YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
削ってはいけないこと
昨日は締め切り迫る大作の制作に夕方まで大學につめた後、一旦帰宅して家族の夕食準備して慌しくまたAMM(芦屋ミュージアム・マネージメント)のミーティングに参加。
おととし芦屋市が財政難のため、美術博物館を民間委託する、委託先が無ければ休館または売却すると発表、小規模なりの文化的風情のある(そして日本の現代美術のさきがけ具体美術の地元ならではの豊富な収蔵品がある)美術館をなくしてはいけないと、市民グループが始めた署名を、私も大學で先生方に書いてもらったり、調度芦屋ギャラリーRで3人展をしたので、会場に用紙を置いて、署名してもらったり、小さな抵抗を試みた。
こういう時代だからこそ、心豊かに・・文化・芸術への予算を削ってはならないと思う、でも悲しいかな日本各地でそういう事が起こってきている。
AMMは美術館の運営業務委託を市からうけるため、特定非営利法人(NPO)として申請し20日晴れて認証をうけ、市民が主催する団体として公立美術館を運営する「市民のための美術博物館」のモデルケースとなることを目指す。皆、忙しい中時間を作って、ボランティアで熱く頑張っておられる。
市民ではないが、近くにいる美術家の一人として、微力ながら貢献できれば・・・と忙しくて参加できない時も多いけれど、私にできる形で参画しています。
*書いてるうちに日付が変わり、文章中の昨日はおとついです。さあ今からまた制作!
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