YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
画材メーカー・ターナーさんの色々なBlue
無事、息子も熱下がり元気復活。学校へも行きひと安心です。(心配下さった方々、ありがとうございました)

で、小学校へ送り出してから、今日は朝一番から大手前大学で「表現技法」の授業。
簡単で、でも応用次第で可能性の広がる技法の色々を毎回体験して貰い、できた物を今後の色んなジャンルでの制作の発想に役立てて貰う為にファイルにまとめていき最後に提出(もちろんすぐ返します)させます。

簡単なフロッタージュ(擦りだし技法-壁や床や、木の表面やマンホールの蓋、ロッカーの通気口、机の上の硬貨や紙…色んな物に紙を当てて鉛筆・色鉛筆・チョーク・クレバスなどで形を写しだすのですが、学生達が意外な面白いモチーフ見つけ出したりして、さまよう姿も面白い・・)から始まって、オートマティックに予想外の形ができる、デカルコマニー(絵の具を絞り出して紙を折り畳み転写する、あの不思議な形が心理テストにも使われるもの・・)やマーブリング(昔は墨流しと言われてた、水の表面にインクや墨を流して大理石模様のような手書きでは出せない模様を紙に写しとるもの・・)などを既にやってきて、後半はマスキング技法やスタンピングやコラージュなどもするのですが、折り返し地点でのメインに、マチエール(画肌)とテクスチュア(素材感)作りがあり、昨年は、アクリルのメディウムに各自で工夫して色々まぜこみ沢山の見本を作って貰い、塩やメリケン粉など持ってきて混ぜる子、透明ストローを細かく刻んで混ぜる子、砂や葉っぱや彫刻の部屋の粘土の破片を細かくして混ぜるなど、色々やってくれました。

今年はその自作マチエールの前に、画材メーカー・ターナーさんの協力で、色々な絵の具の組成や、何故艶消しや艶有りにになるか、新しい画材がこんな所にも使われているなどなどの、スライドレクチャーと、色んなメディウムを無料でふんだんに使わせて貰って実際にマチエールやテクスチュア作りをキャンバスボードにつくる講習を入れさせてもらい、今日無事終了。

色々画材店にはあるメディウムも、使って色も混ぜたり試してみて初めて、その質感もわかるのですが、でも、お金のない学生達には色々買って試す余裕は中々無く、こんなに沢山のメディウムや絵の具を自由に試せるのは至福のひととき。余裕あると思った授業時間のぎりぎりいっぱいまで、試作を重ねる学生も多く、よかったなあ…と。
それにメディウムへの疑問・質問を、学生以上に投げかけ、答えて頂いた私や授業を手伝ってくれてるTAのKさん(卒業生で作家活動も頑張っている)も、とても勉強になりました。

そしてターナーさんが持ってきてくれたそれは沢山の色々なBlueの絵の具に感動…思わず見入ってしまいました。

ターナーHさん、本当にありがとうございました。

*ターナー色彩さんは、芦屋美術博物館で月一回開催される「美術館で美術クラブ」にも、画材を無料提供してくださっていて、場所代としての1回1000円の会費で、画材は使い放題で手ぶらで行って楽しめます。
新しいメディウムや画材を試したい方にはいいですね。
次回は6月28日(土)午後1時〜4時だそうです。
(私は中々土曜も所用ばかりで参加できないのですが・・)
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