YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
3.3 神戸から京都へ…

少し春の風感じながら一日駆け巡りました。

朝は、明け方まで受験勉強して寝ていた息子に朝食と指示書きおいてNHK文化センター神戸へ。「大好きな絵を描こう」講座和気藹々と、また井上教室講座生秋の展覧会の相談もしながら指導。骨折の足引きずりながらも来てくれた年上生徒さんもいて、またこちらが元気貰ったな…。

12時半終了し、神戸駅から新快速に飛び乗り京都へ。地下鉄乗り継いで京都市美術館。先輩や友人ら出品の独立春季展。今回は昨年亡くなられた芝田耕氏の遺作展の部屋もあり、一つの時代を感じました。
(私も、大学4年で初入選してから2000年にフリーになるまで20年所属した会派です)。

またバスに乗って上終町の京都造形芸大へ。学内展示の卒業制作展。最初どこをどうやってと迷いかけ、受付スタッフにマップ貰って、あとは要所要所にいる学生スタッフに聞いて下さいと。
美術館なみのラウンジギャラリーからギャラリーオーブへのひと続き。オーブ前は吹き抜け空間もあり、高い天井から吊す大作は圧巻。その背後にヤノベケンジ氏のジャイアントとらやんが立ってるのは反則?販促?
何だか横浜トリエンナーレなみ…神戸ビエンナーレより上かも…の規模。
そこからまた上に上がって抜けて、私も夏休みに通信の方教えたNC棟へ。洋画・日本画、染織テキスタイル、途中横の棟にも抜け立体造形や陶芸…目が回りそうになりながら階段昇り降り歩き回り…受験直前の息子の夕食作りに帰る時間気にしながら…走るように。、

たまにこれで卒業制作でいいの?と思うのもありましたが、レベルは高い物が多く、特に大学院生は見応えがありました。

洋画教授の奥田君(芸大同級生で、5月にまた京都・ギャラリーa企画Breeze5人展でご一緒します)に出会い、最後にこども芸術学科の展示棟にも案内して貰って、お茶飲んでったらと誘ってくれる奥田君にありがとう、でも急ぐしと失礼して、またバスに飛び乗りギャラリーa・黒川彰夫展。
黒川先生夫妻と久しぶりに歓談、オーナー村上さんとはBreeze展の打ち合わせも、ちょうど来られた精華大学洋画教授・生駒さんも久しぶり、(見た目は厳ついひげづらながらめちゃ面白い方)とも慌ただしい時間の中、各大学卒業制作展の情報交換。
美術館でも造形芸大でも、知人作家さんや教え子やら思いがけず沢山出会い、ほんとに濃く、駆け抜けた一日でした。
いい刺激貰ってまた明日から頑張らないと…。

画像は色彩オンパレードの部屋から次に入ったら白一色が印象的だった染織テキスタイルのある一室です。
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