YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
再会・・
4月・・新年度がスタートしました。・・が。花冷えの日が続いて、桜も咲きかけてこごえているようです。
この2日間、息子も「お腹痛い・・」と下痢が続き、熱はないのですが、元気がありません。温かくて消化のよいものを食べさせつつ、春休み最後に、何とか雪が残っていると聞いて、白馬へまた(今年は1泊だけですが)3日の早朝に出て家族スキーに行くのを、誰よりも楽しみにしているのは息子なのに、大丈夫かな・・とちょっと心配しています。
明日は大学の入学式で、滋賀県まで行くので、今日ばたばたと家族のスキーウエァーなどの準備したり、絵の発送もしたり、教材のリサーチに東急ハンズまで行ったり、また大忙し。でも、それも、息子の様子見ながら・・

明日はまた、新しい学生達との出会いやなぁ・と思いつつ、先週は、古きを温めた機会もありました。
22年ぶりの再会。
神戸の小学校を出て、父の転勤で引っ越した滋賀県彦根市で、彦根城すぐ横の西中学校へ入った私が、また引っ越すことになって中2の夏まで、思えばたったの1年半だったにも関わらず、とても温かい思い出をいっぱい持つことができた、そのときの親友が、大学時代と、そして彼女の結婚式に会っていらい、22年ぶりに来てくれたのです。
今は仙台に住む彼女(娘さんが神戸大学に入り、去年から神戸に下宿しだしたとかで、2月阪急の個展にきてくれて初めて会ってびっくりしたのでしたが)春休みに娘のところへ(彦根の実家にも寄ってから)やってきたからと電話をくれたので、私はもう声を聞くのも何年ぶりかと懐かしく、いくら忙しくても又何時会えるかもわからないし、2時間だけのランチだけれど時間を作って会ったのでした。
お互いお母さんになってからの色々な苦労を話しあうと、時の流れを感じましたが、時を経ても、優しくまっすぐな彼女に、また癒された私でした。
私が駅まで向かえに行った車に彼女を乗せ、駐車場にバックで入れる時、一生懸命後や左右を見てくれるので、『大丈夫よ」というと、「オハセどんくさかったから・・」と心配顔。
それを夜家族に話すと、娘が『お母さん昔からドジやったんや〜」と笑い転げられてしまいました。
姉とはよくけんかしながら両親の優しい笑顔・神戸の海を毎日眺めた幸せな小学校時代、温かい先生や友人たちに囲まれての彦根の中学校時代、まだ姉も母も元気だったその時代のあたたかな心の貯金が、その後色んなことがあったけれども、乗り越える力を私にくれたのだと思っています。

尊敬する仲島先生がいつも言われるように、だから子供達に、学生達に、たくさんの温かい心の貯金をさせてやりたいと思っています。
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