YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
小さな絵から広がる世界

依頼受け、ひときわ小さな絵を、何枚か描いています。
新聞連載小説「記憶の渚にて」白石一文さんの小説に挿絵を描いていた毎日は、葉書より少し大きいくらいの絵を毎晩…
それよりは大きいけれど、葉書2枚よりは小さい、でも大作と同じくそこには私の世界が広がります。
小さな絵を依頼されても、それは自分の作品として出すのだから、手を抜いてはいけない・・・亡き恩師・三尾公三先生の言葉を思い出しています。

土曜はNHK講座で、また真摯に頑張る皆さんを指導。それぞれに絵に向かう姿は、そのまなざしは、とてもまっすぐで、やはりこちらも元気を貰うし、絵がもたらす素敵な力を感じます。こんな社会状況の中、なおさらに。

(日曜は、朝から地域の防災部会、夕方からはマンションの理事会、間にも雑用に追われ時間はあっという間に…)

そして今日は朝から大学授業、午後からも合評会に。マスクに換気、教室前後にはアルコール消毒、気を使いながらも、真剣なまなざしで絵に向かう学生らには、こちらも真剣にアドバイス。(それから私もアトリエに走り制作)

其々に、小さな絵から広がる世界は、一人一人はてしなく大きい・・・
そう思います。
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