YOKO'S SCENE

木曜は朝9時10分からデッサン、午後も絵画２のこれはモデルを描く油彩の指導があり、5時過ぎまでフルタイム授業の日。さすがに体は疲れたりするのだけど、頑張る学生の作品それぞれに、その個性にあった、個性を伸ばせる指導を考えながら話をし会話のやりとりをしていると、「教えることは学ぶこと」というセオリーをつくづく実感する。
50人いたら50人それぞれに、違う表現の仕方をしているし、未熟な描き方をしている一方でこれは・・と思える色彩表現をしていたり、大胆に面で捉えていってる子がいれば、細密にリアルに描写していくタイプもいる。
こうでなければ、というのはないのだから、そのつど頭を切り替えどう完成させて行くかをともに考え、でもできるだけこちらが言い過ぎずに学生に答えを出させるように・・・頭をくるくる回転させ楽しく会話もしながら、毎回新鮮な発見がある。
そして、若い芽はときに思いがけない方向へ一気にぐぐっと伸びたりするのがまた面白い。

そうそう、いえちょるのぉ。同感、同感。
わしも今、四大学教えに行っちょるが実感！
ほぇじゃけど、わしら、頭クルクル回転させてもつむじはふたつにならん。なんでかのぉ？才能かのぉ？

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