YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
輝く日に…2009.11.8

「輝く日に…2009.11、8」のタイトルで、先日届けた、心からのお祝いの思いを込めた私の作品です。
これが、結婚式式場に入ってすぐに飾られていて、一歩入ってホテルの方にどこで待てばよいかを尋ねようとした私は、あ…と。
胸が熱くなりました。

大変な日に、わざわざ会場に運んでくれた、二人の気持ちが嬉しくて…
| - | 21:11 | comments(2) | - |
輝く二人に感動の涙…

今日は朝からバスとJRを乗り継いで、神戸の西の端、舞子まで行ってきました。
須磨あたりから車窓には輝く海。
いいお天気になってよかった…

今日は、先日から時々書いていた、妹のようなホウキョウさんの結婚式でした。

由緒ある舞子ホテルの、とても古くかつモダンな和洋折衷の建物の中、小さなチャペルで約60名ほどが見守る前で、牧師様により厳粛なる式が執り行われました。
式場に着いた時は、ニコニコといつものホウキョウスマイル、可愛いウエディング姿で出て来てくれたホウキョウさんでしたが、長身でモーニング姿も似合う男前の新郎・ハヤシくんの待つ祭壇前まで、バージンロードをお父様がエスコート、誓約の儀式に入ると、ピンと張り詰めた空気…二人の緊張が伝わる思いで、私も緊張しながら、ホウキョウさんのこの大切な時に立ち会わせて貰った光栄を思いつつ見つめていました。神父さまによる誓いの言葉を復唱する彼女の声が、少しずつ涙に震えて…思わずこちらもこらえていた涙が溢れました。
(私の前に座ってらした、ホウキョウさんを娘のように思う彼女の上司・島田さんもそっと鼻をすすってられました)

いつもギャラリーに訪れる人たちに誰彼なく温かく接し、何事にも一生懸命話しを聞くホウキョウさんと、まだ何度かお目にかかっただけでも、とても温かい素直さが伝わるハヤシくんの、まさに人柄から来る素敵な輝きに満ちた門出でした。

この季節には珍しいほどの陽光のもとで、お庭で出席者全員での記念撮影後、披露宴でも、披露される二人に関するエピソードはどれも心和むものばかり。
極めつけは、最後に御両親に花束贈呈の前に、ホウキョウさん自身が読んだ御両親への手紙。
幼い日々のお父様お母様との温かな思い出は、ユーモアで笑わせながら、じんと涙を誘う名文で…
あぁ、彼女はそんな風に愛に包まれて育ったから、人にも温かい目を向けられるんだろうな…と納得。
そしてその彼女を温かく見つめる林君。彼は歳の離れたお姉様二人がいる末っ子長男で、可愛くて堪らない感じに受付に立っていた私に話されたお父様。うちの息子と同じで、よくわかりますと言ってしまいましたが、林君もまた、沢山の愛情を注がれて、あの人柄が形成されたのでしょう。

似た者どうし、きっときっといい家庭を築いて行ってくれると思います。

ホウキョウさんの名文に涙がぽろぽろこぼれながら、ふと24年前の、自分の結婚式、亡き母がまだ元気で、喜んでくれていた花束贈呈のシーンがよぎりよけいに涙。(実は結婚記念日は明日、来年からは毎年1日違いで記念日です)

沢山の感動を貰って帰ってきました。
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