YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
アンドリュー・ワイエス・・・思いがけない再会
先日、書店に立ち寄って、、それは何を探そうとしたのかも忘れてしまうほど何気なくであったと思うのですが、美術書のコーナーにて、引き寄せられるように「アンドリュー・ワイエス」の画集に出会い、固まってしまいました。
何を隠そう、私は、高校時代にこのワイエスの画集(それは古い物でしたが)を当時美術科教師で担任でもあった井上直久先生(今やイバラードの画家として有名ですね)に見せて頂いて、身体に電流が走ったような衝撃を受け、芸大を目指す要因となったといっても過言ではないのです。

こんな絵が描きたい・・・

そのワイエスとの、思いがけない再会。
学生時代に洋書店で買った古い画集は持っているものの、再会したそれは見るからに新しく、色も鮮明で、今までに大学や図書館で見た他の画集たちとも違っているし、何より見たことがなかった絵も載せられている。これは、無理してでも買いなさいと、神様が言っているに違いないと、そこに一冊だけあったのを買って帰りました。やはり最近出版されたばかりの物でした。

リアリズムの追求だけではなく、逝ってしまった人(彼の場合それは28歳の時、突然の事故で亡くなった父)を思う喪失感が根底にある
人の存在自体を描かずに,存在感を描いているものが多い、

ワイエス本人とも交流し取材したという著者の解説文に、高校生の私がワイエスの絵に惹きつけられたわけがあらためて分かった気がしました。
私の、芸大時代から今に至るまで、制作の原点にあるもの、何年の月日を経ても消えることのない大きな喪失感‐姉の死‐から2年後に出会ったワイエスでした、、、
今この時期の再会は、何か深い意味がある気がしてなりません。



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