YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
ホスピタルアートに見る希望
18年前、母が死の宣告を受けたときに、僅かな延命の道を探るべく藁にもすがる思いで色々な本を読みあさった中で「ホスピタルアート」という言葉に出会った。母亡き後も、自分が関わるアートという物が病気の人の心や(それにより体も)癒す可能性に少しの希望を見出す思いで、おととしアーツプロジェクト(医療現場における患者やその家族、その他医療に関わるあらゆる人々に対して、様々な領域の芸術活動を提供する事業を行い、アートの力をもって病院などの医療機関を改善し、より快適な空間作りを目指して活動する団体〜ギャラリー島田・島田氏の言葉より)に出会った時にはすぐ賛同人として名を連ねた。
昨年末には、NPO法人として認可もおり喜んでいた矢先、この春代表のIさんが急逝、一時はアーツプロジェクトの存続も危ぶまれた。が、残った森口ゆたかさん(現代美術家)らスタッフや支援者の力で、近くシンポジウムが開かれることになった。少しでも多くの人が参加し、ホスピタルアートを知ってもらえたら・・と思う。
 
シンポジウム「アートと医療の出会い ホスピタルアートの視点から」
9月26日(月)開場18:00開演18:30 京都造形芸術大學 春秋座

私もO大學の午前の授業を終えてから、西宮からかけつけます。
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