YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
ありがとう…私の足長おじさん
大学4年の時、全国公募展に初入選果たし大学院へ進む決心もして、アルバイトで貯めたお金で貸しギャラリー(京都寺町三条下るギャラリーF)を借り初個展をしました。でもギャラリーが場所代も案内状も費用負担しリスク背負ってくれての画廊企画での初個展は23年前、1991年海文堂ギャラリーでが最初でした。当時とにかく生活厳しく、自分が教える仕事で得た収入も、毎日切り詰めても生活費に消えていたから、画廊が負担して下さっての個展実現は生きる希望を貰う思いでしたが、一方で全く売れなかったら…画廊が赤字になるしもう二度とさせて貰えないだろうとの大きな不安とプレッシャーもあったのです。
その初個展搬入陳列作業中にいち早く見にきて下さって2点、3点と買いあげて下さったのがKさんでした、後から聞いて…言葉に尽くせないほど感謝でいっぱいになりました。
2年後の個展でも…
「足長おじさんやね」S社長に言われ本当にそう思いました。
まだ若く名もない…今後どうなるかもわからない画家の絵を、そんなふうに買って下さったのは何よりのエール。また次の画材も買え、次に繋げていけた…。
阪神大震災では会社が大変な被害受けられて「もう大きな絵は買えない」と小さなドローイング買って下さったりも有り難かった。そして最近はもう高齢になったし持ち物は増やせないと…でも個展見に来て下さるだけで有り難かった…
今、神戸・ギャラリー島田1階で開催中の「海文堂生誕100まつり」実際には昨年9月末に100年を前に惜しまれながら閉店した海文堂大好きだった方々で毎日賑わい、各新聞にも取り上げられてるそれに、ゆかりの画家として「この場所があったから…」とのタイトルで、最後の日の海文堂を描いた小さな作品を出品しました。さっきその作品が売れましたよKさんですよと連絡が入り…感激しています。80歳、もう絵は買わないと言われてたのに…
私の足長おじさんに感謝…、いい絵を描き続けなくちゃと思います。
(海文堂まつりの売上はギャラリーも作家も利益取らずに、今Hさんが準備中の海文堂の本出版費用にあてられます。それに絵が役立てたのも嬉しい)
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