YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
人生は限られた時間、今何を大切にすべきか

画像は一昨日また朝作って飛び出した、かなり大雑把なオムライスとサラダ(切り落としスモークサーモンと牛蒡の)、量の多い食べ盛り息子や年頃控えめの娘に、ケチャップで名前書いて…以前は顔描いたりもして忙しい中にも楽しんで…。

人生が限られた時で、終焉は突然にやってくる…
それは本当に予期せぬ思春期の姉の死や、20代の母の死で、痛いほど思い知らされた。

田中好子さんの突然の訃報…
キャンディーズのスーちゃんは、まさに私達の青春時代に絶頂期に素敵に引退、でもその後に女優として復帰されてからも、私にとっては、吉永小百合さんとともに、日本女性らしい奥ゆかしい美しさと芯の強さを併せ持つ、時にちゃんと社会的メッセージも発し運動にも静かに関わる(小百合さんは原爆詩朗読、スーちゃんは飲酒運転撲滅への映画やCMに)姿勢にも、尊敬し大好きな女優さんでした。
塩屋俊監督の「0(ゼロ)からの風」無免許飲酒運転で最愛の息子を奪われた母がそのあまりの刑の軽さに運動を起こし風を起こしていく実話を主演熱演された姿は、今も記憶に鮮烈です。

実は京都芸大時代、クラブやガイダンスのコンパで、一人では芸などできない私が、今のY3仲間(デンマーク在住作家YUKO・モーネ工房由季子とのトリオ)でキャンディーズや鬼のパンツをやっていたのでした。
卒業後20年くらいして出会った洋画の大先輩作家に、コンパでキャンディーズやってた子やねって覚えてられてびっくりした事も。

私がスーちゃん役でした。

母と同じ55歳のガン死、そして私も母と同じくそれくらいまでの人生かもといつも時間と戦うように生き急いできました。

とても悲しい思いとともに、今、本当に大切な事は何か、見極めながら限られた時間を生きたいものだと反省とともにまた痛感しています。

昨日は朝から東北の方々の記事に涙し、また体調悪くなって微熱とともに色々と思い悩む事もあり、
最後にスーちゃんの訃報に涙…
たくさん涙が出てしまいました。
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