と、「クッキングパパ」のうえやまとち先生)のトークを拝聴。やはり第一線で永年頑張って来られてる先生方の話は刺激になり、また、マンガと絵画でジャンルは違っても、「本当に自分が描きたい事を描くのが大切」や、「自分が見たいと思うマンガ(絵)を描くのがいい」という事など、同じだなあと思いながら納得し聞いていました。


| - | 00:19 | comments(0) | - |
そして 光に向かう

銀座の個展の搬入まで、3週間を切りました。
8月2週目にしてやっと大学の授業も休みにはなったけれど、娘の事、息子の事、病院の父の事、生徒さんの事…色々心配な事も多く、そして昨年亡くなった叔母の後の事でまだ法務局へ、お盆はお墓もきれいにしに行かねば…など、目まぐるしく動きまわりながら何とか時間を作ってはアトリエへ。。悩ましい思いを抱えつつ、絵に向かう毎日です。

井上よう子展ーそして光に向かうー2018.9.1(土)〜10(月)11:30-19:00(日曜と最終日は17:00まで)

「続く自然災害や、不条理な出来事。人間はなんて小さくて無力。
でも、彼方に温かな光をもたらすのもまた、そんな小さな存在が持つ力から…
そのささやかな希望の光を求め、今日も描き続けています」

ギャラリー枝香庵
〒104−0061
東京都中央区銀座3−3−12 銀座ビルディング7・8F
http://echo-ann.jp tel:03-3567-8110
東京メトロ銀座駅・C8出口1分・A13出口3分
東京メトロ銀座1丁目駅・8番出口5分



| - | 12:15 | comments(0) | - |
立秋
まだまだ猛暑は続きそうですが、今日はもう立秋。
日々慌ただしく過ごしながら、確実に季節は廻ってゆきます。
ただ、今までの四季と、ちょっと違って来てる感はありますが・・・

土曜は、朝からNHK講座の後、今年のお正月に亡くなられた元生徒さんKさんの偲ぶ会でした。
初めて来られた時は、脳梗塞で倒れられた後の後遺症で、鉛筆も消しゴムも筆もうまく握れないし、言葉のやりとりも支障があるかと思いますが…と付き添いの奥様から言われたのでしたが、いざ講座に参加されてからは、細かい絵を丁寧に描かれ、私とのやりとりにも支障は全くなく、却っていつもその不自由さを感じさせない穏やかな佇まいと笑顔に、私も、教室のほかの生徒さんたちも癒されて、元気を貰って…
そしてまた、毎回送り迎えをされる奥様の力添えの大きさにも、そのご夫婦の素敵なありようにも、皆で感銘を受けていて…
口々にそんなこんなを語り合い、とても良い会となりました。

講座では、今現在病を抱えて頑張ってられる方、ご家族の病を支えてる方が少なからずおられ、絵を描きに来られると(心配しつつもとりあえずその日その日で)ほっとしながら、絵が心と体にもたらす素敵な力がきっと力を発揮してくれると、細やかにでもその手助けになればとの思いで指導しています。
また、知らなかったけれど、病と闘ってられた方がおられて、、
きっと、その方にも、絵を向き合う時間が、心身を穏やかに良い状態にさせてくれると信じています。
| - | 09:20 | comments(0) | - |
なぜ こんなことが…
私はヤフオクというものを利用したことはなく、まったくそういうネットオークションの事には弱いのですが、私の画集の画像を額装して、ことわりなく売りに出してられる方がおられることがわかり愕然としています。それも何点も・・・
それは違法行為です。
著作権を持つ作者の意図に反する行為ですので、どうぞすぐにやめて下さい。
そして、くれぐれも、ギャラリーで出ているオリジナル作品よりずっと安いからと(安いと言っても、画集の値段の10倍ほど)間違って購入される方がないようにと切に祈ります。
扱って頂いてるギャラリーと相談の上、法的に訴えることになるのか、今後の事はこれからですが、
とてもとても、悲しく、胃が痛くなっています。
| - | 15:11 | comments(2) | - |
7月の終わり
水害の被害は、まだ身近には六甲山でも色々に通行止めの道もあったり、土砂崩れで流された広島岡山の大きな被害地域では、連日の猛暑の中での復旧作業がまだまだ本当に大変で…
連日TVニュースや新聞記事の報道に胸が痛くなりながら、これ以上の被害が出ないようにと、また台風近づく中祈っています。

近隣では小中学生が夏休みに入って、朝からにぎやかな歓声が響き、アトリエに向かう途中、交通機関も商業施設も混み合って…
でも、大学授業はまだ今週来週まであるので、良い感じに締めくくりできるようにと気合を入れ大学へ、、、そして迫りくる銀座の個展も、、東京方面で楽しみに待ってくださる方々に心に響く作品を届けられるよう、良い展覧会にできるように準備を進めています。

個展疲れもあってやや夏バテ気味…そんな中、白石一文さんの2年ぶりの新刊「一億円のさようなら」が届きました。
白石さんがこの2年間渾身で書かれた大作。時間のない中ですが、これは読みたい、読まねば!です。

「人間には、奇妙な夢を見て目覚めたときのように、自分がいまどこにいるのかわからなくなる時間がある」

「自分の立っている場所を失くすというのは、自分自身を失う事に等しい」

既に最初の10ページの中で出てくる言葉に、引き寄せられて・・・
| - | 13:34 | comments(0) | - |
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