YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
木工デザイナー三谷龍二さん温かトーク

アノニマ・スタジオから出版された、三谷龍二さんの出版記念展が、京都スフェラビル(京都・東山区縄手通りを四条から三条への中間辺り…初めて行きましたが、そこだけ北欧かイタリアのデザイナーズビルに来たかのようなお洒落なビル)の3階ギャラリーで開催中です。

三谷さんが、木工デザイナーで、福井から大阪・京都を経て松本で工房ペルソナスタジオを開設されるとともに、「クラフトフェアまつもと」の運営に当初から関わり、現代の暮らしと工芸の在り方を模索し続けて来られた方だったために、クラフトフェアへ出展したモーネ工房との交流が生まれ、今回の本の中にも、京都の章の中、「手とこころの関係」としてモーネ工房を温かい文章で、かつ的確に書かれていて、その関係でトークショーにモーネの井上由季子サンが、三谷さん・スフェラの若き社長さんと3人で出演すると聞き、何とかぎりぎりの時間で駆け付けたのでした。

本もトークも温かく、由季子サンと義兄夫婦から、「よう子サンは、子供3人育てながら教える仕事もし、時に病気がちなお父さんの世話もしながら寝る時間削って絵描きとしての制作もし続けてる、一人何役もこなして頑張ってるんです」と紹介された私に、「体に気をつけて頑張って下さいね」と、その時も別れ際にも言って下さったのが、義兄の言葉と共に、温かくしみて、じんと来てしまった私でした。

本は
「工芸三都物語 遠くの町と手としごと〜福井、京都、松本 暮らしの道具をめぐる旅」
三谷龍二 著
アノニマ・スタジオ

おすすめです。
| - | 23:21 | comments(0) | - |
大雨の中神戸へ- そして京都へ…
土曜日は、早朝から息子をサッカーの試合に送り出し、「名画を摸写」の課題用に沢山の画集を準備してNHK文化センター神戸へ車で向かいかけたら物凄い雨。雷も鳴って、グラウンドで試合しかけた頃の息子達を心配しながら走りました。
(結局試合は中止になり、ずぶ濡れで帰ってきたようでした)

NHKでの私の担当講座「大好きな絵を描こう」メンバーでの展覧会は、あちこち調べ、見にも行き、神戸新聞ギャラリーに決定。
NHK文化センターのあるJR神戸駅前から近く便利で、かつ海の見える自然光も入るいい空間なのに六日間42000円で借りれるのが魅力(なんでも、この春から、一般市民がもっと気軽に借りやすいように、半額にされたそうです)
あの、大波乱で思い出深い、1・17コンサートがあった、松方ホールの下です。

私自身は一応プロとして、今は個展はギャラリー企画で(ギャラリーが費用を負担)やって頂くので、お金は払わない(その代わり売れたらギャラリーに何割か入る-つまり売れなければギャラリーは赤字!-なのと、プロとしての展覧会レベルを求められるプレッシャーがあるわけです)のですが、お金を払って借りるギャラリーは、大体1週間で安くても10万近く、高いところは20数万もざらにあるので、全くの素人集団で楽しんでする展覧会だし、なるべく負担も少ない方向で(無料のスベースも見つけたのですが、とても小さなロビー横壁面だったのと、アクセスが不便で足の悪い方もいるので難しいかなと…)考え、いい場所に出会えたと思います。
貸しギャラリーでも、現代アートギャラリーとして、プロ・セミプロでないと借りれない、ある程度の審査があるところもあるし、その意味でも、誰でも借りる事ができて、すぐに希望の会期で借りられたのもよかった…

案内状もパソコンが使えるメンバーのHさんが引き受けてくれて、いい感じに盛り上がって来ました。私は前夜ぎりぎりで作った詳細プリント(8/27〜9/1の会期・時間・搬入搬出の段取り・会場当番など…)を配布。
若手から年配まで様々に、でも自分らしい絵を楽しんで描く方々の、“絵がもたらす素敵な元気”が伝わる展覧会になるのではと、思います。

そして講座後にギャラリー島田に寄り、(B1F空間で開催中の、須浜智子さんの陶器は前から好きで、今回はさらに広い空間で水を得た魚?のように、みずみずしさ満開でした)
詳しくはギャラリー島田ホームページに・・http://gallery-shimada.com
そして・・一旦帰宅してからまた京都へ…
| - | 23:21 | comments(0) | - |
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