YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
久しぶりに本屋に寄り…

一昨日、ちょっとお医者さん2ヶ所ハシゴだったので(そして昨日と今日は家で安静にとの事だったし)本屋に久しぶりに寄り、雑誌を3冊買い込んで帰りました。昨年、あまりに忙しすぎて延ばし延ばしにしていた内科での検査と、もひとつは皮膚科で小さな皮膚腫瘍切除手術。多分良性だろうけど、とっておいた方がいいと言われながらやはり1年過ぎてしまって、寒い時期の方が術後化膿したりしにくいとの事で、思いきってお願いしました。(本当に小さな切除なのでご心配なく。)
O大学の授業もまだあるけれど、S大学の方は終了し、展覧会も今2ヶ所に小品出していますが、ギャラリーにお任せできるので、2月の5人展(京都)・2月〜3月息子の中学入学前物品予約やら諸々と、卒業式やお別れ会などバタバタ続くまでにと。

1冊めの『美術手帳』-芸大生時代からよく読んでいましたが、 ちょっと重いしちょっと高いので書店には申し訳ないけれど若い時は立ち読みする事が多く、ここ何年かはあまりに時間に追われて書店にゆっくり立ち寄る事もままならず…
12月の個展中に、来て下さった先輩作家の話しに出てきた今活躍目覚ましい若手作家M君、『美術手帳』に続けて取り上げられてたやろ?…で、美術手帳ってまだ健在なんや(美術出版社さんゴメンナサイ)と、久しぶりにちゃんと購入。
いま読むべきアートブック300という特集…現代若手日本画家・松井冬子を作った13冊-哲学・美学の研究者だった祖父から奨められた本とか…
今年のベネチアウ゛ィエンナーレ・日本代表作家に選ばれた、やなぎみわを作った10冊…テクスト世紀末、倒錯の偶像、安部公房全集などなど…
なるほど、現代アートの若き女性トップランナー達は、20歳頃からこんな難しい本を読んでいたのか…と。
兵庫出身32歳の写真家、津田直が選んだ10冊と、作品画像に、12月資生堂ギャラリーで開催されたという「SMOKE LINE 風の河を辿って」見てみたかったなと思いました。

ちょっと重い内容の気分転換に、大阪・京都・神戸の美術館を特集したRicher(リシェ=大人の女性向け雑誌)
これが、写真が大きく綺麗で見やすくわかりやすい。「美術館の裏側に潜入してきました」のページは、よく知る兵庫県立美術館の木工室・修復室・操作室(レントゲン室!?)などや、学芸員さんこんな事もするのかと中々興味深かったです。

そして、「天然生活」
-季節をていねいに楽しむ、豊かな家時間の過ごし方-の2月号に、モーネ工房から巣立ったかえるちゃん=松本朱希子さんが載っているので、思わず…
「はじめまして。『かえる食堂』です」(主婦と生活社)の本が大好評のかえるちゃんが、彼女らしく続ける保存食作り。ページを開くだけで温かな雰囲気が伝わってきます。
今回の天然生活には冬の保存食。2月末には「かえる食堂の保存食」が出版予定だそうです。
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